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犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa

  • 2015年3月 7日

非同時的な飛躍

理解には越えられない固有のタイムラグがある。

毎日少しずつ努力するのは儒教的な習慣であり
真の理解にはそれほど効果はない。

目的に接近する生産性を改善するよりも
目的に接近する方法に変化が生まれる時に
必要とされる物事の形成に飛躍が生まれる。

しばしば真の飛躍は
人間の考えた方法を超えた時にやってくる。

そして、その構造と意味が劇的に変容を理解するための
不可避なタイムラグが生まれる。

非同時的なタイムラグこそが生命の解体期間だ。

  • 2015年3月 6日

概念の死

新しい経験から新しい概念はすぐには生まれないが
優れた研究開発のほとんどは
先行する概念の破壊過程に関わっている。

その作業履歴は、結果よりも重要である。
なぜなら、自然はどのプロセスにおいても
自らをけっして陳腐化しないから。

  • 2015年3月 5日

テンセグリティシェルターの
張力の調和のために
風(時には嵐)は不可欠である。

テンセグリティにおける外力を分散するときの
システムに調和した振動数に変換する機能こそ、
張力と圧縮力によるシナジーの物質化である。

自然の構造は動くことでより安定する。
この楽器の演奏者は、その住人ではなく風である。

結晶構造でさえ、結晶格子が振動しながら
自ら電磁波(Thermal radiation)を発生する。

  • 2015年3月 4日

コズモグラフィー

自分と自分以外のすべて以上の
物質と生命は存在しない。

鉛筆と消しゴム、磨り減った机、
埃や岩石、自転車の影、
遠くの錆びた戦車と近くの靴底、
真夏の雑草の表面温度と地表温度、
そして、汚れたラジエータや測定した北風と
爆破された偶像や見えない太陽黒点すらも
<自分>以外のすべて。

そのすべての環境に関心が向けられる時
すべてを包み込む関係が生まれる時が
<宇宙の中の人間>が始まる瞬間だ。

自分を内部と外部から非同時的に見る
コズモグラフィーによって。

  • 2015年3月 3日

自然のデザイン

計画的な改善は、やがて発明へと開花する。
しかし、予期しない原理に導びかれる過程で
はじめて自然のデザインの存在に気づく。

自然のデザインを深く理解するには
しばしば社会的言語との絶縁とその苦痛を伴うだろう。

しかし、この自覚の芽生えから
再び予期しない計画的偶然に出会えるように
探査に伴う孤独さえも受容できるにちがいない。

  • 2015年3月 1日

火星移住計画

食料やエネルギー、住居の
生産方法とその過程から隔離された
静かで豊かなライフスタイルが
絶望的な生活のはじまりだとは想像できない人々の対極に
火星移住計画がある。

火星でのライフスタイルは
ハイテクだが前例のない動的な第1次産業から始まる。

遠隔でバイオスフィが複製されるかぎり
微量元素の大地に依存した農業なしでは、
火星の大気圏内では人類の生命維持はできない。

火星移住計画で水耕栽培がついに否定されたのは
コストや管理技術の問題ではなく
生命維持において、
微量元素に依存したエコロジーの神秘を受け入れたからである。

地球惑星での限界集落化する村々への
定住促進に伴う静的なすべての概念が打ち砕かれるのは
神秘を否定した地球惑星での静的な農業さえも、短命であるからだ。

  • 2015年3月 1日

関係

そのすべての環境に関心が向けられる時
すべてを包み込む関係が生まれる。

その関係は無数だか数えられるだろう。
数えられる関係こそが
人間が知らない<他>を愛する時間だ。

知らない<他>は
理解できない70億の人間の
無限の時間からは生まれない。

  • 2015年2月28日

信用(reliance)

