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犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa

  • 2014年9月17日

基本モジュール

震度7程度で建物は倒壊するか、損傷を受けるが
飛行場に静止した飛行機や駐車中の自動車は
大地の激震そのものによって破壊されたことがない。

象や鯨は、巨体であるが地震で骨折などしない。

進化の過程で骨格はその形態のすべての変容過程で圧縮機能を担ってきた。
生物学は骨格の形態と変容について観察はするが
そのシステムの形成方法とその理由についてはほとんど考察しなかった。

建築学も骨組みの構造に始終した圧縮の構造解析が主流である。

生物学も建築学も人類の生存上の緊急事態から切り離されている。

すべての構造を形成するのは原子である。
その原子核の構造を圧縮力だけで説明する物理学は存在しない。
斥力(repulsion)と引力(attraction)の相互作用から
すべての物質の基本モジュールは形成されている。

  • 2014年9月16日

破壊と非破壊

発明とは
締切を排除した概念の破壊活動である。

クリティカル・パスとは
実現化のための
失敗を排除した最長経路の設計である。

  • 2014年9月16日

権力テクノロジー

新しい理論を論文に書くと迫害される時代に
科学者という職業に名誉や尊敬はなかった。

科学者はいまや尊敬され
名誉のある超専門家を目指す若者は増えている。

しかし、原発再稼働に反対する学会や大学がないのは
彼らが名誉と尊敬と引き換えに体制派の保障を得たからである。

科学テクノロジーよりも
権力テクノロジーのほうが包括的で優勢になり
進歩的で自由な科学は、明らかに衰退している。

  • 2014年9月15日

産業テクノロジー

数学はよく理解できない方法で教育される。
完全な概念の理解を欠いた学習の習慣は
政治と経済では大いに利用されている。

例えば、
すべての経済活動はつねに利潤を
生まなければならないという概念は
悪意のある動機によって刷り込まれたのであると理解したなら
人間の知性と組織化の欠如の結果としての日々の生産活動を
批判できるだろう。

われわれが想像するよりも
つねに高い生産手段を所有している
産業テクノロジー全般に関する学習がもっとも遅れている。

テクノロジーの進化が
教育プログラムの変容と同期することがないのは
無知がより利用されやすくなっている。

  • 2014年9月14日

透明な手段(Medium)

編集者などの解職処分によって
編集する<基準>がシステムから排除されるわけではない。

そのシステム自体が<事実>よりも
特権と利権を生む<意見>を媒介するための反応装置であるかぎり。

平均的な人間とグランチとの中間媒体(Media メディア)は
透明な手段(=Medium メジウム)としてデザインされる。

  • 2014年9月13日

もっとも危険な事実

メディアは、意見が<基準>を形成するよりも
<基準>に適応した意見を生むシステムを
インストールしている。

この<基準>に従って
自分に都合のよい<社会的不正>のための
口実を記事にするだけで
<事実>をいつでも捏造できるのである。

特権に依存した<安心と安全>を作り出しているが
その<安心と安全>はもっとも危険な事実である。

  • 2014年9月12日

幸福感

シナジェティクスを探究していく場合
経済的利益の追求を社会における根本的な原動力とするシステム
から孤立した個人として感じるだろう。

冷酷さと搾取によって、つまり偏見によって
富を築く人々に無縁なその感覚は
惑星地球生命体の流れから生まれる
ある種の幸福感にちがいない。

  • 2014年9月11日

再稼働

放出され続ける放射性物質の情報に関して
知的な人は過剰な懐疑心に囚われているが
大多数は単純すぎるほど無関心で暮らしている。

悪意のある動機によって事実の歪曲に
気づかなくさせるテクノロジーこそが
大多数をコントロールできると信じているグランチの下部組織、
例えば、東電の株主である独占的報道機関(=NHK)に
受信料を払い続けている
その愚かな大多数を生み出すシステムは
もはや政治的とは言えない。

