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犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa

  • 2014年10月 2日

モデル言語とシナジェティクス

実験室で化学的に合成される遙か前から
おそらくバイオスフィアが誕生する前から
フラーレンやナノチューブは大気圏に落下する無数の隕石にあったように
テンセグリティはすべての細胞にデフォルトとして存在していた。

そしてフラーレンやナノチューブでさえ
テンセグリティ構造という構造の一般化は
実験室では認識できなかった。

自然のもっとも純粋な構造は
観察ではなくモデル言語が生成する概念によって
はじめて理解されたのである。

あきらかに自然の構造は言語の構造に影響を与えているにもかかわらず、
科学的観察からこの自然の構造とその一般化が発見できなかった事実を
シナジェティクス以外の科学は指摘してこなかったのである。

  • 2014年10月 1日

モデル言語

数学では未知数の数に応じて
関係式を作る。

シナジェティクスは
原理の理解のために
モデルを制作するのではなく
モデルの数に応じて
神秘に遭遇する。

10歳までにこのモデル言語は習得可能だ。

  • 2014年9月30日

総合的判断

火山噴火予知連絡会の診断結果は、常に気象庁から発表された。
地震予知がまだ研究段階であるのに対して
火山噴火予知は防災に機能できる機関として位置づけられてきた。

心肺停止状態の人が30人以上もいることが分かって
「火山予知ってこんなものです」と発言する
火山噴火予知連絡会の最高責任者の知性とモラルを
はじめて知らされたのである。

国家の研究費を火山予知の目的で貰っている学者達の社会的責任を
批判しない学者という同業者やメディアを信じると
死の危険性は確実に増えているのである。

火山噴火予知連絡会は
今後の火山活動についての<総合的判断>を中止すべきである。
同時に火山の構造よりも権力の構造に興味がある
似非科学者達を裁判にかけるべきである。

彼らはいま心肺停止した人々の安否よりも
自分の学者生命の安否を気遣っているにちがいない。

それでも火山噴火予知に興味がある真の研究者なら
大学の研究室レベルで自由にやるべきである。

それが客観的な<総合的判断>である。

  • 2014年9月29日

デザイナー

より働かないためのデザインは僅かしかない。

解ける問題しか興味がない学生は数学者にはなれないが
デザイナーは自分がデザインできる
見えるモノしかデザインしない人がなれる。

自然の99%が人間には不可視なのは
自然のデザインが、自分自身の生存を最後に考えて行動したのでなく
すべてを考えて行動した結果だからである。

  • 2014年9月28日

主観的な人々

気象庁が今回の火山爆発を予測できなかった事実を
認めたのは、爆発後であった。
3.11の時も、放射性物質の大気圏内の分布の予測を公開したのは
広範囲に日本列島が被曝した後であった。

無数の生命を保護するための様々な
科学的で社会的な保障システムは開発され運用されているが
実際はほとんど機能していない。

超専門家たちは、グランチに雇用されることで
主観的な見解を述べるだけで
客観的に人類には働きかけない。

彼らが精神的に経済的に自律した個人ではない以上、
科学的で社会的な保障システムの運用と管理を
超専門家や政治経済機構に委託すべきではない。

われわれが、すべての社会的保障システムの
開発と運用と管理に関わらないかぎり
生命を保護するための客観的な選択権は委託されたままだ。

主観的な人々は、知的にけっして人類には働きかけない。

  • 2014年9月27日

予測と警戒

「噴火警戒レベルは1(平常)を維持し
噴火後にレベルを5段階のうち3(入山規制)に引き上げた」
のだからこの種の警戒レベルは死を回避する目的ではなかった。

火山噴火でさえまだ科学的に予測できないから
爆発する日の登山者に窒息死や意識不明などの多数の死傷者が出たように
原発も再稼働するなら
科学的に予測できない地震や津波によって
再び広範囲に人々は被曝死するだろう。

