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グランチ Archive

  • 2010年9月 1日

鋳造技術

貨幣は印刷された自由である。
お金は自由と交換できるが
しばしば鋳造された偽の幻想にすり替えられる。

印刷されたすべての富は
われわれの実際の借金である。

この単純すぎる経済原理を発明したのは
自由を鋳造し、欲しいだけ貨幣を印刷している連中、
グランチである

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  • 2010年8月25日

定数

定数は存在する。
電子や陽子、中性子の静止質量などは不変である。

しかし、すべての標準は変容する。
標準は存在しない。

定収入や消費税、高速料金
定額制のエネルギー料金や携帯料金、
そして国会の議席数など、
社会は「任意定数」という標準だらけである。

宇宙の定数の発見者よりは、
古い「任意定数」を陳腐化し
「未知の定数」を法律言語で標準化する人のほうが
圧倒的に多い。

古い任意定数を、
また別の任意定数に置き換えてみせてる
このテクノロジーこそ
21世紀の最大の標準である。

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  • 2010年8月24日

モバイラー

グローバル社会では遠隔地から
地球の隅々までの情報が
手に入ると思われている。

世界中の貧乏人が持っているのは
役に立たない情報と借金だけであるが、
グローバル社会の真の金持ちは
地球の隅々にまで親戚や友人をもっている。
彼らは季節毎に移動している。

人間が互いに交流する(そして時には交配する)には
移動する時間とお金が必要である。

貧乏人は家を買うことによって
より移動する傾向を無視できる。

インターネット付きグローバル社会は
まだ19世紀だ。

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  • 2010年8月23日

アイデア

金を稼ぐ人は金を使っている。
金で金を稼ぐように、
アイデアで稼ぐ人はアイデアを使っている。

そのアイデアがお金で買えるから。

最高のアイデアは原理である。
原理は無数に存在するが、
自然は金で買えないように
原理をデザインしている。

つまり、人間が考えなかった概念(イデア)で。

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  • 2010年8月22日

現金製造システム

農薬を使う先住民はいない。

農薬を買うシステム(=補助金制度)が
世界中の先住民を追い出したのだ。

補助金制度とは
大多数の都市納税者は知らない
現金製造システムである。

先住民を追い出した見返りと同時に
食料生産過程での農薬使用は、
「消毒」作用という概念に変換される。

そして
都市納税者は
消毒済みの高コストな食品を買い続けている。

この「消毒」作用によって
有機体生命体の内部に蓄積される毒を排出するシステムを
自然はデザインしなかった。

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  • 2010年8月19日

ねじれ

国会議員もメディアも
「ねじれ」国会という概念を頻繁に反復している。

自然界では「ねじれ」は
スパイラル(渦巻線=spiral)か
ヒリックス(コイル状螺旋=helix)である。
日本語では共に「螺旋」であるが、
蚊取線香のような螺旋はスパイラルであり、
2重螺旋のDNAではヒリックスが正しい。

ではなぜ自然界では、
このような「螺旋」が頻繁に形成されているのだろうか。
直線以外で成長するときの最短距離の経路を形成するからだ。

螺旋とは回転運動の軌跡であり、軸回転のないシステムは存在しない。
(地球も月、太陽系そして銀河系もそれらのより外部から観察すると
螺旋運動を形成する。)

現在の国会がねじれているのは
見えない権力が選択する最短経路だからである。

つまり、いまや権力構造は有機体のように
螺旋を描きながら確実に成長している。
螺旋はDNAのようにもつれにくく、
柔軟な安定した構造でもある。

ねじれをつねに排除するための
二大政党政治的民主主義とメディアの
ねじれに対するナガティブな言説は、
このねじれ構造の真の機能を見えなくするために
権力自体が作り出した偽装なのかもしれない。

