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e・食・住(energy-food-shelter) Archive

  • 2010年3月 6日

南極水

南極には全世界の氷の90%と、
全世界の淡水の70%以上があるが
南極には液体としての水はない。
どんな水も凍っている。

南極で生存するには、
最初に氷を溶かさなければならない。
凍っていない淡水は、
多くの生命にとって熱エネルギーの宝庫だ。

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  • 2010年1月19日

メカニカルウイング

太平洋岸の明るい暖かい場所から
ふたたび雪が降る場所に私は移動した。

キャンピングカーを改造した
初代のメカニカルウイングには2つの大きな窓がある。
バンクベットから風景を見る窓と
インターネットに繋いだフルハイビジョンのモニターだ。
私は、雑誌と新聞と野菜を買わない生活がとても気に入っている。

どの窓も外部を映し出している。
毎日移動して暮らしていても、
この2つの窓なしには暮らせない。
メカニカルウイングの朝夕の暖房は、
もっとも小さい中国製の薪ストーブだ。

寒さに耐えながらもここで考える仕事はできる。
ノート型PCと太陽光パネル、
そしてモバイル用インターネットとスカイプがなければ
こんな生活は思い浮かばなかっただろう。

今日は明るいうちに友人の裏庭の畑にいって、
きっと雪で埋もれて残り少なくなった野菜を掘り起こそう。
寒さに耐えるために自然の不凍液に満たされた野菜は
春までとても貴重だ。

肉食をしなければ、
この移動生活に難なく適応できる。
穀物と野菜だけで人間は健康を維持し
思考を持続できる。

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  • 2010年1月15日

共生ドメイン

熱帯の海は透明で美しい。
プランクトンが生息していないからだ。
ここでは生存競争はほとんどない。

鯨は子育てをする安全な場所として
プランクトンが少ない熱帯の海を選ぶ。
そして、母乳の補給による母体の飢餓状態を回避するために
一頭しか産まない。

しかし、例外的に珊瑚礁だけは、
大気圏内の生物個体数の25%が生息し
生存競争が高まるにもかかわらず、
透明なドメインを形成する。
珊瑚は光合成をする藻類と共生したからだ。

自然を過疎に求めすぎている
人間が癒されると感じるこの場所は、
もっとも生命の過密な場所だ。

珊瑚虫のテクノロジーは、
過密な都市の住宅に応用可能だ。

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  • 2009年11月29日

エコハウス生活

よいエコハウスとエコ生活はいくらでもある。
しかし、
どんな家も生活も宇宙空間では危険すぎる。
この安全コストを誰も払っていない。

エコロジーコストは、
未知なエコロジーに対してさえ
すでに支払い済みだからだ。

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  • 2009年11月 4日

経済危機

生存に必要なもの。
それは食料とエネルギー、シェルター。そして想像力だ。

みんなお金で買えるようになったが、
お金を経由しないでも獲得できる
自由が奪われた時から始まっていた。

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  • 2009年10月21日

エコロジー

貧乏は三日で飽きるが、贅沢は三日で慣れる。
エコロジーはどちらでもない。
でなきゃ、46億年もやってられない。


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  • 2009年10月19日

雑想

「雑」とは、本来、四季や恋以外のものであった。

雑務とは、中世における所領・年貢を除く民事関係の訴訟・裁判のことである。
雑穀とは、食糧や飼料として広く栽培されている穀物種の総称である。

雑種とは、形態的種、生態的種の間の交配によって
生まれた個体である。

そして、雑草という概念をこしらえたのは、
農薬を製造する化学会社だった。
栽培してお金になる植物以外は、「雑」なのである。

しかし、自然界には、雑種の方がほうが圧倒的に多い。
人類は雑種の代表である。

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  • 2009年10月16日

サツマイモ

植物にとっては、
毎日は一年の最善の日の連続である。
そして、ついにチャンスを貯蓄できるようになった。

太陽光は電気に変換して売ってもいいが
食べるのも健康にいい。

今日は朝からいい天気だ。
畑のそばで焚き火をして、
焼きいもをこしらえた。
私にとっては最善の日にちがいない。

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  • 2009年10月 7日

卵を割らなければ、オムレツは作れないが
有精卵からでなければ、
2番目のオムレツは生まれない。

割るのは最後だ。

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  • 2009年9月29日

新米偽装

採れたての新米の季節になった。
寒冷地ではいまが稲刈りの最中である。
炊きたての無農薬の新米は格別である。
時折ぬか漬け用の糟のために精米するが、
このときばかりは新米の玄米を白米にしようかと迷うほどである。

無農薬の稲穂を脱穀したあとの稲藁を自然乾燥させる時には
特につよい香りが漂う。
これ以上のアロマセラピーがあるだろうか。
この藁をベッドの下に敷き詰めると深く熟睡できる。
稲と人間は神秘的な出会いがあったに違いない。

スーパーで販売される新米はブレンド米である。
ブレンドされるのは、異なった農家で栽培された新米だけではない。
古米がブレンドされる。
さらに、古々米もブレンドされている。
問題はその割合であるが、農協経由のパケージ商品は
通常全体のわずか2割程度である。
人間の味覚の曖昧さが証明されたような数字だ。

しかし、100%の新米を食べ比べる経験があるなら、
新米の占有率は、あきらかに味覚で感じられる。

さらに無農薬の100%の新米を食べ比べる経験があるなら、
新米の名状しがたい香りは、あきらかに嗅覚で感じられる。

休耕田を減少させて食料自給率を向上させたいなら、
もっとも優先すべきは100%の新米と表示した
パッケージ商品を他と区別すべきだ。

人間の五感を蔑んだ食品に未来はない。

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  • 2009年9月13日

隣組(最小単位の5人組クインテット)

より少なくなる集落でも、みんな孤独で隣人を信じていないのは、
単に高齢化したかつての隣組(または5人組)の末裔だからではない。

いまでも集落情報よりも、
警察広報紙、自治体が配布するお知らせなどが
つねに折り込まれる回覧板の回覧が生き残っている
複数の隣組からなる限界集落は、
官主導の隣保組織の象徴なのだが、
他人の真似をする農業を選んだ消費社会の
統制された奴隷の末路なのだ。

自立的経済の可能性は、限界集落という位置づけ以前から、
戦争継続のために破壊されている。

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  • 2009年9月 5日

トウモロコシ依存率

トウモロコシは稲科の植物である。
種子の胚乳に含まれる角質デンプンがコーンスターチである。
安い麦酒は麦芽、ホップ以外にコーンスターチを混ぜて作る。
原料の麦芽比率で麦酒と発泡酒が決まる。

牛肉も鶏肉もトウモロコシを原料としている。
ガソリンに混ぜるバイオエタノールもトウモロコシから作る。

国産の肉を食べ、国産の麦酒を飲んでいても、
われわれの体は輸入したトウモロコシでできている。

そして、アメリカの農民は補助金で
これらの加工用のトウモロコシを栽培する。
アメリカの農民も農作物を自給自足しているわけではない。
彼らのほとんどは、農業で稼いだお金で食料を購入している。
人間の主食として利用されるは生産量の3割程度である。
単なるコングロマリットの分業だ。

国防のために正味の自給率を守りたければ、
トウモロコシ依存率を低下させればいい。
牛は穀物ではなく牧草を、
日本人は牛や鶏ではなく、
できれば玄米を直接食べるべきだ。

そして、お酒は日本酒がいい。
できれば、麹とお米から直接自給すればいい。
アルコール生産もトウモロコシ依存症から抜け出すべきだ。

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  • 2009年8月30日

遺伝子組換え農産物用の表示技術

大豆(枝豆、大豆もやしを含む)、とうもろこし、ばれいしょ、なたね、
綿実、アルファルファ、てん菜を使った加工食品には、
遺伝子組換え農産物の表示が義務づけられている。
しかし、「これらの農産物に限って食品の主な原材料ではない場合は
表示しなくてもいい。」という表示条件はほとんど知られていない。

その条件とは、各使用量を重い順に並べたときに4位以下で、
すべての原材料の重さに占める割合が5%未満の場合である。

加工済みの食料品からその割合を検査する時間とコストは、膨大だから、
モラルに訴えているだけで事実上罰則のない法律に近い。

こうした記号のテクノロジーは遺伝子工学の一部である。
食料の不足を前提に
日々の食料に、合法的に危険性や毒性を混入させるために。

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  • 2009年8月29日

無食から無職へ

食欲があっても食を買えなければ、
断食できるのがテクノロジーである。
空腹は、限界を超えれば食欲からの解放がやってくる。

職欲があっても職が見つけられなければ、
このテクノロジーを使えばいい。

無のテクノロジーに350万年も準備したお陰だ。

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  • 2009年8月25日

a rolling stone

狭い家に無理して住んでも金利を奪い、
節約した素食でも健康を奪い、
エネルギーを節約しても使う度に、
地球の富を少しずつ奪うシステムは
ついに水を独占しようとしている。

空気と光が残っている間に
しっかりひきこもるのも悪くない。
増えも減りもしないエネルギー宇宙に。

ここは奪われない唯一の球状シェルターだ。
転がる石にこけが生えないように、
スピンアウトだ。

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  • 2009年8月24日

過剰なテクノロジー

ジーンズには値段に応じて(高くなるほど)ダメージ加工が施してある。
ダメージ加工は機能を短命にするための技術である。

消費の向上のためにジーンズのファッション性が企画され、
意図的に糸を細く弱くしてダメージを効果的に進行させるのである。

こうした計画的陳腐化は、
家電や自動車、パソコンなどで馴染みがある。
肥料と農薬もまた農産物という植物へのダメージ加工に属するだろう。

計画的陳腐化は、不況下では急激に後退する。
つまり、不況下での価格と技術が、本来の性能と機能である。

ほとんどの生きるためのテクノロジーは前世紀に完成済みだ。

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  • 2009年8月14日

ふたたび反・地産地消

局所的に産まれて、局所的に消える
どんなエネルギーも物質も存在しない。

水や空気は、バイオスフィアを循環しているばかりか
そもそもエネルギーは増えも減りもしないから。

もし、農作物だけが例外的ならば、
われわれの体は、反宇宙的な存在である。

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  • 2009年8月13日

食糧自給率という暗黒時代の概念

食糧自給率が100%を越えるアメリカの農業は、
農業自体のエネルギー収支でみれば、
石油依存型で完全に破綻しているように、
補助金という農業支援だけで食糧自給率を
向上させることは、近視眼的である。

たとえば、補助金だらけの農業政策の結果、
アメリカの人口は日本の約2倍であるが、
年間の全食糧費5兆円の2割が廃棄されている。
日本では年間の全食糧費10兆円の2割は、廃棄されている。

エネルギー自給率が国内のエネルギー生産量の増加で解決できない場合、
エアコンや冷蔵庫、エコカーなどのエネルギー効率の改善によって
原油の輸入量を減少させたように、
食料自給率も、農業生産の過程および、生体内での
エネルギー変換率を改善して輸入量を減少させるべきである。

つまり、
食糧廃棄率を減少させれば、自給率は相対的に向上する。
そして、よく咀嚼すれば、栄養の吸収率ばかりか、
免疫力を高める健康な食生活法を向上させることができる。

より少ない、安全な食料で、より効果的に健康に生命を維持するための
テクノロジー(more with less)は存在する。

その一つに長寿食(マクロビオティック)がある。
そして、生命維持の生化学反応には、栄養学のカロリーベースで計量できない
種々の微量元素が含まれるが、
現在の食糧自給率の概念では、
栄養のない水や微量元素はまだ統合されていない。

食糧自給率は、国境毎の軍事的な兵站線の延長にすぎないからだ。

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  • 2009年8月 3日

FRB(米連邦準備制度理事会)

必要なモノを売らないで、
欲しいモノを買わせたいなら、
必要でないモノこそ価値がある。

必要でないモノの最高傑作は、
いつでも幻想と交換できる
紙幣である。

水と食料は汚染され、
資源とエネルギーは独占され、
住居の半分は金利でパッケージされている。

人類に必要なモノは、21世紀でも売られていない。

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  • 2009年8月 1日

3つの栽培法の区別

先日、野菜の栽培法の表示に関する、
冷蔵庫を利用した簡単な見分け方を教えてもらったので、
実験方法を公開する。

比較する野菜は以下の3種類である。

1. 農薬と化学肥料で栽培された野菜
2. 有機農法で栽培された野菜
3. 自然農で栽培した野菜

たとえばキュウリの場合、
一ヶ月間程度冷蔵庫のなかで保存させると、
3種のキュウリはそれぞれどう変化するのだろう。

その結果は、3つの段階に区別された。

1は、溶解して液体になる。
2は、形は保っているが腐敗する。
3は、野菜のミイラになる。

1と2はもちろん強力な悪臭がする。
3にはまだ野菜独自の香りが残っている。

農薬は腐敗菌の繁殖を増殖させる役目があるのである。
農民たちは農薬の使用目的を消毒というが、
農薬自体の毒性は消えないだけではなく、保存期間中に腐敗作用に変換されている。

生化学反応は、部分からはけっして推測できないので、
栽培には包括的な知識が必要だ。

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  • 2009年6月25日

地産地消から自己組織へ

もし、バイオスフィアが
地産地消していたら、
人間がいない場所での地球温暖化は起こらなかっただろう。

もし、PCや自動車が地産地消で生産されていたら、
誰も利用できなかっただろう。

地産地消は、
永久機関のような外部のない局所的なサイクルの概念を含んだ
幻想的な引きこもりである。

その結果、食料は廃棄することによって
価格を維持することに利用されている。
(毎年、日本では10兆円の食料費のなかで2兆円分が廃棄処分されている。
また、日本の産畜肉の生産用の輸入飼料こそ貿易収支のために利用された。)

<地産地消>も<遠産遠消>も国境線が造り出す
相対的で政治的・経済的な内部と外部である。

エコロジーは、つねに包括的で再生的である。
そして、
バイオスフィアは、唯一の外部と唯一の内部をもっている。
そして、
食料生産のための光合成は、
太陽系のエネルギー収支で運営されている。

最近の生物学や化学そして物理学では、
この運営方法を自己組織化と呼んでいる。

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  • 2009年6月24日

戦争機械

民主主義と科学、そして技術が複雑に組み合わさって
産業化を形成する。

この産業化の過程では、
科学が技術を、技術は産業を、産業は経済を、経済は政治を先導する。

政治がすべての出来事のしっぽであることは明らかである。
しかし、政治が経済を、経済が産業を、産業が技術を、技術が科学を
支配できるという幻想がこの産業化を分断してきた。

この幻想を利用した法律家資本主義は、
すべての発展を破壊する戦争機械である。

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  • 2009年6月23日

利子率

貨幣に対する利子率は、子牛が生まれて育つ生存率から生まれた。
牛を預かって育てる牛飼いは、報酬として乳を貰うことができる。

子牛という利子が牛の所有者に属する習慣から
金利は銀行が奪う歴史が始まった。
つまり、金利という概念が、
宇宙の物理的法則と相互作用しない金融の歴史である。

朝食に牛乳を飲む牛飼いの習慣を止めない限り、
家畜による温暖化ガスの増加とゼロ金利はつづくだろう。

われわれは学校の数学から家畜化しているのである。

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  • 2009年6月20日

一年生野菜

庭に野菜の種を蒔くと、だいたいすぐに実をつける。
収穫するまではとっても早い。
カボチャやトウモロコシ、トマトなど
ほとんどの野菜は1年生植物である。

彼らは、種子で休眠した状態で、
次のより良い機会を待つ方がはるかに有利になるようにデザインされている。

そのためには、良好な環境条件に出会うと短時間で成長し
繁殖するノウハウが必要になる。

良好な環境条件とは、
光と水と温度、
そして、土壌である。

繁殖ノウハウに関しては、種子で休眠できる以上、
人間よりも経済的で長寿である。

ところで、稲は野菜ではないが1年草である。
発掘された縄文土器から、運良く保存された古代米の種子が
見事に発芽できるように、
ごく一部の富裕層は、老衰するまえに、冷凍保存して休眠状態を選択できる。