日本は被曝によって衰退していくという予測は科学的である。
それ以外の予測と警戒は実に主観的である。

  • 2014年9月26日

21世紀型超専門家

この学校教育は子どもには教育的ではないが
行かせないわけにはいかない。

この食材は放射性物質に汚染されているが
食べないわけにはいかない。

原発はまた炉心溶解するかもしれないが
産業のために推進しなければならない。

これらの教育者も科学者も政治家も
ただ生きているだけの21世紀型超専門家にすぎない。

彼らを大人として尊敬している若者たちも
あるいは軽蔑しながら<構造>に所属している大人たちも
病名がまだない2重の言語構造に冒された精神病者である。

  • 2014年9月25日

ノウホワイトとノウハウ

人間は構造とパターンを作り出すことができないので
構造とパターンを発見する過程では
ノウホワイトとノウハウとの相互作用に無関心ではいられない。

しかし、その相互作用を
学ぶこと以上に教えることはできない。

  • 2014年9月24日

構造とパターン

理想的な構造とパターンをデザインしている人たちは
存在できない非現実をデザインしているにすぎない。
しばしば自然とは無縁であり続けるがゆえに
人間の理想は生きながらえる。

この半世紀間、テンセグリティ以上の構造とパターンを
発見できなかったのは科学的現実である。

  • 2014年9月23日

固有振動数

稲の生長期間は日照時間や積算温度、
そして品種によって左右される。

人間の健康な胎児は人種や文化の違いに関わらず
10ヶ月間以下では誕生できない。

この独自な期間は、固有な時間周期(または振動数)に支配されている。

そして、知的爆発期を迎える10歳までのこどもの成長過程は
まだその固有な時間周期に支配されている。

  • 2014年9月22日

ユーティリティ(有用性 utility)

古いアイデアを持たないだけで
新しいアイデアに見える。

しかし、真に新しい
前例のないアイデアは無価値に見える。
なぜなら、まだ存在しない概念を含んでいるからだ。

だから、その概念の希有な探求者以外の誰かに
相談しても無益だ。

真のユーティリティ(utility)は
最大多数の最大幸福を求める記号言語から生まれにくい。

ユーティリティはモデル言語から生まれている。
異なった複数の言語間のシンタックスとセマンティクスのために
こどもたちが自然に作るフォーマットのように。

  • 2014年9月21日

カフェラテとシナモンロール

過去の思考に生き、そして
どんな変化もない表面的で
平穏な生活を望んでいるかぎり
自己は単なる環境の一部にすぎない。

国家的なカオスを取り込むための。

高価なカフェラテとシナモンロールを買う
スタバの若い人々でさえ
イスラム国を弱体化・壊滅させるための
軍事行動を支援しているようなカオスを。

  • 2014年9月20日

生者の奢り

冥福を祈るよりも
死者の安否を気遣うと
いろいろ聞こえてくる。

遠い記憶よりも近い声。

  • 2014年9月19日

自己形成

環境を変えると思考が変わるのは
環境が自己形成してきたからである。

環境を自己以外のすべてにするためには
すべての条件反射を排除しなければならない。

私には、シナジェティクスは
環境からの自己形成の破壊にもっとも強力であった。

  • 2014年9月18日

シナジェティクスの先験的仮定(apriorism)

知識は頭脳的な産物である。
英知は頭脳を超えた非・知識的な段階にある。

英知には先験的な英知が潜んでいる。

その英知を探査する方法は
もっとも初源的なシナジェティクスの英知に属する。

  • 2014年9月18日

職業

教師や両親が愛情深く子どもの将来の具体的な就職を望んだだとしても
「過半数の子どもは大学卒業後には
現在まだ存在していない職業に就くだろう」

パソコンのように
人間の職業ほど時代から陳腐化されるものはないのだ。

学校が職業のために存在するのは、時代遅れである。

通学と通勤という過去の分かりやすい同時的な現実を
維持しているだけの教育は終わっている。

  • 2014年9月17日

基本モジュール

震度7程度で建物は倒壊するか、損傷を受けるが
飛行場や港に停泊した飛行機や船舶、そして駐車中の自動車は
大地の激震そのものによって破壊されたことがない。

象や鯨は、巨体であるが地震で骨折などしない。

進化の過程で骨格はその形態のすべての変容過程で圧縮機能を担ってきた。
生物学は骨格の形態と変容について観察はするが
そのシステムの形成方法とその理由についてはほとんど考察しなかった。