この無意識的なエネルギー源こそ
だた生きているだけの<自由からの逃避>を形成しているのである。

  • 2014年9月10日

スポーツ解説者

「すべては結果だ。過程ではない」
「すべては過程だ。結果ではない」
という2つのタイプがあるが、どちらも負けたときの解説だ。

しかし、最近は失敗した、あるいは失敗しそうな
科学論文の解説にも使われている。

真に未知なることへ挑戦した経験がない人たちの言葉は
すぐに受け入れられる。

  • 2014年9月 8日

緊急時の危機

すべての作用は反作用を受けるだけではなく
非同時的にそれらが合成された結果を次々に形成する。

その結果は最初の反作用とは明らかに異なっている。

緊急時の最大の危機は
無数の反作用だけを想定している平時の危機の概念にある。

真の危機とは、自然からではなく
部分から推測できない人間の無知にある。

  • 2014年9月 8日

知的爆発時期

バックミンスター・フラーからもっとも影響を受けた
操作主義的なシナジェティクスの直観的な研究方法を
こどもの教育理論へと変換する私の方法と目的は
1981年の夏、バックミンスター・フラーの推薦と紹介で
最初にアメリカの教育財団によって採用され実行された。

この純粋な教育実験は、バックミンスター・フラー研究所にも近い
フィラデルフィアのフランクリン・ミュージアムで毎週日曜日に行われた。
アシスタントは高校の数学教師であった。

10歳児の知的爆発時期までに
この反対称性のシナジェティクスモデルとそのモデリングを
自発的に実践できる教育プログラムは、その後改良を続け
『コズモグラフィー』に記述された革命的なシナジェティクスモデル
とシナジェティクスの後継者による新たなシナジェティクスモデル群と共に
現在のシナジェティクス入門講座や
シナジェティクス・ワークショップでも使用されてきた。

そして、、私のワークショップ参加者(主に大学生や一般社会人)たちは
こどもの時に受講していたらもっと科学に興味が持てただろうという
率直な感想も含めて5歳児からのこども用のシナジェティクス教育プログラムと
大学院生までのシナジェティクス教育プログラムの基本的プログラムに
まったく差異がないという事実にだれも気づかなかったことである。

10歳児特有の知的爆発時期までとその後の教育プログラムの開発は、
21世紀においても惑星探査プロジェクトと同じように
未知なる存在とその形式を探査する行為に他ならない。

  • 2014年9月 7日

シナジーの度合い

テンセグリティモデルを構成するストラットやストリングの種類が変われば
「張力」と「張り上がりの硬さ」の相互関係が変化する。

「張り上がった硬さ」でテンセグリティモデルの
シナジーの度合いが決定されるが
「張力」はテンセグリティモデルの硬さの数値にはならない。

なぜなら、張りの硬さは張力が形成するという概念的な誤解と
それに基づく間違ったデザインがあるからだ。
例えば、テンセグリティの張力調整のための重いターンバックルは
シナジー度合いを深刻なほど破壊している。

さらに、例えばストラットという圧縮材に、圧縮力だけではなく
ベンディング(曲げ応力)が発生している。

テンセグリティのストラットの細長比は
テンセグリティモデルの「張り上がった硬さ」という
シナジーの度合いを変化させている数値である。

  • 2014年9月 6日

反対称性と非対称性

シナジェティクスの探究によって
「生命世界の非対称性―自然はなぜアンバランスを選択するか」ではなく
生命はどのように反対称性によって非対称性を回避しているのかを
説明できるにちがいない。

非対称性が均衡を破壊しているように見えるのは
あるいは、対称性が破れているように見えるのは
観察者の局所的な経験によって制限されている可能性がある。

シナジェティクスは、
反対称性と非対称性(鏡像対称性)とを明確に分離できる
シナジェティクスモデルを1981年に発見している。

反対称性のシナジェティクスモデルが発見されも
それまでの対称性の概念がまだ生き残っているのは
社会的な認識上のタイムラグではなく
モデルによる思考言語の破壊の方法にある。