この不老テクノロジーはまだ経済的な方法ではないが、
明らかに1年生植物への願望がある。
あの世よりも、
次のより良い機会を待つこの世の方が
はるかに有利だという前提がある。

  • 2009年4月25日

コーヒーのおいしい入れ方は、人によって違う。

2杯目のコーヒーの味も変わらなかったら、
その人は、茶の精神にも興味があるんだ。

つまり、同じ味なんて存在しない事実を受け入れている。

  • 2009年4月 1日

植物言語

人類は有史以前から、
3000種以上の植物を食料として利用してきたが、
現代の消費者は、イネや麦などのわずか20種程度の植物に依存している。

限られた植物種の摂取から、嗜好だけではなく、思考も形成される。
例えば、先進工業国の消費者は、産業活動によって強くエコロジー的破壊を
受けた空間------陸と海底----に生息する分類上は、
多種多様な植物からなる群を雑草、あるいは海草という
非生物的な概念に置き換えてきたのである。

人間に名前があるように、すべての雑草にも名前があった。
植物学が存在する以前から、集落の周辺でのみ生きている
愛する存在に名前を付ける習慣があった。

良い消費者をつくる手っ取り早い方法は、
自分だけの嗜好や習慣と結婚させることだ。
こうして、66億人の無数の嗜好や習慣は、
より限られた植物で間に合っている。

同時に、地球上の数千種の言語も激減させたのである。

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  • 2008年8月21日

心拍数

生物の寿命は心臓の鼓動数に制限を受けているという理論がある。
熊もカエルも一生涯の心臓の鼓動数はほぼ一定だとすると、
生命保険会社は心臓の鼓動数を
重要な保険料の査定上の判断材料にしているはずである。

いつも緊張した心拍数で生きている人は、
短命なので保険料は高額になるにちがいない。

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  • 2008年8月 6日

過疎と過剰

携帯からブログの送信もできない
圏外の領域でこの夏はキャンプしている。

人間が退去した海岸沿いの村々に
しばらく滞在すると
エコロジーが劇的に変容しているプロセスが
浮かびあがってくる。
すべての日本の地理的辺境に点在する限界集落は、
産業社会の陳腐化された既製品から構成された人工物だ。
無惨な人工林や除草剤づけの畑や庭・・・。

川と雑草と雑木林という自然のインフラは、
21世紀の優れた宇宙船地球号の無数の乗降口のように見える。

食料、エネルギー、住居のための最小限の機能が統合されるならば、
過疎または不足は過剰の偽装にすぎない。
なぜなら、過疎という概念で、
世界人口は都市部でのみ過剰になっているからだ。

  • 2008年7月11日

けっして満たされることのないように、
分岐できるところは、
すべて分岐させることにしている。

成長のための光合成を節約したことはない。
これが自然エネルギー資本主義だ。

  • 2008年7月 7日

致命的思考

自由企業によって管理されたメディアは
利己心を国別に拡大してきた。

その心理戦争の目的は、
すべての生命を維持するには
致命的な世界を想定することによって
適者生存の世界観を現実化するためである。

地球温暖化は地球規模で致命的であるという
メディアの統一された見解は、
二酸化炭素ビジネスと同時に
科学的に偽装された適者生存の世界観を
より拡大している。

条件反射的な恐怖感から包括的思考は生まれない。
プロパガンダは地球温暖化よりも致命的である。

  • 2008年6月25日

超有機的テンセグリティ

地震と同じように、
サブプライムローンで住居が簡単に破壊できるのは
住宅が手作りで高価だからである。
大量生産の自動車は投機の対象にはならない。

もっとも純粋で経済的な物質の結合方法を
利用した建築の構造は、
人間の住居にはまだ採用されていない。

人間は美しい皮膚で
100兆個の細胞をパッケージしているが、
その大部分は自身のものではない。
共生する細菌(バクテリア)の細胞であることが分かっている。

この超有機的な共生生物体が採用する
真の構造システムは細胞内でつねに量産されている。

重大な弱点は無知から生まれる。

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  • 2008年6月17日

燃料

燃料電池(Fuel Battery)に燃焼過程は存在しない。
核燃料(Nuclear Fuel)でも燃焼は存在しない。

人間は火(=燃料 Fuel)を使う習慣が長すぎたために
無意識にエネルギー変換に酸化作用を期待している。

概念は言葉から生まれる。
その言葉が非科学的だ。

燃料電池車はテクノロジーの問題ではなく
石油産業の概念支配から脱却できないだろう。

  • 2008年6月15日

環境デザイン

二酸化炭素のことを悪く考えてはいけない。

煙突や排気口を買ったり売ったりするように
炭素を売ったり買ったりすることは
環境デザインではない。
燃焼によるエネルギーの利用方法は変わらない。

惑星地球には
煙突や排気口がないシステムが必要だ。

  • 2008年6月13日

エコハウスと一緒に窓は購入できても、
風と光は購入できないように、
デフォルトはだれも売ったり買ったりできない。

宇宙は方法に満ちている。

  • 2008年6月11日

エネルギーメーター

空気は、世界の至る所にとても豊富にあるので、
料金メーター付きの空気の利用システムは簡単に独占できない。
また森のある山間地には池や湖、川や井戸、湧水はたくさんあるので、
料金メーター付きの給水システムを、独占的ビジネスにすることは不可能だった。

しかし、物理的エネルギーの発生機と、料金メーターで
計量されるエネルギーの流通管理システムを開発・製造・販売すれば、
国家の経済を支配できるという明確な認識は存在していた。
この経営理念に基づいて最初に行動したのは国家ではなく、
J・P・モルガンである。

地球温暖化で世界の淡水資源は激減する一方なので、
これまで不可能であった淡水給水システムの独占販売は
グランチにはますます有利になるだろう。
実際、中東戦争は原油ではなく淡水争奪戦である。

その結果は、エネルギーメーターの種類が増えるだけではない。
現在のガソリンの高騰はこれから起こる悲惨で残酷な
資源争奪戦争の単なる序章にすぎない。

  • 2008年6月10日

酸素

ついに、酸素の大気中の割合に変化が生じている。

自動車のエンジンが排気する二酸化炭素には課税したが、
吸気する酸素には課税しなかった。

気体の酸素は惑星地球では稀少元素だ。
課税システムは宇宙に適応していない。

  • 2008年6月 9日

エネルギー通貨

エネルギー危機がまたやってきた。
そして、エネルギーは理想的な通貨に見える。

エネルギーを所有すれば車と交換できる。
確かに、所有しやすいようにエネルギーは有限だ。

ただし、宇宙全体のエネルギーは増えも減りもしない。
人間がエネルギーの先物買いをする権利はどこにもない。
人間がエネルギーを発明したわけではない。

宇宙は人間が必要とするエネルギーはすべて調達済みだ。


  • 2008年6月 7日

建築産業

金属資源スクラップがエネルギー資源と同じように
買い占められるまで
空調や冷蔵庫、テレビ、パソコン、携帯でさえ、
どの金属がどの程度使用されているかは
まったく無関心だった。
まして自分の住む家の重さは誰も知らない。

危機を偽装され、危機に陥る人類の
もっとも不器用で無知な行動のなかで
建築産業は桁外れだ。

  • 2008年6月 6日

子ども

子どもははやく大人になりたくても、
子どもは子どもになったことがない。

唯一、大人だけが子どもになれるが、
芸術家以外はほんんど成功しない。

子どもは誰にとっても未知なる存在である。
そう思っていないのは両親と教師だけである。

これが PTAの起源である。

  • 2008年5月31日

最後の消費者

既製品は過剰生産された。
靴も冷蔵庫もパソコンも。
しかし、必要な環境はデザインされなかった。

惑星地球の最後の消費者になるには、
既製品をアセンブルするノウハウだけでは不十分だ。

目的論(ノウホワイ)が必要だ。
全宇宙のエネルギーは増えも減りもしていないのだから。
   

  • 2008年5月28日

仮想水

文部科学省総合地球環境研究所によれば、
輸入農産物をすべて国内で
生産したと仮定して、
米1トンの生産に6000トン、小麦1トンに
3000トン、
牛肉1トンに20000トンの水が必要である。
日本人の仮想水(バーチャルウォーター)の輸入量は実に大きい。
しかし、人間一人は一生でいくらの水がいるのかを最初に計算するのを忘れている。

二酸化炭素の排出権のように、
これからは仮想水の高い人間の仮想水権を売り買いすることになるだろう。
これが穀物の価格に反映されるにちがいない。米はもっとも高価になる。

天然の気体や液体は地産地消にできない
最大のモバイル化学物質にデザインされている。

これらのモバイルする反地消地産品こそが
資本主義がオークションしたい最後のバーチャル天然資源だ。

  • 2008年5月26日

キャピタ

北極圏の天然資源争奪戦には
もっとも分かりやすい資本(capital)=自己増殖する価値の運動体
の定義が関与している。

簡単な金儲けが好きな1%にとって
エネルギーを略奪する以上に安定した安全な資本はない。

資本(capital)とは<牛の頭(capita)>であった。
頭蓋骨からエネルギーまでの間には土地があった。
頭蓋骨とエネルギーはもはや非鏡像的である。

この非論理的な概念の変遷こそが自己増殖する価値自体の危機を
招いているのである。
奪えるモノがあればなんでもいいいのだから。

彼らは温暖化による食料危機対策からやがてミトコンドリアの
DNAを独占するだろう。
光と空気と水があれば、自己増殖する価値の運動体に
強い近親憎悪を感じるにちがいない。

  • 2008年5月24日

動的平衡

日本人である私はカレーを毎日食べると体調が悪くなる。
インド人の友人は体調が悪くなるとカレーを食べる。

どちらにしてもカレーを毎日食べると体調が変わる。


  • 2008年5月20日

林檎

年平均気温10.2度のこの村では
先週から林檎の白い花が満開だ。

しかし、誰も真っ赤なリンゴは食べないことにしている。
高価な農薬をたっぷりかけた贈答用だから。

  • 2008年5月19日

ダイエット

ダイエットであなたは軽くなる。

65億人がダイエットしても
地球は軽くはならないのは、
ひとつの岩石が太陽系で完全なように、
地球システムが完璧だからだ。

どんなに経済成長しても
人間が期待する地球システムに
改善できなかった。

模倣さえできないかぎり、
成長も破綻も時代遅れだ。

  • 2008年5月14日

ダウンロード

移動できるモノ以上に移動できるコトも富だ。

モノを超えたコトに関心がある
多国籍企業(グランチ)は第2次世界大戦以後
土地にはまったく無関心だった。
ガソリンや水はまだインターネットから
ダウンロードできないのが彼らの悩みだ。

悩みにも半世紀以上の格差がある。

  • 2008年1月 5日

動物園


動物園の動物はたいてい悪臭を放っている。
ところが彼らは自然界で暮らしていた時は
そんな臭いは出さなかった。

電車に乗り合わせた本格的なホームレスの隣に
ほとんどの乗客が座ることができないように、
どんな人間も風呂に入らなければ
動物園の動物以上に臭うにちがいない。

では、人間も自然界で暮らせば臭くならないのだろうか。

これは、風呂に入らなければ、
耐えられなくなった理由と同じではない。   Y.K

  • 2007年12月30日

忘年会


今日は明るいときからスカイプ(=和名は天女)で
朝までエンドレスな忘年会をすることにした。

飲酒は無限。
話題も無限。
私はストーブの前で玄米甘酒を発酵させながら、
芳香漂う自家製どぶろくを飲み干すだろう。

ただし正確には同時的な会話はできない。
球状ネットワークシステム上に発生する
タイムラグがわれわれを少しだけ隔てている。   Y.K

  • 2007年12月11日

簡単なこと


価値判断するよりも批評すること、
発明するよりも行動すること、
予測するよりも企てに適しているのは
若者たちである。

簡単なことはいつも支配されやすい。 Y.K
  • 2007年12月10日

生理食塩水


最古の豆腐はにがりは使用していなかった。
海水をそのまま使ってタンパク質を凝固させていた。
にがりは内陸部での加工方法である。

そして最古のうどんもまた海水を使用していたにちがいない。
海水1リットル中には32から35グラムの塩分が含まれているので
うどんをボイルするときにも海水を使えば、
美味しいうどんの塩分含有率にほとんど一致している。

豆腐やうどんに使用する塩水を、
医療で使用する生理食塩水のように考えればよいのである。

豆腐やうどんはマグネシュウムなどの微量元素の
無意識的でメタボリックな摂取方法なのである。  Y.K

  • 2007年11月18日

お酒


発酵の適温は日本酒も焼酎も20度である。
だから冬にコタツでどぶろく作るより、
6月の初夏の常温で作る方が失敗がない。

糖分があれば何でもお酒になる。
雑穀、ジャガイモ、とうもろこし
そして、樹液、蜂蜜でもお酒はできる。

どこかで誰かが糖分を調達できたからこそ、どの民族にもお酒がある。
そしてどの民族にも20度の季節があるという証明でもある。

しかし、お酒は人間には作れない。
微生物のエネルギー変換にお金を払うのではなく
収穫と交換するものだ。 Y.K

  • 2007年6月30日

梅雨


湿度は90%を越えるときは、
浴室やトイレのタイルは結露する。
除湿器の10リットルのタンクがすぐに満タンになる
ことで、山脈全体が雲の中にいることがわかる。

梅雨による大量の淡水を移動させ貯蔵するルートの確保は
森による雲の生成にかかっている。

移動できない樹木にとって、
梅雨は大気圏との貴重な交流手段だ。

移動できない不動産の集積都市で毎年淡水が不足するのは、
樹木と大気の流体テクノロジーを生活圏から除外して
莫大な投資を必要とする地上の固定した貯水ダムにのみ
依存しているからだ。 

空気中に水が豊富に含まれるところには、ブナの森があるだろう。
自然は森以上の流体を大地にデザインしなかった。
そして海岸線まで延びた
鮎や鮭の遡上する長い川がある。   Y.K

  • 2007年6月19日

天敵


クジラは天敵がないから長生きできるという。しかも大型ほど長寿である。
・シロナガスクジラ 120歳
・ナガスクジラ 100歳
・ホッキョククジラ 100歳
・ツチクジラ 83歳

同じ哺乳類である日本人は、小さくても長寿である。
ゆえに鯨のように、天敵がもっとも少ない民族である。
いったい何を食べているのだろうか。
否、鯨を食べていた人だけが長寿だったにすぎない。     Y.K

