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犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa

  • 2014年10月25日

デザインサイエンス

テンセグリティは、彫刻家にとってはオブジェ

建築家にとってはリダンダンシー(redundancy)の欠如

幾何学者にとってはシンメトリー

科学者にとっては理論

宇宙にとっては秩序

デザインサイエンスにとっては住居(シェルター)

テンセグリティほど付加的でないリダンダンシーを生む
シナジー作用を物質化した構造は存在しない。

その内部に住むことによって
圧縮力だけの構造の歴史を終焉させる
宇宙的な動的な秩序に目覚めるのである。

  • 2014年10月25日

構造の証明

張力を構造に内包するには
極度に醒めていなければならない。

固体という概念からの脱出は
形態や空間の表現ではなく、自然の構造の証明であり
ダイナミックな力学的な均衡をもたらさなければ
これまでのように存在してはいけないものだ。

  • 2014年10月24日

Art(芸術)

広島や長崎の核による被曝の悲惨さを認識させないで
原発テクノロジーを発展させるには
最初に核の平和利用を信じ込ませる必要があった。

感情移入から恐怖を排除する長期的な心理作戦によって
戦後世代は<鉄腕アトム>に愛情を感じてきたのである。

アートは、軍事的に応用されるが
技術の在り方を
明確に(=articulate)問うことも
原初的なアートである。

  • 2014年10月23日

張力的共生

ミトコンドリアは、動物、植物、菌類にほぼ共通であるが
植物が太陽光で光合成をするまでに
ミトコンドリアという外部と共生して相補的な構造に変換したように
テンセグリティは張力という外部を
ほぼ構造の表面に変換し維持している。

テンセグリティの張力は、受容するすべての外力との均衡である。

テンセグリティ構造は、自重さえも外力分散の一部に変換される。

  • 2014年10月22日

自然の構造デザイン

飛行機事故で死亡する人数よりも
地震で死亡する人が圧倒的に多いにもかかわらず
人間の生存に不可欠な構造のメカニズムに
飛行機ほど純真で率直なメカニズムを見つけることができないのは
構造家や建築家のほとんどがライセンスを獲得する過程で
構造物を土地資本主義における不動産に変換するための
記号の生成と変換方法だけが教育されてつづけているからだ。

建築の構造は不動産として大地に依存する限り時代遅れである。

もっとも単純な部材と部品数から形成される
テンセグリティシェルターの構造デザインほど
純真で率直なメカニズムの統合を要求するものは他に存在しない。

構造がもっとも単純な水素元素を開発したのは
人間ではないように
テンセグリティシェルターを開発する構造デザインは
原理の発見によって認識方法が変わる自然科学に属する。

自然が利用している構造のデザインは
観察よりも遙かに認識によって飛躍する。

  • 2014年10月21日

引用

本やネット、
論文や特許明細書に書いてあることを
引用なしで話す習慣は詐欺師の始まりである。

たとえ、その著者や発明者でさえ。

  • 2014年10月20日

外燃機関と内燃機関

焚火の熾火でコーヒーサイフォンを使うと原初的な外燃機関になる。

原子炉を使った原子力機関の同じような外燃機関の一種である。

すべての内燃機関は
太陽による閉じられていない外燃機関によって
間接的に動いていると考えられる。
つまり、石油系、バイオ系のエンジン。
燃料電池系ですら、太陽光エネルギーによって
水から水素を分離している。