  • 2014年9月 5日

複製の時代

どんな建造物にも大きさの限界があるのは
大きさと重量の関係に限界があるからである。
実際、人々は小さな建物の倒壊でも亡くなっている。

テンセグリティ構造の複数の張力材が破断すれば
その構造は短時間に致命的な破壊に陥ると考えているのは
建築家だけではない。

テンセグリティモデルを複製した人々でさえ、そう考えている。
ミスインフォーメーションはもっとも複製されやすい。

自然に失敗は存在しないことを、理解するためのモデル言語は
シナジェティクス・モデリングのプロセスに潜んでいる。

テンセグリティ構造体の直径は
現代の素材によってほぼ無限大となる。

  • 2014年9月 4日

観測史上最大

日本のほとんどの谷と沢は
アジアの偏西風による集中的で局所的な雨量
と地殻変動によって形成されてきた。

せいぜい、1974年からはじまった1300カ所のアメダスの記録を
標準にしている最大値ほど自然を見くびっている観察方法と
貧弱な観察事実はないだろう。

毎年、観測史上最大を繰り返す気象学は
プレートテクトニクスに対して情緒的すぎる。

地球の内部と外部との相互作用に関して
気象学は、大気圏のパターンを扱っているにすぎない。

惑星地球は人類が気象を観測する前に
観測できる環境を自らデザインしているその構造とパターンを
大気圏の内部からも外部からも人類はまだ観察できていない。

バンアレン帯と太陽黒点☆との相互関係を無視して
天気予報を信じて生活していると
特に海岸部の都市部では短命になりやすいという統計的事実を
気象学とNHKが除外しているだけである。
 
☆ 2014年8月の太陽黒点数は、2013年8月の2倍であった。
黒点相対数の国際共同観測は1855 年から始まっているが
今年の夏は観測史上最大値級だったのである。

  • 2014年9月 3日

続)人工中絶(abortion)

学校は<できそこないや失敗>を排除するシステムの維持に
両親を巻き込むために
PTA(Parent-Teacher Association)を組織してきた。

PTAは民主主義の演習の場であるという認識こそ
戦争に容易く利用できるからだ。

実際、PTAは<空気を読める>両親たちから構成されている。

つまり、発祥や起源が
最初から剥離(人工中絶=ab-original)されるように。

  • 2014年9月 2日

標準化(Normalization)

<標準>とは、
免疫性を持たない社会的な自然状態(=normal)であり
つねに変動する平均である。

自然は失敗を分離,除去するように標準を形成するのではなく
人間が失敗を定義するための<標準>という概念を
利用しているにすぎない。

<自然の標準>は
例えばデフォルトとして自動的に定まった
プランク定数(Planck's constant)として知られているが
シナジーはおそらく標準を持たない。

静止的な<標準>をつねに解体しながら
動的なシナジーを生成するシステムにふさわしい概念を
シナジー以上にまだ形成できていないからだ。

たとえば、
テンセグリティ構造は、自動的に定まった<標準>とは言えない。
シナジーによる統合作用は
標準化からは予測できないシステムのふるまいにちがいない。

  • Posted by: e-shokuju
  • 2014年9月 1日

デフォルト(default)言語

発端の剥奪(人工中絶=ab-original)とは
デフォルトの剥奪、または
デフォルトからの離脱も含まれる。

デフォルト(=自動的に定まった標準 default)とは
起源(origin)そのものである。

しかし、デフォルトは
意図的に中途離脱によって欠損する怠慢な行為を意味するように
すっかり変容させられてきたのであるが、
同時にデフォルトという自然状態では
敗訴させる記号言語の構造をこしらえてきたのである。

シナジェティクスのモデル言語は
このデフォルト(default)という奪われる前の
最初の構造にもっとも接近する。

たとえば、テンセグリティ構造の発見のように
自然界では圧縮材だけの連続した構造は存続し得ないという
デフォルト言語を科学的に視覚化したのである。

  • 2014年8月31日

原住民(aborigine)

アボリジニ(aborigine)とは、原住民という意味である。

狩猟採集生活を営む先住民をアボリジニと呼んだのは
イギリスによる植民地化政策からである。

アボリジニ(aborigine)とは
ab-originalであり
<最初の剥奪>という意味がある。

abortionが妊娠中絶を意味するのは
<最初の発育状態から除く>行為だからである。

発端や発祥(origin)は
後から来た大多数によって
より少数のアボリジニ(aborigine)にされてきた。

排除されるすべてのアボリジニは
本質的に宗教組織を含んだ世界権力構造と対立する。

  • 2014年8月31日

人工中絶(abortion)