建築学も骨組みの構造に始終した圧縮の構造解析が主流である。

生物学も建築学も人類の生存上の緊急事態から切り離されている。

すべての構造を形成するのは原子である。
その原子核の構造を圧縮力だけで説明する物理学は存在しない。
斥力(repulsion)と引力(attraction)の相互作用から
すべての物質の基本モジュールは形成されている。

  • 2014年9月16日

破壊と非破壊

発明とは
締切を排除した概念の破壊活動である。

クリティカル・パスとは
実現化のための
失敗を排除した最長経路の設計である。

  • 2014年9月16日

権力テクノロジー

新しい理論を論文に書くと迫害される時代に
科学者という職業に名誉や尊敬はなかった。

科学者はいまや尊敬され
名誉のある超専門家を目指す若者は増えている。

しかし、原発再稼働に反対する学会や大学がないのは
彼らが名誉と尊敬と引き換えに体制派の保障を得たからである。

科学テクノロジーよりも
権力テクノロジーのほうが包括的で優勢になり
進歩的で自由な科学は、明らかに衰退している。

  • 2014年9月15日

産業テクノロジー

数学はよく理解できない方法で教育される。
完全な概念の理解を欠いた学習の習慣は
政治と経済では大いに利用されている。

例えば、
すべての経済活動はつねに利潤を
生まなければならないという概念は
悪意のある動機によって刷り込まれたのであると理解したなら
人間の知性と組織化の欠如の結果としての日々の生産活動を
批判できるだろう。

われわれが想像するよりも
つねに高い生産手段を所有している
産業テクノロジー全般に関する学習がもっとも遅れている。

テクノロジーの進化が
教育プログラムの変容と同期することがないのは
無知がより利用されやすくなっている。

  • 2014年9月14日

透明な手段(Medium)

編集者などの解職処分によって
編集する<基準>がシステムから排除されるわけではない。

そのシステム自体が<事実>よりも
特権と利権を生む<意見>を媒介するための反応装置であるかぎり。

平均的な人間とグランチとの中間媒体(Media メディア)は
透明な手段(=Medium メジウム)としてデザインされる。

  • 2014年9月13日

もっとも危険な事実

メディアは、意見が<基準>を形成するよりも
<基準>に適応した意見を生むシステムを
インストールしている。

この<基準>に従って
自分に都合のよい<社会的不正>のための
口実を記事にするだけで
<事実>をいつでも捏造できるのである。

特権に依存した<安心と安全>を作り出しているが
その<安心と安全>はもっとも危険な事実である。

  • 2014年9月12日

幸福感

シナジェティクスを探究していく場合
経済的利益の追求を社会における根本的な原動力とするシステム
から孤立した個人として感じるだろう。

冷酷さと搾取によって、つまり偏見によって
富を築く人々に無縁なその感覚は
惑星地球生命体の流れから生まれる
ある種の幸福感にちがいない。

  • 2014年9月11日

再稼働

放出され続ける放射性物質の情報に関して
知的な人は過剰な懐疑心に囚われているが
大多数は単純すぎるほど無関心で暮らしている。

悪意のある動機によって事実の歪曲に
気づかなくさせるテクノロジーこそが
大多数をコントロールできると信じているグランチの下部組織、
例えば、東電の株主である独占的報道機関(=NHK)に
受信料を払い続けている
その愚かな大多数を生み出すシステムは
もはや政治的とは言えない。