人を当て(rely)にしたいときは
その人を信頼(reliance)しないと
頼る(rely)ことはできない。

誰かに頼ることは、副作用(side effect)として
「縛り直す」行為を伴うのである。

この副作用を巧みに利用して
銀行は、金利を払える人だけを
信用(reliance)する経済システムを維持してきた。

その結果、お金に依存しはじめると
人間を「縛り直す」システムが作動するのである。

  • 2015年2月27日

<もう一つのテクノロジー>1

生命圏の修復にかかるすべての修復費用と
生物的な損傷を十分に修復するための開発費用とを
負担する<もう一つのテクノロジー>がないま
核分裂の再開を議会制民主主義が採用する場合、
深い知識と高度な技術を必要とする
自然からのハッキングが開始される時なのである。

危機的なグランチからいつでも遊離し
自律的で包括的な人間の生存を生命圏で調和させるための
テクノロジーの探求ができる科学者は
個人的に実践可能な自律的な食料とエネルギー、そして住居の
基本テクノロジーを自然からハッキングしなければならない。

自然からのハッキングを
つねに<もう一つのテクノロジー>に統合するのは
予測的デザインサイエンスである。

  • 2015年2月26日

放射的

科学とはテクノロジーの発見とその在り方を探求することであるが
権力は包括的なテクノロジーの在り方とその権限を科学者に委託しなかった。
まして、政治家には委託しなかった。

それが権力というテクノロジーの在り方なのである。

つねに権力的であリ続けるためには
そのテクノロジーは放射的なのである。

放射的とは、解離、拡散し、そしてそれらを隠蔽し、
けっして信頼を形成しないエネルギーのコントロールなのである。

  • 2015年2月25日

情報について

人間の一生を支配するのは、運ではない。
知識や知恵を形成する情報である。

その政治経済の情報源だけではなく
科学的な情報源を絶えず間違った情報に組み替えれば
大多数の運命や知識、そして一生を支配できる。

教育もまた外部から宿った間違った情報によって
新しい教育の懐胎期間が人間の平均寿命以内とは限らない場合
暗黒時代(Dark Age)は容易に維持できる。

  • 2015年2月24日

卵について

金の卵を産む雌鶏は
破らなければ分からない人間のために
殻が金色ではない卵を生むようにしている。

  • 2015年2月23日

美について

「美(あるいは神)が細部に宿る」ばかりなので
原理は全体に宿ることにした。

全体は人間の作り出す美や神ほど
視覚的(あるいは人格的に)に
拘束されないからにちがいない。

  • 2015年2月22日

志願兵

生き方を自由に選べない構造は
死に方も選べない時に、もっとも強大になる。

しかし、例外的にこの構造には
自由意志で国境を越える志願兵が生まれる。

有志連合に参加したい日本政府は
自由逃亡者をテロリスト予備軍として
出入国管理で待ち伏せしたのである。

  • 2015年2月21日

父と母

私の両親はともに広島で被曝して
特に母は半径1.5キロ以内での被曝に苦しみながらも
共に長寿であったのは
私がデザインサイエンスに挑戦してきたからではないかと思う。

デザインサイエンスはまだ当時の北アメリカ大陸でも
職業ではなかったから
その困難な挑戦を理解したわけではないが
生物として本能的に支えてきたのではないだろうか。

平和を求めたわけではなく
人間が生き延びるように
権力が作り出す全放射エネルギーに
直観的に対抗していたのだ。

それは子供が期待する家庭的な愛情とは異なっていた。

父は私が生まれるまでに30回以上も引越しをするほどの
モバイラーだったことにも関連しているだろう。
それを知ったのは死の2年前であったが
彼はテンセグリティシェルターの実用的な機能を深く理解していた。

全放射エネルギーに対抗できるモバイラーのマシーンとして。

  • 2015年2月20日

軍事利用

優れた科学技術者は
原子力を平和利用として考えたが
軍事利用をさせない方法を用意しなかったのは
その多くが軍産学複合体(Military-industrial complex)に
軍事利用のために雇用されたからだ。

