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犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa

  • 2015年3月29日

『我が軍』

経済は戦争の対極としてではなく、その一部として存在する。

  • 2015年3月29日

表現の自由

<表現の自由>は逃げない。逃げるのはいつも<表現者>だ。

<自由からの逃避>も表現できるから。

  • 2015年3月29日

戦争機械

ジャーナリストが
ジャーナリズムにプロが必要だと考えている理由は
表現の自由を維持するためには
スポンサーに取材費を負担させる
資格(優れた情報収集能力と分析力に対する)が必要だと考えているからだろう。
プロのデザイナーにクライアントがいるように。

しかし、ジャーナリストの表現の自由には限界がある。
解雇されたら仕事がなくなる怖れを自ら克服する自由が
最初に除外されている専門分化の階層構造に住んでいるからだ。

資金を提供する側が最終的な意思決定力を持っているかぎり
すべての専門分化を自負する人々に、プライムデザインは存在していない。

そして、軍隊のない資本主義が存続できない政治指導者たちの怖れから
見えない戦争機械は、日常的に無意識に広範囲に製造されて
インストールされている。

つまり、あらゆる職業がいずれ絶滅するように
宇宙のテクノロジーが漸進的変化を遂げていくなかで
名誉と生活費を稼ぐ専門家たち、つまり戦争機械は確実に黄昏て行く。

それを危機的に感じないのは、
<unknown>を自覚した無数の群れにいない自律した個人である。

無力な専門家がうごめきながら死に絶えていくこの地球惑星は、
遠隔操作される火星よりはまだ希望がある。

  • 2015年3月28日

二重性

感じたことをいかに隠せるかを
学ぶのは、早い時期だ。

本に書いてあることを
いかに自分の考えとして表現できるかを
習得するのはそれほど難しくない。

これらの二重性は、群れとして生存するための
条件反射から形成される。

独創性は、この表面化させたくない内面の葛藤なくして
引き出せないのではなく
群は統合された宇宙の知性には到達できないのである。

あるがままの存在は
いたるところに存在しているにもかかわらず
それらに包まれて生きる場を
人々が自ら拒んでいるシステムがあるかぎり。

  • 2015年3月27日

客観的エスプレッソコーヒ

エスプレッソコーヒを飲むと
その刺激がどれだけ強く激しく依存する関係を生むことを理解するには
エスプレッソコーヒを3日間だけ飲まないで生活するときの
激しい偏頭痛を経験しなければならない。

しかし、激しい偏頭痛の原因を
その刺激と関連づけることができない場合
人々はコーヒを再び飲み続けるだろう。

だから、心が敏感で感覚的に澄んでいるときに
エスプレッソコーヒを飲む重要な実験はほとんど困難なのだ。

この操作主義の実験には、外部と内部の観察者が必要だ。
先週私は、幸運にもその両方の実験に成功したばかりだ。

  • 2015年3月26日

時間

人がそれぞれの速度で歩くように
それぞれの時間が過ぎていくように見える。

異なった自己を発見すると、時間も入れ替わっている。
朝起きた起きた時、昨日までの時間と同一であるとは限らない。

しかし、時間自体の速度は生きている間は
分からないようにデザインされている。

  • 2015年3月25日

バージョンアップからの離脱

シナジェティクスは
幾何学をバージョンアップしたのではなく
それを陳腐化したように
包括的な思考は、しばしば
惑星地球上の古い思考形式を支えてきた諸概念を
絶滅させる思考のテクノロジーを発見する。

それらの絶滅は危惧すべきではなく
その起源とともに忘却できるのである。

新たな生存形式との調和のために。

  • 2015年3月24日

絶滅(extinction)について

ある技術がそれまでの技術を陳腐化すると
発明(invention)と言われる。

ある概念から社会的にも新たな価値を創造すれば
変革(innovation)と言われるだろう。

ある生物種が滅びると絶滅と言われる。
ある言葉が使われなくなると死語と言われてきた。

人間は、他の生物が絶滅した後に誕生し、
さらに他の生物を絶滅させてきたように
人間を絶滅させるために開発された核分裂兵器の性能を
より高性能にするための原子力発電は
廃炉にする技術もないまま、税金で製造されているが故に
絶滅させるべき技術であると同時に
原子力発電という概念は死語にするべき言葉である。
(水蒸気でタービンを回転して発電しているかぎり
発電の基本構造は蒸気による蒸気機関である。)