  • 2007年6月15日

知的段階


魚には、海に遊泳料を支払う義務はない。
鳥には、空に浮遊料を支払う義務はない。
草には、雲に降雨量を支払う義務はない。
熊には、山に滞在料を支払う義務はない。
そして、
人間は、太陽にエネルギー料を支払う義務はない。

飛行機を購入する人は、空域を購入しない。
船を購入する人は、海域を購入しない。
しかし、
家を購入する人は、大地を購入する。

そして、
人類の大多数は、家賃(または住宅ローンと金利)と
エネルギー料を払わされている。
さもなければ、路上かネットカフェに住んでいる。

テクノロジーと自然エネルギーは、
草や、魚や、鳥や、熊のように、
人類には未だ自由化されていない。
資本主義であろうと共産主義であろうと、

地球温暖化は、バイオエタノールによる近視眼的な気休めに
熱中させるために、
石油資本が考案した強迫観念にすり替えられた。

これが、われわれの350万年かけた知的段階、つまり
テクノロジーのあり方である。

われわれの危機の優先順序とその解決法はもっと基本的だ。  Y.K

  • 2007年6月12日

現金化


支払ったお金は消えることもあるが、
使いたいお金も突然現れる。
消えた年金の総額が不明な会計学は
もちろん、詐欺師の古典的な経済学だ。

アメリカ国債も現金化できないのは、
もっとすぐれた詐欺師の会計学があるからだ。

現金化の語源は、realizeである。
つまり、われわれの<了解>の問題である。
会計学を支える前提そのものである。

権力はあらゆる前提を腐敗させるシステムである。 Y.K

  • 2007年6月11日

水素戦争


富は光エネルギーよりもはるかに強く、
権力は、重力よりもはるかに強いように見える。
けれど権力はその力を借りなければならない。
すべての権力と富は宇宙から搾取するノウハウから成立している。

燃料電池の開発で、膨大な富が失われる人々がいる。
彼らはバイオエタノールの開発に熱中しているふりをしている。
バイオエタノール専用のエンジンを最初に開発したのは
ナチズムである。彼らは戦争を推進するためにエコロジーを選択した。

しかし、その設計図とプロトタイプを没収し、完全に隠蔽したのは連合軍である。
第2次世界大戦は地下資源をめぐるエネルギー戦争であり、
第4次世界大戦は、バイオマスや水素という地上の資源をめぐるエネルギー戦争である。

水素は、宇宙で最も豊富にある、
地球温暖化とは無縁なユビキタス元素である。
それゆえに、水素戦争は最終戦争である。               Y.K

  • 2007年6月10日

バイオマス


酸素は、すべての人間と車が吸い込み、
二酸化炭素は、すべての人間と車が吐き出している。
確かにどちらも大量生産に向いている。
その証拠に、みんな名前やナンバーがある。

しかし、
二酸化炭素を大量に食べて、
酸素を大量に吐き出すすべての植物の
名前や数も知らないなんて、まったく興味がない証拠だ。
バイオマス(現存量)と言う言葉一つで会話する連中は、
残念だが、惑星地球には不向きな知性だ。     Y.K

  • 2007年6月 9日

生存率


私は生命保険には入っていない。
どんな手段でも
人間の生存率はゼロパーセントだからだ。

いつか必ず死ぬということを知らなければ、
生命を保障するどころか、実感することもできない。 Y.K

  • 2007年5月28日

ユーザの興味


今日は友達からの投稿を引用する。

「庄原市の情報推進課および教育委員会の
これまでの過剰な権力行使に疑問を抱いた私たちは
情報公開制度も民主的に運営されていない可能性を感じた。
そこで信頼できるアルチザンとともに
「備北・市民オンブズマン会議」を結成した。

その3週間後に
「情報公開」 「庄原市」
の2つのキーワードでグーグルで検索すると、
以下の順序でヒットしてくることが確認された。」

「これは、私たちの基本的な IT技術ではなく、
情報の分類学的な目録化において決定される優先順序は
ユーザの選択した興味を反映している、と解釈できる。
情報の市場原理は、インターネットの検索システムに
期待して良い。

そして、そのことは十分に予測できていた。
検索タームとその順序は、ウェッブデザインの重要な動的な機能である。」
アルチザン・デザイン委員会

johokokai.png 大きい画像を見る
  • 2007年5月20日

ヒト科


人間は必ず死ぬ。
つまり、地球にやさしいくデザインされている。

そして、簡単なことばかりしていると、長生きする。
これはもっとも簡単なヒト科の死に方だ。   Y.K

  • 2007年5月13日

決済


運命のカードを持ち歩くのを
忘れていない人は
財布には少なくとも2種類以上の
クレジットカードが入っていることになる。
どちらもとても安上がりで便利な決済方法だ。     Y.K

  • 2007年5月12日

老化現象


赤ん坊は九ヶ月かけて生きる準備を整える。
大人になって、生きるために九ヶ月もかけて準備するような仕事が
見あたらない場合、人間は年齢に関係なく、
確実に老いるようにデザインされている。
これは給料を貰っている仕事とは無関係だ。       Y.K

  • 2007年5月11日

擬人化


世の中を甘く見てはいけない視点からは、
人類以外だれもお金のために働いていないシステムは、
とうてい説明できないだろう。

自然に抱擁され、恩恵を受けながらも
あまりにも未知で曖昧な存在ゆえに、
地球に優しく、などと
思わず擬人化せざるを得ない。
神を擬人化してきたように。

世の中を甘く見ればみるほど、
もう一つの封印されたエコロジー的現実に遭遇する。

畑や田んぼのほとんどの雑草を抜く必要がないにもかかわらず、
それをまっとうに実践できる農民は皆無だ。
自然農は、現実をより甘くみるための
農民がもっとも苦手とするテクノロジーだ。       Y.K

  • 2007年5月 4日

田植え


田植えの季節がやってきた。田植えの前にはトラクターで田んぼを平らにする代かきが行われる。
衛星写真をみても、海岸部はひどく汚染されている。
http://sweb.nctd.go.jp/senmon/shiryo/nougyou/j/j-1/j-1-2/j-1-2.html#(6)anchor(秋田県大潟村の稲作過程の様子を参照)
河川から海岸部への泥水の流出が色彩変化から確認できる。

田んぼを撹拌するだけではなく、
除草剤などの農薬によって、一挙に源流付近からの河川の汚染は加速する。
この時期の河川の浄化機能は死に瀕した状態に近い。悪臭の原因だ。
高性能な浄化機能を備えた水性動物や植物にとって、
もっとも過酷な環境となる。

泥水の流出がまったくない田植えの方法は、
『自然農への道』(川口由一著、創森社)によって確立されている。
代かきという行為が存在しないからである。
本来、田んぼの水はつねに、多様な生物によって浄化されて透明であり、
稲の成長によってもっとも効果的に浄化される。

トラクターは、森林を伐採した後の広大で平坦な小麦畑を耕作するためにつくられた機械であり、
水稲には、不適切で高価な道具である。
(その重量だけで田んぼのシステムは破壊されている。)

経済的で効果的な真のテクノロジーが、トラクターのように
お金では買う前から既にデザインされていることに
無知だった時代は終わろうとしている。
高価なトラクターは大地だけではなく、農家の家計までもほぼ破壊した後に
はじめてわかりかけてきたのである。

そして、もう一つわかりかけてきたのは、
農業を持続させる真のテクノロジーを理解できる人は、
農業を生活費を稼ぐ手段にした人々ではないという事実である。
言い訳ばかりで自らの思考を声にしない農業専門家たちは、
この半世紀間、裏山に黙々と杉を植林した人々である。     Y.K
  • 2007年4月15日

100円ショップ


生まれて3回目の100円ショップに行った。
通常の商品が計画的陳腐化のプロセスならば、
100円ショップは陳腐化の墓場だ。
つまりかつてより高く買った商品の最終バージョンなのである。
すべてが均一化した価格で生産販売できる。

買う物は別になかったせいで、店をゆっくり2周した頃に気づいたのであるが
これらの商品の中には、
生産するアジアの人々の生活にも必要なモノがあるにしても、
彼らはもっと安くなければ、生活できない。
だから彼らから見れば、無意味な高値品ばかりだろう、
などと私は勘違いをしていた。

100円ショップの商品のほとんどは石油製品だ。
そんなモノなくても、彼らも私たちも生きることはできていた。

過剰な生産状態こそが、資本主義の墓場かもしれない。
すべての地下資源は過剰どころが稀少性そのものだ。  Y.K

  • 2007年4月13日

移住者


私が住んでいる都市は人口5万人である。
私が住んでいる村の人口は僅か100人足らずであるが、
彼らだけではなくこの都市人と称する人たち(正確には行政人)は、
農業をしようがすまいが都会から来た日本人のことをすべて移住者と定義している。

マクドナルドのある都市から40キロ、
車で40分程度の場所に住むのが移住者なら、
東京の人口の大半は、40キロ以上の近隣都市からあるいは
全国の農村部から移住した移住者に満ちている。
大都市の昼間の労働人口の大半は、移動人口である。

移住しなければ人口は減少する。
農村部が過疎なのではなく、都市部が過剰なのである。
全体として、人類は移住することで今も増殖しているのである。
そして、21世紀はこれまでになく移住(モバイル)の時代だ。
一つの場所(あるいは会社に)に3年以上住まないから経済が成立している。
大企業、とりわけ銀行は、統合を繰り返す先端的なモバイラーである。
火星計画が検討される時代に、暗黒時代は19世紀的言語に、
そしてもっとも政治経済の言語に残存しやすい。  Y.K

  • 2007年4月 6日

<シンキング・プア>


ワーキング・プアは社会システムの問題であるが、
考えれば考えるほど貧しくなる<シンキング・プア>は思考言語の問題だ。

考えること自体が考えるコトから除外されている場合、
考えれば考えるほど貧しくなりやすい。

つまり働けば働くほど貧しくなる場合、
なぜ働くかを考えられないのと事情は同じである。  Y.K

  • 2007年3月30日

自然エネルギー


化石燃料(石油、石炭、天然ガス、オイルサンド)やウラン等の埋蔵資源は枯渇性エネルギー源で、資源が枯渇しないエネルギー源=太陽光・太陽熱・風力・水力・波力・バイオマスは、「自然エネルギー」と言われている。

そして自然エネルギーは、再生可能エネルギーであると言われるようになった。
ところが、すべてのエネルギーは自然エネルギーである。
なぜなら、宇宙全体のエネルギーは増えも減りもしないからである(量子力学が成立する大前提である)。
ゆえに、すべての物理的エネルギーは再生可能なエネルギーである。
物質も再生可能なエネルギーである。
原子力発電所ではこれは日常化している。

地球温暖化によって、地表から放射された赤外線というエネルギーを一部吸収する水蒸気や二酸化炭素、メタンという物質もわれわれが見落としていた地球規模の再生可能なエネルギー源になり得ることが証明された。
つまり、新たな再生可能なエネルギーは地球の年平均温度を次の100年で1度以上も上昇させることができる。
銀河宇宙にとっては、惑星がいずれ太陽のような恒星になるための再生可能なエネルギー源になっていることに変わりない。  Y.K

  • 2007年3月14日

便利な無用


カップ一杯の水がが30秒で沸騰する電気ポットをネットで買った。
用もないのにあまり好きでないコーヒーを飲み始める。

乾燥機付き除湿付き全自動洗濯機を買う。
用もないのにあまり好きでない洗濯を始める。

エタノールで走れるエコカーを買う。
あまり好きでないドライブをして
たいして好きでもないクッキーのおかえしを買う。

ポイントが貯まるのがなぜかうれしい。
ポイントの期限切れで最初から売価を安くすればいいのになどと考えたりする。

こうして人々は賢い消費者になるのだ。  Y.K

  • 2007年3月10日

一粒万倍(=シナジー)


イスラムの文化は稲作である。
この稲作の廃絶に、膨大な軍事費が注がれてきたのである。
日本の農地は、イスラムのようには爆弾でぼこぼこにされなかったが休耕田が拡大している。一粒万倍という富の根源が、いたるところで形をかえて破壊されている。  Y.K

  • 2007年3月 8日

暇人


フリーターは確かに多い。
しかし、貧乏で暇な人は、ほとんどいなくなった。
お金は必要だが、忙しいことにはもっと意味がある。
でなければ、こんなに多くの人が忙しいわけがない。

私の経験では、忙しいときには、思考力は衰える傾向がある。
忙しい人は、暇な人以上に老化する傾向がある。
より少なく働く自由は、貧しいと感じられる傾向がある。

フリーターがより少なく働く自由人とは限らない。
彼らはいまのところいくら増えても安全だ。  Y.K

  • 2007年2月28日

天然資源の圧縮比


鉄は、一度人類によって純度が高められると、
何度も溶解されて地表を無限に均一に循環する金属元素である。
(現在、地球表土で均一化が妨げられているのは、
軍備と局所的な戦闘地域に過剰な鉄が集中しているからである。)


たたら製法では、鉄1トンの生産には木炭5トンが、
つまり25年以上成長した広葉樹の均一な幹の部分だけで50トン分が伐採された。
樹木という天然資源を利用するまでの圧縮比は、1:50である。

樹木の伐採にはコストがかかる。
コークスを使って鉄鉱石から鉄を精製する方が、この圧縮比を軽減できる。
つまりより経済的な方法に移行した理由は、この圧縮比の概念から計ることができる。


お米1トンの生産には、3600トンの淡水が必要である。
水という天然資源の圧縮比は、1:3600である。  
圧縮比からみると、これは経済的ではないが、
淡水の利用にお金を払う必要がないというエコロジーがある。

稲作における太陽光というという天然資源の圧縮比は、無限大になる。
なぜなら、お米1トンに対する太陽光の質量は無限小であるからだ。
光子(Photon)には質量がない。
光子は電荷もゼロであり、安定な素粒子である。
崩壊の寿命がない唯一の素粒子である。
電磁相互作用を媒介するこの素粒子がなければ、
稲作は、人類の経済学では常に赤字となる。

しかし現在の稲作は、
別のテクノロジー(高価な農薬、肥料、農機具)によって完全に赤字である。

地下資源に依存しないアジア的な稲作のテクノロジーを持続させるかぎり、
稲作は無限の連作が可能であり、
米は1粒から、一万粒の収穫を期待できる例外的な栽培植物である。  Y.K

  • 2007年2月 5日

核融合炉


太陽の表面温度は約6000度、中心温度は1500万度と言われているが、
中国製の人工太陽のトカマク内部に閉じこめる
プラズマの温度が5億2000万度だからと言って驚いてはいけない。

3キロワット(一般家庭の消費電気エネルギーの約2倍)の水力発電装置が
30万円で販売されている時代に(つまり、太陽光発電よりもはるかに安価)
核融合炉は太陽系に一つで十分だ。
問題は、発電方法よりも、常にその所有と分配方法にある。
個人で冷蔵庫のように発電装置を所有できなければ、
エネルギーは21世紀も私企業による課金の対象にすぎない。  Y.K

  • 2007年1月18日

黄昏


地球温暖化は、環境問題の最優先課題ではなく、
最初に「自分以外のすべて」に無関心になった直観の危機であり、
宇宙との相互作用など宗教だと考えている教育の危機でもある。

