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犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa

  • 2015年7月30日

ノード

結合角度を統合的にかつ動的に
向上させることができるのは
テンセグリティが
ジョイントレスであるという理解は
多面体が固体(Solid)として見立てる習慣と変わらない。

テンセグリティジョイントは
圧縮力と張力を相互の変換する重要なノードである。

  • 2015年7月29日

人工気象

今年の夏は、雲が多く
霧の日も多い。

圧倒的に、湿度も増加している。

これは、地下での100トンものウラニウムの
存在と無関係であるはずはないだろう。

そのウラニウムはこれから一体
何トンの雲を発生させるのだろうか。

この気候が、1世紀も続く時
オリンピックを思い出す人類もいないだろう。

  • 2015年7月28日

戦略的なゲーム

バックミンスター・フラーの後継者の見解にすぎないとされることが多いのだが、
<テンセグリティは美しいが、建築空間には使用できない>という
建築コードのユーザである建築家たちの考え方は、
私の考えとはおよそかけ離れている。

建築とは戦略的なゲーム(国立競技場の場合がそれを物語っている)のことであり、
テンセグリティが、最初の科学的構造であるということは
誰もが解っているはずのことである。

  • 2015年7月27日

シェルター

シェルターについては、
〈所有する側と〉と〈所有しない側〉との対比や、
格差モデルや生産性の優位性を放棄しなければならない。

航空機がデザインされるときのように
安全性と軽量化によるモバイル性が
土地資本主義からの脱出手段を決定づけるのである。

  • 2015年7月26日

自己複製

自己規律に反した従属的態度と
経済的自己複製から生まれる陳腐な詭弁
それらが、被曝後に著しく顕著になったのは
政治家だけではない。

地下で解放された2機の原子炉が
地下水と触れて水蒸気雲を吹き出している
事実を受け入れられない
すべての人々のエネルギーは
つねに、放射的である。

  • 2015年7月25日

数学について

シナジェティクスと構造とパターンの関係は
恒常的かつ根本的である。

それは数学と変わらない。
そして、デザインサイエンスも同じである。

たとえば、軽量化は構造とパターンから解決できる。

  • 2015年7月24日

対比的構造

張力に統合力は内在する。

圧縮力も外在的なものではなく、
構造に生じる圧縮力の不均衡の結果としての張力作用が
やがて両者が相補的に等価の構造を生成する内的条件となる。

そして、稀に、圧縮力と張力は閉じた構造で対比的に調和する。

その構造とパターンのメタフィジックスの起源は
テンセグリティに始まる。

それは第2次世界大戦後だ。

  • 2015年7月23日

軸角(axial)

幾何学でもっとも衰退した角度の概念は、
軸角(axial)と2面角である。
ダビンチの時代に一度復活したのは球面幾何学と共にである。

Axial 上反角は、飛行機の翼の水平面から上方に上がっている角度であり、
自動的に水平姿勢に戻す作用がある。
横揺れ安定性を向上させるのであるが、
人間にとっても身体中心部と言う意味がある。

  • 2015年7月22日

砕くために

図と地が同時に見れないように
圧縮力と張力を同時に
理解できないという認識こそ
自己以外の何者も必要としない
自己の統御を砕く
テンセグリティにふさわしい思考である。

つまり、足場のない相互作用の
最初の創設システムに向けられる。

  • 2015年7月21日

大地

大地に依存し、大地に自重を流す
あらゆる構造を砕くために
テンセグリティは生まれた。

権力の構造もまた大地に依存している。

  • 2015年7月20日

金貸しは風は貸せない。(海の民の諺)

The banker cannot led them the wind before the wind blows.