  • 2015年2月19日

正月

春節とは、太陽と月が黄道面上で一致し
火星と天王星と木星、そして
土星と水星がその軌道面上に並ぶ時が正月である。

その優れた天文学を放棄したのは1872年12月3日であり
1873年1月1日の西洋暦に改暦された日だ。
明治維新期に西洋の制度や技術、文化に変換した日でもある。

そして現在、西洋の<後方支援>に夢中なのである。

  • 2015年2月19日

無知

インターネットによって
無知が最も不幸になる構造を作ったが
何も知らないことが幸福であった時代は
存在していなかったことも分かった。

  • 2015年2月19日

無と職業

人間は進化の過程で多様な可能性を探査しているから、
あらゆる個人は人と違ったことを経験している。

かつて存在しなかった新たな意味や価値を引き出したいなら
職業を最初に選ぶべきではない。
しかし、圧倒的な無の時間に浸っていなければならないだろう。
何もできない時間ではなく、何もしない時間に。

概念よりも物質が遅れてやってくるように
有用性よりも無の時間に耐えるのは
最初の重要なメタフィジクスだ。

  • 2015年2月18日

シナリオ

テロのいいところが
戦争を拡大できることなら
戦争のいいところは
テロを憎むことから
法律や憲法も変えられることだ。

  • 2015年2月18日

主観性

あらゆる科学的実験で
もっとも身近な安価な調達可能な素材は
自己である。

自己のテクノロジー(=自己規律)が
もっとも開発されにくい思考方法を教育することによって
客観性のために最初の主体的な主観性を
犠牲にする習慣が刷り込まれる。

すべての観察行為は
観察対象に影響を与えない、あるいは与えてはならないという
非現実的で主観的な立場を信じているのである。
同時に、科学を学ぶ学生のほとんどは
主観性は客観性を破壊するという怖れを抱いている。

こうして、科学に関する日本の教科書のような
退屈な書物が編集されていくのである。

  • 2015年2月17日

権力構造(Power Structure)

科学テクノロジーのあり方を科学者が批判しないように
権力というテクノロジーの起源を哲学者が
分析しない時代にいる。

権力への批判だけでは
権力の起源を隠蔽した支配の歴史を存続させている。

分断し、分離するエネルギーをどれほど制御できたとしても
権力構造が求めているのは
物質を、出来事を、そして人間を分解し分離する
放射的なエネルギーである。

物質を、出来事を、そして人間をより豊かに結合していくのは
宇宙の統合的なエネルギーである。

----------距離を隔ててもつねに断面積がゼロの
重力(=万有引力)のように。

  • 2015年2月16日

放射エネルギー

原子炉が溶けなければ
地下水で放射物質による汚染水は作れない。

その被曝量がほとんど
報道されなくなったのは
汚染水が流出する事故ではなく
最近は海に流しているからである。

原子炉の破滅的状態をコントロールする技術は
まだ原始的すぎるほどでもない。
何もないのである。

同時に、被曝線量の基準を100 倍にされても
だれも逮捕しない社会変革を成し遂げた。

溶解した原子炉の核反応は
ほぼ解放状態であり
権力は、そのあるがままの自然を
バイオスフィア内部に取り込んだのである。

権力は、本質的に
放射エネルギーを増大させる
もっとも効果的なテクノロジーなのである。
------------------互いを分断し征服するための。

  • 2015年2月15日

知性の原型

何を学んだかは重要ではない。
どうやって学んだかも重要ではない。
自分の興味が何かを知ることがなければ。

人間の興味は、誰かの知識からではなく
生得的な想像力から始まる
知性の芽生えにちがいない。

人間から原型を形成しない場合が
ほとんどの知性を作ってきている。

職業に結びついた興味のレベルは
集団のなかの条件反射でしかない。

知性は内部化した外部である。

  • 2015年2月15日

エスプレッソマシーン

コーヒー豆を節約して
より美味しく早く飲める方法として
電気式の家庭用エスプレッソマシーンが
開発されたのは1961年頃であるが
原理が発明されたのは1世紀前の蒸気機関の時代だ。

当時のイタリアでは、
アフリカの領土分割で始まった内乱で
植民地で栽培されるコーヒー豆が決定的に高騰したためである。

私の実験では、ドリップコーヒーの場合と比較すると
約40%はコーヒー豆を節約できる(=コーヒー豆の粉費向上)。
コーヒー豆をより細かく粉砕することで
コーヒー豆の表面積を増大する技術は、
小麦の粉挽(グラインダー)の一般技術である。