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  • 2010年8月17日

功利主義

人はよりよいモノを選ぶ傾向がある。
低級な喜びよりも高級な喜びを選択できる。

しかし、資本主義と共産主義は共に
生まれてからは選べない。

この功利主義のデフォルトは、
政治革命(=戦争)でなければ
変えられないことを意味している。

ここに最大の資金提供とその金利が発生する。

このデフォルトについての
アカデミックな研究は現在も禁じられている。

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  • 2010年8月 8日

こだわり

こだわっているときには
案外何もできない。

何も新しいことは
認識していないことがある。

しかし、物事を現金化または取得できるときは
こだわりの結果だ。

このシステムでは
認識と現金化は同じ言葉(realization)で語られる。

言葉は最大の発明に違いない。
支配するために
支配される側に気づかれないのだから。

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  • 2010年8月 3日

先験的

メタフィジックスは
そもそも「荒唐無稽」だ。

しかし、現在の銀行の利子率の歴史的根拠もまた
それ以上に荒唐無稽だ。

子牛の出生率と生存率の統計以上ではなかったのだから。

知的産業社会における銀行の利子率こそ、
いよいよ荒唐無稽だ。

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  • 2010年7月12日

自由社会

もし貧しい多数の人たちから金利を搾取できなければ、
富める少数の膨大な借金の金利をも決して返済し得ないであろう。

  • 2010年7月 8日

既製品を使え

「既製品を使え」
とバックミンスター・フラーはいった。

第2次世界大戦後、毎年数十万種の化学物質が合成されてきた。
しかし、宇宙の既製品とは有限な92種の化学元素である。

大気中よりも地下資源の元素の独占を優先したグランチが
もっとも怖れているのは、
宇宙の92種の元素の存在比にしたがった利用と再生である。

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  • 2010年7月 5日

過剰なコト

肥満に対して防御しにくいのは
長い間人間が飢えていたからである。

過剰情報にたいして防御しにくいのは
あまりにも長い間
個人に真実が閉ざされていたからである。

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  • 2010年6月30日

赤字覚悟

損をしても売る「赤字覚悟のセール」は
売らなければ
もっと赤字になる場合が含まれているが、
誰かの損失は誰かの富だというゲームは
この種の覚悟によってより日常的に継続されている。

脱工業化社会に引き継がれた
この赤字覚悟のエントロピー的ライフスタイルは
太陽系のエネルギー収支に適応した哺乳類からみれば
例外的な行動様式である。

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  • 2010年6月20日

発明の価値

発明家がもっとも無視しているのは、
特許の価値は、発明の価値によって確立されるのではなく、
特許明細書が書かれる熟達度によって決定されるという
先願主義の特許システムである。

発明家のための
このシステムを教育する教育機関は存在しないのは
なぜか?

法律家資本主義を運営する側に
発明家は必要ではないからだ。


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  • 2010年6月13日

螺旋

螺旋には2種類ある。
蚊取り線香のような渦がスパイラル(spiral)であり、
縄やDNAのような3次元的な捻れがヒリックス(helix)である。

負のスパイラルやデフレ・スパイラル(deflationary spiral)
と呼ばれる経済予測は
株価の上昇と下降という概念のように
未だに2次元的な世界像に支えられているが、
優れた道具や生き物は、
3次元的なヒリックス(helix)を採用してきた。