反核や反原発からは、発明や変革は生まれない。
絶滅(extinction)は、それ自体が先験的な宇宙のテクノロジーである。

  • 2015年3月23日

観察者

未知なる存在は、
自然に含まれるが
自然は、
さらにシナジーに包括される。

部分から推測できないシナジーの働きを発見するまで
観察者に<全体>が存在しないのではなく
観察者が<全体>に含まれるまで
不可欠な<部分>は存在しないのである。

  • 2015年3月22日

非物質化

理解が物質化された瞬間とは
シナジーによる非物質化の瞬間でもある。

それらは相補的で同時的な稀有な共存である。

  • 2015年3月21日

産業

経済が優先という考えが、産業の進化の過程で著しい障害となる。
これほど根拠のない、しかし、大多数に支持される考えはない。

産業は、少数の人々のアイデアと直観から膨大な富を形成している。

  • 2015年3月20日

ハードウェア

3Dプリンターは日本の金型産業を破壊するために
CADと共に開発されてきた。

3Dプリンターは
アジア人の手という思考する精密機械と
絶縁させるために工作されたのである。

アイデアのコピーレフト化よりも
ハードウェア全般の自由化へのイニシアティブは
人間がより自由であるかどうかにかかっている。

  • 2015年3月19日

物質化された瞬間

テンセグリティは美しい。
張力材が数カ破断したテンセグリティはもっと美しい。

誰にも気づかれないように、ほとんど元の球状を維持している。

局所的な、しかし決定的な破壊に対する概念の牢獄から解き放たれて
部分と全体の絶えざる不可視の相互作用を感じとれたなら
張力の理解が物質化された瞬間がやってくるのである。

  • 2015年3月19日

黄食人種

ウリ科のカボチャは、白い皮の伯爵がもっとも美味しいのは
糖分が多く含まれているからだろう。

カボチャの種は、初夏にコンポストの近くに
無造作に植えても簡単に発芽しはじめる。

夏の終わり頃、一個の種から平均5個程度のかぼちゃが収穫できる。
カボチャを栽培すると雑草がほとんど生えないのは
茂った雑草に覆い被さって、分厚い大きな葉で太陽光を遮り
その成長を阻むほど強い植物だからだ。

誰でも容易に無農薬自家栽培できるので
私は朝食用の豆乳入りのカボチャスープにしている。
どんな野菜よりもカボチャを食べるので
カロテンやビタミン類を経済的に摂取できているだけではない。

人類が生物学が発見する前に、酒を醸造しなかったどんな民族も存在しない。
深い圧力鍋でカボチャをほぼ丸ごとを短時間で調理できるから
カボチャと酵母菌から焼酎を簡単に醸造する方法もある。

酵母菌は糖分があれば何でも酒にする。
雑穀類、ジャガイモ類、とうもろこし、樹液、蜂蜜、果汁から
平均60%のアルコールが収穫できる。
(無濾過の焼酎を水で薄めて30度以下で製品化するのは
アルコールの度数に比例した酒税法のためだ。)

カボチャは長期間保存できる野菜である。
メキシコの洞窟の紀元前7000~5500年の地層から
カボチャの種が発見されている。
先人たちもほとんど同じ理由と方法で生きていたからだろう。