地球温暖化は、「自分を含むすべて」から遊離して
勝ち組と負け組の西部劇に熱中する人間たちの宇宙観の黄昏なのである。

こうして、越境する危機は暗黒時代を一般化する役目がある。
地球温暖化は、少数民族のエコロジードキュメントに魅入る都市定住民族が
環境問題を最優先課題としたがることへの、
バイオスフィアの最初で最後の人類の五感への峻烈な問いかけなのである。  Y.K

  • 2007年1月 2日

流体誘導


地球はとても薄い皮膚を持っている。
そしてその皮膚はさまざまな流体を持っている。
その流体の一つが人間である。
一人の人間の血管の総長は、9万キロメートル、
地球を2周半である。
その63億人分の血管ネットワークが地球の薄い皮膚のなかで互いにうごめいている。「人類は血のつまったただの袋(カフカ)」ではないのだ。

脊椎動物はすべて毛細血管をもっている。
心臓から押し出された血流は大動脈から毛細血管を介して大静脈を循環し、肺を経由してふたたび心臓に至る。この毛細血管は閉鎖血管系にのみ存在する。白血球、血漿などが血管細胞の隙間を利用して、ガス交換・栄養分・老廃物の運搬・移動ができるのは、いわば電磁誘導のような流体誘導である。
血液は血管内に閉じこめられている、つまり閉鎖されているから誘導が発生するのだ。(毛細血管がない開放血管系の軟体動物では、動脈から流れ出た血液は、直接細胞間を経由し静脈へ戻る)。

あなたの閉鎖血管系のうごめきが他の閉鎖血管系に影響しないとは言えない。
増殖する人類の球状血管ネットワークによる無意識のサイレントコミュニケーションは、地球の水と大気という流体ネットワークの薄い皮膚の一部を構成している。  Y.K

  • 2006年12月30日

再生的


森は、ふたたび雪で閉ざされはじめた。
私の場合、越冬に必要な物はほとんど買ってくる。
ところが、樹木の葉が一枚散ると、すぐ他の葉がはえてくる。
完璧な再生的デザインだ。
すぐとは、私の場合、明日か明後日であるが
太陽系では正確に6ヶ月後のことだ。  Y.K

  • 2006年12月29日

暇人


農業人
自然を搾取するばかりで、
自然と共に生きることが不可能な人たち。

学者人
自然を観察するばかりで、
自然と共に生きることが不可能な人たち。

暇人
田舎でもっとも困難で、知的な行為は
何もしないことである。
これは、自然と共に生きる近道である。

もし、それに耐えられなければ、
醜い杉を切り倒して、焚き火をしよう。
間違った光合成の蓄積を解放させるのだ。  Y.K

  • 2006年12月20日

無宗教


無宗教の人はお祈りしないと考えるのは間違いである。
宗教を信じる以上に運命にお願いしている。  Y.K

  • 2006年12月19日

自然の反革命


都会人は、何を食べるか、その選択の自由を奪うことができる。
農民が何を栽培すべきか、その選択の自由を奪うことができる。
なぜなら、工業化された農業が、より多くの食料を生産したことがないから。

学生が何を学ぶべきか、その選択の自由を奪うことができる。
教授が何を教えるべきか、その選択の自由を奪うことができる。
なぜなら、情報化された社会がより多くの方法を生産したことがないから。

すべては私から資源とエネルギー、そして秩序を盗むことで生産される。
なのにどうして、人は私に直接富を支払わないのだろうか。
そして、富がないほとんどの人は、私に感謝しないのだろうか。  Y.K

  • 2006年12月17日

ショッピング


都市も驚くほど老人が多い。
都市の老人たちの食料品のショッピングを見ると悲しくなる。

彼らの世代が、最初に畑をお金に換えて、お金で食料を買い続けてきたのだ。
食料はけっして一人では収穫できないことを知っている彼らが銀行の利子率に依存して暮らしてきた最初の世代だ。
彼らが、苦痛のなかにいるか、さもなくば退屈しているかぎり
人間の全体の幸福は、まだ先のことだ。  Y.K

  • 2006年12月15日

危機


二酸化炭素は地球温暖化を生み出すが、植物は喜んでいる。
人類だけに危機がくるのだから。
人類と違って、彼らはジュラ紀*からやり直すこともできる。
環境に適応して進化できるなら退化も自在だ。  Y.K
*ジュラ紀はとくに温暖でソテツなどの裸子植物が繁茂し、恐竜が栄えた

  • 2006年12月14日

外食と内食


人口密度3人の場所から都市に移動して仕事をしていると
すべての都会人は、すべての食料とエネルギーを買っていることが奇異に見える。

落ち葉の焚火で調理できないことを不満に思ったからではなく、
(私にとって外食とは、天気のいい日に外で食事を作ることである。
都会人は、屋根の下で食事を作るかぎり、内食である。)

火から遠ざかりながら、都市でなおも二酸化炭素を排出するのは
もはや、技術の問題ではないからだ。  Y.K

  • 2006年12月13日

一杯の茶


一杯の茶のためには、世界など滅んでもいいとドストエフスキーは言った。
田舎には、うまいコーヒーを出すところがない。
都市には、うまいコーヒーを飲める場所がない。
だから、田舎も都市も決して滅ばない。  Y.K

  • 2006年12月12日

メタボリックシステム


遺跡はつねに発掘される。
都市はつねに一時の幻影で、必ず亡び地表に埋もれていくので、こどもの頃、バイオスフィアの直径は徐々に増大していると考えていた。
この埋没のメカニズムは、光合成を含むメタボリックシステムである。  Y.K

  • 2006年12月11日

信仰


生まれたとたん死にはじめているとみなすのは、退屈な科学主義者たちだ。
生涯をかけて学ぶべきことは、死ぬことであると認める不幸に屈しないために、信仰を必要とする。その信仰が人格神でない場合は、稀である。  Y.K

  • 2006年12月 9日

森のアロマ


木製の住宅には木の温もりと香りが感じられるというアロマテラピーを求める場合は害はないが、その天然素材を豊富に供給する森では、森林セラピーを期待できない。森のアロマは、外敵を排除するために生成される場合がほとんどである。自然林からなる森の中で、現代人が求めるセラピー効果は破壊されるばかりか、健康のバランスを崩す場合もある。
19世紀の産業化にはこの森の営みは非科学的で対立的であった。広葉樹がない杉の人工林で平気で森林セラピー効果を期待する無知な現代人にはアロマという化学物質の心理作用効果以上に、たとえば、巨木の人間に対する治癒作用を積極的に認識しているとは限らないのは、200年間の産業革命の知的体系に飲み込まれているからだ。
どの少数民族の住む森にも、侵入者には知らされない巨木がある。  Y.K

  • 2006年12月 8日

無料に関する情報リテラシー


ほとんどの田舎では高速インターネットが使えない。
情報リテラシーの問題があると言われている。
(都会人が田舎に住めない理由の一つになっている。)
大多数の若者も携帯インターネット以外は自宅ではPCは使わない。
それはコストの問題だと言われている。(多くの若者は本も読まないが、携帯インターネットで情報を検索しても読書に代わる知識が増大するとは限らない。)
日本中の町や村から公衆電話ボックスが消えたが、
設備投資の終わったアナログ電話回線(56K)を無料化しなかったからだ。
常に高い物を買わされるユーザは、
情報リテラシーもコスト計算能力もないことと同じである。

世界のインターネット普及率を見れば、現在でもアナログ電話回線(56K)での普及率が高いところが上位に並んでいることがわかる。
インターネットシステムは本質的に無料であるが、回線使用料は常に有料であると信じ込まされているだけである。無料に関する情報リテラシーはほとんど根絶やしになっている。  Y.K

  • 2006年12月 6日

短命な楽園


田舎のことを、住みよい気楽な場所だとか、住みづらい場所などと比較するなんてばかげた話だ。魅力ある人間が住んでいるか、退屈な人間が住む退屈な場所なのか、田舎も都会もそのどちらかだ。会社のように。
田舎でログハウスに住んでログを売っているか、喫茶店を経営する類の都会人は、もちろん退屈な人間たちの頂点だ。都会人が軽井沢型リゾート指向であるかぎり、田舎暮らしのマガジンが出版され、相も変わらぬミニチュアの田園が再生産される。樹木はもっとも加工しやすい天然素材であることで、残りの自分の人生を選択できる木の温もり派が、地球に降り注ぐ膨大なエネルギーと地球のメタボリックシステムに無関心である限り、彼らのログが100年の耐久性を証明する未来は滑稽で短命な楽園にちがいない。マンションとログハウスの所有、これは平均的都会人の欲望の結晶であるが、実現できたとしてもコミュニティのない場所を交換するだけなのだ。(田舎が退屈でないならば過疎は起こりえないが、都市の人口過剰が豊かな充実度を表すわけではない。)  Y.K

  • 2006年12月 4日

林檎


天然ワックスで保護された本来の林檎の芳香は、
雑草に群がる昆虫と光のない大地の中で成長する根毛と
微生物で決められている。

売ったり買ったりばかりする間、林檎の本当の芳香さえ
忘れてしまったばかりか、林檎は置いておくと腐ると思わされている。

しかし、自然の林檎はけっして腐敗しない。
(同じ理由で柿も腐敗しない。)
もし腐敗していたら、果実のなかの種子は発芽しなかっただろう。  Y.K

  • 2006年12月 3日

近親憎悪


都市には、エネルギーも食料も、シェルターもない。
ただ売っているだけだ。

農村には、種も肥料も栽培法もない。
ただ、買っているだけだ。
だから、都市と農村は交流する前から
ゾッとするほど互いに似ているのだ。
(反対称的に相似である)

バイオスフィアを搾取するかぎり、
この近親憎悪的経済学はつづくだろう。  Y.K

  • 2006年12月 2日

熊と森


森は人を必要としない。
都市は人を必要とする。
しかし、森は熊を必要とする。

だから、森も熊も真っ先に殺されてきた。  Y.K

  • 2006年12月 1日

step out


私は時計を見ない生活をしている。
太陽を見れば時間は分かる。

私は天気予報を見ない生活をしている。
山の頂を見れば正確な予報は分かる。

私は本を読まない生活をしている。
読書で考える時間が失われる。

これはstep outの基本である。
隣の井戸には無数の情報と資源があるので、
離れた場所でも新しい井戸を掘ることに専念できるのだ。  Y.K

  • 2006年11月17日

聞く人


ところが、聞く人は、学校にはいない。
その人も学校は、大気圏外よりも危険だと感じている。
こうして、危険だといえる大人が学校からいなくなった。
教えるばかりのつまらない人が教師になったのは
両親がこどものために聞く人を探さないからだ。  Y.K

  • 2006年11月16日

学校


学校へ行かないことは、死ぬよりもつらいのである。
だから、毎日学校で子供が死んでいる。

学校は、大気圏外よりも危険な場所に違いない。

そろそろ家に帰って、家族と一緒に暮らそうではないか。
みんな大きな家がある。
勉強は、コタツでみかんを食べながら母さんと一緒にするもんだ。
そして母さんも分からないときには、母さんと一緒に聞きに行くんだ。
聞く人は、母さんが心から尊敬できる人に決まっている。  Y.K

  • 2006年11月15日

流体地理学


大気圏で二酸化炭素が増加しても、酸素の含有率が一定なのは
生命にとっての大気圏のシンメトリーが存在するからである。
厚い地層が強く褶曲して変形し、マグマの活動や変成作用が起こり、
やがて一大山脈となり大陸地殻に転化してゆく過程の
地殻の動的で可視的な均衡(プレートテクトニクス)以外に、
大気圏の不可視なシンメトリーが、生物の生きる場所を決定している。

バイオスフィアに[固体は存在しない]という流体地理学から
21世紀のデザインサイエンスは始まる。  Y.K

  • 2006年11月11日

短命なロハス的思考


ロハスはヒト・モノ・カネから、ヒト・モノ・コトを対象とした。

しかし、エコロジーは、本質的に重さのない相互関係から成り立つ、
予測不可能な総体(コト)である。
(カネをコトに替えただけは、シナジーに到達できない。)

ロハスは都市型スローライフの賢い消費者になるための啓蒙である。
スローに同調するライフスタイルの問題だ。

エコロジーはスローでもファーストでもない。
自然は、超低周波から高低周波までの現実とつねに同調している。
ヒト・モノ・コトという主に可視化を対象とするロハスは、
バイオスフィアには決して同調できないだろう。
これはライフスタイルの問題ではなく直観の問題である。  Y.K

  • 2006年11月 9日

近道


人間の視覚と聴覚の不完全さを唯一補うのは想像力である。

テレビは映像と音声からできている。
視覚と聴覚に依存する生活は基本的にバーチャルである。
何かを所有するために、コマーシャルを見るという現実が生まれる。

こうして、人間が編集する映像と音声によるコミュニケーションは、
メタフィジクスに接近するよりも
フィジクスに接近する近道を提供できる。

子供にとって、映像と音声は、もっとも奪われやすい領域である。
本を読むのは、生まれてからずっと後である。  Y.K

  • 2006年11月 8日

焚き火


私は秋には外出しない。

裏庭の小枝を集めて焚き火をたいて、三度の食事を作る。
そして、満月の夜は、椎の木の葉の茂みで、明かりを消して酒を酌む。
私の小さな裏庭の紅葉は、境界もなく中国山脈の森に繋がっている。
そろそろ、獣たちもわたしの茶室に近づいてくる。

これ以上のエコロジーを望んではいけない。
何もしないエコロジーを誰もデザインできないのだから。  Y.K

  • 2006年11月 3日

水稲とメタン


水田土壌中で生成されたメタンは、一部は大気中に放出され、
その他は、土壌中に一時滞留し、一部は土壌中で分解する。
水田において土壌有機物から生成されるメタンの総量は
年間約9.6万トン見積られている。(化学肥料を使用すると
大気中に放出される割合は10%以上増加する。)
光合成により有機物へと同化された二酸化炭素が再びメタンとなって、
大気に放出されるまでにわずか1.5時間しか要しない。
一方、浸透水中のメタンは心土を通過中に分解する。
水稲自体がメタンの起源として重要なシナジーに関与している。  Y.K

(栽培操作の対象となる上層の根張りの大部分を耕土といい、つづく下層を心土(しんど)という。) 
  • 2006年10月21日

私事と仕事


日記を覗いている気持ちにさせるのがブログのデフォルトになっている。
私語を私事にしているブログは多いのはなぜだろうか。

主観性と私語との違いは仕事と職業との違いに似ている。

人間の仕事は無数にある。

仕事が職業で実現できないように、主観性は私語には宿らない。

しかし、私語にはピジンとして生きるうえの、新しい有用な言語となる唯一の可能性がある。
可能性ゆえに、ほとんどの私語は死語であり、死後の恐れに満ちている。  Y.K

  • 2006年10月20日

除湿と加湿


山頂付近の生活には、除湿しなければならないほど過剰な水分が建物を覆う。
局所的な除湿は太陽エネルギーを電気に変換すればできるが乾燥しすぎた砂漠では、過剰な太陽エネルギーを電気エネルギーに変換しても加湿には水が必要である。
太陽光パネルに対して、これは対称的ではない。  Y.K

  • 2006年10月19日

失われた香り


稲も小麦もトウモロコシも雑草から選別された栽培の歴史をもっている。
それ故に、雑草と共に成長した植物は独特の香りを1世代で取り戻す。
この香りは、バイオスフィアの大気圏ではありふれた風として循環していたに違いない。