そのグラインダー技術の開発がなければ、
エスプレッソマシーンによる新しいカテゴリーと
コーヒー豆の粉費向上は達成できなかった。

エスプレッソマシーンのように
愛する物事を物理的に包括的に改善できる人たちは
コーヒーが大好きな人よりも少ないが
コーヒーが大好きな人から生まれている。

アメリカやヨーロッパの中東の植民地における
石油の争奪戦争によって、原油価格をコントロールされ
内燃機関の燃費が最終的に飛躍的に向上するまでの
過程と似ているだろう。

優れた<生活器>の開発には半世紀以上を要したのは
彼らが戦争が大好きな人たちに
つねに直接的に間接的に<兵器>デザイナーとして
雇用されてきたからだ。

グランチのために働く<兵器>デザイナーは金銭的な誘惑に満ちている。

  • 2015年2月14日

現金製造機

ハイブリッドカーでなくとも燃費は改善された。
補助金で大多数がハイブリッドカーを購入した後に。

大企業にとってエコカー減税という補助金は
手っ取り早い現金製造機である以上
技術革新が加速されたわけではない。
パソコンのように短期間に電子的な技術革命をしながら
安価にはなっていないからだ。

石油から取り出す水素で走る燃料電池車でさえ
技術のあり方に矛盾を引き起こしているままだ。

  • 2015年2月14日

集団的自衛権の上納金

人質が殺されたから
安全保障のための法整備をするのではなく
安全保障のための法整備をするために
人質が殺される必要があった。

このドキュメンタリー映画を企画制作し
全世界に公開上映させるための
日本政府が有志連合へ上納した所場代は
2億ドルであった。

このドキュメンタリー映画は
9.11で企画が一時的に成功したが、
第2作のイラク戦争からは駄作続きの
法衣を纏った資本主義の<正義>シリーズである。

  • 2015年2月13日

無為

逃避する時は、過去に
忘却する時は、現在を
絶望する時は、未来から思うと
より効果的である。

無為は、こうした時間の操作からは発見されない。

  • 2015年2月12日

シナジェティクスからコズモグラフィーへ

25歳までにシナジェティクスを習得していても
古典幾何学の延長にすぎない。

ダイナミックなモデル言語の習得と
予測的デザインサイエンスの修行期間は
人類最長の12年間である。

もし、その単独者が37歳を過ぎて
精神的に経済的に孤立しないで
デザインサイエンスを継続していれば
彼はシナジェティクス原理を発見できているだけではなく
宇宙における人間の目的と無為に目覚めているだろう。