こうした黄食人種はきっと火星でも、再現されるにちがいない。

  • 2015年3月17日

ステップアウト

社会の生産性と不可分な形態美から逸脱する方法なくして
峻烈な原理の探査方法が確立できないならば、

美的価値が新たな機能の形成後に生まれることを
知るだけではなく
メタフィジックスからの物質化を企てるために
群れから遠く離れた場所にいなければならない。

  • 2015年3月17日

模倣

バックミンスター・フラーのシナジェティクスモデルを再現するより
シナジェティクス原理を模倣するほうがはるかに知的である。

宇宙の原理は、非人格的で
そして
非形態的であるから。

  • 2015年3月16日

そして、破壊へ

安定した構造をデザインする最良の方法は
自らそれを破壊する実験から生まれる。

  • 2015年3月16日

経済的

お金をより使わない暮らし方を支えている人々は
経済的とは言えない暮らしをしている。

より安く生産する側は
知恵と物理的な手段がいるので
大抵は経済的ではない方法に陥っている。

  • 2015年3月15日

雑草を食べない牛

人間が牛を食べ始めたから
牛は雑草ではなく
穀物を食べ始めたのではなく
アマゾンの森林は大豆畑にされ始めたから
中国人が牛肉と大豆を買い占めたのではなく
人間が直接大豆を食べないように
そして、人間が牛のために雑草を栽培しないように
モンサント社が雑草よりも
大豆の遺伝子組み換えを始めた訳でもない。

牛は本来穀物を好んでは食べないことを
そして、その苦しみを人間が無視したからだ。
大豆を食べない人間が
雑草を食べない牛をお金にしているかぎり
植物と人間の関係の生態学的な無知から
すべての食料不足が生産されている。

石油埋蔵量の間違った刷り込みから
ハイブリットカーが生産されたように
肉食も人類の食の自発性から形成されていない。

  • 2015年3月15日

シナリオ生活

生きているときに
忘れているのは
生きているだけで
十分に幸福であるという瞬間である。

他人を利用していながら孤立する複雑な人々は
より大きく彼らを支配するグランチに依存する生活によって
幸福になれるという幻想に浸り続けている。

  • 2015年3月14日

直観期

絆どうしは絶えず未来について語り合うが
<半減期>の未来とは無縁だ。

未来で再開するのは、愛情ではなく
放射エネルギーの渦にすぎない。

絆は愛情を騙すエネルギーに変換されていることに
気づかないほど、われわれの<直観期>は確実に衰退している。

それが原発で被曝する前からだとしたら
敗戦の構造の現れにちがいない。

  • 2015年3月13日

一番騙し易いのは、弱い自己ではなく脳である。
感じないようにしている場所が騙されるのである。

脳は言語というフィルターがない場所を求めている。

  • 2015年3月12日

失敗しないシステム

被曝の報酬は除染の仕事だ。
それが一番うれしい人々は
原発を再稼働して、復興するだけでは物足りない。

地震の予知をしながら
オリンピックをしたいのだ。

それらのすべての報酬を税金で支払う
失敗しないシステムは
原発が爆発してもふたたび自然災害にできるから。

  • 2015年3月11日

もう一つのテクノロジー

国内の空中での核分裂の実験は
ヒロシマから始まってフクシマで完成した。

目的がどうであれ、基本的なテクノロジーの作用効果は
大気圏内の爆発に伴う殺傷可能な放射エネルギーと
被曝物質の拡散によって、長期的に証明できるのである。

生命圏の修復にかかるすべての修復費用と
生物的な損傷を十分に修復するための開発費用とを
負担する<もう一つのテクノロジー>がないま、
核分裂の再開を議会制民主主義が採用する場合、

生命圏の修復にかかるすべての修復費用を除外する
テクノロジーを解体することは、
科学的知識とモラルを欠いた政治家や専門家ではなく、
そして、科学者の課題ではなく、
もはや法律ではなく、
個人の想像力なのである。