自然は3次元的な捻れに関する「構造とパターン」を
完全に非物質化しているのである。

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  • 2010年6月 4日

農薬農法

科学は農薬を生み出したが、
それを使わない自然農も
科学である。
つまり、農薬は最良の道具ではない。

農薬を使う農業の生産コスト計算法は
慣習的に容認された法的な計略である。

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  • 2010年6月 3日

普天間基地

法律と慣習は、つねに物理的な軍事力を背景に主張・維持してきた
〈権利〉のみによって制定された政治権力の策略である。

法律や法的な合意は道具ではない。
人間が作る法律と慣習は、テクノロジーではない。

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  • 2010年6月 2日

分断化

会社は、法的に偽造できる。
発明も発見もしないでも金儲けができるように。

ニュースは、社会的に捏造できる。
経験を秩序化しないでも
ばらばらな出来事から断片的な意味が無数に生まれるように。

こうして、
奴隷の奴隷としての自覚は完全に奪われている。

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  • 2010年5月26日

間違い

教師がいなくても多くの間違いから
子どもはかなり知的になるので
間違いを怖れるように教育することが発明された。

こうして、
「どうして転けたの?」という母親が生まれている。

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  • 2010年5月24日

包括性

優れた教育は
優れた学生ほど、優れた専門家になりたがる傾向を生んできた。

これまでに分かったすべての生物学的絶滅が
過度の機能の特殊化、つまり超専門分化に起因しているにもかかわらず。

より高い包括性に無関心になるほど危険な教育はない。

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  • 2010年5月23日

現在

概念を一般化したければ、
完全に混乱させられた現在に帰らなければならない。

そこには純粋な問題がある。

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  • 2010年5月18日

転換期

良識のあらゆる基盤が崩壊している。

金儲けはできないが、
知識の獲得範囲が急激に拡張している
転換期にいると理解しなければならない。

知識はこれまでお金以上に奪われ続けていただけだ。

いま起こっているのは商品の過剰生産よりも
インデックスのない知識の過剰供給である。

地図のない遠足は冒険以上に危険だ。

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  • 2010年5月15日

武器

人類の初期の基本的な武器でさえ
石ではなく
秘密であった。

その秘密を守るための
言語と記号の存続期間は
加速度的に短くなっている。

これらの秘密が人類の暮らしを豊かにしてはいない。
より奪うための言語と記号が
つねに生まれ変わるかぎり。

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  • 2010年5月10日

コンセプトモデル

認識から客体を除外できないように、
概念から主体を除外できない。

高額または発売予定のない燃料電池車のコンセプトモデルは
どちらも除外している。
水素を地球惑星の地下資源に依存するかぎり。

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  • 2010年4月25日

地球は富を必要としない。
地球はシステムを必要とする。
富はシステムの均衡の結果だ。

人間だけがシステムの維持に人間を必要とする。
ついに誰かの富は誰かの借金だ。

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  • 2010年4月10日

蜂の巣わかれ

世界の摩天楼と工場群は個人では所有できない不動産であるが、
コングロマリットに雇われて蜂のように労働する人間たちに
占有される空間(主に昼間に)に過ぎない。

これらの蜂たちには依然在宅勤務は許されないが、
つかみどころのない不可視の組織とその歴史についての
信頼できる情報が最近やっと明らかにされてきた。

超国家的に地球を支配する少数の人間との
起こるべき対立に目を向ける状況がやってきたのである。

それはこれまでのような共産主義と資本主義の戦いではないだろう。
イデオロギーによる分裂でさえ、
効果的な支配のための分割方法であったならば。

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  • 2010年4月 3日

日本版サブプライム

自分自身のことを最後に考えた結果、
家族のために家を買う決心をする男がいる。

住宅ローンは、未来を抵当に入れて家族のために
生き残りを強制する契約である。
未来は今に生きられない牢獄のようだ。

自分自身のことを最後に考えた結果、
家族のために住宅を自分で作る決心をする男はいなくなった。

みんな銀行家に雇われてしまったから。

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  • 2010年3月12日

花束

最初に花束を贈る人よりも
最初に見舞いに来る人が
もっとも気遣っている人である。

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  • 2010年3月11日

暗黙の了解

奴隷的と自覚している人々のほうが
自覚していない奴隷よりも多い場合は、
サーバーの電気代を稼がされている
真の奴隷である。
陰謀は無知からではなく暗黙の了解の結果だ。

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  • 2010年3月 5日

陰謀説

偽テロ事件
偽大地震事件
偽ウィルス事件は
9.11の分析からすべて関連づけられるという
陰謀説には2種類のタイプがある。
陰謀情報を捏造する人間と
実際の陰謀の目撃者である。