この無意識的なエネルギー源こそ
だた生きているだけの<自由からの逃避>を形成しているのである。

  • 2014年9月10日

スポーツ解説者

「すべては結果だ。過程ではない」
「すべては過程だ。結果ではない」
という2つのタイプがあるが、どちらも負けたときの解説だ。

しかし、最近は失敗した、あるいは失敗しそうな
科学論文の解説にも使われている。

真に未知なることへ挑戦した経験がない人たちの言葉は
すぐに受け入れられる。

  • 2014年9月 8日

緊急時の危機

すべての作用は反作用を受けるだけではなく
非同時的にそれらが合成された結果を次々に形成する。

その結果は最初の反作用とは明らかに異なっている。

緊急時の最大の危機は
無数の反作用だけを想定している平時の危機の概念にある。

真の危機とは、自然からではなく
部分から推測できない人間の無知にある。

  • 2014年9月 8日

知的爆発時期

バックミンスター・フラーからもっとも影響を受けた
操作主義的なシナジェティクスの直観的な研究方法を
こどもの教育理論へと変換する私の方法と目的は
1981年の夏、バックミンスター・フラーの推薦と紹介で
最初にアメリカの教育財団によって採用され実行された。

この純粋な教育実験は、バックミンスター・フラー研究所にも近い
フィラデルフィアのフランクリン・ミュージアムで毎週日曜日に行われた。
アシスタントは高校の数学教師であった。

10歳児の知的爆発時期までに
この反対称性のシナジェティクスモデルとそのモデリングを
自発的に実践できる教育プログラムは、その後改良を続け
『コズモグラフィー』に記述された革命的なシナジェティクスモデル
とシナジェティクスの後継者による新たなシナジェティクスモデル群と共に
現在のシナジェティクス入門講座や
シナジェティクス・ワークショップでも使用されてきた。

そして、、私のワークショップ参加者(主に大学生や一般社会人)たちは
こどもの時に受講していたらもっと科学に興味が持てただろうという
率直な感想も含めて5歳児からのこども用のシナジェティクス教育プログラムと
大学院生までのシナジェティクス教育プログラムの基本的プログラムに
まったく差異がないという事実にだれも気づかなかったことである。

10歳児特有の知的爆発時期までとその後の教育プログラムの開発は、
21世紀においても惑星探査プロジェクトと同じように
未知なる存在とその形式を探査する行為に他ならない。

  • 2014年9月 7日

シナジーの度合い

テンセグリティモデルを構成するストラットやストリングの種類が変われば
「張力」と「張り上がりの硬さ」の相互関係が変化する。

「張り上がった硬さ」でテンセグリティモデルの
シナジーの度合いが決定されるが
「張力」はテンセグリティモデルの硬さの数値にはならない。

なぜなら、張りの硬さは張力が形成するという概念的な誤解と
それに基づく間違ったデザインがあるからだ。
例えば、テンセグリティの張力調整のための重いターンバックルは
シナジー度合いを深刻なほど破壊している。

さらに、例えばストラットという圧縮材に、圧縮力だけではなく
ベンディング(曲げ応力)が発生している。

テンセグリティのストラットの細長比は
テンセグリティモデルの「張り上がった硬さ」という
シナジーの度合いを変化させている数値である。

  • 2014年9月 6日

反対称性と非対称性

シナジェティクスの探究によって
「生命世界の非対称性―自然はなぜアンバランスを選択するか」ではなく
生命はどのように反対称性によって非対称性を回避しているのかを
説明できるにちがいない。

非対称性が均衡を破壊しているように見えるのは
あるいは、対称性が破れているように見えるのは
観察者の局所的な経験によって制限されている可能性がある。

シナジェティクスは、
反対称性と非対称性(鏡像対称性)とを明確に分離できる
シナジェティクスモデルを1981年に発見している。

反対称性のシナジェティクスモデルが発見されも
それまでの対称性の概念がまだ生き残っているのは
社会的な認識上のタイムラグではなく
モデルによる思考言語の破壊の方法にある。