風の記憶が季節を呼び戻し、収穫をもたらす時代を生きた人たちは香りで目覚め、そして眠ることができた。

風のない場所ではいま、眠る前にインターネットと安定剤が常用されている。  Y.K

  • 2006年10月18日

雑用


誰でも、雑用は嫌いである。
しかし、雑用のない仕事は存在しない。
すばらしいと感じる仕事の90%は雑用から成り立っている。

水素の核融合反応によって、2つの水素原子からヘリウムが生成され、そのヘリウムから炭素、窒素、酸素が生成される。水素原子はこの二つの核融合反応を起こす担い手であり、宇宙全体の活動に深く関わりがあるのは、質量では宇宙全体の55%を占め、宇宙で有限な原子数の90%以上を占めているからである。
水素は、宇宙で最も豊富な元素ゆえに、宇宙の雑用をこなしている。

ありふれた雑用は、個人の統合的な仕事に深く関与している。
個人が宇宙全体の活動に深く関わろうとする場合、分類不可能な「環境の準備」として加速度的な雑用の増加が現れる。  Y.K

  • 2006年10月17日

環境の整備


雑草なくして森は存在しない。
雑草はあらゆる準備を蓄積している。
あらゆる準備とは、環境の整備である。
粘土団子(福岡正信の農法)は、雑草による環境の整備である。
農民は、この整備機能に注目することなく市場経済を求めている。  Y.K

  • 2006年10月16日

雑草


自然農に、雑草という概念は存在しない。
雑草は、農薬会社が捏造した疑似生物学的カテゴリーである。

その概念を日々利用している堕落したユーザが、
食べ物に少量の毒を入れる習慣から、
農薬効果を消毒作用と見立てているのは当然かもしれない。  Y.K

  • 2006年10月15日

古代米


第4次世界大戦はどこで勃発するかわからない。
しかし、第1次宇宙戦争なら始まっている。
衛星インターネットで無農薬の古代米を世界中に販売している若き自然農民が仕掛ける、雑草と共に発芽させるだけのシントロピー戦争しか残されていないのだ。

彼らは遊牧性を理解しない不耕作農民ではない。
モバイル・テンセグリティドームを携え、球面幾何学の閉じた有限な空間をナビゲートできる海の民だ。  Y.K

  • 2006年10月13日

カリフォルニア・デザインサイエンス


農業を包括した70年代のバックミンスター・フラーのデザインサイエンスが、
カリフォルニアで存続できなかったのは、森を伐採しすぎて、
淡水と大気中の水蒸気が不足していただけではなく、
法律がジオデシックドームとヒッピーを農村地域から追放したからである。
(後に残ったのは、機械化された大農場の管理人ぐらいである。そこには実際、あの「名犬ラッシー」が番犬としているのだ。)  Y.K

  • 2006年10月 8日

自然に優しく


腹を割って話す以外、自然に優しくしてはいけない。
なぜなら私達の内的代謝は自然の一部だから。  Y.K

  • 2006年9月24日

宇宙空間


ロシアでは宇宙飛行士同士のセックスは禁止されているらしい。
ロシアの宇宙飛行士はロシアの新聞紙上のインタビュ−に以下のように語っている。
「この問題をめぐってはこれまで、道徳的、倫理的、医学的、様々な方向から議論が行なわれてきました。しかしひとまずの結論として、宇宙空間での性交は行なってはならない、と決定されました。それは生まれてくる子供が一体どうなるのか、全く未知だからです。」

しかし、無重力空間であろうとなかろうと放射能が薄かろうと人類の未来は、依然未知であるという事実は、この宇宙空間に存在している。  Y.K

  • 2006年9月21日

テクノロジー


希望や信念そして意志は自己のテクノロジーであり、
善悪や刑罰などの社会規範は記号のテクノロジーである。

そして、宇宙のテクノロジーに唯一接近できるのは自己のテクノロジーである。
なぜなら、「宇宙とは自己を含むすべて」(RBF)だからである。  Y.K

  • 2006年9月19日

アジア人


玄米は完全食である。
稲作のできるアジア人は空気と水と食料を石油のように買ってはいけない。  Y.K

  • 2006年9月15日

プリセッション


それゆえに、
エネルギーとの関わりは、軍事国家を形成してきたばかりか、個人の自由度(=プリセッション)も形成してきた。いまこそこの自由度がこれほど高まっている時があろうか。
しかし日本の大多数の個人は生活格差にとらわれている。
生活格差も暗黒時代の妄想の延長にすぎない。
ひたすら宇宙の再生エネルギーシステムを無視した都市型ライフスタイルの標準化が図られている。  Y.K

  • 2006年9月14日

エネルギーメーター


ガソリンの価格は上昇するばかりだ。
しかし、エネルギーを売ったり買うことがそもそも不幸なユビキタスの始まりである。
なぜならエネルギーは、人類が存続しようがしまいが惑星地球を超えた宇宙のユビキタスである。
すべてのエネルギーメーターでさえ、人類の暗黒時代の妄想の延長にすぎない(ロシアでは旧政権のなごりで天然ガスはすべての家庭で使い放題で、これまで高価なガスメーターは取り付けられてこなかった。共産圏では基本的にエネルギーはほとんど無料化されている)。

地球温暖化こそ、もっとも科学的にこの妄想を否定する惑星バイオスフィアによって完全に無料化された物理的エネルギーメーターである。  Y.K

  • 2006年9月13日

ガソリンスタンド


日本ではガソリンスタンドのすぐ側で稲作をしている。

地下に埋蔵したガソリンタンクに亀裂のないスタンドはほとんどない。
ガソリンは徐々に地下に漏れている。
ガソリンスタンドを中心として半径500mの地下は確実に汚染されている。
ガソリンに含まれる「ベンゼン」は発ガン性物質である。  Y.K

  • 2006年9月11日

最後の夏休み


食料を摂取できなくなれば数日で人間は死に至る。
水を摂取できなくなれば3日で人間は死に至る。
空気を摂取できなくなれば数分で人間は死に至る。

そしてこの順序で汚染は進行してきた。
それは絶対量の問題でもある。

20年前日本では飲料水をペットボトルで購入する人は稀であったのは、
空気も水も、植物が循環させていることに無関心でいられたからだ。
やがてアルミ缶の酸素を購入して暮らすことに耐えられない人たちは、
最後の夏休みを森の近くで過ごすにちがいない。  Y.K

  • 2006年9月 4日

運河と川


先週は、夜10時にならないと暗くならないオランダにいた。
アムステルダムには垂直なビルディングが少ない。
古い建物のほとんどが傾斜している。
海を埋め立てた砂上の人工都市に関係しているにちがいない。
運河の流れは止まって見える。高低差がない運河は淀むしかない。
朝食のトマトもキュウリも大地を失って、硬直している。

日本の国土の80%は山間地である。
自然も人間も生きるためには、大地を削るしかない。
そのためには雪や雨や風が必要なのだ。
野菜も大地に自生できるほど、元素は循環している。
希有な日本の植生を感じる日本の農民はほとんどいなくなった。
 
その結果、高低差がある日本の川でさえ淀んでいる。 Y.K

  • 2006年8月27日

貯金


収入よりも支出を少なくするように生きている限り金貸しにお世話になることはない。
バイオスフィアのように人類に貪り尽くさせるほど貯金できるのだ。  Y.K

  • 2006年8月25日

トルネード型掃除機


台風が進路を90度方向転換するパターンは、北極圏を中心とした大気パターンの南下から生成される。台風がこの大気パターンと衝突するには、台風の渦を形成する見えない回転軸が高度1万メートル以上に達していなければならない。台風は低気圧の雲が集合した回転体ではない。高度1万メートル以上にまで地上の大気を吸引する強大なトルネード型掃除機である。台風は吹くのではなく吸っているのだ(ただし中心部では無風に近いので、吸引と排気のメカニズムの解明が遅れている)。

台風が過ぎ去った後の都市は澄んだ大気で満たされているのは、汚染された大気が吹き飛ばされのではなく、巨大な回転体の周囲の大気が吸引されたからである。  Y.K

  • 2006年8月23日

もう一つのハイブリッド車


フォードは、エタノールを25%混合したカソリン、エタノール、天然ガス、そして100%ガソリンの4種の燃料に対応可能な『Tetra-Fuel(テトラ・フューエル)』車を06年より販売する予定である。

これがもう一つのハイブリッド車である。
このハイブリッド車によって燃料コスト削減、少ない車自体の価格差、車種の増加をもたらす。  Y.K

  • 2006年8月18日

森と都市の戦い


私は都市ではなく、森に住んでいる。
ところで、人口密度よりも熊の方が多いこの村で熊に襲われた人はいない。
熊が森を生成しているかぎり、熊はほとんど人間を見る必要がない。

人間が村で熊を見ることは、熊の最後の戦いを意味している。
昨年年度だけで二百数十頭(広島県のみ、日本全体では少なくとも数千頭)の熊の虐殺は、
森と都市の最後の戦いである。
熊を虐殺するかぎり、
「都市と農村の共生」などはあり得ない。  Y.K

  • 2006年8月17日

地球温暖化


偶然の出来事に秩序を与えようとする無数の試みから科学者は、
自然の真の本質を知ることは永遠にないと考えるようになった。
だから、アメリカが定義する科学では、地球温暖化はまだ仮説理論である。  Y.K

  • 2006年8月 4日

遠近法


大気圏がないと距離感が全くなくなってしまう。
月では空気がないために、地平線の向こうの山が近くにみえる。
あるいは背景の山が間近にみえる。

画家は地球で遠近法を発見したが、空気の機能までは発見できなかった。
四角いビルのない月で風景画を描くときに遠近法は矛盾に陥るので、遠近法はユニバーサルではない。
バイオスフィア限定である。  Y.K

  • 2006年8月 3日

昆虫問題


エーテル(空間に充満している物質)が存在しなかったように
人種問題という言葉は、偏見を効果的に生む意図的な疑似科学理論から生まれた。
人種は、人種間での混血は可能なため生物学的にはたった1種である。
言い換えれば、すべての人類が国際結婚すれば
短期間に人類はすべて黒人になるという予測は生物学的である。

人種問題は、昆虫の間に存在している「昆虫問題」のような
生物学的問題は存在しない。
その「昆虫問題」の最大の問題は、人類には問題が何かほとんど理解できないことである。
理解しているのは、せいぜい昆虫の種類を保存し展示する博物館(最大3千万種)の建造は経済的に不可能であることぐらいである。  Y.K

  • 2006年7月29日

オペレーション


畑に植物を栽培しても、自分自身から逃れられるものではない。
畑は見事に意志というオペレーションの連続なのである。
たとえ自然農であろうとも。  Y.K

  • 2006年7月28日

自然農2


宇宙はテクノロジーである(RBF)という概念のように
自然=テクノロジーという認識によって
自然農という概念が生成されているわけではない。  Y.K

  • 2006年7月27日

自然農


自然農ぐらい農業に似ていないテクノロジーはない。
自然という概念が異なっているからである。

しかし、もっとも異なっているのは、自然農を志す人たちが農業を志す人よりも
テクノロジーを否定していることである。  Y.K

  • 2006年7月16日

情報シントロピー


情報はため込むのではない。
吐き出すのだ。ハードディスクの外へ。
ハードディスク内の情報を劇的に減少させる唯一の方法は原理を発見することだ。
これは新しい秩序がもたらすイニシャライズだ。
秩序によってあなたは確実に軽くなる。  Y.K

  • 2006年7月15日

情報エントロピー


情報には重さがない。
しかし、理解しないで何でもため込んでいると、
ハードディスク内のエントロピーは増大するばかりだ。  Y.K

  • 2006年7月 5日

ロハスと環境デザイン


1990年代に登場したロハス(Lifestyle of Health and Sustainability)は
地球規模での環境や人間の健康を最優先するライフスタイルを浸透させてきた。
ロハスは、できるだけ電気を使わない非電化スローライフがエコロジーだという思考を生んだ。
しかし、環境や人間の健康を最優先できる人類は、北半球にのみ集合している。

朝陽がさして霧が発生するとき大気圏には2種類の気体が発生している。
水蒸気を囲んだ雲と雲でない気体部分である。
これらには温度差があるので電位差が生じる。
このゼーベック効果による電位差が激しいときには雷となって蓄電された雲は地上と放電する。
ループに電流が流れ、磁場を発生させる大気圏という流体をはじめ、バイオスフィアは非電化ではけっして運営されてはいない。
いちごの果実(花托)内部にも野ウサギがジャンプするときにも微弱な電流が流れている。

バイオスフィア自身のライフスタイルはスローライフでもファーストライフでもない。
いちごや野ウサギはライフスタイルを選択しない。
彼らは選択しないことで生存している。

人類だけが産業革命毎にライフスタイルをデザインしてきたが、
絶滅の危機を回避するための方法をこれまでのようにライフスタイルに求めるのは
統計的には、もっとも短命な非エコロジー的行為である。
21世紀の人類のライフスタイルは環境デザインの結果であって目的ではない。  Y.K


ゼーベック効果
2種類の金属の両端を接続し2つの接点間に 温度差を与えると電流が流れる。

  • 2006年6月20日

暇森と忙人


人間が数百万年かけてやっと破壊的なほどの無駄遣いを覚えたのに、森の広葉樹は四分の一世紀おきに伐採すればまたすぐに生えてくる。
自然はなぜ、再生というお金のかからない方法をわざわざ繰り返しているのか。
「忙しくて時間がない」モバイラーと違って、森は時間を自ら生成する。
この時間にほとんどの人間は耐えられないようにデザインされている。例えば年輪だ。人間はこんなにじっとしていられない。  Y.K

  • 2006年6月19日

観察者


森は今日も雲に覆われている。
あるいは
霧は今日も森から生まれている。
どちらも正しい。
迷うことはない。雲と霧は同じプロセスを意味している。
問題はあなたが今どこから雲あるいは霧をみているかである。  Y.K

kumok1.jpg

  • 2006年6月18日

ハイパーハイブリッド


雑草の種にも天然の淡水資源と同じような「価値のパラドックス」が発生しないと誰がいえようか。
天然水は有用だがガソリンのように高価になったように、雑草の種が無用であったときは安価ですらなかったが、除草剤や化学肥料に変わる役割が認識されたとき、タダのタネではなくなるのだ。

雑草と稲作は一種の共生関係にあるという自然農の発見こそ地下埋蔵資源を独占してきた権力構造が開発した農業テクノロジーと深く対立する。
しかし、この対立こそが都市と農村が共生する前に発生しなければ、小さなペットボトルに入れられた自然採取の複数の雑草の種(これが真のハイパーハイブリッド)は、やがて家庭菜園のオークションで売られていくだろう。

稀少価値は、使用価値に基づいた資本主義の源泉であるが、天然水や雑草のタネは商品に投下された「労働量」とは無関係に自然界という無人工場で自然エネルギーを100%再利用しながら完全自動生産されている。
この矛盾を解消するのが自然資本主義なのであるが、どのタイプの資本主義も惑星地球のエコロジー基本システムの開発に関与した歴史はない。  Y.K

  • 2006年6月17日

ユビキタス桃源郷


高齢、過疎化で中山間地の農地が荒れるというのは科学的ではない。 
農地は雑草によってより豊壌になっている。
休耕田は稲作により優位な環境を整えている。
高齢、過疎化の農村は、電子的格差社会が偶然に用意した自然農革命のためのプリセッション(副作用)である。