  • 2015年7月19日

網膜を超えて

小さな要素の集合体として描く構造分析方法が
張力の統合作用を除外していても
誰も気にとめなかったのは
全体が部分の集合ではない存在を知識以上に見れないから
〈テンセグリティ〉という存在の明白さによって
すっかり盲目にされてしまったからかもしれない。

相補的であれ、補助的であれ、
張力の機能が熟考されないままに
人体も、細胞も、住宅も、
そして、太陽系も
意識の背後に残されてしまう。

網膜を超えて熟考する時に
真の構造はやってくる。

  • 2015年7月18日

モデル言語とシナジェティクス

シナジェティクスを理解して自分の知識にしようとする
段階の好奇心からではなく、
自己からの離脱を試みるシナジェティクス・モデリングは
すでに形態(form)ではない。

操作主義的モデリングに極意などは存在しないが
モデル言語の言語化は一般化できない。
---------------自己からの離脱以外に。

  • 2015年7月17日

最初の<構造>

自己以外の存在を必要としない
自己充足の極限とその限界から
テンセグリティ構造の自律性が発見されたと見るべきである。

宇宙と自己の相互関係を捉える
ケプラー以後の
独創的なメタフィジックスから生まれた。

自然の構造を科学者が語る時
これほどまでに主体の倫理に
基づかなければならない構造はないだろう。

テンセグリティが観察から発見されなかった
自然の構造であるがゆえに、
テンセグリティの統合性の分析は、
自己の自己への関係によって規定された
最初の<構造>に関する分析である。

  • 2015年7月16日

分離する抵抗

経済と政治の関係は、それほど基本的ではない。

哲学と政治の関係は、
科学と産業の関係と同じように基本的である。

哲学と科学は、
分離されて教育されてきた。

それは哲学的でも科学的でもない。

つまり、政治的なのだ。

  • 2015年7月15日

循環について

闘争と真理が生成する循環がなければ
やがて存在しなくなるのは
対話ではなく人間である。

  • 2015年7月15日

回転と振動

テンセグリティは
テンセグリティの構成要素に拠って自律するものではない。

原子核が、核磁気共鳴から生まれる歳差運動と
互いにバネでつながれている
おもりの振動から生まれる格子振動によって
構造化されているように
テンセグリティは、
結合エネルギーによる
回転と振動で自律しているのである。

構造の分析の前提をことごとく破壊するテンセグリティは
原因と結果の閉じた論理的な循環から発見されなかった。

  • 2015年7月14日

構造デザイン

テンセグリティの構造デザインが
最初は構造を構造自身から引き剥がす
限界構造という概念から始める時、
剥がされて露わになった残余が
建築ビジネス用のリダンダンシーである。

リダンダンシーこそが
つねに構造デザインを
自然の構造であり続けることを妨げるための
国家管理の装置の中に位置づけるものである。

  • 2015年7月13日

受動性

圧縮材が張力を引き出し、
張力材が圧縮力を引き出す
テンセグリティは、
受動性を否定するシステムである。

しかし、このシステムは
固体の概念からは
作為として理解される。

弾性率(elastic modulus)の高さを
固体の概念に求めた数十万年間のモデル言語の不在によって
テンセグリティの振動が
受動性として感じられるのである。

  • 2015年7月12日

固体建造費2250億円

構造については、
〈利害関係のある〉素材による構造とパターンと
〈利害関係のない〉リダンダンシーとの対比と
大地という基礎にすべての自重を流すモデルと
そして、
固体の優位性を放棄しなければならない。

<宇宙には固体は存在しない>RBF

  • 2015年7月11日

安全システム

監視よりも安全システムに
関心が移行しつつある。

リダンダンシーの過剰から
許容の限界を拡大することで
完全に逃れられる
ある種の威嚇をでっち上げる。

監視よりも約束事で
支配の形態を再生産できる。

  • 2015年7月10日

解離 (dissociation) のすすめ

テンセグリティ構造には、不連続性が存在し
圧縮力と張力は非鏡像的な相補性がある。

権力の組織間には、連続性が存在し
有機的な関係も生成されるが、
そこにはアナロジーも相似もなく
機構と様式の分類カテゴリーがあるだけである。

分類カテゴリーこそ
権力がリアリティを生成するプログラムなのである。
そして、われわれの教育過程でも頻繁に利用されている。

テンセグリティを学ぶことによって
人類はそれらのプログラムから短時間に
一時的にも解離できる。

この統合性の喪失なくして
テンセグリティによる統合が困難になるほど
概念の牢獄に繋がれているにちがいない。

非鏡像的な相補性こそ、
原子核に存在する宇宙の秩序の1つである。

  • 2015年7月 9日

統合性の定義

統合性という概念によって、
構造を定義し、規定し、組織し、
それを生活器とするための実践の具体性を志向する。
人生を費やして
個人はこの戦略を互いに自由に行使しうるものである。