21世紀の内燃機関の開発に必要なテクノロジーは
物理学、天文学、生物学、工学である。

最初に内部と外部に分離するのは
観察者の概念であり
彼が観察する場所なのである。

  • 2014年10月19日

爆発

外破であれ内破であれ
自然にどんな爆発も存在しない。

非同時的なエネルギー調和のための
構造とパターンの短時間により新たな変換があるだけである。

爆発という概念は
人間の可視的なレベルの観察力の限界から生まれている。

実在する異なった変換はつねに非同時的かつ同時的に発生する。

グランチは、配当金を妨げる
可視的で社会的な構造のすべての爆発を
もっとも警戒しているだけである。

  • 2014年10月18日

バイオ燃料

燃料電池に依存しない種々のバイオ燃料の製造方法が発明されてきた。
太陽による光合成が微生物を増殖させ
その微生物の分泌物がエンジンを駆動させる。

内燃機関は、バイオスフィアでは短命だったのではない。
地下資源に依存し発掘に膨大な資本投下で独占する
高価な石油系エンジン形式が短命だったのである。

現在のガソリン価格の高騰に伴うハイブッリドカー全盛期は
バイオ燃料の懐胎期を意味している。

ピーナッツオイルで動くナチのジーゼルエンジンとアルコールエンジンを
壊滅させたのは第2次世界戦争でのグランチである。
1950年代まで鯨の分厚い皮下脂肪層や内蔵から鯨油を採取していた連中である。

かつての黒船来航の目的が
捕鯨によるエネルギー確保と補給地の確立であったように
鯨から精製される機械用潤滑油は主に寒冷地における軍用であった。

  • 2014年10月17日

エンジニア(engineer)

エンジニア(engineer)は、エンジン(engine)を設計できる。
エンジンとは内部に生む行為である。

エンジニアリング(engineering)は、その行為の工学的な体系である。

その体系は誠実な天性(genuine)から
生まれる発明の才(ingenuity)に基づいている。

発明の才(ingenuity)だけが、純真で率直なメカニズムを見つけ出せる。

すべてのエンジニアリングは
先験的な複数の原理との調整にある。

  • 2014年10月16日

知的奴隷

火山学者にとって
火山を研究する魅力は
いつ爆発するか正確に予想できない
と決めていることだ。

原発技術者は、炉心溶解している時でさえ
絶対にあり得ないことだと決めていたように。

彼らには
自然はテクノロジーでないという概念が
研究によって生計を立てる上でもっとも重要なのだ。

グランチのための知的奴隷は計画的に増殖中である。

  • 2014年10月15日

ストーブと熊

熊の出没する頃は
薪ストーブを使い始める季節だ。

熊は日々30キロ移動する。
森の番人と言われているが
熊が森を作っているのだから
森の周辺の住民たちの
出没するという考えは主観的で滑稽だ。
海で回遊し回帰する鮎や鮭を
川に出没するとは言えない。

人間の移動範囲が局所的なだけである。
自動車や飛行機を発明しても
人間の大多数はひたすら今も
沿岸部に住みたがっている。

オオカミや熊を殺し尽くした場所に。

  • 2014年10月15日

習慣

考える習慣でさえ、過去のパターンである。
瞬間毎の現実を対象化しない習慣から学ぶことは何もない。

  • 2014年10月14日

<開発不可能>という概念

20世紀中に開発不可能だと言われていたが
構造が簡単なため大量生産を可能にして
膨大な富を形成したのが受賞理由だとする
政治経済のシステムと
開発不可能だと言った権威ある科学者や技術者が
開発リーダーになれるシステムとが
科学が産業をリードし産業が経済を形成している事実と
異なっていることが問題なのだ。

経済が開発の動機を形成しているかぎり
<開発不可能>という概念によって研究している人々が
つねに大多数である。

地震や噴火の予知研究なども
同じ概念を支持する人々の
単純な政治的補助金獲得技術で成り立っている。

  • 2014年10月13日

デザイン戦略

高速で移動する自動車や飛行機が移動の手段として
船のように素朴に見えるまで
自動車や飛行機は利用されなかったように、

テンセグリティが人間の生存手段のためのモバイル構造として
もっとも単純にそして素朴に見えるまで
すべての機能を再現したテンセグリティモデルを
繰り返し制作しなければ
テンセグリティシェルターがデザインできないのは
デザインサイエンスの独自の戦略ではなく、自然の戦略なのだ。