  • 2015年2月11日

観察者

不幸な未来の遺伝子が
おカネになるのは
被爆者を観察する側に限られる。

科学的な観察者はまだ尊敬されながら
つねに権力側の傍観者になれるから。

彼らの仲間の技術者たちも
基準値を守る側にいないまま
汚染水をひたすら測定するばかりだ。

彼らはけっして客観的で科学的な行為から
生きてはない。

  • 2015年2月11日

再稼働

金がなくならない
生まれた場所で生き延びる絆は
家族や故郷のためだとしても
科学的ではない。
分かっていたはずの
不幸な未来の遺伝子を持つのは
人間的でもない。

光のない静かすぎる春が来る前に
知識のない鳥や魚、そして無数の昆虫たちが
すでに知らせてくれている。

  • 2015年2月10日

支持率上昇

罪の償いをさせるのは
法律システムであり
保安官気取りの政治家ではないからこそ、

悪党を懲らしめる西部劇の視聴率の上昇には
劇場公開用の単純化したシナリオが用意されるだけではなく
広告用の予告編まで事前に制作されていなければならない。

  • 2015年2月10日

逃亡経済

正義はテロを憎むために使われるが
殺人は三日で忘れ、再稼働は三日で慣れる。

暴力なしでは生きられない
個人の、そして国家の
原始的な権力の姿を誰も見ないのか。

自由からの逃亡は
自由よりも豊かに見えた時だ。

  • 2015年2月 9日

致命的

手の指が火傷すれば
すぐに氷で冷やすだろう。

その同じ指が凍傷になれば
お湯で温めると細胞は死んでしまう。
氷でゆっくり温めなければならない。

温度と細胞の再生の関係は、反対称的である。

危機的な状況下で
しばしば、われわれが致命的な反応をしたのは
多数決を工作する条件反射である。

  • 2015年2月 8日

安全保障会議

解毒剤を飲むのは
間違って毒を飲んだ場合だけである。

人を騙して毒を飲ませ、
自分の調合した解毒剤の効果を知らせる場合は
計画犯罪である。

  • 2015年2月 8日

新しい傾向

誰かが新しいことを考えると、誰かが模倣する。
誰かが新しいことを始めると、誰かがやってくる。
つまり、新しいことは二人から
同時に始まっていないにちがいない。

しかし、一人では何もできない人が
二人以上集まる社会や調和を求める傾向を作り出している。
だから、だれも互いを批判しないのだ。

新しい傾向でさえ、孤立を怖れる保守性から生まれるのは
考える前に、他者の思考方法で生きてしまうからだろうか。

昨日までの目的を射止めた方法こそが
確実に支持される方法になりやすいからこそ、
行動さえも
その目的や意味からではなく
行動形式の破壊から免れているのだ。

  • 2015年2月 7日

反転システム

戦争は、憎むべき凶悪なテロの対極としてではなく、
その一部として存在する。

しかも、罪を償わせる<正義>として反転させる
基本的な記号システムなのである。

この反転システムは
例えば、天真爛漫な興味から生じる好奇心すらも
理系・文系に分離できる。

  • 2015年2月 6日

軍事技術者 2

軍事技術者の予備軍を教育するには
文系と理系に分離して教育するだけで十分である。

その分離によって
例えば、数学ができる学生は絵や音楽による表現に興味がなく、
芸術を志す学生は、数学や物理学への興味がないという
知の不自然な分化を自ら批判できないようになる。

こうした専門分化が権力テクノロジーの基本的な企てであることに
その予備軍時代からすでに無関心である。

専門分化への無関心さは、
文系と理系の棲み分けのための試験制度によって
決定的にされるのであるが、
こうした教育プログラムは巨大な軍事産業と
その暗黒資金を抱えているグランチが先導している。

専門分化と専門家に対するあらゆる間違った尊敬によって
この分離は確実に深く進行する。

  • 2015年2月 5日

軍事技術者 1

産業界や大学に、「金のためにはなんでもやる」という
技術者や学者が多くなった理由はなんだろう。

「金のためにはなんでもやる」技術に従事するには
軍事に関連する技術がもっとも有利である。
軍事技術には、原発も含まれる。
それらに従事する場合、戦争によって真の科学技術が発展するという
間違った刷り込みで専門家のプライドは保たれる。

しかし、「金のためにはなんでもやる」技術が
公然と優勢になるためには
エンジニアから発明の才を引き出す
<内部の誠実(integrity)>さが
若い時にすでに衰退していなければならない。

  • 2015年2月 4日

自己のテクノロジー

妥協することなく
反権力に接近する技術(=テクノロジー)があれば
クラッカーか、テロリストになれる。

妥協することなく
ノウハウに精通する技術があれば
ハッカーになれる。

妥協することなく
技術を発見する技術があれば
発明家になれる。

あらゆる権威を否定して
妥協することなく
自らの動機に接近する技術があれば
包括的な科学者になれる。

  • 2015年2月 3日

想像力

テロリストの取材はかなり困難になったばかりか
その国家から志願兵は誰一人帰ってきていない。

国家(nation)とは、国境線ではなく
想像力(=image-nation)から形成されている。

想像力の欠如は武力で補われる。

  • 2015年2月 2日

軍産学複合体(Military-industrial complex)