想像力こそ、自然からハッキングされた
原初的なテクノロジーである。
あまねく宇宙では、それは
重さのない誠実さ(integrity)に変換可能である。

2015.03.11

  • 2015年3月10日

シナジェティクスの操作主義

構造とパターンを相互に調整する言語は
シナジェティクスによる
新たな操作主義である。
その言語は数学言語に翻訳可能だ。

デザインサイエンスは
最も効果的な構造とパターンを物質に変換する
すべての方法に関わる。

このシナジェティクスの操作主義の有効性は
もっとも知的なプロトタイプで実証されるだろう。

時間とエネルギーと物質を最小化した
トリムタブとその形成方法において。

  • 2015年3月10日

モデル言語

シナジェティクスに解説はいらない。
原理を発見するのみである。

それを物質化するすべてのプロセスに関わる
デザインサイエンスは
原型を3Dプリンターで担うプロダクトデザインとは
大きな違いが生じるだろう。

モデル言語の形成はメタフィジクスの側にあって
3Dプリンターやかつてのモックアップには依存していないからだ。

シナジェティクスとデザインサイエンスとの境界線は
モデル言語の形成によって原型を物質化していく行為によって
より曖昧になるのである。

原型の物質化は
Doing more with lessを加速する数学によって統合される。

  • 2015年3月 9日

包括性

自然はテンンセグリティ原理を
細胞の構造にも筋膜と骨格との相互作用にも応用してきたが
建築家は人類の住宅の基本構造への応用は不可能だと考えている。

テンセグリティ原理の発見からその応用の可能性が
決定的に遅延させられてきた原因を知る機会が乏しいのは
自然の構造を専門分化するその方法が影響してる。

テンセグリティほど
知の包括性を内包している構造は他には存在しない。
それゆえに、自然を分割した専門家によって
未だに構造解析ができないのかもしれない。

航空力学は、死の危険を伴った無数の有人の飛行実験から体系化された。
構造解析には実験の結果を
論理的に解析する以上の機能はないのである。

もっとも重要な構造のモデル言語は
構造の解析行為からは生まれていない。
構造を支配しているのは、自然の構造を定義するメタフィジクスである。

  • 2015年3月 8日

有用性の進化

テンセグリティシェルターは
超軽量で、組立と分解が容易で
断熱性と耐候性、強度と剛性があり
そして、経済的に維持できる
自律的なエネルギーシステムを備えている。

それが、人々の生存にもっとも有用であるからである。

大規模な緊急時に移動に鈍い哺乳類は絶滅する可能性がある。
テンセグリティシェルターは緊急災害用としてデザインされてはいないが
短時間にモバイル可能である。

しかし、住居のモバイル機能の有用性は
ライフスタイルからよりもテクノロジーの進化の非同時性によって
引き裂かれている。

99%の人々は、地震と津波の怖れから
バージョンアップした鉄とコンクリートの壁の部屋を
これからも選ぶだろうから。
-------------生き残りをかけて洞窟に再び帰るのだ。

  • 2015年3月 7日

非同時的な飛躍

理解には越えられない固有のタイムラグがある。

毎日少しずつ努力するのは儒教的な習慣であり
真の理解にはそれほど効果はない。

目的に接近する生産性を改善するよりも
目的に接近する方法に変化が生まれる時に
必要とされる物事の形成に飛躍が生まれる。

しばしば真の飛躍は
人間の考えた方法を超えた時にやってくる。

そして、その構造と意味の劇的な変容を理解するための
不可避なタイムラグが生まれる。

非同時的なタイムラグこそが生命の解体期間だ。

  • 2015年3月 6日

概念の死

新しい経験から新しい概念はすぐには生まれないが
優れた研究開発のほとんどは
先行する概念の破壊過程に関わっている。

その作業履歴は、結果よりも重要である。
なぜなら、自然はどのプロセスにおいても
自らをけっして陳腐化しないから。

  • 2015年3月 5日

テンセグリティシェルターの
張力の調和のために
風(時には嵐)は不可欠である。

テンセグリティにおける外力を分散するときの
システムに調和した振動数に変換する機能こそ、
張力と圧縮力によるシナジーの物質化である。

自然の構造は動くことでより安定する。
この楽器の演奏者は、その住人ではなく風である。

結晶構造でさえ、結晶格子が振動しながら
自ら電磁波(Thermal radiation)を発生する。

  • 2015年3月 4日

コズモグラフィー

自分と自分以外のすべて以上の
物質と生命は存在しない。

鉛筆と消しゴム、磨り減った机、
埃や岩石、自転車の影、
遠くの錆びた戦車と近くの靴底、
真夏の雑草の表面温度と地表温度、
そして、汚れたラジエータや測定した北風と
爆破された偶像や見えない太陽黒点すらも
<自分>以外のすべて。