  • 2014年9月 5日

複製の時代

どんな建造物にも大きさの限界があるのは
大きさと重量の関係に限界があるからである。
実際、人々は小さな建物の倒壊でも亡くなっている。

テンセグリティ構造の複数の張力材が破断すれば
その構造は短時間に致命的な破壊に陥ると考えているのは
建築家だけではない。

テンセグリティモデルを複製した人々でさえ、そう考えている。
ミスインフォーメーションはもっとも複製されやすい。

自然に失敗は存在しないことを、理解するためのモデル言語は
シナジェティクス・モデリングのプロセスに潜んでいる。

テンセグリティ構造体の直径は
現代の素材によってほぼ無限大となる。

  • 2014年9月 4日

観測史上最大

日本のほとんどの谷と沢は
アジアの偏西風による集中的で局所的な雨量
と地殻変動によって形成されてきた。

せいぜい、1974年からはじまった1300カ所のアメダスの記録を
標準にしている最大値ほど自然を見くびっている観察方法と
貧弱な観察事実はないだろう。

毎年、観測史上最大を繰り返す気象学は
プレートテクトニクスに対して情緒的すぎる。

地球の内部と外部との相互作用に関して
気象学は、大気圏のパターンを扱っているにすぎない。

惑星地球は人類が気象を観測する前に
観測できる環境を自らデザインしているその構造とパターンを
大気圏の内部からも外部からも人類はまだ観察できていない。

バンアレン帯と太陽黒点☆との相互関係を無視して
天気予報を信じて生活していると
特に海岸部の都市部では短命になりやすいという統計的事実を
気象学とNHKが除外しているだけである。
 
☆ 2014年8月の太陽黒点数は、2013年8月の2倍であった。
黒点相対数の国際共同観測は1855 年から始まっているが
今年の夏は観測史上最大値級だったのである。

  • 2014年9月 3日

続)人工中絶(abortion)

学校は<できそこないや失敗>を排除するシステムの維持に
両親を巻き込むために
PTA(Parent-Teacher Association)を組織してきた。

PTAは民主主義の演習の場であるという認識こそ
戦争に容易く利用できるからだ。

実際、PTAは<空気を読める>両親たちから構成されている。

つまり、発祥や起源が
最初から剥離(人工中絶=ab-original)されるように。

  • 2014年9月 2日

標準化(Normalization)

<標準>とは、
免疫性を持たない社会的な自然状態(=normal)であり
つねに変動する平均である。

自然は失敗を分離,除去するように標準を形成するのではなく
人間が失敗を定義するための<標準>という概念を
利用しているにすぎない。

<自然の標準>は
例えばデフォルトとして自動的に定まった
プランク定数(Planck's constant)として知られているが
シナジーはおそらく標準を持たない。

静止的な<標準>をつねに解体しながら
動的なシナジーを生成するシステムにふさわしい概念を
シナジー以上にまだ形成できていないからだ。

たとえば、
テンセグリティ構造は、自動的に定まった<標準>とは言えない。
シナジーによる統合作用は
標準化からは予測できないシステムのふるまいにちがいない。

  • Posted by: e-shokuju
  • 2014年9月 1日

デフォルト(default)言語

発端の剥奪(人工中絶=ab-original)とは
デフォルトの剥奪、または
デフォルトからの離脱も含まれる。

デフォルト(=自動的に定まった標準 default)とは
起源(origin)そのものである。

しかし、デフォルトは
意図的に中途離脱によって欠損する怠慢な行為を意味するように
すっかり変容させられてきたのであるが、
同時にデフォルトという自然状態では
敗訴させる記号言語の構造をこしらえてきたのである。

シナジェティクスのモデル言語は
このデフォルト(default)という奪われる前の
最初の構造にもっとも接近する。

たとえば、テンセグリティ構造の発見のように
自然界では圧縮材だけの連続した構造は存続し得ないという
デフォルト言語を科学的に視覚化したのである。

  • 2014年8月31日

原住民(aborigine)