その時に再び自然は
テンセグリティの新たな構造原理の物質化へと導くに違いない。

  • 2014年10月12日

依存型思考

アイデアを、そして計画を
毎日紙に書くことは
いつでもどこでもできる。

しかし、その簡単な方法は誰かに話すよりも
遙かに簡単で自在なことが分かるまで
依存型思考は止まらない。

もっとも簡単にできる方法と現実を怖れるのは
後天的な条件反射にちがいない。

中途半端な依存型思考のタイプは
大人になっても
白熱教室やTEDのプレゼン形式がたまらなく好きである。

  • 2014年10月11日

シナジェティクスとデザインサイエンス

シナジェティクスは古典幾何学の延長ではない。
また最後の幾何学でもない。

シナジェティクスは包括的科学なのである。

デザインサイエンスはプロダクトデザインではない。
シナジェティクスなきデザインサイエンスは存在しないからだ。

それらは互いに相補的である。

  • 2014年10月10日

自立から自律へ

過去の記憶や思考に生きているよりも
現在にどれだけモバイルできるか。

構造デザインすら主観的な<自立心>に直結しているゆえに
自然の構造は、局所的な<自立>の理解からしか見えない。

真の<自律>が
過去のように貯蔵できないのは
<自律システム>を流れる外部エネルギーは
そのシステムをより強化するように働くからだろう。

  • 2014年10月 9日

暗殺

暗殺とは
暗殺集団(death squad)によって攻撃された側が
その暗殺集団を死滅させるまでの相補的な行為であるが
そのすべてに複数の国家が介在し
完全に非公開の<正義(justice)>の元で遂行してきたのである。

これらの暗殺行為は
現在のインターネットでは日常的に
陰謀説として公開されている。

<正義(justice)>とは
司法と裁判を意味する処罰を伴うシステムなのである。
つまり、正義は暗殺を処罰として
定義できるシステムの一部なのである。

  • 2014年10月 8日

「私戦予備および陰謀の罪」の概念

南北戦争(The Civil War)で勝利した北軍の武器は
江戸幕府を倒幕するために
西南戦争という武力反乱をより有利にできるように提供されたのであるが
当時のアメリカ合衆国のリンカーン大統領は
外国での内乱を拡大するテロ行為を秘密裏に工作していたと言える。

「私戦予備および陰謀の罪」という単独主義の概念を
この過去の事実に適用すれば
「外国に対して私的に戦闘行為をする目的」で
リンカーン大統領をその罪に問うことができる。

  • 2014年10月 7日

安全率(safety factor)再考

台風に関して、過去最強、観測史上最大は
せいぜい半世紀以内の記録の比較。

この程度のスパンで、バイオスフィアの傾向と対策は捉えられない。

専門家とメディアは、3.11の時には
過去最強、観測史上最大規模の被曝とは言わなかったが
津波や地震、そして台風などの自然災害による被害は
より大きく見せたい習慣がある。

これらは常識的な習慣ではなく
安全率(safety factor=予測される破壊または正常に作動しなくなる
システムへの最小の負荷と最大の負荷との比)を
科学的に分析しないまま、
システム自体の改善を包括的に回避する計画的な行為なのだ。

安全率に基づく人間による改善や改革は
ほとんど何の危険(リスク)も負わないシステムにとって
過去最強、最大規模のリスクだからである

危険のない試行錯誤に陥った生物は短命である。

  • 2014年10月 6日

反社会的な<常識人>たち

国立公園内にあるだけではなく
火口付近に民間が経営する山小屋が数件もある。

観光資源にでできる法律が人命よりも優位にあるかぎり
レベル2にすると観光収入が減るという偽装<常識人>と
レベル2への判断ができなかった
<権力以外には優柔不断で知性が機能しない学者ども>の共犯は減らない。

専門分化は、狡猾でぐうたらな反社会的人間を擁護できる。

  • 2014年10月 5日

冥福は祈れない

冥福とは死者の行先である
冥界での幸福を意味するならば
冥福を祈るのは、信仰心がない人が
死者の迷いを想定している虚しい行為になる。
---------死への怖れから

そして、死への怖れから
死者を同情するほど死を遠ざける行為はないのだから
冥福は祈るのではなく
死者の安否と迷いを気遣うしかないのである。
 
われわれの存在が星のかけらから始まって終わるのが
宇宙物理学ならば
夕暮れから裏庭で焚火をして死者の数だけ
流星をみるのは21世紀でもコズモグラフィーに違いない。