陰謀の目撃者はしばしば暗殺されているという
新たな陰謀説にも同様に2種類ある。

陰謀のない権力構造はないが
陰謀は無数の無力な奴隷たちがいなければ、
効果的に囁かれない。

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  • 2010年2月23日

独立国家

1980年代にわれわれが知っていたアメリカは、
もう破綻して消滅したのである。

しかし、世界のあらゆる独立国家の中でも排除が最も困難なのは、
アメリカ合衆国である。
日本がアメリカ国債を買い続けてきたからだ。

陽気で友好的なアメリカ人も、
勤勉で誠実な日本人も
どこのコーヒー豆が好きかをチャットしながら
みんないまは静かに暮らしてる。

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  • 2010年2月15日

空気

19世紀直前まで空気は元素だと思われていた。
大気に似た気体は"ギリシア語の「混沌(chaos)」のように
「ガス(gas)」と呼ばれた。

大気と異なる気体は、ガスではなくて,
「人工の空気」という言葉が生まれた。

酸素が元素であると認識されるまでの歴史は、
グランチの国家を制御している機能が
証明されるまでの歴史のようだ。

支配は見えない「空気」のようになっている。

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  • 2010年2月14日

ハネムーン

資本主義の土地や金融と結婚生活は、
半世紀を経過するとやはり破綻して
今度は知識と結婚する。
経済恐慌は彼らのど派手なハネムーンだ。

どちらもお見合い結婚だったけど、
離婚するたびに富は増え続ける。
慰謝料にはつねに人々の貯蓄が使われるから。

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  • 2010年2月10日

虚空色

空がどんな場所でも青いのは、
地球がどの場所からでも青く見えるからだ。
地球は、陸地のところでさえ青い。

この事実は1961年の有人飛行まで知られていなかった。

大気中に青を乱反射する物質(大気成分と微粒子等)があると同時に
人間の目は紫の短い波長の光よりも青の光の方が良く見えることが
大気圏外からの観察からはじめて分かった。

地上の経済に理論がないことが分かるまで
あと何日かかるのだろうか。

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  • 2010年2月 9日

知恵

知恵は経験から生まれる。
経験は概念から生まれる。
知識は知識から生まれる。
貨幣は信用から生まれる。

もっとも自由に発行できるのは、
つまり、
人間を欺くことができるのは
概念と知識と貨幣である。

欺かれないためには、
自由に発行されない知恵がいる。

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  • 2010年2月 7日

単純な理由

生活費を稼ぐ手段そのものが
しばしば人を欺いて生きることを
肯定するようになるまでには
単純すぎる理由がある。

グランチという見えない巨人の戦略的な特権は、
経済ゲームでの得点の価値基準を気まぐれに
一方的に変えることにあるが、
その特権以上にひとを欺くことはないだろう。

ゆうちょ銀行の口座の最後の現金は、
アメリカ国債に消えたのである。

民主主義は、金融資本主義のために、
その金融資本主義は、
軍隊によって守られている。

その軍隊を指揮する表向きの指導者には
ノーベル平和賞という勲章が用意されてきた。

この単純な理由は、
計画された経済恐慌をも説明できる。

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  • 2010年2月 6日

酵母vs麹

小麦を酵母と塩で発酵させるテクノロジーと
お米を麹だけで発酵させるテクノロジーがある。

ついに郵貯預金を米国債で運用させたのは前者の文化だ。

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  • 2010年2月 3日

第3国定住制度

現在の世界の難民は1000万人以上である。
難民キャンプの難民を、他国が受け入れるこの制度は、
難民を自律させて定住させるためである。

この制度は、人間を定住させるほうが幸福になるという
信条に基づいている。

すべての都市は、
人々が自由に移動したから形成されたのである。

豊富な正しい情報に基づいた選択肢があれば
人々はますます定住しない傾向にある。

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  • 2010年1月27日

自己責任

自己責任という概念は、
労働者に対する企業の責任をヘッジするために
東インド会社が発明した。

この最初の法律概念は、
貿易で発生する船舶事故の責任を有限にするために
利用されてきたが、
国家の年金制度の破綻にも有効である。

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  • 2010年1月26日

定職

私は高校を中退して一度もボーナスをもらったことがない。
私が失業したのではなく
定職という概念がすでに失業していたのである。

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  • 2010年1月25日

最大の内部

金融工学の最初の拠点は
18世紀のロンドンであった。

情報をほぼ同時的に共有するために
ロスチャイルド家は伝書鳩を使った
閉じたイントラネットをはじめて構築した。
独自の専用線を独占することで
情報の独占と秘密の保持が可能になった。