しかし、統合性の定義は
自己の自己との関係を含むからこそ
テンセグリティモデルを
構成し、製作し、そして破壊した時に
最大の混乱がその定義から生まれるのである。

  • 2015年7月 8日

タイムラグ

圧縮材は張力材によって圧縮力を生むと同時に
張力材は圧縮材によって張力材を生む。

テンセグリティにおいては
この相互作用にタイムラグがあるので
構造に振動が生まれる。

あるいは振動が、圧縮力と張力の相互変換を
連続的に生成する。

  • 2015年7月 7日

逃走と包囲

テンセグリティにおける張力ネットワークは
圧縮材を攻囲し、圧縮材を介して、
そのネットワークは貫かれる。

しかもその圧縮材は、ネットワークを拠り所にする。

網の中で逃げ惑う無数の魚の個別の運動が
球状の網を形成するように
その網の半径は
魚の全方位的に逃亡する放射エネルギーだけではなく
球状に周回しながら円周方向に多角形状に衝突する魚たちの逃走を
包囲するエネルギーが維持しているのである。

  • 2015年7月 6日

自己認識のための最初のモデリング

テンセグリティのモデル言語が
自己認識と関わる時、

身体と細胞の構造とパターン
そのような構造とパターンを発見する方法とオペレーション
認識すべき対象として自己に配慮する絶えざる実践
思考形式を変容させるための様々な挑戦がある。

テンセグリティモデルの制作に関する
ミスインフォメーションの排除が
最初の自己認識に関わっている。

あるいは、最初のテンセグリティモデルは
思考形式の変容に関わっている。

  • 2015年7月 5日

シナリオ宇宙

テンセグリティは下部構造から形成されていない。
あるいは、上部構造さえ形成しない。
また、統合されたネットワークを出発点として
生成されるものではない。

圧縮材、テンション材、閉じたネットワーク
回転するテンセグリティジョイントから
形成され作動する多様な力関係は
シナジェティクな機能を生み
より重要な部分といった分析の前提を
破壊していくシナリオから生まれている。

たとえば、回転するテンセグリティジョイントでさえ
圧縮材のタービングの配置パターンをインストールされた
テンセグリティに対して
張力材による圧縮材のタービングによるトルクの発生を
相殺するという循環的な関係によって
外力分散システムのシナジーのシナジー化を
形成しているのである。

  • 2015年7月 4日

予測的デザインサイエンス

為すべきことと
為されるべきことを感じた時
他の誰もそうするべきだ
と感じていないことが実行される。

  • 2015年7月 3日

圧縮力

人類は、経済に於いても政治に於いても
まだ「骨太の改革案」求めている。

骨は生命が生成する圧縮材である。
圧縮材は太くなればなるほど、自重は増大し、
安全率は加速度的に増大し、
エネルギー効率は非経済的になる。

骨太の恐竜は、火山活動による
劇的な気候の変動に対応できなかった。

強度的な補正を目的とする
解決策は、つねに圧縮力に依存する。

  • 2015年7月 2日

ノウハウ

ノウハウのほとんどは
実践的であるがゆえに
他を犠牲にする有用性を受容し
妥協に満ちたまま、不確定性に耐えた結果の
まだ脆い技術なのである。

真のノウハウは
自然の原理の永遠性に照らされる時の
影なのである。

  • 2015年7月 1日

不意に

自分が既に知っている構造を正当化する代わりに
別のモデルで思索することが
どのような方法で何が可能かを知ろうとする企てに
シナジェティクスが関与する機会が不意に人生に訪れた時に