流星は毎日100トンもバイオスフィアに降り注いでいる。
----------火山灰のように

  • 2014年10月 4日

火山噴火予知研究の欺瞞と保険金

御嶽山の噴火に被災した契約者に対して
保険金や給付金を全額支払うと発表した。
誰も反対しないだろうが、
保険免責条項を生保全社が適用しない理由は
気象庁をはじめ、火山噴火予知連絡会の学者連中が
火山噴火予知研究の欺瞞を問われて
今後の国家賠償責任を逃れるためである。

同時に、広島の土砂災害には適用されない理由も明確になった。

裁判で敗訴する可能性が確定的だったからこそ
保険会社の保険金で解決させるために
保険免責条項までも簡単に変えさせられるのが
グランチの権力構造だ。

その狡猾な構造こそが
人々の生命をより短命にするシステムなのである。

3.11ではこうした間違った企てで
正しいことが為されなかったのは
補償金額が膨大だったからである。

  • 2014年10月 4日

黄昏

同時に、危機を分断することによって
支配以外の動機のない彼ら(=グランチ)は
自ら黄昏れているのである。

軍事テクノロジーと
富の大半を記号化する贈与経済は
人類の全生産性以上に加速度的に増大し
国家の補助金と株の配当金にしか
変換してこなかったからだ。

  • 2014年10月 3日

続)分断された危機

バイオスフィアは一つであるが
火山学と地震学、
そして地球生物学と宇宙物理学は
それぞれ相互の関係を失っている。

そして、それぞれが
異なったスパンの予測ばかりしているのは
人類の危機に関する予測がお金になるからだ。

分断された危機こそ
人類の生存にはもっとも危機である。

  • 2014年10月 2日

分断された危機

70人を超える今回の死者のなかに
警察官はふくまれていたが
気象庁の関係者や学者は一人もいないようだ。
彼らには火山には研究目的以外に近寄らない習性がある。

専門家の危機意識が補助金獲得以外で
広く共有されていないかぎり
彼らの知性とモラルは低い。

  • 2014年10月 2日

モデル言語とシナジェティクス

実験室で化学的に合成される遙か前から
おそらくバイオスフィアが誕生する前から
フラーレンやナノチューブは大気圏に落下する無数の隕石にあったように
テンセグリティはすべての細胞にデフォルトとして存在していた。

そしてフラーレンやナノチューブでさえ
テンセグリティ構造という構造の一般化は
実験室では認識できなかった。

自然のもっとも純粋な構造は
観察ではなくモデル言語が生成する概念によって
はじめて理解されたのである。

あきらかに自然の構造が言語の構造に影響を与えているにもかかわらず、
科学的観察からこの自然の構造とその一般化が発見できなかった事実を
シナジェティクス以外の科学は指摘してこなかったのである。

  • 2014年10月 1日

モデル言語

数学では未知数の数に応じて
関係式を作る。

シナジェティクスは
原理の理解のために
モデルを制作するのではなく
モデルの数に応じて
神秘に遭遇する。

10歳までにこのモデル言語は習得可能だ。

  • 2014年9月30日

総合的判断

火山噴火予知連絡会の診断結果は、常に気象庁から発表された。
地震予知がまだ研究段階であるのに対して
火山噴火予知は防災に機能できる機関として位置づけられてきた。

心肺停止状態の人が30人以上もいることが分かって
「火山予知ってこんなものです」と発言する
火山噴火予知連絡会の最高責任者の知性とモラルを
はじめて知らされたのである。

国家の研究費を火山予知の目的で貰っている学者達の社会的責任を
批判しない学者という同業者やメディアを信じると
死の危険性は確実に増えているのである。

火山噴火予知連絡会は
今後の火山活動についての<総合的判断>を中止すべきである。
同時に火山の構造よりも権力の構造に興味がある
似非科学者達を裁判にかけるべきである。

彼らはいま心肺停止した人々の安否よりも
自分の学者生命の安否を気遣っているにちがいない。

それでも火山噴火予知に興味がある真の研究者なら
大学の研究室レベルで自由にやるべきである。

それが客観的な<総合的判断>である。

  • 2014年9月29日

デザイナー

より働かないためのデザインは僅かしかない。

解ける問題しか興味がない学生は数学者にはなれないが
デザイナーは自分がデザインできる
見えるモノしかデザインしない人がなれる。

自然の99%が人間には不可視なのは
自然のデザインが、自分自身の生存を最後に考えて行動したのでなく
すべてを考えて行動した結果だからである。

  • 2014年9月28日

主観的な人々

気象庁が今回の火山爆発を予測できなかった事実を
認めたのは、爆発後であった。
3.11の時も、放射性物質の大気圏内の分布の予測を公開したのは
広範囲に日本列島が被曝した後であった。