現代ではインターネットを介さず、
イントラネット同士を接続する閉じたイントラネットの愛用者は、
銀行や行政である。

彼らは外部がとても嫌いかもしれないが、
インターネットはついに最大の閉じた内部になった。

イントラネットの愛好者たちは
この最大の内部を外部と呼んでいる。

そして
中国はいまこの外部がとても嫌いだ。

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  • 2010年1月22日

事実

事実は解釈によって作られる。
だから、政治的解釈や経済的解釈は編集されている。

たいていの事実は存在しないが、
原理は事実とは異なる存在である。

その区別ができるのが
知識である。

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  • 2010年1月21日

情報危機

倒産件数は増加するばかりだ。
2008年には、1年間に倒産した上場企業件数が過去最高を記録した。

しかし、創業件数の推移には依然興味がない。
これは古い社会が引き起こす情報危機である。

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  • 2010年1月 9日

失業

明日、何をすべきか自分で決められない状態を失業という。
知的労働者はより頻繁に失業している。

しかし、失業毎に知識を確実に生産性に結びつけようとしている。
労働者の生産性および知的労働という概念は
マルクスの時代にはなかったことだ。

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  • 2010年1月 8日

2つの中央銀行

中央銀行はアメリカにもあるが、旧ソ連にも存在した。
後者の中央銀行は計画経済の管理統制をした。
この2つはともに各イデオロギーの教義となった。
預金金利と貸出金利の差益で富を独占できる権限を銀行に与えるための。

つまり、金融資本主義の理論である。
金融資本主義と言う概念は、1910年にドイツで誕生している。

自然の経済はこの理論では運営できないだろう。
なぜなら、自然はあらゆる権限を生まない。

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  • 2010年1月 7日

動的基地

軍事的援助が同盟国の相互の信頼を形成できたことはない。

世界でも最も住民にとって危険な軍飛行場の一つである
普天間基地の軍事的な必然性は
前世紀にすでになくなっているが、
われわれには敗戦国としての
軍事費の負担義務しか知らされていないだけである。

普天間基地を撤退させたいのは住民だが、
普天間基地を陳腐化したがっているのは、
衛星という動く基地をすでに統合した
大気圏外型軍事テクノロジーである。

日本は宇宙輸送船HTVの建造に着手している。

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  • 2010年1月 5日

安全値

リダンダンシーの起源は、
無知であるがゆえに
潜在意識的な恐れから
保証を求める社会システムにある。

われわれの住居は、
高コストな安全値を過剰にした疑似構造だ。

航空機の安全値は建造物や自動車に比較すると
もっとも低く設定される。

安全値でラッピングされた無知と政治的保証は、
建築の専門分化が支えている。

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  • 2009年12月28日

同時性

すべての物理的現象は同時的かつ非同時的である。
世界同時的恐慌こそ
企てられた同時性にちがいない。

貯金はこの世で最も危険な同時的な富になる。

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  • 2009年12月27日

金融活断層

海底が地表よりも低いのは
海底が海水で浸食されたからではない。
海底の地質の方が陸地よりもその密度が高いから
重力で沈下した結果だ。

同じ理由で
地上でヒマラヤ以上の山脈が形成されなかったのは
重力で地殻そのものが沈んでしまったからだ。
バイオスフィアに
クレーターが少ないのも重力が月の6倍強いからだ。

人間はクレジットローンや金利返済の絶対額と返済期限に比例して
より深く地殻に沈み込んでいる最初のほ乳類だ。
巨大な地殻変動以外で移動することができないほどに。

金融資本主義は巧妙に張り巡らされた
見えない活断層だ。

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  • 2009年12月15日

無化(zeroize)

料理がまずい場合は、食材だけではなく、
作り方にも原因があると考えられてきた。

本当の原因は会話がないからだ。
つまり、
自己との会話、
あるいは生得的な自己教育の最小限のシステムの欠如。

自己のテクノロジーは家庭科では教えない。
まして、
科学テクノロジーからも学べない。
権力テクノロジーが抑圧以上に
それを圧倒的に無化(zeroize)してきたからだ。

