犬のしっぽ ブログ
- 2010年2月 9日
知恵
知恵は経験から生まれる。
経験は概念から生まれる。
知識は知識から生まれる。
貨幣は信用から生まれる。
もっとも自由に発行できるのは、
つまり、
人間を欺くことができるのは
概念と知識と貨幣である。
欺かれないためには、
自由に発行されない知恵がいる。
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- 2010年2月 8日
ネオ構造主義
過剰な豊かさと拡大する貧困、
そして、でたらめなこの世界の仕組みを対象化するとき、
政治家や経済学者たちは<経済構造>と呼んできた。
構造とは、あらかじめ破壊や混乱を未然に回避するシステムのことである。
テンセグリティのように。
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- 2010年2月 7日
単純な理由
生活費を稼ぐ手段そのものが
しばしば人を欺いて生きることを
肯定するようになるまでには
単純すぎる理由がある。
グランチという見えない巨人の戦略的な特権は、
経済ゲームでの得点の価値基準を気まぐれに
一方的に変えることにあるが、
その特権以上にひとを欺くことはないだろう。
ゆうちょ銀行の口座の最後の現金は、
アメリカ国債に消えたのである。
民主主義は、金融資本主義のために、
その金融資本主義は、
軍隊によって守られている。
その軍隊を指揮する表向きの指導者には
ノーベル平和賞という勲章が用意されてきた。
この単純な理由は、
計画された経済恐慌をも説明できる。
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- 2010年2月 3日
第3国定住制度
現在の世界の難民は1000万人以上である。
難民キャンプの難民を、他国が受け入れるこの制度は、
難民を自律させて定住させるためである。
この制度は、人間を定住させるほうが幸福になるという
信条に基づいている。
すべての都市は、
人々が自由に移動したから形成されたのである。
豊富な正しい情報に基づいた選択肢があれば
人々はますます定住しない傾向にある。
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- 2010年2月 2日
目的論
自然は自然を模倣も表現もする必要がない。
シナジェティクスの使命は、
自然を表現することではない。
自然を発見することだ。
科学者ではない
国家に雇用された科学史の編集者たちは
人類の目的について沈黙してきた。
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- 2010年1月31日
ドーナツ
母のために天然酵母のドーナツを作った。
ドーナツに穴がなければ、
味が変わるのはオイラーの法則が変わるからだという話をした。
でもドーナツで自然を模倣することができるのだろうか。
病室の窓のカーテンがゆっくり動いていて
母は笑っていた。
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- 2010年1月30日
イリュージョン
想像力があっても何も出来ない人間は
金があっても何も出来ない人間である。
どちらもイリュージョンだ。
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- 2010年1月29日
自然経済
巨大台風に遭遇したら、
それから逃げるのではなく、
もっとも湿度の高い台風の目の中を
移動し続けるのがもっとも安全だ。
台風の渦を形成しない気体分子が、
台風の渦の中心を構成しているから。
安全な場所はモバイルしている。
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- 2010年1月27日
自己責任
自己責任という概念は、
労働者に対する企業の責任をヘッジするために
東インド会社が発明した。
この最初の法律概念は、
貿易で発生する船舶事故の責任を有限にするために
利用されてきたが、
国家の年金制度の破綻にも有効である。
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- 2010年1月26日
定職
私は高校を中退して一度もボーナスをもらったことがない。
私が失業したのではなく
定職という概念がすでに失業していたのである。
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- 2010年1月25日
最大の内部
金融工学の最初の拠点は
18世紀のロンドンであった。
情報をほぼ同時的に共有するために
ロスチャイルド家は伝書鳩を使った
閉じたイントラネットをはじめて構築した。
独自の専用線を独占することで
情報の独占と秘密の保持が可能になった。
現代ではインターネットを介さず、
イントラネット同士を接続する閉じたイントラネットの愛用者は、
銀行や行政である。
彼らは外部がとても嫌いかもしれないが、
インターネットはついに最大の閉じた内部になった。
イントラネットの愛好者たちは
この最大の内部を外部と呼んでいる。
そして
中国はいまこの外部がとても嫌いだ。