そのすべての環境に関心が向けられる時
すべてを包み込む関係が生まれる時が
<宇宙の中の人間>が始まる瞬間だ。

自分を内部と外部から非同時的に見る
コズモグラフィーによって。

  • 2015年3月 3日

自然のデザイン

計画的な改善は、やがて発明へと開花する。
しかし、予期しない原理に導びかれる過程で
はじめて自然のデザインの存在に気づく。

自然のデザインを深く理解するには
しばしば社会的言語との絶縁とその苦痛を伴うだろう。

しかし、この自覚の芽生えから
再び予期しない計画的偶然に出会えるように
探査に伴う孤独さえも受容できるにちがいない。

  • 2015年3月 1日

火星移住計画

食料やエネルギー、住居の
生産方法とその過程から隔離された
静かで豊かなライフスタイルが
絶望的な生活のはじまりだとは想像できない人々の対極に
火星移住計画がある。

火星でのライフスタイルは
ハイテクだが前例のない動的な第1次産業から始まる。

遠隔でバイオスフィが複製されるかぎり
微量元素の大地に依存した農業なしでは、
火星の大気圏内では人類の生命維持はできない。

火星移住計画で水耕栽培がついに否定されたのは
コストや管理技術の問題ではなく
生命維持において、
微量元素に依存したエコロジーの神秘を受け入れたからである。

地球惑星での限界集落化する村々への
定住促進に伴う静的なすべての概念が打ち砕かれるのは
神秘を否定した地球惑星での静的な農業さえも、短命であるからだ。

  • 2015年3月 1日

関係

そのすべての環境に関心が向けられる時
すべてを包み込む関係が生まれる。

その関係は無数だか数えられるだろう。
数えられる関係こそが
人間が知らない<他>を愛する時間だ。

知らない<他>は
理解できない70億の人間の
無限の時間からは生まれない。

  • 2015年2月28日

信用(reliance)

人を当て(rely)にしたいときは
その人を信頼(reliance)しないと
頼る(rely)ことはできない。

誰かに頼ることは、副作用(side effect)として
「縛り直す」行為を伴うのである。

この副作用を巧みに利用して
銀行は、金利を払える人だけを
信用(reliance)する経済システムを維持してきた。

その結果、お金に依存しはじめると
人間を「縛り直す」システムが作動するのである。

  • 2015年2月27日

<もう一つのテクノロジー>1

生命圏の修復にかかるすべての修復費用と
生物的な損傷を十分に修復するための開発費用とを
負担する<もう一つのテクノロジー>がないま
核分裂の再開を議会制民主主義が採用する場合、
深い知識と高度な技術を必要とする
自然からのハッキングが開始される時なのである。

危機的なグランチからいつでも遊離し
自律的で包括的な人間の生存を生命圏で調和させるための
テクノロジーの探求ができる科学者は
個人的に実践可能な自律的な食料とエネルギー、そして住居の
基本テクノロジーを自然からハッキングしなければならない。

自然からのハッキングを
つねに<もう一つのテクノロジー>に統合するのは
予測的デザインサイエンスである。

  • 2015年2月26日

放射的

科学とはテクノロジーの発見とその在り方を探求することであるが
権力は包括的なテクノロジーの在り方とその権限を科学者に委託しなかった。
まして、政治家には委託しなかった。