無数の生命を保護するための様々な
科学的で社会的な保障システムは開発され運用されているが
実際はほとんど機能していない。

超専門家たちは、グランチに雇用されることで
主観的な見解を述べるだけで
客観的に人類には働きかけない。

彼らが精神的に経済的に自律した個人ではない以上、
科学的で社会的な保障システムの運用と管理を
超専門家や政治経済機構に委託すべきではない。

われわれが、すべての社会的保障システムの
開発と運用と管理に関わらないかぎり
生命を保護するための客観的な選択権は委託されたままだ。

主観的な人々は、知的にけっして人類には働きかけない。

  • 2014年9月27日

予測と警戒

「噴火警戒レベルは1(平常)を維持し
噴火後にレベルを5段階のうち3(入山規制)に引き上げた」
のだからこの種の警戒レベルは死を回避する目的ではなかった。

火山噴火でさえまだ科学的に予測できないから
爆発する日の登山者に窒息死や意識不明などの多数の死傷者が出たように
原発も再稼働するなら
科学的に予測できない地震や津波によって
再び広範囲に人々は被曝死するだろう。

日本は被曝によって衰退していくという予測は科学的である。
それ以外の予測と警戒は実に主観的である。

  • 2014年9月26日

21世紀型超専門家

この学校教育は子どもには教育的ではないが
行かせないわけにはいかない。

この食材は放射性物質に汚染されているが
食べないわけにはいかない。

原発はまた炉心溶解するかもしれないが
産業のために推進しなければならない。

これらの教育者も科学者も政治家も
ただ生きているだけの21世紀型超専門家にすぎない。

彼らを大人として尊敬している若者たちも
あるいは軽蔑しながら<構造>に所属している大人たちも
病名がまだない2重の言語構造に冒された精神病者である。

  • 2014年9月25日

ノウホワイトとノウハウ

人間は構造とパターンを作り出すことができないので
構造とパターンを発見する過程では
ノウホワイトとノウハウとの相互作用に無関心ではいられない。

しかし、その相互作用を
学ぶこと以上に教えることはできない。

  • 2014年9月24日

構造とパターン

理想的な構造とパターンをデザインしている人たちは
存在できない非現実をデザインしているにすぎない。
しばしば自然とは無縁であり続けるがゆえに
人間の理想は生きながらえる。

この半世紀間、テンセグリティ以上の構造とパターンを
発見できなかったのは科学的現実である。

  • 2014年9月23日

固有振動数

稲の生長期間は日照時間や積算温度、
そして品種によって左右される。

人間の健康な胎児は人種や文化の違いに関わらず
10ヶ月間以下では誕生できない。

この独自な期間は、固有な時間周期(または振動数)に支配されている。

そして、知的爆発期を迎える10歳までのこどもの成長過程は
まだその固有な時間周期に支配されている。

  • 2014年9月22日

ユーティリティ(有用性 utility)

古いアイデアを持たないだけで
新しいアイデアに見える。

しかし、真に新しい
前例のないアイデアは無価値に見える。
なぜなら、まだ存在しない概念を含んでいるからだ。

だから、その概念の希有な探求者以外の誰かに
相談しても無益だ。

真のユーティリティ(utility)は
最大多数の最大幸福を求める記号言語から生まれにくい。

ユーティリティはモデル言語から生まれている。
異なった複数の言語間のシンタックスとセマンティクスのために
こどもたちが自然に作るフォーマットのように。

  • 2014年9月21日

カフェラテとシナモンロール

過去の思考に生き、そして
どんな変化もない表面的で
平穏な生活を望んでいるかぎり
自己は単なる環境の一部にすぎない。

国家的なカオスを取り込むための。

高価なカフェラテとシナモンロールを買う
スタバの若い人々でさえ
イスラム国を弱体化・壊滅させるための
軍事行動を支援しているようなカオスを。

  • 2014年9月20日

生者の奢り

冥福を祈るよりも
死者の安否を気遣うと
いろいろ聞こえてくる。

遠い記憶よりも近い声。

  • 2014年9月19日

自己形成

環境を変えると思考が変わるのは
環境が自己形成してきたからである。

環境を自己以外のすべてにするためには
すべての条件反射を排除しなければならない。

私には、シナジェティクスは
環境からの自己形成の破壊にもっとも強力であった。

  • 2014年9月18日

シナジェティクスの先験的仮定(apriorism)