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- 2010年1月24日
無条件
ロシア政府は、ロシア革命以前から
失業者には、証明書がなくても
黒パンと豚肉とウォッカを無条件で支給していた。
そして生きながらえる保証を得たが、
多くの失業者はアル中になった。
シェルターと太陽光パネルとPC(これからはiPadと言うだろう)と
衛星インターネット、
そして、少しばかりの農地を
個人が低価格で調達できるならば
失業者はより健康で知的になるために
喜んで失業するだろう。
知的産業社会では
誰も国家を信用しなくなる傾向が生まれる。
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- 2010年1月23日
テンセグリティ球
完璧なテンセグリティ球などといったものは存在しない。
半径はつねに振動している。
樹木のように。
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- 2010年1月20日
クロノファイル
本を読まないより知的なことは
本を書くことである。
もっと知的なことは
思考を記録することである。
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- 2010年1月19日
メカニカルウイング
太平洋岸の明るい暖かい場所から
ふたたび雪が降る場所に私は移動した。
キャンピングカーを改造した
初代のメカニカルウイングには2つの大きな窓がある。
バンクベットから風景を見る窓と
インターネットに繋いだフルハイビジョンのモニターだ。
私は、雑誌と新聞と野菜を買わない生活がとても気に入っている。
どの窓も外部を映し出している。
毎日移動して暮らしていても、
この2つの窓なしには暮らせない。
メカニカルウイングの朝夕の暖房は、
もっとも小さい中国製の薪ストーブだ。
寒さに耐えながらもここで考える仕事はできる。
ノート型PCと太陽光パネル、
そしてモバイル用インターネットとスカイプがなければ
こんな生活は思い浮かばなかっただろう。
今日は明るいうちに友人の裏庭の畑にいって、
きっと雪で埋もれて残り少なくなった野菜を掘り起こそう。
寒さに耐えるために自然の不凍液に満たされた野菜は
春までとても貴重だ。
肉食をしなければ、
この移動生活に難なく適応できる。
穀物と野菜だけで人間は健康を維持し
思考を持続できる。
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- 2010年1月17日
地熱
火山活動やマントル対流による地震によって
地層や岩盤に
圧縮・引張・剪断などの応力が発生すると
地熱に換される。
驚くほど多くの人々は、いまでも断層の上に住んでいる。
そこが暖かく過ごしやすいからだ。
植物の生育が早い
地熱の豊かな場所に都市を形成することは
もっとも危険な選択だった。
太陽光を電気に変換するテクノロジーが
断層から都市を安全な場所に移動・拡散させるだろう。
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- 2010年1月16日
一粒万倍
ミトコンドリアとの共生による
光と水と空気を使ったmore with lessは
ついに太陽系における一粒万倍方式を発明した。
人類は稲の遺伝子を操作できるが、
稲のシナジーの生産性(productivity)を
まだ複製できていない。
なぜか?
生物学が知的生産性(productivity)という概念で
植物を見ていないからだろう。
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- 2010年1月15日
共生ドメイン
熱帯の海は透明で美しい。
プランクトンが生息していないからだ。
ここでは生存競争はほとんどない。
鯨は子育てをする安全な場所として
プランクトンが少ない熱帯の海を選ぶ。
そして、母乳の補給による母体の飢餓状態を回避するために
一頭しか産まない。
しかし、例外的に珊瑚礁だけは、
大気圏内の生物個体数の25%が生息し
生存競争が高まるにもかかわらず、
透明なドメインを形成する。
珊瑚は光合成をする藻類と共生したからだ。
自然を過疎に求めすぎている
人間が癒されると感じるこの場所は、
もっとも生命の過密な場所だ。
珊瑚虫のテクノロジーは、
過密な都市の住宅に応用可能だ。
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- 2010年1月12日
夢
指示された課題は研究とは言わない。
おそらく独創性とはかけ離れている。
経験的に、夢で気づいた課題は研究の対象になる。
夢を見る方法について、
夢で気づく方法について、
もっと夢を見なければならない。
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- 2010年1月11日
もう一つの電磁誘導
知的労働は頭だけでは達成できない。
手が思考の正確な機械であり、
腸が頭脳の効率に影響するように。
さらに、
高度な知的作用は、
磁界が変化すれば非接触でもコイルに電流が流れるように、
マインドに誘導される。
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