頭を切り落とされたトンボは飛行しようとする。
頭を切り落とされた鶏がしばらく走り回るには
物理的な反射システムが必要だ。

反射作用の集積と統合によって
生まれてくる胎児を物理的な生命として認識できる。

意識(consciousness)とその独自性は
誕生という概念以外では捉えられない。

気づき(awareness)は
物質的であり、誕生と共に始まる。
この気づきは、子宮内での受精直後から始まると考えられる。

人間がこしらえた計画などの失敗や挫折なども
概念的に<中絶>または<できそこない>と考えているのは
宗教がこの哲学的な認識の形成に深く関与してきたからである。

  • 2014年8月30日

自己イメージ

自己イメージは、言語の習得と共に他者によって完成される。
他者とは、そのほとんどが家族や友人そして学校である。

シナジェティクスのモデル言語は
宇宙との相互作用によって
その自己イメージを砕くようにして成長していく。

宇宙の固有性や異質性は
外部性だけではなく
自己の内部をも形成する。

<宇宙とは自己を含むすべて>R.B.Fuller

  • 2014年8月29日

地球温暖化説

昨晩のNHKでは
広島の大規模土砂災害が
地球温暖化説をもとに解説された。

地理学なき土地資本主義の犠牲者は
間違った理由からふたたび埋葬される。

局所的な事実にこだわる科学者を信じてはいけない。
彼らが終身雇用された国家公務員だからではない。

二酸化炭素をお金と交換するシステムに、意志を託してはいけない。
そのシステムが原発を輸出しているからではない。

真実は、事実を統合したものではないからだ。
事実はつねに編集され、真実は発見されるのみである。

  • 2014年8月29日

反対称性

多くの女性は男性を変えようとする。
同時に
多くの男性は女性を変えようとする。
このタイプの鏡像的対称性は理解しやすい。

問題は、その後の非鏡像的対称性にある。

変えることに成功すると、その男が好きでなくなる。
同時に
変えることに失敗すると、その女がより好きになる。

この非鏡像的対称性を反対称性として最初に認識されたのは
第2次世界大戦後である。

反対称性の概念は未だ十分に理解されていないが
自然の内部に存在する。

1981年、シナジェティクスはこの反対称性モデルを発見している。

  • 2014年8月28日

教師

教師とは
教師が他の教師を教えることに成功した
訓練された再分配システムのことである。

創造性は
この再分配システムに不要であるばかりか
分配の効率を阻む存在である。

こどもの個性と自由は
この分配の効率の範囲内で許容されているに過ぎない。

外部のすべての教師は
時代遅れである。

  • 2014年8月27日

科学教育

原理を発見した科学者が
その原理の仕組みを論理的に説明できるが
なぜ発見できたかは論理的には説明できない。

自然に関する論理性は
原理の発見後にしか再構成できないのである。

ほとんどの科学教育理論は
原理を発見した科学者自身がこしらえたものではないかぎり
人間が望んでいる論理性に偏向し過ぎている。

科学的な思考方法や専門化された公式などが
教育できているだけである。

つまり、科学を構成しているすべては
教育できないのである。

この事実を教育する教育理論は希有である。

  • 2014年8月26日

等価原理

信じたいモノや事を愛することと
信じたくないモノや事に無関心になることとは
等価である。

人が変われば
同じモノと事は
異なった現象を引き起こしている。

自己投影から良い悪いを決める以外の
リアルな人生は実に短命だ。

  • 2014年8月25日

体内殺菌剤

水泳やラフティングをすると
耳垢(ear wax)は急激に増大する。

耳垢が弱酸性で
殺菌剤としての役割を果しているだけではなく
防虫効果があるのは
人間の長期的なアウトドアでの生活から生まれたのである。

  • 2014年8月24日

破壊

古いものが再び現れるには
新しいものがすべて破壊されなければならない。

利潤のみを増大させるために。

  • 2014年8月23日

陳腐化のためのテクノロジー

科学研究の目的は実用化への口実を元に
科学テクノロジーは実際は記号テクノロジーの変形となり
しばしば補助金獲得の競争になっている。

権力テクノロジーに接近し集結した科学研究者という組合同業者の中では
あるがままの自然を理解するための実践はたえず後退している。

懐胎期間を超える真の実践は
補助金獲得によって、記号化された実用化とは異なる。

なぜなら、懐胎期間を短縮する真の実践こそは、
権力テクノロジー自体を深く陳腐化するからである。

陳腐化のためのテクノロジーは
人間の目的意識や欲望の物質化ではなく、宇宙に属する。

  • 2014年8月22日

砂のデルタ都市

この大規模災害で人生が変わるのは運命とは言えない。
広島はいまでも砂のデルタ都市だ。

太田川はこのデルタ都市を形成した大河である。
広島の八木地区はかつて太田川の堤防沿いに拡がる
美しい梅林で、徒歩での春の遠足を思い出す

沢や谷を宅地に偽装して
住宅を買わされた人たちは
古い土地資本主義の未来の犠牲者だった。

観測史上記録的な豪雨といった誇張した気象現象に原因を求めるよりも
無謀で悪質な都市計画と土木事業を批判する古典的な地理学が不在なのだ。
この災害が地球温暖化説で説明されるのはもっとも虚しい。