ブロードバンドがなくとも他に求められないほど希有な気象と地理的条件によって、無農薬自然農米と野菜だけで生活できる場所に感謝しよう。10年以内に330万世帯が住まう中山間地がユビキタス桃源郷に接近することは科学的に可能である。
不耕起自然農によって水田稲作という農耕のメカニズムにこれまでない大変革が生じている現実をみれば、もはや自然農理論の探査段階ではなく、生産者と消費者による相互理解の段階になっている。
それを阻んでいるのは稲作に対する間違った数千年の絶えざる刷り込みではなく、人間が雑草に対する敵意を抱くための雑草という植物に対する無知だけである。
この無知の維持には、毎年膨大なコストが使われている。
このコストには、枯れ葉剤を開発し除草剤に転用する軍事費なども含まれている。  Y.K

  • 2006年6月13日

流体地理学


都市はエネルギー、食料、住居のシントロピーから遠ざかることで成立している。

日本のほとんどの都市も海のそばにある。
都市はエネルギー、食料、住居のエントロピーの出口で人間を抱擁することを覚えたのだ。

私は直感ではなく直観的に生活する入り口を見つけるために海ではなく森のそばに棲んでいる。
しかし、私以外にたいした変化は見られないので、友人は古典的エコロジーと言っているが、
真の森は人間を排除している事実を知らないでいる。
森林浴が健康にいいのはせいぜい里山という人工林だ。
真の海は人間を排除している。
真の大気は人間を排除している。

どこに住もうが、すべての矛盾を川へそして海に大気に流しているのだから。
入り口はもう僅かしかない。
これが私の直観だ。  Y.K

  • 2006年5月29日

カメムシと昆虫ビジネス


越冬のために晩秋には種々のカメムシが飛来する。
山間部にある私の家に種々のカメムシが多数飛来する背景には、黄色光や近紫外線を出すライトがあるだけではなく、暖房によって赤外線を放出している以上に、何か最適な環境条件があるにちがいない。壁の色が茶色く見えるほどに密集したときから、私は彼らの行動を記録している。日本ミツバチの観察と同じように。

チャバネアオカメムシの場合、産卵は5月下旬頃からで、産卵場所はクワ、サクラ、ヒイラギ、ヤマウルシなどであるが、主たる繁殖はヒノキ、スギであり、その産卵は6月からであることがわかった。カメムシの増加は広葉樹の伐採と針葉樹林の人工林に起因している。

人間には臭いだけの迷惑千万のカメムシ。彼らは自身の発する警報フェロモンで集中したり拡散したりするが、あまりに濃度がある場合は彼らでさえ死に至る実験はペットボトルで再現できる。
ところが、ある環境下では、彼らはとても有用である。ヒメハナカメムシ類はアザミウマ、ハダニなどの微小な農業害虫の有力な捕食性天敵として近年注目されているらしい。

例えば、赤ピーマンは他の色のピーマンよりも栄養価が一番高く抗ガン作用があるので高価な野菜であることが知られているが、その赤ピーマンをハウス内で栽培する場合、人為的に数百匹のヒメハナカメムシを放飼する。
有効なカメムシ対策の農薬の化学合成も複雑だが、土着天敵昆虫の有効なメカニズムを解明する作業も複雑だ。カブリダニは、ハダニの発生を抑制し、シナクダアザミウマは、ヒラズ ハナアザミウマの発生を抑え、最終的にヒメハナカメムシに補食されるといった相互作用を生成する閉じたハウス内の<共有するシステム>の発見だ。

こうしてアブラムシを捕食させる減農薬栽培がメハナカメムシによって実績を上げている以上、専門業者がカメムシを特別に養殖させて販売しているにちがいない。

<共有するシステム>と私の家では特に豊富だということは今のところ無関係である。チャバネアオカメムと交換可能な条件が未だ発見されていないからだ。しかし、チャバネアオカメムがこれまでのようにひたすら悪臭を放つ悪玉虫ではないかもしれないことは、素晴らしいことだ。彼らは資本主義によってせん滅されるのではなく保護される可能性がある。  Y.K.

  • 2006年5月27日

最古の昆虫ビジネス


これまで蜂蜜製造機器を人類がデザインしなかった理由は、
1リットルあたりの生産コストが膨大すぎるからである。
働きバチの体内の酵素を化学的に合成し、その働きで、
花蜜の成分であるしょ糖を果糖とブドウ糖へと変化させ、
花蜜の水分を蒸発させるために細分化した小部屋へ貯蔵し、
34℃前後という巣の中のような一定で高温の風を絶えず送風し、
はちみつへの熟成・濃縮を促進させるメカニズムを繊細に再現するプラントの設計が実現できたとしても、花の蜜をソバやレンゲなどから個別に採取する機械は別に設計しなければならない。
小型の高性能な飛行体のデザインは高度な軍事機密に相当するだろう。でなければ、花の蜜を細いナノ注射針で丹念に吸引する熟練工が、無数に必要だ。
以上がコスト計算の初期のシナリオだ。
それよりも養蜂技術による効果的な増産(花畑と共に巣箱を移動する技術)や巣別れした女王バチを他の養蜂家志望者に売買する一種の家畜化に相当する昆虫ビジネスが完成したのである。ただし、ヨーロッパでは貴族の趣味の範囲で継承されたのは、成功したハリウッドスターが競走馬の牧場を経営するような趣味とビジネスは社会的地位をシンボライズできる範囲である。
自然採取に依存したサバイバル食品には現代でも高い交換価値が発生している。

ミツバチが先験的に利用する酵素のバイオテクノロジーと花の蜜の採取方というナノテクノロジーは21世紀にも生き残っている最古の昆虫ビジネスである。  Y.K

  • 2006年5月18日

「こし」


グルテンは小麦にしか存在しない蛋白質の1種で、麺の「こし」であったり、
パンの骨格を担っていると考えられてきた。
しかし、これは間違いである。
こしや骨格は圧縮に関する概念を含んでいる。
「こし」とは容易に折れたりしないで、元の状態を保とうとする力であり、
練り上げた物のねばり、板・棒などの弾力などを意味する。
こうした靭(じん)性は金属にもあるが、
グルテンはグルテニンとグリアジンがから形成され、
弱い結合(水素結合・疎水結合)のため形を変えることができ、
パン生地のような柔らかいが固まった状態になる。
酵母の発酵によって炭酸ガスを保持する機能がある以上、
パンの生地中の気体は圧縮材として機能しているのである。
パンにはもっとも張力が強く発生する強力粉が使用される。

うどんの場合は、グルテンによって連続的で立体的な網目構造の
張力構造体が形成されている中にでん粉粒が存在していることになる。
でん粉粒自体が結晶性を示しているので、
このでん粉粒が圧縮を受けているのである。
引っ張り強度を最大にするこねる工程は、
うどんの「こし」を決定すると言われているが、意外にも5分以内である。
「こし」のあるうどんは柔軟な張力構造体を意味している。

グルテンは張力の機能を担っている。
「こし」の正体は骨格ではなく、張力のことである。
固体的な石の歴史はわれわれの食感にも及んでいる。  Y.K

  • 2006年5月15日

セミクジラ


セミクジラには背ビレがない。
北極海という氷の海を泳ぐのに適応したためだろうと考えられている。
そしてセミとは 小さい(semi )という意味ではなく、その背中の曲線の美しいセミ(背美)にある。
成長すると体重は60トンにもなるので小さい訳がない。
上あごと共に2本の下あごがアーチ状に張り出し、
ほぼ正三角形上の底面をもった特異な口元を形成する。
つまり4面体の構造の頂点部分が大きく開けたまま海面近くを泳いで、
細かい繊毛についたヒゲ板にひっかかる極小のプランクトンを食べていたのだ。
泳ぐ速度が遅く人間に容易に捕獲されつづけたのは、
この頭と口の抵抗があまりに大きいからだ。  Y.K

  • 2006年5月 9日

褐色雲


1999年春にヒマラヤから東南アジアにかけての上空で、
厚さ約3キロメートルで広がっているのが観測された雲。
褐色雲は地球温暖化や酸性雨などを引き起こし、環境に与える影響が大きい。

色が褐色であることから名づけられた。
直径が1ナノメートル(ナノは10億分の1)〜0.1ミリメートルの
硝酸塩や硫酸塩などのエアロゾルが、高密度に集まったものと分析されている。

エアロゾルが発生する原因は、森林火災や農業廃棄物の燃焼、車両や産業、
発電所における化石燃料の燃焼の増加、木材や牛ふんなどの生物燃料を使う
燃焼効率の悪い調理器具からの排出による煙霧などと推測される。
アジア全域で観測され、大陸から日本に移動することもある。
90年代半ばごろからアジアでの米の減収や水不足、
モンスーンの異常発生などが起こっており、
これらと褐色雲との関連が指摘されている。

私の好きな焚き火もアジアの褐色雲の原因であり、
薪や枯れ葉だけの焚き火から発する不完全燃焼の煙には
ダイオキシンがたっぷり生成されている。  Y.K

  • 2006年4月10日

菜園


都市の菜園は土地所有者の趣味である。
柵や煉瓦で囲われていない菜園はない。
菜園は千もあるが、農は境界線のない無償のバイオスフィアのシステムである。
   Y.K

  • 2006年4月 9日

分け前


この世でエコロジー以上の何かを求める人は、
エコロジーの分け前にあずからなくとも不満を言ってはならない。
空や海に向かって、太陽や星に向かって、
草や樹木に向かって、動物に向かって、
そして重力に向かって不満を言ってはならない。  Y.K

  • 2006年3月26日

故郷


自分の人生を自分の流儀で過ごせる場所が故郷だ。
さもなければ、人間はこれほど広範囲に醜く繁殖しなかった。  Y.K

  • 2006年3月24日

自然VS農業


「自然を相手にする農業」には、自然は除外されている。
だから、「自然を相手にする農業」には農薬と肥料が介入する。
ところが、
自然と農業を区分した残余のシステムこそがエコロジーシステムである。  Y.K

  • 2006年3月23日

恒星


株や金を貯めて、何もしないで食べていこうと人間が増えても
周囲が暗いままなのは、
できるだけ貯めて、できるだけ与える太陽のように
自分自身で光を放つ恒星になるしかないエントロピーの法則に
反しているからだ。

宇宙エネルギー銀行のエネルギー総量は増えも減りもしないのだから
エネルギー変換過程にすべての価値が潜んでいる。

惑星地球では、お金は必要だが、見えないエネルギー銀行ほど重要ではない。  Y.K

  • 2006年3月21日

複製


ネット上での情報の複製コストはゼロである。
しかし、他者の理解を複製するには経験が必要である。
つまり時間とコストがかかる、
または腹が減るというリアル世界に関わっている。  Y.K

  • 2006年3月17日

無為


私は朝5時前に起きる。
そうすれば、一日に3つの異なった時間が出来る。
 
最初の2つは、考えて仕事をする時間と考えなくてもいい仕事をする時間だ。
3番目は、それらを忘れるための無為な時間。
20歳代は1番目の時間形成には2番目の仕事以外は支えられなかったが、
この頃3番目の時間が1番目の時間を作り出す関係にやっと気が付いたからである。
この場合、必要な仕事で生きていないこと自体を考えるのは、考えて仕事をする時間に属する。

しかし、これを持続できる人は1500万人に一人以下の割合である。
あらゆる職業(なくても誰も困らない職業も含めて)は有限であるが、
必要な仕事はまだ無数に存在している理由を説明するかぎり、
この割合はけっしてデタラメではないのである。  Y.K

  • 2006年3月 4日

平均的個人


宇宙には水素が豊富でもっとも平均的だからと言って、
私の車のエンジンにはまだ使われていないではないか。
水素原子ですら人間は未だ平均的には分布させていない。
まして平均的人生を送る個人なんて、一人としていやしない。  Y.K

  • 2006年2月 9日

発明


人間はあらゆるものを発明することができる。
軽薄で嫉妬深く、気まぐれで偏見に満ちた不公平な世界や他人の価値基準を変える方法を除いて。  Y.K

  • 2006年2月 3日

玄米食


玄米食(またはマクロビオテック)を3ヶ月続けて適度な運動をしている人は、活発で健康な子供のようにトイレでトイレットペーパーやウォシュレットをほとんど必要としない。なぜなら、すべての健康な動物の肛門は、トイレットペーパーを必要としないようにデザインされているからだ。たとえば、牛舎暮らしではなく、放牧された牛の脱糞行為を見るだけでも、生まれつき清潔好きであると感じる。
これは都会でも可能な森林再生法である。
同時に肛門の退化を図る目安でもある。
(ちなみに自衛隊では一回のトイレットペーパーの使用量は1m以内。軍隊は入口ではなく、出口から規律されている)。  Y.K

  • 2006年1月29日

自然農5


宇宙というテクノロジーの発見に忠実であればあるほど、農は、農業と完全に解離するにちがいない。真の発見や発明がそれが属する産業分野を短期間に陳腐化するように。  Y.K

  • 2006年1月27日

自然農4


不耕起という経済性が収穫率に矛盾しない栽培農の革命は、農業の専従者ほど認識しにくい。この矛盾の説明は、燃料電池の技術は、内燃機関の技術とは全く異なっているという比喩で十分である。
燃料電池の開発は単に電気製品やパソコンに近いばかりではなく、宇宙にもっとも豊富に存在する水素によるシナジー的発電装置によって、石油資本と対立し最終的に脱石油資本化しなければその実用化は決定的に阻まれている。
農業収入だけに関心を持つ専門家に包括的な栽培農のシナジー概念の理解は期待できないだろう。。  Y.K

  • 2006年1月26日

自然農3


農業を重視しないイデオロギーは存続しないが、冷戦によって農業から純粋科学が後退した。イデオロギー強化のために、遺伝子工学とその操作によってより効果的に軍事的経済を維持できると考えている。天然ガスや油田の開発技術、穀物の増産技術などは、隠れた兵器産業である。両陣営がもっとも畏れているのは、自給率が高くて税金が収奪できなくなる市民菜園ダーチャ型自然農である。

農業でお金を稼ぐ必要がない場合、たとえば火星に長期間住む人類にとって、自然農的テクノロジーによってもっとも軽量で少ない労力と資源から効果的に食糧調達ができる。自然農は21世紀の純粋科学として認識されるだろう。  Y.K

  • 2006年1月25日

応力分散


冗長度(リダンダンシー)とランダム度をまったく排除した構造は存在する。テンセグリティ構造の直径を2倍にすると表面積が4倍になることから構造の表面に対する応力が4分の一に縮小されるという機能は、積雪時のアウトドア用のドームテント(ほとんどはノースフェイス社製に限定される)でも証明できる。なぜならドームテントはテンセグリティ理論を応用してデザインされた。つまり構造が外力で振動するように設計される。これが、農業用ハウスとの決定的な違いである。農業用ハウスは基本的には立方体の変形であり、固体的な構造デザインの妥協的産物である。  Y.K

  • 2006年1月24日

自然農2


農薬なき農業は過酷であり、肥料なき農業は無謀であるが、無農薬・無肥料の自然農は科学である。  Y.K

  • 2006年1月23日

自然農1


自然農の原理は福岡正信によって発見され、
自然農の経済性は川口由一によって証明された。
自然農はバイオスフィア本来のテクノロジーである。
バイオスフィアはバイオスフィア自身を再生するテクノロジーを備えている。