死者に対する最高の手向けは
悲しみではなく報復ならば、
彼らも賞賛する立派なテロリストだ。

自分ではだれも殺害しない
武器商人組合員(=軍産学複合体)の手口に
騙されないはずだが
それがなかなか難しい。

この戦争のシナリオでは
民間企業の参加による雇用確保と価格と株価の安定をもたらす
軍需産業の利点が
住宅ローンと奨学ローンを抱えた人々から支持されるからだ。

  • 2015年2月 2日

正義

優れた仕事の報酬はより大きな仕事を望んでいる。

<罪を償わせる>手段として
人道支援はあり得ない。

テロへの報復として
武力による威嚇又は武力の行使が
国家を安全に保障できる。

強欲な正義は、国外で偽造された。

  • 2015年2月 1日

条件反射的な結末

国権の発動たる戦争を正当化するためには
政府工作員の処刑ではなく
フリージャーナリストの殺害を非難する
条件反射的な世論が必要だった。

テロ行為に屈しないならば
そして、こうした心理操作にも屈しないならば

<罪を償わせる>手段として
武力による威嚇又は武力の行使は
憲法に違反するという考えから
反条件反射的な行動が生まれる。

  • 2015年1月31日

部分から推測される全体

すべての個人情報は部分である。

ビッグデータによる検索、共有、転送、解析、可視化などから
テロの防止、ビジネスの傾向の発見、研究のレベルの決定などが実行できる。

ビッグデータとは、そのすべての部分を集合させた全体から
部分のふるまいが推測可能なことを示している。

しかし、推測可能な全体を解析し、再び部分に応用するだけの世界が
しばしば完全に陳腐化されるのは、
人間が、部分からは推測不可能な全体の働きを突如発見してしまうからだ。
どの部分にも全体を予測できる要素は
まったく存在しなかった事実を認識する瞬間が訪れるのである。

つまり、個人の可能性は、すべての個人情報の集積をしても
部分からは推測できないのであるが
その経験から、もっとも怖れなければならないのは、
収集され捨てられていく個人情報ではなく
ビッグデータは重要な科学的発見の予測ができないにもかかわらず
ビッグデータの主導権が個人にないまま
ビッグデータの予測にしたがって、
群として現在を理解し未来を生きていく事実である。

  • 2015年1月30日

政府工作員

イスラム国に人質として拉致されたのは
政府の組織的な動きの実行要員であり、
強大な工作予算とともに任務を請け負って
表向きにはNHKの番組レポーターとして派遣されたからだ。

しかし、工作に失敗した故に
いまや不都合な真実を持った彼は、
個人的な善意と友情から生まれた
しかし、その無謀さのすべてのリスクが
自己責任論で批判されるのではなく
英雄として救出されるシナリオに変えられている。

受信料を支払う人々は
すでに見えない心理作戦のなかに巻き込まれている。

  • 2015年1月29日

軍備

一人殺しても犯罪者だが
50人殺せば凶悪なテロリストと呼ばれてれも
自国では英雄だ。

しかし、政治指導者になれば、合法的に敵も
そして、意見の異なる同胞さえも闇で殺せる。

そのすべての経費が
殺す側と殺される側の税金から支払われる
暗黒時代の変わらぬシステムが見える。

  • 2015年1月28日

ジオデシックライン

球面三角法に基づいた測量技術がなければ、
広大な領土を直線的に分割することは不可能である。

球面上の広大な領土を分割して、
地図上でその国境線が直線に見える場合は
その境界線はほぼ大円(ジオデシックライン)上に置かれている。

直線的に分割されて見えるかつてのオスマン帝国の国境線群は
数学的には純粋な大円という円弧によって囲まれているのである。

球面幾何学は、ルネッサンス以前も以後も
権力テクノロジーが主に教会内部で
古代の天文学と航海術から開発した数学である。

  • 2015年1月28日

有志国連合とういうグランチ

イスラム国との戦争に不可欠なロジスティックに
物資や医療技術などの後方支援は含まれる。

安全保障と集団的自衛権の法整備は
日本人の人質作戦の誘導計画から始まった。

有志国連合のこれらの軍事作戦では
決してイスラム国とは呼ばれない。
ISILとだけ呼ぶ彼らは、明らかにグランチである。

グランチは、第一次世界大戦中のオスマン帝国領の分割を企てた
秘密協定によって、この帝国にもアフリカ分割で成功したように
直線的な領土分割で国境線を引いたのである。