それが権力というテクノロジーの在り方なのである。

つねに権力的であリ続けるためには
そのテクノロジーは放射的なのである。

放射的とは、解離、拡散し、そしてそれらを隠蔽し、
けっして信頼を形成しないエネルギーのコントロールなのである。

  • 2015年2月25日

情報について

人間の一生を支配するのは、運ではない。
知識や知恵を形成する情報である。

その政治経済の情報源だけではなく
科学的な情報源を絶えず間違った情報に組み替えれば
大多数の運命や知識、そして一生を支配できる。

教育もまた外部から宿った間違った情報によって
新しい教育の懐胎期間が人間の平均寿命以内とは限らない場合
暗黒時代(Dark Age)は容易に維持できる。

  • 2015年2月24日

卵について

金の卵を産む雌鶏は
破らなければ分からない人間のために
殻が金色ではない卵を生むようにしている。

  • 2015年2月23日

美について

「美(あるいは神)が細部に宿る」ばかりなので
原理は全体に宿ることにした。

全体は人間の作り出す美や神ほど
視覚的(あるいは人格的に)に
拘束されないからにちがいない。

  • 2015年2月22日

志願兵

生き方を自由に選べない構造は
死に方も選べない時に、もっとも強大になる。

しかし、例外的にこの構造には
自由意志で国境を越える志願兵が生まれる。

有志連合に参加したい日本政府は
自由逃亡者をテロリスト予備軍として
出入国管理で待ち伏せしたのである。

  • 2015年2月21日

父と母

私の両親はともに広島で被曝して
特に母は半径1.5キロ以内での被曝に苦しみながらも
共に長寿であったのは
私がデザインサイエンスに挑戦してきたからではないかと思う。

デザインサイエンスはまだ当時の北アメリカ大陸でも
職業ではなかったから
その困難な挑戦を理解したわけではないが
生物として本能的に支えてきたのではないだろうか。

平和を求めたわけではなく
人間が生き延びるように
権力が作り出す全放射エネルギーに
直観的に対抗していたのだ。

それは子供が期待する家庭的な愛情とは異なっていた。

父は私が生まれるまでに30回以上も引越しをするほどの
モバイラーだったことにも関連しているだろう。
それを知ったのは死の2年前であったが
彼はテンセグリティシェルターの実用的な機能を深く理解していた。

全放射エネルギーに対抗できるモバイラーのマシーンとして。

  • 2015年2月20日

軍事利用

優れた科学技術者は
原子力を平和利用として考えたが
軍事利用をさせない方法を用意しなかったのは
その多くが軍産学複合体(Military-industrial complex)に
軍事利用のために雇用されたからだ。

  • 2015年2月19日

正月

春節とは、太陽と月が黄道面上で一致し
火星と天王星と木星、そして
土星と水星がその軌道面上に並ぶ時が正月である。

その優れた天文学を放棄したのは1872年12月3日であり
1873年1月1日の西洋暦に改暦された日だ。
明治維新期に西洋の制度や技術、文化に変換した日でもある。

そして現在、西洋の<後方支援>に夢中なのである。

  • 2015年2月19日

無知

インターネットによって
無知が最も不幸になる構造を作ったが
何も知らないことが幸福であった時代は
存在していなかったことも分かった。

  • 2015年2月19日

無と職業

人間は進化の過程で多様な可能性を探査しているから、
あらゆる個人は人と違ったことを経験している。

かつて存在しなかった新たな意味や価値を引き出したいなら
職業を最初に選ぶべきではない。
しかし、圧倒的な無の時間に浸っていなければならないだろう。
何もできない時間ではなく、何もしない時間に。

概念よりも物質が遅れてやってくるように
有用性よりも無の時間に耐えるのは
最初の重要なメタフィジクスだ。

  • 2015年2月18日

シナリオ

テロのいいところが
戦争を拡大できることなら
戦争のいいところは
テロを憎むことから
法律や憲法も変えられることだ。

  • 2015年2月18日

主観性

あらゆる科学的実験で
もっとも身近な安価な調達可能な素材は
自己である。

自己のテクノロジー(=自己規律)が
もっとも開発されにくい思考方法を教育することによって
客観性のために最初の主体的な主観性を
犠牲にする習慣が刷り込まれる。

すべての観察行為は
観察対象に影響を与えない、あるいは与えてはならないという
非現実的で主観的な立場を信じているのである。
同時に、科学を学ぶ学生のほとんどは
主観性は客観性を破壊するという怖れを抱いている。