自然気象を偽装できるほど、人間は自然を知らないまま
砂上都市はつねに流動する<浮かぶ都市>なのである。

実際、広島の地下鉄のインフラが整備できたのは20世紀後半になってからであり
しかも本通 - 県庁前間の0.3kmしか建造できなかったのである。

  • 2014年8月22日

Doing everything with nothing

すべての原子は互いに掛け替えられ
掛け替えられる毎に劣化しないのである。

掛け替えのない
唯一無二の美や心の優しさ、喜びが
個人の生活を支える根拠と見せかける社会が
戦争の根拠を捏造し
疫病の恐怖で人々の行動を制限し
われわれを徐々に破壊しているのである。

夕暮れから焚火をして
星々の瞬きと共に眠りにつく前に
焚火の炎よりも輝く
流星群を見る生活を記憶した末裔までも
殺してしまったのである。

唯一無二の網膜を超えた解像度でさえ、再び、
無限に掛け替えられる美や心の優しさ
そして、喜びを見ることはできない。

原子の役割が原子周期律表に記載されなかったように
人間の役割が、まだ記号化されていない惑星にいる。

  • 2014年8月21日

環境デザイン

実践によって環境をデザインできる。
しかし、環境を支配できないのは
人間は環境の一部でしかなく、
どの部分からも全体から見通すことすらできないからではなく、
「環境とは、自己を除くすべて (R.B.Fuller)」だからである。

そして「宇宙とは、自分を含むすべて (R.B.Fuller)」であり、
自己を除外して全体は存在しないからである。

環境デザイン理論は、洞察の一形式であり
ダーウィンから始まった生態学的思考形式の一つのタイプでしかない。

環境の部分も全体も
自己を除いて互いに繋がっているにすぎない。

こうして、科学的行為に自己を除いて
投影された理論を求めている人々を
知的だと考える習慣がまだ生き残っている。

  • 2014年8月20日

教育プログラム

教育者の人格は
教育プログラム以上に重要だと思われているが
教育者が人間を超越した存在にこどもを導くかどうかは
純粋な教育プログラムである。

メタフィジックスなき教育から
環境というフィジックスは生まれない。

  • 2014年8月19日

ハイエンドユーザ

テクノロジーの超専門家になろうとする若者たちは
原理の発見者とその概念化に失敗しても
たいていそば屋かうどん屋で生活できるとは考えていない。

だからこそ、才能が開花しない場合
権力構造と権力テクノロジーの虜にされる。

動機なき超専門家を試行する人間に
思考言語(thinktionary)の形成は困難である。

彼らが記号テクノロジーの
ハイエンドユーザであるかぎり
動機なき超専門家を教育するシステムは存続する。

  • 2014年8月18日

科学論文

科学論文投稿までには
「1. 着想・企画、2. 実験の実施、3. データの解析と図表の作成、
4. 論文の文章の書き上げの4段階」があるらしい。

科学的発見の過程に
科学論文の記述方法の天才性などは介在しない。

なぜなら、科学は<着想>から始まるのでなく
<発見>から始まるからである。

優れた<着想>を作り上げるための科学論文の記述方法の天才性などは
専門分化に従事する専門家たちの自惚れである。

原理の発見者とその概念化におけるパイオニアは、
しばしば、論文のレフリーや熱狂的な投稿者とは無縁な生活をしている。

シナジェティクスは学会を形成しない純粋科学における
探究方法を開発してきた。

  • 2014年8月17日

生息地(=habitat)