アボリジニ(aborigine)とは、原住民という意味である。

狩猟採集生活を営む先住民をアボリジニと呼んだのは
イギリスによる植民地化政策からである。

アボリジニ(aborigine)とは
ab-originalであり
<最初の剥奪>という意味がある。

abortionが妊娠中絶を意味するのは
<最初の発育状態から除く>行為だからである。

発端や発祥(origin)は
後から来た大多数によって
より少数のアボリジニ(aborigine)にされてきた。

排除されるすべてのアボリジニは
本質的に宗教組織を含んだ世界権力構造と対立する。

  • 2014年8月31日

人工中絶(abortion)

頭を切り落とされたトンボは飛行しようとする。
頭を切り落とされた鶏がしばらく走り回るには
物理的な反射システムが必要だ。

反射作用の集積と統合によって
生まれてくる胎児を物理的な生命として認識できる。

意識(consciousness)とその独自性は
誕生という概念以外では捉えられない。

気づき(awareness)は
物質的であり、誕生と共に始まる。
この気づきは、子宮内での受精直後から始まると考えられる。

人間がこしらえた計画などの失敗や挫折なども
概念的に<中絶>または<できそこない>と考えているのは
宗教がこの哲学的な認識の形成に深く関与してきたからである。

  • 2014年8月30日

自己イメージ

自己イメージは、言語の習得と共に他者によって完成される。
他者とは、そのほとんどが家族や友人そして学校である。

シナジェティクスのモデル言語は
宇宙との相互作用によって
その自己イメージを砕くようにして成長していく。

宇宙の固有性や異質性は
外部性だけではなく
自己の内部をも形成する。

<宇宙とは自己を含むすべて>R.B.Fuller

  • 2014年8月29日

地球温暖化説

昨晩のNHKでは
広島の大規模土砂災害が
地球温暖化説をもとに解説された。

地理学なき土地資本主義の犠牲者は
間違った理由からふたたび埋葬される。

局所的な事実にこだわる科学者を信じてはいけない。
彼らが終身雇用された国家公務員だからではない。

二酸化炭素をお金と交換するシステムに、意志を託してはいけない。
そのシステムが原発を輸出しているからではない。

真実は、事実を統合したものではないからだ。
事実はつねに編集され、真実は発見されるのみである。

  • 2014年8月29日

反対称性

多くの女性は男性を変えようとする。
同時に
多くの男性は女性を変えようとする。
このタイプの鏡像的対称性は理解しやすい。

問題は、その後の非鏡像的対称性にある。

変えることに成功すると、その男が好きでなくなる。
同時に
変えることに失敗すると、その女がより好きになる。

この非鏡像的対称性を反対称性として最初に認識されたのは
第2次世界大戦後である。

反対称性の概念は未だ十分に理解されていないが
自然の内部に存在する。

1981年、シナジェティクスはこの反対称性モデルを発見している。

  • 2014年8月28日

教師

教師とは
教師が他の教師を教えることに成功した
訓練された再分配システムのことである。

創造性は
この再分配システムに不要であるばかりか
分配の効率を阻む存在である。

こどもの個性と自由は
この分配の効率の範囲内で許容されているに過ぎない。

外部のすべての教師は
時代遅れである。

  • 2014年8月27日

科学教育

原理を発見した科学者が
その原理の仕組みを論理的に説明できるが
なぜ発見できたかは論理的には説明できない。

自然に関する論理性は
原理の発見後にしか再構成できないのである。

ほとんどの科学教育理論は
原理を発見した科学者自身がこしらえたものではないかぎり