日本はすでに有志国連合の一員である以上、
テロの連鎖も直線的に確定している。

  • 2015年1月27日

続)心理戦争

1980年代にすでに
世界の軍事費の過半数が心理戦争に費やされている。

人質救出のために自衛隊を派兵する目的で
今回の誘拐人質作戦を綿密に予測し計画し、
そして、誘発させることこそ
戦後アメリカから学んだ心理作戦である。

この種の心理戦争において、
テロ行為と戦争の区別はどこにもないように
特定秘密保護法と心理戦争は表裏一体なのである。

  • 2015年1月27日

心理戦争

心理戦争を理解しなければ
捏造された戦争も
空虚な平和も
それらを支えた無数の現実の死さえも見えない。

  • 2015年1月26日

テクノロジー 

他者をより効果的に殺傷する目的なら、
自己のテクノロジーにも
宇宙航空のテクノロジーにも
勝利はないだろう。

すべてのテクノロジーは、非人格的な宇宙に属するから。

  • 2015年1月26日

自己のテクノロジー

空爆にはテロが憎いという多数決が前提の
高度な宇宙航空テクノロジーが必要だ。

自爆テロには
空爆が憎いというカルマが前提の
自己のテクノロジーが必要だ。

死を包括したテクノロジーを制圧するために
テロと戦う決心をした日本政府は
戦後、アメリカから開発を制限されてきた
宇宙航空テクノロジーを推進しはじめた。

だが、自爆テロはどんなテクノロジーも越えられない
極限的なモバイルテクノロジーである。

  • 2015年1月25日

生還

人質が死んでも何も変わらない。
だが、生還して変わるものがある。

安倍政権は真実の生還を怖れている。

  • 2015年1月25日

殺害と解放

テロに屈しないとする政府によって
情報の収集、分析とともに、問題について協議するが
人間の拘束を解放する方法と現実を生まなかった。

裕福な、そして空虚な生活を優先した人々は
再びインターネット映像の真偽を判断するばかりだ。

  • 2015年1月24日

カイロで行った2億ドル支援演説

<これからトルコとレバノンの支援を行う。
ISIL(イスラム国)と戦う国々に、人的能力・インフラ支援のために
2億ドルを供与する>としたカイロで行った2億ドル支援演説こそ、
明確な後方支援であり、日本が中東での兵站線を担うことを宣言している。

軍事的な兵站線を支える目的を明確にしたわけだから
即刻、人質作戦の2億ドルで対応されたのは当然である。

2億ドル支援演説内容は、外務省の失態ではなく、テロ行為を誘発させ、
国際世論を反イスラム国にするための作戦だった。

日本人は、すでにイスラエルの軍事的な兵站線を支えている。

  • 2015年1月24日

補給戦

今回の人道支援は、明らかに後方支援を拡大する目的であり
ロジスティクスとしてのイスラエルへの補給戦であった。

後方支援を人道支援に見せかけた日本政府は
人質の救出劇をも演じる側にあったのだ。

  • 2015年1月24日

人道支援(Combat service support)

安倍首相がイスラエルを訪問して
人質事件と戦争が同時に起きたのは
これで2度目である。

人道支援は、明らかに戦争への口実であった。

  • 2015年1月23日

代理人

外務省の情報収集と分析には、成功も失敗もない。
それは、解放交渉する側の行為ではないが
情報の公開もしないなら、絶望的な機能だ。

つまり、様々な情報に接するだけなのは
代理人を雇用するからだ。

  • 2015年1月23日

日没の前に

雪原から見る西の空では
太陽と、その黄道の軌道面に
月と火星、海王星、そして金星、水星までも
互いに接近する。
(月と金星は昨夜はほぼ重なっていた)

それは、三角形状の山羊座と重なる時刻だ。

放射冷却が始まった。
明日の朝は車のドアは凍って開かないだろう。

  • 2015年1月23日

流れ(stream)