知識は頭脳的な産物である。
英知は頭脳を超えた非・知識的な段階にある。

英知には先験的な英知が潜んでいる。

その英知を探査する方法は
もっとも初源的なシナジェティクスの英知に属する。

  • 2014年9月18日

職業

教師や両親が愛情深く子どもの将来の具体的な就職を望んだだとしても
「過半数の子どもは大学卒業後には
現在まだ存在していない職業に就くだろう」

パソコンのように
人間の職業ほど時代から陳腐化されるものはないのだ。

学校が職業のために存在するのは、時代遅れである。

通学と通勤という過去の分かりやすい同時的な現実を
維持しているだけの教育は終わっている。

  • 2014年9月17日

基本モジュール

震度7程度で建物は倒壊するか、損傷を受けるが
飛行場や港に停泊した飛行機や船舶、そして駐車中の自動車は
大地の激震そのものによって破壊されたことがない。

象や鯨は、巨体であるが地震で骨折などしない。

進化の過程で骨格はその形態のすべての変容過程で圧縮機能を担ってきた。
生物学は骨格の形態と変容について観察はするが
そのシステムの形成方法とその理由についてはほとんど考察しなかった。

建築学も骨組みの構造に始終した圧縮の構造解析が主流である。

生物学も建築学も人類の生存上の緊急事態から切り離されている。

すべての構造を形成するのは原子である。
その原子核の構造を圧縮力だけで説明する物理学は存在しない。
斥力(repulsion)と引力(attraction)の相互作用から
すべての物質の基本モジュールは形成されている。

  • 2014年9月16日

破壊と非破壊

発明とは
締切を排除した概念の破壊活動である。

クリティカル・パスとは
実現化のための
失敗を排除した最長経路の設計である。

  • 2014年9月16日

権力テクノロジー

新しい理論を論文に書くと迫害される時代に
科学者という職業に名誉や尊敬はなかった。

科学者はいまや尊敬され
名誉のある超専門家を目指す若者は増えている。

しかし、原発再稼働に反対する学会や大学がないのは
彼らが名誉と尊敬と引き換えに体制派の保障を得たからである。

科学テクノロジーよりも
権力テクノロジーのほうが包括的で優勢になり
進歩的で自由な科学は、明らかに衰退している。

  • 2014年9月15日

産業テクノロジー

数学はよく理解できない方法で教育される。
完全な概念の理解を欠いた学習の習慣は
政治と経済では大いに利用されている。

例えば、
すべての経済活動はつねに利潤を
生まなければならないという概念は
悪意のある動機によって刷り込まれたのであると理解したなら
人間の知性と組織化の欠如の結果としての日々の生産活動を
批判できるだろう。

われわれが想像するよりも
つねに高い生産手段を所有している
産業テクノロジー全般に関する学習がもっとも遅れている。

テクノロジーの進化が
教育プログラムの変容と同期することがないのは
無知がより利用されやすくなっている。

  • 2014年9月14日

透明な手段(Medium)