こうして、科学に関する日本の教科書のような
退屈な書物が編集されていくのである。

  • 2015年2月17日

権力構造(Power Structure)

科学テクノロジーのあり方を科学者が批判しないように
権力というテクノロジーの起源を哲学者が
分析しない時代にいる。

権力への批判だけでは
権力の起源を隠蔽した支配の歴史を存続させている。

分断し、分離するエネルギーをどれほど制御できたとしても
権力構造が求めているのは
物質を、出来事を、そして人間を分解し分離する
放射的なエネルギーである。

物質を、出来事を、そして人間をより豊かに結合していくのは
宇宙の統合的なエネルギーである。

----------距離を隔ててもつねに断面積がゼロの
重力(=万有引力)のように。

  • 2015年2月16日

放射エネルギー

原子炉が溶けなければ
地下水で放射物質による汚染水は作れない。

その被曝量がほとんど
報道されなくなったのは
汚染水が流出する事故ではなく
最近は海に流しているからである。

原子炉の破滅的状態をコントロールする技術は
まだ原始的すぎるほどでもない。
何もないのである。

同時に、被曝線量の基準を100 倍にされても
だれも逮捕しない社会変革を成し遂げた。

溶解した原子炉の核反応は
ほぼ解放状態であり
権力は、そのあるがままの自然を
バイオスフィア内部に取り込んだのである。

権力は、本質的に
放射エネルギーを増大させる
もっとも効果的なテクノロジーなのである。
------------------互いを分断し征服するための。

  • 2015年2月15日

知性の原型

何を学んだかは重要ではない。
どうやって学んだかも重要ではない。
自分の興味が何かを知ることがなければ。

人間の興味は、誰かの知識からではなく
生得的な想像力から始まる
知性の芽生えにちがいない。

人間から原型を形成しない場合が
ほとんどの知性を作ってきている。

職業に結びついた興味のレベルは
集団のなかの条件反射でしかない。

知性は内部化した外部である。

  • 2015年2月15日

エスプレッソマシーン

コーヒー豆を節約して
より美味しく早く飲める方法として
電気式の家庭用エスプレッソマシーンが
開発されたのは1961年頃であるが
原理が発明されたのは1世紀前の蒸気機関の時代だ。

当時のイタリアでは、
アフリカの領土分割で始まった内乱で
植民地で栽培されるコーヒー豆が決定的に高騰したためである。

私の実験では、ドリップコーヒーの場合と比較すると
約40%はコーヒー豆を節約できる(=コーヒー豆の粉費向上)。
コーヒー豆をより細かく粉砕することで
コーヒー豆の表面積を増大する技術は、
小麦の粉挽(グラインダー)の一般技術である。

そのグラインダー技術の開発がなければ、
エスプレッソマシーンによる新しいカテゴリーと
コーヒー豆の粉費向上は達成できなかった。

エスプレッソマシーンのように
愛する物事を物理的に包括的に改善できる人たちは
コーヒーが大好きな人よりも少ないが
コーヒーが大好きな人から生まれている。

アメリカやヨーロッパの中東の植民地における
石油の争奪戦争によって、原油価格をコントロールされ
内燃機関の燃費が最終的に飛躍的に向上するまでの
過程と似ているだろう。

優れた<生活器>の開発には半世紀以上を要したのは
彼らが戦争が大好きな人たちに
つねに直接的に間接的に<兵器>デザイナーとして
雇用されてきたからだ。

グランチのために働く<兵器>デザイナーは金銭的な誘惑に満ちている。

  • 2015年2月14日

現金製造機

ハイブリッドカーでなくとも燃費は改善された。
補助金で大多数がハイブリッドカーを購入した後に。

大企業にとってエコカー減税という補助金は
手っ取り早い現金製造機である以上
技術革新が加速されたわけではない。
パソコンのように短期間に電子的な技術革命をしながら
安価にはなっていないからだ。