金と情報の流れは、権力構造のヒエラルキーの下部への流れ。

日本政府が情報収集しかできないのは
世界権力構造の下部組織だからだ。

この権力構造の流れの支流から本流へと逆流できるのは
政治交渉ではなく、人間の<対話>だけである。

  • 2015年1月23日

会計学

人道的支援は、政府の高官などが密約で交わす政治戦略の変形ではなく
「身代金2億ドル相当の医薬品や食料などを、
イスラム国の支配地域で暮らす難民に
赤新月社(イスラム諸国での赤十字社)を通じて援助すること」であり
政府が主導できるものではないのだ。

ロックのチャリティコンサートの会計学と同じだ。
分断して統治するグランチは、この会計学を一番嫌っている。

  • 2015年1月22日

遅すぎる国家安全保障会議

人質救済のための日本政府の国家安全保障会議は
まだ機能していない。

人道的支援を正当化する方法で
欧米流の平和を望んでも
平和は、正義と爆弾から作られてきた。

地獄の季節を隠すほど、メルトダウンしている平和が怖い。

  • 2015年1月22日

エンベロープ (envelope)

自然の構造とパターンは発見されるのみである。
その発見に典型的知性ほど無力なものはない。

インフルエンザウイルスやエイズウイルス、
エボラウイルス、そしてノロウイルなどの
エンベロープ (envelope)という外皮の構造とパターンは
すべて例外なく正20面体の対称性を備えている。

しかし、人間はこうした外敵を防御する自律的で経済的な外皮構造を
生得的にまったく備えていないので
30年ローンで高価すぎる固定された外皮を購入することで
環境との調節をはじめた最初の哺乳類である。

その環境を制御する方法は、まだウイルスほど科学的とは言えない。
うねぼれと希望が交錯する期待感から
新たな構造とパターンをデザインすることはできない。

  • 2015年1月21日

クレジットシステム

しかし、全宇宙から真の富を現金化して奪う
見えない超法人格的な泥棒(=グランチ)には及ばない。

彼らは、非共産主義圏の金融クレジットシステムを
意のままに動かすことができる。

  • 2015年1月21日

寄付と身代金

人道的な支援は、個人、企業、政府からの寄付で賄われてきた。
寄付と身代金は、世界経済の過半数になりつつある。

戦争と平和の均衡は、いまや不労収入で賄われている。

  • 2015年1月20日

ブラック vs ホワイト

ブラックホールとホワイトホールは
宇宙に実在する。

ブラックボックスとホワイトボックスは
テクノロジーによって発見された概念だ。
(スティーブ・ジョブスは、ホワイトボックスのパソコンから販売した。)

ブラック企業とホワイト企業は経済的で
ブラック国家とホワイトハウスは政治的な概念だ。

国民からの借入金を国民の借金と定義する日本政府よって、
裏切られた経済は、1%の富裕層を達成した。

日本政府は、海外では表現の自由を求めながら
国内では秘密保護法を制定する。

悪党と保安官が織りなす
白・黒映画の安上がりの西部劇は終わらない。

その保安官は、人質一人1億ドルの日本人の相場を検討している。

  • 2015年1月20日

リアリティ

未来は明日のことではない。
すでに始まっている現在でもない。

行動によって思考方法を変革するプロセスから生まれ
匂いや質感を伴う自己投影される
世界像(=リアリティ)である。

ほとんどの知識は、その世界像の生成には無縁である。

  • 2015年1月19日

復興に多くの人々が関わりながら
それでいて被災者を孤独のままに置く
センチメンタルなこの方法を
心理学的に、経済的に、社会学的に、人類学的に
哲学的に、そして科学的に分析し批判しなければ
本当の幻想はやってこない。

現在への幻想は、
過去の欺瞞や未来の偽装からは
けっしてデザインできない。

絆という記号を作り出した映像作家や音楽家を
最初に分かりやすく批判するだけで終わってはいけない。
--------背後のプライムデザイナーという巨人を知らないで。

  • 2015年1月18日

時間

過去は過ぎ去った未来であり、
未来はすでに始まっている現在であることは
時計を見ても分からない。

それらが区別できるのは、
相対性理論以外では、強迫観念しかない。

  • 2015年1月17日

有用性

発見の報酬は、仕事ではなく新たな有用性の生成である。
そして、連鎖していく発見の無限性との関わり方である。
これ以上の有用性があるのだろうか。

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