男たちが黙って食事をする習慣を
なぜ男の威厳に仕立ててきたかにも応用できるだろう。

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  • 2009年12月13日

民主主義

人類史上最大の宗教。
それは、人々に民主主義が存在すると
信じさせたことだ。

利子率と同じように。

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  • 2009年12月11日

ドメイン

世界は真っ二つに分かれている。
共産主義と民主主義に。
と資本主義は主張している。

世界は共産主義と資本主義に分割され続けているとしても、
たった2つしかないドメインでさえ
だれも選べないで生まれている。

次に、
宗教のドメイン数に次いで、
国家のドメイン数、
そして企業のドメイン数の順に増えるが
これらの選択肢は
より増えるようにデザインされている。

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  • 2009年12月 9日

国債

国債は戦費を公債で賄うための厚い外套であったが、
同時に、その下で債務不履行で凍えている姿も隠してきた。

いつものように金利(=配当)は見せ金だ。

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  • 2009年12月 8日

あまりにも単純すぎるデフォルト

デフレからスパーインフレに移行する段階、
つまり経済がより悪化するにしたがって、
人々は価値を決定するシステムにより疑問を抱くようになる。

そして、奪うか奪われるかという単純さと残酷さの正体は、
資本主義の目的が資本主義自体が崩壊する初期設定(=デフォルト)
にあったことに気づくだろう。

あまりにも単純すぎるので、
経済学にもノーベル賞が設けられたのだ。

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  • 2009年12月 5日

境界線

宇宙とは、
地球の地上約100km以上の観測可能な球状空間のことではない。
137億年前に生まれた物理的な宇宙全体は部分にすぎない。
宇宙という境界線はない。
宇宙は生成・膨張・収縮・消滅するすべてを含む。
すべてには、同時的と非同時的がある。

世界経済不況は、境界線だらけだ。
だから同時に起こる。

人間の意図によって。

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  • 2009年12月 4日

習慣

人類にとって深刻なことはほとんど作られたものである。
例えば9.11と連動した経済危機。

不安と恐怖を受け入れる習慣は
ますます利用されている。

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  • 2009年12月 3日

デフレ

ノウハウがない正規労働者にも、
悲しい長い昼と
楽しい短い消費の夕暮れと夜がある。

消費がなかったら、
苦痛なほど退屈してしまうなら
すでに見えない牢獄の模範囚だ。

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  • 2009年12月 1日

デリバティ豚

豚は太らせてから潰す。

しかし、うっかり太らせすぎて
餌代の金利に追われて
だれも潰せなくなった。
国家でさえ。

そして、
派生的で独創性がない人(derivatives)から愛されている
豚のために一生働くことになるだろう。

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  • 2009年11月27日

シナジー

会話のない民族は滅びるのは、
お酒のない民族は存在しないことと関係している。

どの民族も微生物学ができる前から
最初のシナジーを発見し完全に利用していた。

シナジーに課金する国家は存続できないにちがいない。
それはだれも尊敬しない社会で
知的ではないからだ。

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  • 2009年11月 9日

不可能な構造

「不可能な構造」は、
最初に「可能な構造」からデザインされる
という基本ルールがある。
その逆は存在しない。

なぜなら、
われわれの脳以外に不可能な世界には住めないからである。 

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  • 2009年11月 8日

パースフェクティブの牢獄

テレビを見ないと落ち着かない、
デジカメで記録しないと不安になる世界人口は増えている。
その結果、ハイビジョンテレビとデジカメはだいたい同じ価格になった。

テレビを見ると洗脳されるなら、
風景画やデジカメの映像からも洗脳されている。

効果的に洗脳するには、
情報を無意識に共有させればいい。

古代の洞窟の壁画には存在していなかった
現代人の遠近法的理解は、
いまやシステムの強化に利用されている。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0701/escher.html
http://synergetics.jp/gallery/index.html

☆参照
「超遠近法で解くエッシャーの秘密」 アニメーション公開
http://synergetics.jp/escher/index.html

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  • 2009年11月 7日

絶滅

15年前は、志のある若者たちは、
正規雇用よりも非正規雇用のほうを選んだ。
しかし、今は非正規雇用の人が正規雇用になりたがっている。

毎年5万~15万種が絶滅し過去の絶滅の数万倍の速度で絶滅しているが、
それ以前から、様々な未知の原因によって、
99.999%の種はこれまで絶滅してきたのである。
絶滅を恐れてはいけない。
バイオスフィアに正規雇用されないようにプログラムされている。

企業の存続期間は、人間の平均寿命よりも短命である。
(平均25年以下である。)
正規雇用されるための職探しよりも、
どんな目的のために何を実践できるかを学ぶほうが
絶滅しにくいだろう。

太陽系に存続できる唯一のシントロピーに到達した
バイオスフィアのように。

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  • 2009年11月 3日

空気メーター

炭素税は測定器がなければ存在しない。
資本主義は、水も電気もガスにも、精密なメーターをデザインしてきた。
(そして情報に対しても課金してきた。すでに電気代よりも高い)
しかし、大気圏内にいるがぎり
誰でも安全に空気を無料で直接摂取できる。