エアコンや冷蔵庫、そして携帯電話などの省エネには関心があるが
大多数の住居の空力抵抗や奪われる熱エネルギーを軽減するデザインには
人々はまだ無関心である。

切り取られた大地を所有して
固定され静止したままで再び所有される不動産で
富を増大させる土地資本主義を
最優先してきたからだ。

自然の富の形成方法は
個人の富を増やす手段とは
とは無関係である。

生息地や住居環境(=habitat)を
自らこしらえる時間と技術を他者に依存するのは
哺乳類では人類だけだ。

グランチの最初の生息地は
行き過ぎたこの専門分化を維持できる場所だったのである。

  • 2014年8月16日

アブラコウモリ(Pipistrellus abramus)

この季節の油蝙蝠は
19時30分に外出し、4時30分に空から帰宅する。

私が仕事する時間は、
コウモリと完全に反対称的である。

一回の飛行で餌となるカやガ、 ハエ、ユスリカなどの
小型の昆虫を体重の半分近くの3グラム程度食べるらしい。

低速で飛行するわりには彼らの捕獲が困難なのは
自在に角度変化できる主翼の手と共に
コウモリの長いしなやかな三角形上のしっぽに
優れた尾翼の機能があるにちがいない。

コウモリの全長はこの折りたたみ可能な
尾翼のために極めて測定しにくい。

飛行中の撥水性を帯びるために
油を塗ったような体表の触感が彼らの名称である。

空中や水中を移動しながら捕食する
生命体は移動エネルギーを確保する以上に
生存のためのエネルギーを保存するために
空気や水の抵抗を軽減する形態をデザインしている。

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  • 2014年8月15日

告白(profess)

プロフェッサー(professor)とは
信仰の告白者へのレッテルであった。

さもなくば、眼鏡をかけた賭博師か
酒場のピアニストであった。

20世紀のプロフェッショナルとは
知識を商売にする人々である。

その語源は
自己を偽って称して生きる者たちへの
揶揄であった。

シナジェティクスに教授は不要だ。
自己と宇宙の無数の動的な関係に
人格は介在しない。

  • 2014年8月14日

計算法

数学の種々の計算法のいくつかは
いわば人間の虚勢ゲームとして登場した可能性がある。

グランチには
その盲目的な人間の虚勢方法を
独占する価値があったのである。

学生の数学の才能のほとんどは
その計算方法に適応する能力として
認識されている。

シナジェティクスは
自然に内在する数学システムを発見するのみである。

  • 2014年8月13日

否定のシナリオ

政治家の口から出る「はい」は
肯定ではない。

否定の否定のための
シナリオにしたがった否定的プロセスである。

二重否定は、退廃した植民地の民主主義だ。

  • 2014年8月12日

気象兵器

自然の作用を意図的に操作によって
地球または宇宙空間の構造と組成パターン、そして運動に
変更を加える気象兵器のテクノロジーが
どれほど意図的に予測的に環境を改変しようとも
自然や人間に損失を与えるかぎり
恐怖から生じる無知であることには変わりない。

自然に異常気象はない。

あるのは、加速する気象兵器のテクノロジーと
気象兵器の存在を無視した気象統計学と
超専門分化した予測能力の不足だけである。

自然に人工気象は存在しない。

あるのは、テクノロジーを作り出せると思い込んでいる
人間の思い上がりだけである。

気象兵器をデザインできても
バンアレン帯を人間がデザインしたわけはない。

「環境とは自己以外のすべて、宇宙とは自己を含むすべて」 R.B.F

  • 2014年8月10日

預金システム

必要な時に必要とする人が使えるように
安全で信頼できる
預金システムは
技術的にはすでに可能だ。

しかし、世界中の銀行システムは
預金者が預金した瞬間から
だれも追跡できないように
どこかへ消えてしまうだけではなく
意図的に使用できなくさせる
基本的には奪う側のシステムである。