人間が望んでいる論理性に偏向し過ぎている。

科学的な思考方法や専門化された公式などが
教育できているだけである。

つまり、科学を構成しているすべては
教育できないのである。

この事実を教育する教育理論は希有である。

  • 2014年8月26日

等価原理

信じたいモノや事を愛することと
信じたくないモノや事に無関心になることとは
等価である。

人が変われば
同じモノと事は
異なった現象を引き起こしている。

自己投影から良い悪いを決める以外の
リアルな人生は実に短命だ。

  • 2014年8月25日

体内殺菌剤

水泳やラフティングをすると
耳垢(ear wax)は急激に増大する。

耳垢が弱酸性で
殺菌剤としての役割を果しているだけではなく
防虫効果があるのは
人間の長期的なアウトドアでの生活から生まれたのである。

  • 2014年8月24日

破壊

古いものが再び現れるには
新しいものがすべて破壊されなければならない。

利潤のみを増大させるために。

  • 2014年8月23日

陳腐化のためのテクノロジー

科学研究の目的は実用化への口実を元に
科学テクノロジーは実際は記号テクノロジーの変形となり
しばしば補助金獲得の競争になっている。

権力テクノロジーに接近し集結した科学研究者という組合同業者の中では
あるがままの自然を理解するための実践はたえず後退している。

懐胎期間を超える真の実践は
補助金獲得によって、記号化された実用化とは異なる。

なぜなら、懐胎期間を短縮する真の実践こそは、
権力テクノロジー自体を深く陳腐化するからである。

陳腐化のためのテクノロジーは
人間の目的意識や欲望の物質化ではなく、宇宙に属する。

  • 2014年8月22日

砂のデルタ都市

この大規模災害で人生が変わるのは運命とは言えない。
広島はいまでも砂のデルタ都市だ。

太田川はこのデルタ都市を形成した大河である。
広島の八木地区はかつて太田川の堤防沿いに拡がる
美しい梅林で、徒歩での春の遠足を思い出す

沢や谷を宅地に偽装して
住宅を買わされた人たちは
古い土地資本主義の未来の犠牲者だった。

観測史上記録的な豪雨といった誇張した気象現象に原因を求めるよりも
無謀で悪質な都市計画と土木事業を批判する古典的な地理学が不在なのだ。
この災害が地球温暖化説で説明されるのはもっとも虚しい。

自然気象を偽装できるほど、人間は自然を知らないまま
砂上都市はつねに流動する<浮かぶ都市>なのである。

実際、広島の地下鉄のインフラが整備できたのは20世紀後半になってからであり
しかも本通 - 県庁前間の0.3kmしか建造できなかったのである。

  • 2014年8月22日

Doing everything with nothing

すべての原子は互いに掛け替えられ
掛け替えられる毎に劣化しないのである。

掛け替えのない
唯一無二の美や心の優しさ、喜びが
個人の生活を支える根拠と見せかける社会が
戦争の根拠を捏造し
疫病の恐怖で人々の行動を制限し
われわれを徐々に破壊しているのである。

夕暮れから焚火をして
星々の瞬きと共に眠りにつく前に
焚火の炎よりも輝く
流星群を見る生活を記憶した末裔までも
殺してしまったのである。

唯一無二の網膜を超えた解像度でさえ、再び、
無限に掛け替えられる美や心の優しさ
そして、喜びを見ることはできない。

原子の役割が原子周期律表に記載されなかったように
人間の役割が、まだ記号化されていない惑星にいる。

  • 2014年8月21日

環境デザイン

実践によって環境をデザインできる。
しかし、環境を支配できないのは
人間は環境の一部でしかなく、
どの部分からも全体から見通すことすらできないからではなく、
「環境とは、自己を除くすべて (R.B.Fuller)」だからである。