1915年、マルセル・デュシャンは、
資本主義の空気に対する希少化の不可能性を攻撃した。

「自分が呼吸する空気にお金を支払わねばならない社会を作りだせ。
空気メーターによって、禁固刑または空気の希少化を行なうこと、
料金未納の場合は必要に応じて窒息(空気だけを遮断)させよ」

革命後のロシアには、水道、電気、ガスのすべてのメーターは存在しない。
これはイデオロギーの問題ではなく、
精密なメーター製造と設置のコストの問題から経済的に判断した結果である。
イデオロギーで二分された地球人口の約半分は、
現在でもエネルギーは欲しいだけ使えると感じて生活している。

マルセル・デュシャンのコンセプチュアル・アートは、
イデオロギーのエネルギー・メーターに対する欲望がある限り、
美術館を超えて大気圏内で存続するだろう。

  • 2009年11月 2日

絶縁

地デジ対応の高性能液晶テレビと番組との関係は、
すばらしい器に載せられて出される貧弱な料理に近い。
二度とそのレストランにはいきたくないものだ。

ニュースは、テレビではなくネットに繋がった
液晶モニターから注文する時代になって久しい。

しかし、
まやかしのない料理を食べるために
注文の仕方自体のリセットを忘れていたなら、
ユーザがそれまで属していた馴染みのある
局所的ネットワークから完全に絶縁することはむずかしいだろう。

どのレストランにも失望したなら、
いまこそ『クリティカル・パス』(バックミンスター・フラー著、白揚社)を
読破する状況になっている。

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  • 2009年11月 1日

失業率

専門分化には、
仕事と職業を区別するから失業がある。

しかし、仕事はつねに豊富に存在する。
水素原子の失業率はゼロである。

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  • 2009年10月27日

計画的失業

必要なものだけ買うよりも欲しいと思うものを買うと、
すぐにGDPは上昇する。

必要なモノは有り余っているから、
人々は失業している。

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  • 2009年10月26日

友愛革命

真のコミュニケーションは、
相手のことを深く理解し、
それにもかかわらず相手に好意を感じるかで維持される。

つまり、経験的に相手を理解すると不快になるような
システムを意図的に作れば、
人々は互いに理解しないようにするだろう。

友愛革命には、
このシステムがもっとも機能しやすい。
不況と友愛は、非鏡像的だが相補的だから。

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  • 2009年10月25日

借金を負わせ、その金利で富を増やす連中がいるかぎり、
富は奪うか奪われるかである。
富はつねに誰かの借金で形成される。

しかし、最初の富は、人間以外が考案し、
そして与えたシステムだ。

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  • 2009年10月23日

経済恐慌

たとえそれを知らなかったとしても、
知っていることだけを話されるのは嫌いだ。
自分で考えたことを最初に話してくれ。

そうすれば、もっとみんな考えるようになるだろう。
考えるだけで、
少なくとも今の経済恐慌はなかっただろう。

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  • 2009年10月22日

ゴシップ(gossip)

ゴシップ(gossip)は、
うわさを触れ回る人(gossiper)と同じ
福音、信条(gospel)を語源としている。
さらに、道中無事の祈願(Godspeed)に関連している。

本来の噂は神の情報から、
不安は情報レスから、
恐怖は無知から生まれる。

つまり、前世紀から、
噂は神に代わって、
マスメディアが担当しているのである。

現実は脳から生まれるというのは、
新しい噂である。

マスメディアに代わって、
脳が自発的に担当できる可能性はある。

少なくともイルカの実験では成功している。

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  • 2009年10月11日

トリック・システム

21世紀の戦争に与えられる最大の勲章は、
ノーベル平和賞だった。

人類の平和は、ノーベル賞を廃止する
システムに捧げなければばらない。

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  • 2009年10月 2日

返済期間

貨幣は借金奴隷制度の確立のために発明された。
3年間の支払い猶予は画期的だが
気安めに過ぎないのは、
人類の返済期間は確実に数百年間続いているからだ。

これ以上の経済的でグローバルな牢獄があるだろうか。

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