  • 2014年8月10日

概念

気づけば気づくほどまた疑いたくなる。
疑いによって、自己は変わらない。

経験すればするほど
知識はなにも変えないことに気づく。

しかし、概念を破壊しないかぎり
経験も自己も変わらない。

概念を破壊すれば
自然にもっと学びたくなる。

  • 2014年8月 9日

空気

経済的な自由のために
いたる所で見えない鎖と金利に繋がれていることを
人々が学ぼうとしない空気を作り出している。

戦争機械を動かすには
絶えずこの空気が必要なのだ。

  • 2014年8月 8日

生活

生活費を稼ぐ仕事によって
愛することを忘れてしまうのである。

それは好都合な逃避なのである。

しかし、死は愛よりもすべての逃避を否定する。

  • 2014年8月 7日

宇宙はテクノロジーである

原爆の日にヒロシマにいる。

「バックミンスター・フラーの1927年の認識(メタフィジクス)は
エコロジーを有限なバイオスフィアにだけ求めるテクノロジーと対立してきた。

産業社会が生き残りをかけたテクノロジーは
92種類の再生的な化学元素を発明したわけでも
あらゆる生命を維持するこの惑星を発明したわけでもない。

人間がどんな生命にも容認される方法で
基本的な環境の変化に適切に意識的に関与できるテクノロジーは
つねに発見されてきた。」

このテキストは『宇宙エコロジー』が出版された2004年に、
私が本の帯に書いたものである。

惑星地球用の局所的エコロジーは、二酸化炭素を増加させない
原子力エネルギーを容認してきたばかりか
軍拡を制御することはできなかったのである。

  • 2014年8月 6日

空虚

経験には
他人の知識が含まれる。
そして、噂話や会議や儀式までも。

こうして経験は次第に
空虚で満たされていくのではなく
空虚から逃避する方法を巧妙に蓄積しているのである。

死は儀式によって
無からさえも逃避していくのである。

  • 2014年8月 5日

残像(after image)

遅延は
生命現象のすべてに横たわる
逸脱現象である。

遅延とは
認識できない<無>との間隔である。

人間はチンパンジーよりも
はるかに長い間隔を持っている。

人間が認識するためには
曖昧な残像を待たなければならない。

そして、その残像を言語に変換する。

  • 2014年8月 4日

知性

アナログかデジタルかを比較する知性は
経験か知識かを比較するよりも
未熟な知性である。

しかし、包括的理解には
アナログかデジタルも
そして、経験も知識も局所的すぎる。

  • 2014年8月 3日

視覚

テンセグリティ構造に至っては
触覚から思考する意味は
ほとんどないのである。

圧縮力と張力の相互関係は
部分的な触覚情報からは
理解不能である。

さらに、シナジー作用は
視覚情報からも理解は困難である。

それはすばらしいことではないだろうか。

  • 2014年8月 2日

触覚

生きるための重要な判断は
触覚に委ねられている。
直接モノに触れる感覚器からの情報に依存している。

モノに触ることから
思案しはじめる傾向が生まれる。

そして価値を判断するために
どんなモノ(自動車やパソコン、そして不動産など)に対しても
手で触れるという無意識の行為を引き起こしている

にもかかわらず
触覚に依存した判断結果は
信頼するに乏しい。

  • 2014年8月 1日

客観的

理解とは
客観的な完全性である。

現金がなければ
現実化できないと考えるのは
主観的である。

  • 2014年7月31日

プラトン哲学

モデル言語は
ある対象について観察者のそれぞれ異なった理解を
組み立てるような方法で学習する
構成主義的自己教育からは
誘導されないようにデザインされている。

例えば多面体をどれほど対象化しても
ベクトル平衡体は発見されなかった。

正多面体(Platonic Solids)が引きずる固体的概念を破壊するには
ギリシア時代のプラトン哲学から
25世紀も経過しなければならなかった。

多面体は固体的な概念から再構成された
静的な対称性を形態化したにすぎない。

事物ではなく
自然の先験性を再現したシナジェティクス・モデリングを
ありのままに観察することによって
言語は非常に鋭敏になる。

モデル言語を生成するシナジェティクス・モデルは
先験的な概念の宝庫である。

  • 2014年7月30日

神秘

科学にとって
神秘は神秘学の対象ではなく
科学者になる経験に基づいた最初の動機である。

しかし、その動機の有無は
科学論文の書き方からは除外される。

  • 2014年7月29日

手の機能

コウモリの飛行能力は
手の骨格と手の筋肉と皮膚が進化した結果である。

手の指の間の領域が
鳥の水かきから水力を形成するように
揚力を生成する膜面を形成しているからこそ
空中で自在な方向転換ができるばかりか
その大きな手を閉じて(あるいは翼を折り畳んで)
後足だけで逆さにぶら下がることができる。

彼らは夜間の空中を高速で機敏に移動するために
光学的な視力と後足の筋力を失ったのである。

人間の視覚と小さな手は
<思考する精密機械>として機能している。

とりわけ、シナジェティクス・モデリングにおいては。

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