テンセグリティのモデル言語化による
張力による果てしない統合作用
の真実を伝えるべきである。

太陽に照射された
テンセグリティモデルの美しい影を追う
移りゆく風になる前に。

  • 2015年6月30日

明晰さ

重力とその未知なる秩序が実在し
人間が作り出す構造には
張力的存在のはかなさしか存在しなかった
半世紀前のそれほど遠くない時代を
テンセグリティモデルを再現する人々は
もはや記憶に留めてさえいないのだ。

いまや、テンセグリティの張力という
その明晰さではなく
張力による未知なる統合力によって。

  • 2015年6月29日

昨日のテンセグリティワークショップの参加者へ

テンセグリティモデルは縮小した形態モデルではない。

テンセグリティモデルで起こることは
メタフィジックスの現実(リアリティ)にちがいない。

シナジーを具現化したこのモデルは
未知をあらゆる瞬間に再生している。
未知は自然に含まれ、シナジーは自然を包む。

シナジェティクスのモデル言語は
そのシンタックスとセマンティックスに挑んでいる。

それは夕日に輝く山の端よりも近くて明晰だ。

2015年6月29日 
シナジェティクス研究所
梶川泰司

  • 2015年6月29日

モデルを陳腐化するメタフィジックス

すでに存在するモデルを陳腐化する挑戦は
新たなモデルを制作することのように見える。

実際は、そのモデルを制作する過程で
不可視の原理を発見する行為なのである。

ベルヌーイの定理が
翼の揚力のデザインに適用されたのは
飛行機が発明されてからである。

  • 2015年6月28日

抵抗する構造システム

自己の自己への関係においてしか
シナジェティクスモデルは発見されないだろう。

自己と環境
宇宙と自己との相互作用を再構成することは
おそらく根本的な課題であり、
デザインサイエンスにも不可欠な緊急課題である。

そして、
自己の自己への関係においてしか
政治的権力に対する永続的な抵抗方法も存在しないだろう。

  • 2015年6月27日

黎明期モデル

シナジェティクスモデルの再現では、
外面的な形態とそれを構成する素材の選択などに
エネルギーが注がれる。

内面的なメタフィジックスモデルの表現として
エネルギーがほとんど使われない場合は、
その表現とは無縁な数学モデルだと考えているからだ。

シナジェティクスモデルは
原理を再現する過程の観察者によって
観察者の内面を外部化する希有な手段である。

私のスタジオには
30年以上も前に制作したモデル群が
今なお、宇宙を外部化するために待機している。

シナジェティクスモデルには
それぞれの外部化のための黎明期がある。

黎明期に入ったモデルは、つねに単純で野性的である。
それは、観察者の思考言語を変革するモデルの特徴である。

古びたモデルは、突然新しく輝く始める。

  • 2015年6月26日

プリセッション(precession)

プリセッションは
シナジェティクスの主要な概念用語の一つであり
また最も翻訳しにくい概念の一つである。

天文学の歳差運動が
プリセッションのもっとも分かりやすい
物理的現象を表しているわけではない。

現象に対して先行[優先]する存在を対象化しないかぎり
専門用語がさらに分岐していくばかりだ。

  • 2015年6月25日

The last straw breaks the camel's back.

最後の藁一本がラクダの背骨を砕く時、
背骨という圧縮材の限界ではなく
粘膜と筋肉による張力と
背骨という圧縮力との
統合力が限界に達したときなのだ。

つまり、振動の停止が突然やってくると
圧縮材は座屈(buckling)を生じる。

テンセグリティの固有の振動は、
不安定な状態や圧縮材の座屈を回避するための機能である。

  • 2015年6月24日

張力の役割

張力の役割は、張力による振動以外に
その現象に抗して見かけのはかない形態を打ち立てると共に、
見かけの形態に振動によるシステムの自律とその意味を与えることにある。

張力は、張力による統合という動的な秩序のもとで
はかなさと振動を相互に打ち消す力を持っているのだ。

  • 2015年6月23日

階層的モデル

発見されたシナジェティクスモデルは
新たなモデル言語を内包している。

そのモデル言語は
熟考によってはじめて発見され、
そのシナジェティクスモデルは
モデル言語によってはじめて発見される。

ひとつのシナジェティクスモデルは
じつに階層的である。

  • 2015年6月23日

熟考する(consider)