そして「宇宙とは、自分を含むすべて (R.B.Fuller)」であり、
自己を除外して全体は存在しないからである。

環境デザイン理論は、洞察の一形式であり
ダーウィンから始まった生態学的思考形式の一つのタイプでしかない。

環境の部分も全体も
自己を除いて互いに繋がっているにすぎない。

こうして、科学的行為に自己を除いて
投影された理論を求めている人々を
知的だと考える習慣がまだ生き残っている。

  • 2014年8月20日

教育プログラム

教育者の人格は
教育プログラム以上に重要だと思われているが
教育者が人間を超越した存在にこどもを導くかどうかは
純粋な教育プログラムである。

メタフィジックスなき教育から
環境というフィジックスは生まれない。

  • 2014年8月19日

ハイエンドユーザ

テクノロジーの超専門家になろうとする若者たちは
原理の発見者とその概念化に失敗しても
たいていそば屋かうどん屋で生活できるとは考えていない。

だからこそ、才能が開花しない場合
権力構造と権力テクノロジーの虜にされる。

動機なき超専門家を試行する人間に
思考言語(thinktionary)の形成は困難である。

彼らが記号テクノロジーの
ハイエンドユーザであるかぎり
動機なき超専門家を教育するシステムは存続する。

  • 2014年8月18日

科学論文

科学論文投稿までには
「1. 着想・企画、2. 実験の実施、3. データの解析と図表の作成、
4. 論文の文章の書き上げの4段階」があるらしい。

科学的発見の過程に
科学論文の記述方法の天才性などは介在しない。

なぜなら、科学は<着想>から始まるのでなく
<発見>から始まるからである。

優れた<着想>を作り上げるための科学論文の記述方法の天才性などは
専門分化に従事する専門家たちの自惚れである。

原理の発見者とその概念化におけるパイオニアは、
しばしば、論文のレフリーや熱狂的な投稿者とは無縁な生活をしている。

シナジェティクスは学会を形成しない純粋科学における
探究方法を開発してきた。

  • 2014年8月17日

生息地(=habitat)

エアコンや冷蔵庫、そして携帯電話などの省エネには関心があるが
大多数の住居の空力抵抗や奪われる熱エネルギーを軽減するデザインには
人々はまだ無関心である。

切り取られた大地を所有して
固定され静止したままで再び所有される不動産で
富を増大させる土地資本主義を
最優先してきたからだ。

自然の富の形成方法は
個人の富を増やす手段とは
とは無関係である。

生息地や住居環境(=habitat)を
自らこしらえる時間と技術を他者に依存するのは
哺乳類では人類だけだ。

グランチの最初の生息地は
行き過ぎたこの専門分化を維持できる場所だったのである。

  • 2014年8月16日

アブラコウモリ(Pipistrellus abramus)

この季節の油蝙蝠は
19時30分に外出し、4時30分に空から帰宅する。

私が仕事する時間は、
コウモリと完全に反対称的である。

一回の飛行で餌となるカやガ、 ハエ、ユスリカなどの
小型の昆虫を体重の半分近くの3グラム程度食べるらしい。

低速で飛行するわりには彼らの捕獲が困難なのは
自在に角度変化できる主翼の手と共に
コウモリの長いしなやかな三角形上のしっぽに
優れた尾翼の機能があるにちがいない。

コウモリの全長はこの折りたたみ可能な
尾翼のために極めて測定しにくい。

飛行中の撥水性を帯びるために
油を塗ったような体表の触感が彼らの名称である。

空中や水中を移動しながら捕食する
生命体は移動エネルギーを確保する以上に
生存のためのエネルギーを保存するために
空気や水の抵抗を軽減する形態をデザインしている。

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  • 2014年8月15日

告白(profess)

プロフェッサー(professor)とは
信仰の告白者へのレッテルであった。

さもなくば、眼鏡をかけた賭博師か
酒場のピアニストであった。

20世紀のプロフェッショナルとは
知識を商売にする人々である。

その語源は
自己を偽って称して生きる者たちへの
揶揄であった。

シナジェティクスに教授は不要だ。
自己と宇宙の無数の動的な関係に
人格は介在しない。

  • 2014年8月14日

計算法

数学の種々の計算法のいくつかは
いわば人間の虚勢ゲームとして登場した可能性がある。

グランチには
その盲目的な人間の虚勢方法を
独占する価値があったのである。

学生の数学の才能のほとんどは
その計算方法に適応する能力として
認識されている。

シナジェティクスは
自然に内在する数学システムを発見するのみである。

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