「自然農はこの楽園を一切損ね壊すことのない栽培農である」 川口由 一
                                                                                                    Y.K
  • 2006年1月20日

シェルターの汚染


人間は、空気が3分なければ窒息死する。人間は、水が3日なければ脱水死する。人間は、食料が1週間なければ餓死する。無農薬食品、水道水の濾過器、空気清浄機という上記のほぼ逆の順番で人々が汚染に関心を持った理由は、空気と水が食料に比べれば、自然界に無尽蔵に存在すると無意識に期待してきたからである。コンビニで食糧や水を買うように、再生された有限な空気を買うことは時間の問題である。しかし、人間の温度に対する生存範囲は、摂氏±40度を超えられない。この大気圏の温度は、エアコンで調節できないばかりかお金では買えない。埋蔵地下資源の化学的燃焼は、温度という最終段階のシェルターの汚染である。   Y.K
  • 2006年1月19日

融雪装置付き屋根


雪は一立方メートルあたり三百−五百キロもの重さがある。アメリカの南極基地のジオデシックドームはハリケーン以上の破壊エネルギーを持つブリザードや圧倒的な積雪に30年以上も無傷で耐えてきた。この構造は、屋根の機能を壁と分離する必要のない全方向的な外力分散の機能を備えている。降雪時に蓄積しておいた太陽熱とか水で雪を溶かすような特別な融雪装置付き屋根をデザインしなくても、ジオデシックドームはもっとも安全で経済的なシェルターである。通常の建物において毎年の除雪にかかる全エネルギーコストと耐久性、安全性を計算すれば、ジオデシックドームの優位な経済性および安全性は科学的に証明できる。  Y.K

  • 2006年1月11日

無柱、無線、無管、無軌道

宇宙船などの宇宙空間に滞在するための環境制御デザインから見れば、建物の「内臓機能」はすべて固体的で非効率的である。大気圏外での生存は、有線、有管、有道から、可能な限り無柱、無線、無管、無軌道に変換されている。大気圏内でもっとも経済的で安全なテクノロジーの度合いも有柱、有線、有管、有道からの離脱度で図られる。
宇宙におけるバイオスフィアはもっとも優れた宇宙船のデザインの宝庫である。  Y.K
  • 2006年1月 9日

形態と機能

建物は整備された下水道、上水道、電線、道路などに完全に依存している。
建造物はまず地主に、次に建築規制や法的規制によって、つまりすべて不動産の所有権と、その公道や上下水道の管理に根ざした固体的で古典的なテクノロジーで制御され、国家の新陳代謝を支配する「内臓機能」になっている。
地面に根をおろしたこの内蔵の重さはまったく考慮されていない。
また植物との違いは、光合成によって自律的にエネルギーを変換し蓄積できないので、建物に住む人々は、エネルギーを常に購入しなければならない。

地上の建物の形態と機能は、植物的段階にも至っていないと考えられる。 Y.K

  • 2006年1月 8日

ファイヤーウォール

積雪2メートルにもなれば雪害はかなり発生してくる。
しかし広葉樹林帯の森は、都市文明との交流を4ヶ月間遮断できる。
雪はエコロジーのファイヤーウォールだ。

ここ農村部では除雪サービスで雪の壁が道の両端に作られるが、森から飛び出した狸やイノシシの子供などの小動物たちは、突然できる凍った高い壁を越えられないで自動車にあえなくひかれてしまう。  Y.K

  • 2006年1月 7日

アジア的自給自足5

自給自足なき農業は支配であり、農業なき自給自足はサバイバルである。

住宅地付属地による市民菜園的自給自足は、住宅に組み込まれた一種の「安全装置」であり、それによって、住民が経済の悪化により現金収入がたたれようとも「とりあえずは食べていくことができる」のは、アジア的自給自足の原点である。  Y.K

  • 2006年1月 6日

アジア的自給自足4

アメリカでは牛の数の方が人口を上回っている。
(牛や羊の反芻作用に関わる細菌が草を分解(発酵)するときにメタンガスが発生し、しかも糞尿からもメタンガスが発生し、彼らのゲップと合わせると地球の全排出量の32%にもなる。人間は牛に比べれば小柄であるが事情は小さな牛と同じである)。
排ガス規制は煙突や車だけに限らない。
牛を使役動物でなく食肉として飼育する行為は、パソコンや車を家財として購入する行為に似ている。  Y.K

  • 2006年1月 5日

アジア的自給自足3

肉食しなければ栄養失調になると考えているのは、運動不足で病んだ牛の霜降り肉が高級であると信じているように、単に権力機構による食糧戦略の刷り込み効果である。
アジアの稲作地帯は、伝統的に自給自足地帯である。
それに比べて、小麦生産地帯は森林伐採が完全に進行し、腐葉土が供給できない非自給自足地帯となっている。アメリカ資本主義が真に破壊したいのは共産主義というイデオロギーではなく、アジア的自給自足の伝統である。
10歳までにハンバーガーの餌付けに成功すれば、アジア的自給自足の伝統はその子供から消え去る。それがイデオロギー教育よりも効果的なのは、食糧は栽培するよりもお金で買った方が楽で安いという仕組みまでが理解され、やがて子供は両親の働いたお金で食糧を購入する習慣を確立できるからである。  Y.K

  • 2006年1月 4日

アジア的自給自足2

個人の庭先にたわわに実をつけるオレンジを収穫するカリフォルニア人はほとんどいなくなった。梯子をよじ登ってまで無農薬のオレンジを収穫するよりも、日持ちのするスーパーマーケットのワックス付きオレンジを好むのではなく、食べるものはお金で買うという条件反射を徹底化した姿であり、食糧を自家栽培する行為は、共産主義的ダーチャ、すなわち生活水準の低下を意味するまでになったのである。
人類が飢餓に苦しむ時代が長かった故に、人類には肥満に対する防御が形成されなかったように、食糧のすべてではないにしてもその一部を自家栽培する行為を閉ざすと、多くの場合は徐々に精神のバランスを崩すという単純な仕組みは隠蔽されてきた。
ガーデニングが支持される理由は、西欧の富裕層の趣味を輸入したカルチャーであり、家庭菜園の支持層が無意識的にアジア的自給自足に回帰しているのは、歴史的に構造的に理解できる。  Y.K

  • 2006年1月 3日

アジア的自給自足1

冷戦が終焉とともに生じたロシアの経済的混乱で郊外での家庭菜園が見直され、平均的家族の年間に必要とする種々の野菜は、30坪程度の畑があれば栽培可能であるという市民菜園ダーチャがTVでレポートされたことがある(当時ロシア政府はこの事実を否定した)。
それを聞いて、私の両親がほとんど庭のない一戸建てを購入して山手に引っ越すまでの12年間、6人家族全員の野菜類は畑の収穫だけで十分賄えていたことを思い出した。市内にあったその畑は現在駐車場になり、地主の家族は、きっとその駐車場収入から食糧を購入しているにちがいない。  Y.K

  • 2006年1月 2日

海辺

人間は、現在でもほとんど海辺に住んでいる。
星の観測による航海術のネットワークが構築された後に、外洋を利用した交易のために海辺に都市が形成された。

農村と都市といういう場合、ほとんどの農村は海辺ではなく山間部に位置している。
日本ではこの100年間、もっとも人口が移動したのは都市ではなく農村部である。 
かつて農村での出生率が高かったのは、乳児の死亡率が高いにもかかわらず、数百万人の海外派兵を維持するためであった。アフリカでは21世紀になってからも乳児の死亡率が増加するとともに、出生率も増加している傾向は、戦争による貧困が主原因である。
この理由はいずこも同じである。
「日本は明治時代からもともと子どもをたくさん産む社会で、ずっと生活水準が満たされていない段階でもたくさん育てていた」という小泉首相の発言(2005年12月24)に見られる文化論的分析は統計学的に正しくない。

戦後の農業生産人口は、改善された農業テクノロジーによって本質的に過疎化されたのである(工場が生産力を増強するために人員を削減した場合は、過疎化ではなく合理化と言われる)。
人口増加とは都市での安定した出生率が積算された結果であるように、農村の過疎化とは必要とされる食料自給率が積算された結果である。食料は今やエネルギーのように加工され保存され蓄積され、世界全体では過剰生産されて久しい。   Y.K

  • 2005年12月22日

アメリカ国債

2万人を超える死者を出したパキスタン北部の大地震やフロリダ州の巨大ハリケーンなどの自然災害によるこの1年間の世界の全被害総額は27兆円である。
これは、
これまで日本政府が暴落することが前提の売れないアメリカ国債を購入した総額
(2004年までに政府・民間あわせ6398億ドル=約73兆円)よりは少ない。

必要なお金が市場の原理で機能するのは、
常に全世界で動くお金の一部にすぎない。  Y.K
  • 2005年12月21日

潜在的な寿命

科学的に人間の潜在的な寿命が証明されたことはないが、潜在的な寿命を全うする人もほとんどいない。
平均寿命のなかで、働く時間よりも学習する時間は驚異的に増大している。

しかし、潜在的な学習能力を全うする人もほとんどいない。
生得的な動機づけが奪われてしまっているからだ。 Y.K
  • 2005年12月18日

地球人

地球人は、水中でも陸上でも水力学的にデザインされたテクノロジーの集合体である。 Y.K

  • 2005年12月 9日

電子社会

電子社会とは電子的になった社会であるが、社会的な電子のことは見落とされている。そもそも電子は単独では存在できない。

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  • 2005年11月26日

構造デザイン2

常に振動していることを設計の前提にしているのは、航空機である。
したがって航空機は高速で飛行中に、建築の<耐震強度>を遥かに超える乱気流に突入しても気体は分解しない安全な設計になっている。ジャンボジェットは、常時500人が居住する空飛ぶマンションである。ボーイング747の場合、過去30年間飛行で機体損失事故は計30回、総計2843人が死亡している。
マンションが高価で安全性に欠けるのは、明らかに重すぎるからであり、航空機の設計法を導入していないからである。

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  • 2005年11月25日

構造デザイン1

耐震強度を重視すれば、安全性は効率よりも優先されなければならないという世論は、耐震強度を向上させれば、構造の軽量化と経済性は損なわれるという設計思想を肯定している。これこそが、19世紀的までの重厚な構造が強度を保証するという固体主義的世界観の現れである。
航空機の構造デザインは、強度と安全性の向上が軽量化と効率化に矛盾しなかった。安全な大量輸送のテクノロジーがエコノミークラスを作り出したのである。

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  • 2005年11月24日

ライト兄弟

コストダウンによって安全率が低下するという設計思想は建築構造物の特徴である。しかし梁や柱が細くなると耐震強度が低下するという概念を航空機の翼に応用したならば、ライト兄弟は存在しなかった。

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  • 2005年11月14日

世界の自給自足地域

中国はアメリカのように稲作に変換できないのは、文化的な理由だけではない。
現代の中国人は、週5日は麺類を食べて残りの2日はお米を食べる。
インドシナ半島では、その比率は反転する。
世界の自給自足地域は、小麦の生産地域には見当たらない。
(イスラム教の世界的分布は、
ほとんど世界の稲作による自給自足地域と重なる。)

自給自足には森林を回復させなければならないだろう。
枯れ葉剤(自由主義圏では除草剤と言われる)を撒かれる前に。

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  • 2005年11月10日

アボガドロ

18世紀の化学者 アボガドロの
「一定温度における単位体積当たりのどの気体も同数の粒子を含む」
という概念は、すべての気体の体積は温度に比例して膨張する発見
に基づいた優れた推論であった。 
同時に気体が膨張や収縮によっても
原子や分子の大きさ自体が変化しないことを前提にしていた。

しかし、単位エネルギー、時間、
そして物質あたりの工業製品の機能は加速し続ける。
工業製品の機能は、
エフェメラリゼーション(かげろう化現象)そのものである。
これが、工業製品の卸売物価が自由に吊り上げられるようになった理由である。
化石燃料のように有限な資源の独占によっては吊り上げられないのである。

e・食・住.org

  • 2005年11月 9日

膨張と収縮

工業製品の卸売物価が自由に吊り上げられるようになったのに応じて、
小売物価と賃金、そして株式市場で売買される企業の株価が急上昇する。
メディアのいう通貨のインフレ(膨張)は、
同時に個人の購買力のデフレ (収縮)を引き起こす。
市場で売買される企業の株価が急上昇する場合、インフレは避けられない。
インフレが真の価値を上げるわけでもなければ、
生産される商品の量を増やすわけでも質を高めるわけでもない。
デフレが真の価値を下げるわけでもなければ、
消費される商品の量を減らすわけでも質を下げるわけでもない。

e・食・住.org

  • 2005年11月 8日

あの世とこの世

ヒト、モノ、カネの三大要素から経済が分析可能だと考える人たちは、
宇宙は、92種類の化学元素から構成されている経済システムで運営され、
これまで破綻していないという現実を説明できない。
その三大要素は、
あの世とこの世という素朴な宗教的概念以上ではないのである。

e・食・住.org

  • 2005年11月 7日

自然災害

自然は結合と解離を繰り返すること自体が自然の営みである以上、
自然に災害は存在しない。

自然災害は、
人間がある都市や建築物という構造に長期にわたって居住してみるという
ある種の客観的な生存行為が想定された場合にのみ成立する。
人口増加に比例して自然災害が増加することと、
自然環境を変化させた結果、自然災害が増加することとは異なっているが、
両者とも人工物のデザインの問題である。

e・食・住.org

  • 2005年11月 6日

シミュレーション

真のシミュレーションとは
観察者と無関係な客体の動的な過程ではなく、
観察行為が客体に働きかけた場合の相互作用の結果である。
少なくとの素粒子の存在証明では、
物理学者自身の観察行為を除外しては成り立たない。
見ること自体、つまり粒子の衝突による破壊実験には
物理的エネルギーを必要とするからである。

素粒子の検出装置である霧箱は、観察行為が与えた
相互作用の軌跡を表す最初のシミュレーション装置である。
過飽和の気体に電気を帯びた粒子が高速で物質中を通過するとき、
その粒子は近くの分子に電気力を作用させ、
これらの分子中の電子を叩き出してイオンにする。
その粒子の飛跡に生じたイオンを核にした液化が霧粒の列として観察される。

e・食・住.org

  • 2005年10月31日

関係性の最小単位

集団性の最小単位は3人ではなく、4人である。
関係性の最小単位は、3ではなく6である。
最小限の正4面体的構造から派生する関係性によって、
最小限の社会性が類推される。
なぜなら4つの事象間の関係に、はじめて内部と外部が発生するからである。

4人の個人の関係のなかで起こることは、65億の人類に関係する。
e・食・住(energy,food,shelter)と一人の個人の中で起こることから、
65億の人類の出来事を類推できる。

e・食・住.org

  • 2005年10月30日

二酸化炭素の増加と酸素減少

大気中に人類が生存し、海洋中に物言わぬ無数の海洋生物が生存している。
彼らは酸素を必要とする。

大気中の酸素は、海洋中よりは豊富であり、
海洋中の二酸化炭素は、大気中よりは豊富である。
これを言い換えると、
二酸化炭素は水に溶けやすいので、
大気中の二酸化炭素は、海洋中よりははるかに微量である。
酸素は、水に溶けにくいので、
海洋中の酸素は大気中よりはるかに微量である。