石油から取り出す水素で走る燃料電池車でさえ
技術のあり方に矛盾を引き起こしているままだ。

  • 2015年2月14日

集団的自衛権の上納金

人質が殺されたから
安全保障のための法整備をするのではなく
安全保障のための法整備をするために
人質が殺される必要があった。

このドキュメンタリー映画を企画制作し
全世界に公開上映させるための
日本政府が有志連合へ上納した所場代は
2億ドルであった。

このドキュメンタリー映画は
9.11で企画が一時的に成功したが、
第2作のイラク戦争からは駄作続きの
法衣を纏った資本主義の<正義>シリーズである。

  • 2015年2月13日

無為

逃避する時は、過去に
忘却する時は、現在を
絶望する時は、未来から思うと
より効果的である。

無為は、こうした時間の操作からは発見されない。

  • 2015年2月12日

シナジェティクスからコズモグラフィーへ

25歳までにシナジェティクスを習得していても
古典幾何学の延長にすぎない。

ダイナミックなモデル言語の習得と
予測的デザインサイエンスの修行期間は
人類最長の12年間である。

もし、その単独者が37歳を過ぎて
精神的に経済的に孤立しないで
デザインサイエンスを継続していれば
彼はシナジェティクス原理を発見できているだけではなく
宇宙における人間の目的と無為に目覚めているだろう。

  • 2015年2月11日

観察者

不幸な未来の遺伝子が
おカネになるのは
被爆者を観察する側に限られる。

科学的な観察者はまだ尊敬されながら
つねに権力側の傍観者になれるから。

彼らの仲間の技術者たちも
基準値を守る側にいないまま
汚染水をひたすら測定するばかりだ。

彼らはけっして客観的で科学的な行為から
生きてはない。

  • 2015年2月11日

再稼働

金がなくならない
生まれた場所で生き延びる絆は
家族や故郷のためだとしても
科学的ではない。
分かっていたはずの
不幸な未来の遺伝子を持つのは
人間的でもない。

光のない静かすぎる春が来る前に
知識のない鳥や魚、そして無数の昆虫たちが
すでに知らせてくれている。

  • 2015年2月10日

支持率上昇

罪の償いをさせるのは
法律システムであり
保安官気取りの政治家ではないからこそ、

悪党を懲らしめる西部劇の視聴率の上昇には
劇場公開用の単純化したシナリオが用意されるだけではなく
広告用の予告編まで事前に制作されていなければならない。

  • 2015年2月10日

逃亡経済

正義はテロを憎むために使われるが
殺人は三日で忘れ、再稼働は三日で慣れる。

暴力なしでは生きられない
個人の、そして国家の
原始的な権力の姿を誰も見ないのか。

自由からの逃亡は
自由よりも豊かに見えた時だ。

  • 2015年2月 9日

致命的

手の指が火傷すれば
すぐに氷で冷やすだろう。

その同じ指が凍傷になれば
お湯で温めると細胞は死んでしまう。
氷でゆっくり温めなければならない。

温度と細胞の再生の関係は、反対称的である。

危機的な状況下で
しばしば、われわれが致命的な反応をしたのは
多数決を工作する条件反射である。

  • 2015年2月 8日

安全保障会議

解毒剤を飲むのは
間違って毒を飲んだ場合だけである。

人を騙して毒を飲ませ、
自分の調合した解毒剤の効果を知らせる場合は
計画犯罪である。

  • 2015年2月 8日

新しい傾向

誰かが新しいことを考えると、誰かが模倣する。
誰かが新しいことを始めると、誰かがやってくる。
つまり、新しいことは二人から
同時に始まっていないにちがいない。

しかし、一人では何もできない人が
二人以上集まる社会や調和を求める傾向を作り出している。
だから、だれも互いを批判しないのだ。

新しい傾向でさえ、孤立を怖れる保守性から生まれるのは
考える前に、他者の思考方法で生きてしまうからだろうか。

昨日までの目的を射止めた方法こそが
確実に支持される方法になりやすいからこそ、
行動さえも
その目的や意味からではなく
行動形式の破壊から免れているのだ。

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