あるがままのシナジェティクスモデルを見ることは
いつも簡単ではない。

新しい関係は、重さではなく、形態(form)でもないから
新しい言語がなければ、見えない関係が存在する。

自分で発見したシナジェティクスモデルでさえ
あるがままではないのだ。

あるがままに接近できるのは
唯一、モデル言語による熟考(consider)である。

  • 2015年6月22日

別な方法(precession)

自分が既に知っていることを正当化するための知識は
それを正当化する代わりに別の方法で思考する知識よりも豊富だ。

別な方法とは、すでに知識ではなく
思考自体を批判する作業過程に属しているからだ。

幾何学的思考自体への批判作業でないとすれば、
シナジェティクスとは一体何なのか。

テンセグリティもジオデシックスも
批判する作業過程が引き起こす
別な方法(プリセッション)の発見から生まれている。

プリセッションとは偶然の副作用ではない、
予測不可能な、しかし、確実性からやってくるシナジェティクスは
数学的証明よりも概念モデルの発見の探究から始まる。

  • 2015年6月21日

構造と過程

構造を定義するということは、
その現実的な破壊、あるいは非破壊実験、
その効果的な構築方法、
そして、
これまで存在しなかった変換作用の発見、
あるいは統合作用などの理論形成、
これらの過程を経験することを意味している。

概念モデルから原寸大モデルまでの
テンセグリティシェルターの定義は
過去には存在しない。

  • 2015年6月20日

非軽量化のテンセグリティ

テンセグリティを個人的な芸術作品にするための
芸術表現の正当化は、モービールに影響された
彼の初期の彫刻作品から後の
軽量化を排除した非工学的な歴史である。
たとえ、現代美術の美の諸基準に従っていたにせよ。

彼はインタビューで
テンセグリティは人間の住居にはもっとも<危険な構造>と
考えていたことを告白している。

一本の張力材の破断が構造の破壊を引き起こすという
幻想に浸れる美学は
作品の緊張感の維持のために
非工学的な歴史は拡張された。

太いステンレスパイプの圧縮材と
ステンレスワイヤーのテンション材から
浮遊するテンセグリティは生まれない。

非軽量化されたテンセグリティはもっとも危険な非構造である。

彼が閉じたテンションネットワークを発見できなかったのは、
表現の根拠が、しばしば表現の自由という概念に覆われたまま
それは古代における道徳的経験の
道徳的意志の中心にあったものと変わらなかったからである。

  • 2015年6月19日

最適化(Optimization)

いかなる種類の安定も持たないシステムは
最適化とはほど遠いシステムである。

断片化を解消するのではなく
そもそも断片化が形成されない
テンセグリティにおいては。

  • 2015年6月18日

無題

いかなる種類の安定も持たない構造を
シェルターにインストールできる。

自由なエネルギーが生成されるのではなく
システムへと循環するのだ。

  • 2015年6月18日

自己規律

自己規律はグランチへの否定的情況を生成する。

それはシナジェティクスのデフォルトである。

シナジェティクスが
あらゆる教育機関で教育できない理由でもある。

  • 2015年6月18日

肯定的デザイン

ほとんどのデザインは
自己規律から逸脱した
肯定的情況から生まれる。

宇宙がテクノロジーであることを
否定する情況から生まれる
デザインの短命さがそれを物語っている。

シナジェティクスが
政治的権力(グランチ)への抵抗に関わるのは
自己のテクノロジーとモデル言語との峻烈な関係性に到達した時だ。

それこそが、自己からの離脱を可能にする
肯定的デザインをもたらす唯一の方法だ。

  • 2015年6月17日

非物質化

テンセグリティの歴史を書こうとするだけで
この張力に対する異なった種々の現実を考慮に入れなくてはならない。
つまり、それは固体の歴史であり、
国家がそれぞれ違う決定の機構を通して提示する構造の定義やその価値に
どの程度張力が順応してきたかどうかを研究する歴史でもある。

圧縮材と張力材が、構造を形成する構成要素として対比される歴史は
バックミンスター・フラーから始まる。
それ以外は、要塞建築のための張力が存在しない圧倒的な
権力による固体の歴史である。