編集者などの解職処分によって
編集する<基準>がシステムから排除されるわけではない。

そのシステム自体が<事実>よりも
特権と利権を生む<意見>を媒介するための反応装置であるかぎり。

平均的な人間とグランチとの中間媒体(Media メディア)は
透明な手段(=Medium メジウム)としてデザインされる。

  • 2014年9月13日

もっとも危険な事実

メディアは、意見が<基準>を形成するよりも
<基準>に適応した意見を生むシステムを
インストールしている。

この<基準>に従って
自分に都合のよい<社会的不正>のための
口実を記事にするだけで
<事実>をいつでも捏造できるのである。

特権に依存した<安心と安全>を作り出しているが
その<安心と安全>はもっとも危険な事実である。

  • 2014年9月12日

幸福感

シナジェティクスを探究していく場合
経済的利益の追求を社会における根本的な原動力とするシステム
から孤立した個人として感じるだろう。

冷酷さと搾取によって、つまり偏見によって
富を築く人々に無縁なその感覚は
惑星地球生命体の流れから生まれる
ある種の幸福感にちがいない。

  • 2014年9月11日

再稼働

放出され続ける放射性物質の情報に関して
知的な人は過剰な懐疑心に囚われているが
大多数は単純すぎるほど無関心で暮らしている。

悪意のある動機によって事実の歪曲に
気づかなくさせるテクノロジーこそが
大多数をコントロールできると信じているグランチの下部組織、
例えば、東電の株主である独占的報道機関(=NHK)に
受信料を払い続けている
その愚かな大多数を生み出すシステムは
もはや政治的とは言えない。

この無意識的なエネルギー源こそ
だた生きているだけの<自由からの逃避>を形成しているのである。

  • 2014年9月10日

スポーツ解説者

「すべては結果だ。過程ではない」
「すべては過程だ。結果ではない」
という2つのタイプがあるが、どちらも負けたときの解説だ。

しかし、最近は失敗した、あるいは失敗しそうな
科学論文の解説にも使われている。

真に未知なることへ挑戦した経験がない人たちの言葉は
すぐに受け入れられる。

  • 2014年9月 8日

緊急時の危機

すべての作用は反作用を受けるだけではなく
非同時的にそれらが合成された結果を次々に形成する。

その結果は最初の反作用とは明らかに異なっている。

緊急時の最大の危機は
無数の反作用だけを想定している平時の危機の概念にある。

真の危機とは、自然からではなく
部分から推測できない人間の無知にある。

  • 2014年9月 8日

知的爆発時期

バックミンスター・フラーからもっとも影響を受けた
操作主義的なシナジェティクスの直観的な研究方法を
こどもの教育理論へと変換する私の方法と目的は
1981年の夏、バックミンスター・フラーの推薦と紹介で
最初にアメリカの教育財団によって採用され実行された。

この純粋な教育実験は、バックミンスター・フラー研究所にも近い
フィラデルフィアのフランクリン・ミュージアムで毎週日曜日に行われた。
アシスタントは高校の数学教師であった。

10歳児の知的爆発時期までに
この反対称性のシナジェティクスモデルとそのモデリングを
自発的に実践できる教育プログラムは、その後改良を続け
『コズモグラフィー』に記述された革命的なシナジェティクスモデル
とシナジェティクスの後継者による新たなシナジェティクスモデル群と共に
現在のシナジェティクス入門講座や
シナジェティクス・ワークショップでも使用されてきた。

そして、、私のワークショップ参加者(主に大学生や一般社会人)たちは
こどもの時に受講していたらもっと科学に興味が持てただろうという
率直な感想も含めて5歳児からのこども用のシナジェティクス教育プログラムと
大学院生までのシナジェティクス教育プログラムの基本的プログラムに
まったく差異がないという事実にだれも気づかなかったことである。

10歳児特有の知的爆発時期までとその後の教育プログラムの開発は、
21世紀においても惑星探査プロジェクトと同じように
未知なる存在とその形式を探査する行為に他ならない。

  • 2014年9月 7日

シナジーの度合い

テンセグリティモデルを構成するストラットやストリングの種類が変われば
「張力」と「張り上がりの硬さ」の相互関係が変化する。

「張り上がった硬さ」でテンセグリティモデルの
シナジーの度合いが決定されるが
「張力」はテンセグリティモデルの硬さの数値にはならない。

なぜなら、張りの硬さは張力が形成するという概念的な誤解と
それに基づく間違ったデザインがあるからだ。
例えば、テンセグリティの張力調整のための重いターンバックルは
シナジー度合いを深刻なほど破壊している。

さらに、例えばストラットという圧縮材に、圧縮力だけではなく
ベンディング(曲げ応力)が発生している。

テンセグリティのストラットの細長比は
テンセグリティモデルの「張り上がった硬さ」という
シナジーの度合いを変化させている数値である。

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