対比されるまでのそれらの背景には
シナジーの非物質化へのテクノロジーを獲得するための
圧倒的な単独者によるモデル言語の歴史がある。

  • 2015年6月16日

自然のデザイン

構造安定性を言葉ではなく、
<構造とパターン>によって表現しようとすることは
簡単ではない。
ほとんどいつも形態(Form)を模倣してしまうからだ。

自然を知るための抽象化において
もっとも困難な闘いは
自然の観察だけからは<構造とパターン>は
発見できないという限界から
モデリングを始めることにある。

自然のデザインの99%が可視的ではないからではなく
テンセグリティはジオデシック数学よりも早く
誕生している事実からも
自然は模倣できないようにデザインされているその場所から、
モデリングを始める時
風が吹きはじめるよりも
早くその瞬間を見分けられるだろう。

  • 2015年6月15日

テンセグリティの排気量

基礎がなければ、自立しないテンセグリティは
構造ではないばかりか、
テンセグリティでもない。

浮力計算を必要とする船には排水量
(船を水上に浮かべるための押しのけられる水の重量)があるように
ある種のテンセグリティ構造には、浮遊するだけの排水量または排気量
(構造を水上または、大気中に浮かべるための
押しのけられる水または気体の重量)があり、
けっして大地に自重を流さない。

テンセグリティ分類学はこれからだが
その分類学は、つねに破壊されている。

数万年間、構造を作ってきた人間は
構造をまだ定義していなかったからだ。

  • 2015年6月14日

再考・自己のテクノロジー

シナジェティクスは
自己との対話から始まる。

それは、自己が含まれる
宇宙に相応しい思考にふける行為である。

自分自身と共に生きるときに
シナジェティクスモデルは生まれる。
------------自らの理性がどのように原理に働きかけたかを見るために

それは、これまで存在していなかった
構造とパターンを産業的テクノロジーに変換する方法を伴う。

  • 2015年6月13日

振動する思考

どんなテンセグリティモデルも
圧縮材を統合することについて
そして、張力材による統合について
つまり、自分が行使できる統合方法を具体的に考える
プロセスに生まれる。

そして、テンセグリティ制作者は
この統合が何を意味するかを
知るために考え、
ついに、自分に相応しい思考によって
思考にふける。

テンセグリティが振動によって
自らを安定させるように。

  • 2015年6月12日

可塑的生存

石油を原料として多様な合成樹脂としての
プラスチックが発明されたのは
第2次世界大戦後だ。
このプラスチックは金属に代わる新たな安価な素材として生まれた。

プラスチック(plastic)とは
可塑性物質の代名詞であるが
本来は、柔軟で感受性の強く
自由に造形できるという意味だった。

この語源のとおり、 3Dプリンター自体のパーツも
可塑性物質に依存しながら
プラスチックに発展している。

そして、われわれの精神すらも
プラスチックに自由に造形できる
見えない3Dプリンターが存在している。

プラスチック(plastic)に生存する群れの精神は
可塑性物質の延長にあるのだ。

  • 2015年6月11日

張力調整の不確定性

テンセグリティのテンション材の調整は
ノウハウと呼ばれる辛抱強く
しかし、妥協に満ちた経験知によって
置き換えられてきた。

その歴史は
ターンバックルによる張力調整の不確定性にある。

このテンション材の妥協に満ちた調整の歴史において
もっとも滑稽で破綻した行為は
テンション材の不確定性を排除するために
針金に置き換えた図学者がいる程である。

針金の両端は曲げられてアルミパイプの中に挿入された
このモデリングに
張力が不在であるばかりか
学者としての誠実さ(integrity)は
張力を統合するまえに消滅したのである。

この非科学的なトリックは
太陽系から引力による相互作用を否定し
固体的世界観を優位にした瞬間でもある。

テンセグリティを学んでも
固体的概念の牢獄はむしろ強化され続けている。

テンセグリティは形態(Form)ではない。
メタフィジックスのモデル(Model)である。

張力は非物質化への重要な段階である。
-----------重力のように

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