未だに考察されていない重要な科学的予測は、
二酸化炭素の増加によるエコロジーの破壊は、大気中で発生し、
酸素の減少によるエコロジーの破壊は、海洋中で発生する。

なぜなら化石燃料の化学的燃焼によって、二酸化炭素は増加し
同時に酸素は減少しているという反対称的事実は、
地球温暖化や海面上昇の問題から忘れ去られている。

e・食・住.org

  • 2005年10月29日

ロシア革命

自己の発現が偶然である以上に、バイオスフィアの誕生は
無数の偶然の集積として説明されている。

一方、最近の天文学、物理学を知れば知るほど、
宇宙は人類の誕生を予定していたことを否定する
科学的事実は発見されていないことが分かる。

メタフィジクスがフィジクスから除外されたのは、
歴史的にロシア革命後である。

e・食・住.org

  • 2005年10月28日

水の重力

水力発電による水の重力を電気エネルギーに変換する効率は100%に近い。
重力のエントロピーはゼロであることに起因している。
公害規制をクリアーした新エンジンであろうが、
ハイブリッドエンジンであろうが、
ガソリンの内燃機関のエネルギー効率は、この30年間5%以下である。
重力エネルギーが宇宙の序列の最上位にあり、これからも支配的であるのは、
人類にとって夜空の星々が永遠に美しく輝いていることを意味する。
重力エネルギー源は地球エコロジーの拠り所である。

e・食・住.org

  • 2005年10月27日

主観的にかつ無意識的に

地球温暖化は、
人類が主観的にかつ無意識的にのみ宇宙と相互作用した結果である。

e・食・住.org

  • 2005年10月24日

飛ぶ鳥のように

なぜ飛べるか鳥は知らないように、
歩行の原理を学ぶ前にわれわれは歩行できているが、
常に地球と相互作用していることは誰も意識できない。
この知覚作用の限界がバイオスフィアには明らかな脅威となってきた。
例えば地球温暖化では南極の氷のように鋭敏に反応できない。

e・食・住.org

  • 2005年10月17日

有線インターネット

日本列島は山地がなければ存在しない。
日本列島は太平洋北西端にそびえる一大山脈で、陸上の国土にしめる山地面積は、61%。
丘陵などをふくめた平野面積は残りの39%である。

現在世界のインターネット人口6億人の1%が日本である。
依然66%が日本のナローバンド人口である。
これは日本の総面積における平野部以外の占有率とほぼ同じである。
これはコストの問題である。
言い換えれば、現在のインターネットの普及のプロセスはきわめて地形的である。
技術的にナローバンドから始まったブロードバンドは、平野部のように、
すべて山地形成の副産物としてできたものといってよい。
だから自然によって有線インターネットは陳腐化されていく。

e・食・住.org

  • 2005年10月16日

持続可能性

亜熱帯から亜寒帯までの気候帯と高山ツンドラとの気象的な環境の多様性、
モンスーン気候ゆえの台風、集中豪雨などによる絶え間ない氾濫河川、
火山活動浸食作用、堆積作用、地震による地殻や表土の破壊、
そして氷河の影響が少なく古生物相が温存などの自然の周期的または非周期的な
攪乱作用が形成する多様性は、「持続可能性」の一部にすぎない。
「持続可能性」とは、「現状維持」や「人為」を「自然」から排除してきた
自然による計画的陳腐化である。

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  • 2005年10月15日

局所的な通信革命

背戸(=里山の原型、中山間地は経済用語に近い)からみると
インターネットの普及率の向上は
衛星インターネットか一般電話の定額性がもっとも効果的だ。
ブロードバンドの投資は回収不能であることは自明である。
10年前からアメリカでは一般電話は月額10ドルで使い放題である。
IP電話も不要である。
一般電話の設備投資は、地域イントラネット同様にすでに支払い済みである。
住民の利便性に訴えて通信費という名目で大企業に富を奪われている
と言われる前に無料化しているのである。

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  • 2005年10月14日

21世紀の通信革命

統計からみれば、国会議員、県会議員、市会議員、町会議員の順に、
自分のサイトを運営する議員数は激減する。
政治とは、地域という局所性で分断された階層構造である。
だから、地形と距離を超越したインターネットは
政治家がもっとも不得手とするテクノロジーの領域の一つである。
2005年、世界は通信革命(P2P)に突入しているというのに。

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  • 2005年10月13日

テンセグリティ構造

その細胞組織はテンセグリティ構造から成り立っていることが発見されて
20年が経過する。
スケルトンだけの宇宙はミクロでもマクロでも存在しない。

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  • 2005年10月12日

細胞

われわれの体の組織のなかの動く構造物のもっとも小さなものは、細胞である。
人体の細胞数は約60兆。
その細胞核と細胞は、振動し変形する相互作用そのものである。

われわれの身体組織は、生理学的以上に天文学的、力学的である。
そして情報学的である。
情報は、何かの意思の存在がないと統合されないならば。
60兆もの細胞の非同時的な生成と死は、神秘そのものである。

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  • 2005年10月11日

動く構造

常に振動し変形する建築は、受け容れられがたいと思われているが、
移動中の飛行機や自動車で居眠りをしたことのない人はいない。
主翼やサスペンションはつねに外力で振動し変形している。

物事をスケルトン(骨格)から考える始める人に
スケルトンのゆらぎが馴染まないのは、それが反固体的に思えるからである。
動く構造のもっとも大きなものは、宇宙である。

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  • 2005年10月10日

格助詞の機能

世に出るのか
それとも
世を出るのか
それとも
宇宙に出て再び地球に帰るのか
あるいは、
宇宙に出て宇宙を開発するのか
そもそも宇宙に出たり入ったりはできない。
どちらにしても
「再生的宇宙」はすでに開発済みだ。

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  • 2005年10月 9日

反対称性

シントロピーはエントロピーと対立する概念ではない。
シントロピーはエントロピーと反対称的なのである。
反対称性は良いと悪いから判断する条件反射的思考法から、
離脱しなければ理解できない概念である。

武器製造のエントロピーテクノロジーからシントロピーへの変換テクノロジーが生まれ、人類はいまやこの2つを選択できる段階にいる。

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  • 2005年10月 8日

炎のテクノロジー

酸素による燃焼を肯定するテクノロジーは、
たいていエントロピーを除外したエコロジーである。
ペレットストーブと植林でできることは、せいぜい対処療法程度である。

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  • 2005年9月17日

無用の用2

エコロジーとは無用の用の宇宙である。
エコロジー作用のほとんどはRNAほども解明できていないが、
生命活動の重要な役目を担っていることは明らかである。

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  • 2005年9月16日

穀倉地帯

<無用の用>をグローバリズムほど理解できなかったので
現在日本の穀倉地帯は過疎化高齢化を理由に
稲作を放棄しはじめている。

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  • 2005年9月15日

無用の用

DNAにも<無用の用>が潜んでいる。
たんぱく質を作らない遺伝領域のRNAを調べると、他の遺伝子の働きを調節するものがあることが発見された。たんぱく質を作らないRNAが、生命活動の重要な役目を担っている。

稲作には、元来何もしないことでもっとも効果的な作用(一粒万倍=シナジー)を生む叡智が集約されている。
<無用の用>は、稲作から生まれたもっとも経済的な経済学である。
水と光があれば、稲は生育可能であるばかりか水を与えられた以上に浄化する働きがある。

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  • 2005年9月14日

雑草の原種

現在、日本の在来種の雑草の原種をすべて収集し定期的に栽培しているのはアメリカの農林省である。
<無用の用>の重大性を認識しているのは、伝統的なグローバリズムである。

農民が、種を現金で買うようになって久しいが、その間接的現金収奪法は、グローバリズムによる原種のコレクションに端を発している。
最初に世界中の動植物と資源目録を作成し、博物館のためのコレクションを担当したのは科学者ダーウィンである。
グローバルに物事を考えたがる人たちの隠された欲望には、たいていこの間接的収奪法に対するノウハウの獲得がある。

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  • 2005年9月13日

海草と雑草

海底から海草が激減し魚がいなくなって、海草が海洋生物の活動の重要な役目を担っていることは理解された。
海草を除草する漁師はいないが、除草剤を使用する農民は後を絶たない。
だから同時に陸からも在来種の雑草が激減している。
イネ、ムギ、トウモロコシはともにイネ科で、役に立たないとされている雑草を品種改良したものだ。(品種改良技術の共通の対象となるため、同一特許に含まれることが多い。)
イネ科は、分類学的にすでに完全民営化されている。

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  • 2005年9月11日

原爆とインターネット

核分裂の仕組みの発見は、物質とエネルギーの統合の仕組みの発見であったように、情報にも階層構造が発見された。情報にはエントロピーもシントロピーも存在する。
支配のためには分断する取り組みにもっとも熱心なコングロマリットは、核兵器とインターネットによるエントロピー的放射機能を駆使する。
意図的に軍事的に、前者は非公開で独占的であり、後者は公開され非独占的技術である。
公開された技術とは無料を意味する。

インターネットという情報の構造の在り方を考案したのは、原爆を開発した同じアメリカのチームである。これは偶然ではなく、原爆とインターネット開発はコングロマリットの20世紀最大の成果であった。それなくして世界制覇は達成できないと考えていたからである。

それがどれほど効果的であったかは、非同時的で分散型の見えない第4次世界大戦に対する大多数の地球市民の無知から明らかである。
静かにゆっくりとしかし確実にシントロピー的富は奪われている。

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  • 2005年9月 9日

エコ国家・エコ企業

大黒柱は、他より重要な場所や人物を意味する唯一の概念的な砦でもある。
ゆえに、エコロジー的国家などあり得ない。
エコロジー的企業もあり得ない。
政治的企業的リーダー(大黒柱)を否定する自家撞着だ。
エコロジーが国家や強大な権力の隠れ蓑となった歴史は存在する。
ヒットラーは熱烈なエコロジストであった。

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  • 2005年9月 8日

大黒柱

大黒柱とは、日本民家の中央にある最も太い柱のことである。
または家族や国など集団の中心となり、それを支える人物。大極柱ともいわれる。
他より重要な唯一の部分や場所を意味する大黒柱は、
エコロジーには存在しない。
エコロジーのこつなど存在しない。

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  • 2005年9月 7日

ものごとのこつ

「商売のこつをのみこむ」
こつとは一種のノウハウである。
こつとは「骨」つまり、圧縮材のことである。
物事のかんどころや呼吸を象徴するのは長い間圧縮材としての骨であった。

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  • 2005年9月 4日

地球にない鉱物

地球の中心は鉄でできており、364万気圧、5000度とさらに高温高圧であるという推論は、土壌の金属成分中、鉄はもっとも含有率が高く比重も高い岩圏での観察事実を根拠にしてきた。天王星や海王星の中心部(核)の主成分である二酸化ケイ素と同じ組成でも結晶構造が違う新たな事実の発見から、「300万気圧で地球にない鉱物が生成された」ことになる(2005年08月05日朝日新聞 サイエンスニュース)。
地球にない鉱物は常に地球にある元素から構成されるが、地球にない元素は太陽系にもないという神秘を証明したわけではない。

この種の推論は今も科学の対象外であるが、19世紀より以前を遡ることはできないごく最近の伝統的思考である。

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  • 2005年8月30日

映画と現実

映画の現実はテクノロジーの産物である。
映画館から出た時の現実は、宇宙というテクノロジーの産物である。
この違いはまだ上映されたことがない。

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  • 2005年8月27日

バイオスフィアという開放系システムの初期の概念が発見されて、1世紀が経過した。
かつてないほど、個人には十分なテクノロジーと時間、
そしてエネルギーが与えられている。
不足しているのは、お金ではなく戦争でもない、
クリティカルパスという重さのない富である。

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  • 2005年8月20日

月光

今日は満月だ。月夜の晩に犬と散歩した。月光が都会から遠ざかって久しい。宇宙にエコロジーが存在しないならば、月光と月の引力による海洋生物の生殖活動は根拠のないSFとなる。

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  • 2005年8月18日

宇宙という冠詞

宇宙はすべてを拡散させる言葉になっている。だから、宇宙をつければすっきりする人たちは宇宙バカと揶揄されてきた。宇宙という冠詞には思考の弱点が集約される傾向がある。
宇宙物理学、宇宙生物学、宇宙開発、宇宙空間、宇宙計画、宇宙船、宇宙食、宇宙パイロット・・・・・
唯一、宇宙エコロジーを除いて。エコロジーはもっとも身近な自然=再生的宇宙であるという前提が拡散した宇宙を思考に引き戻す。原子から宇宙までを引き戻す。

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  • 2005年8月17日

ありふれた岩石

ひとかけらの、ありふれた岩石の存在を、太陽系を除外して説明できる自然科学者はいない。

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  • 2005年8月15日

自然と宇宙の違い

自然界にゴミは存在しない。エコロジー運動に関わる多くの人は、「自然」に「宇宙」を含ませていない。「宇宙」に「自然」が呑み込まれていた大英帝国時代のままだ。

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  • 2005年8月 6日

宇宙のユビキタス

高度300キロメートルの大気圏外では宇宙服なしで生存できないが、ジェット機が飛行する高度1万メートルでも、特別なスーツを着用しなければ人間は生存できない。われわれはどこにいても被爆している。宇宙のユビキタスとは電磁波であり、放射能である。放射能はどこにでもあるありふれた放射エネルギーである。太陽からもっとも安全な距離に置かれた惑星こそが、バイオスフィアである。バイオスフィアは脱ユビキタスとして見事にデザインされている。これが、宇宙遊泳がもっとも不格好な哺乳類の遊泳スタイルとなっている原因でもある。

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  • 2005年8月 6日

最初の被爆者

今日は8月6日である。史上最初の被爆者は原子物理学者のマリー・キューリー(日本ではキューリー夫人といわれている)である。宇宙パイロットは、一種の被爆志願者である。キューリーよりも比較にならないほど、被爆している。キューリーの時代にはまだ生命とラジウムの危険な関係が十分に捉えられていなかったが、宇宙パイロットたちは宇宙飛行の後はだれも子どもは生まない。シャトル乗組員には軍隊ほど若いパイロットや技術者がいない理由である。

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  • 2005年8月 5日

最後の専門家

最新のテクノロジーに習熟した宇宙パイロットは、全世界のTV同時中継で人類に宇宙観を教育する教師であるが、宇宙に関して科学的で自立的な宇宙観を持てないでいる暗黒時代の最後の専門家である。

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  • 2005年8月 5日

美しい眺め

われわれは350万年以上も前から宇宙空間である地球の大気圏内に生存している。人類が宇宙空間で宇宙遊泳する前からバイオスフィアは宇宙遊泳していた。それは天文学と航海術の関係から明らかである。われわれは2つの海を遊泳している。宇宙にいながらにして宇宙から帰還できない「存在」自体を「美しい眺め」と言っているように思われる。

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  • 2005年8月 4日

「地球に帰還」はできない

ディスカバリーは地球の外側からより外側へ発射されて、地球にもっとも近い軌道上にいる以上、「地球に帰還」できない。飛行機が空港に着陸する毎に、「地球に帰還」とは誰も言わないように、ディスカバリーはもっとも高い高度をもっとも経済的に飛行している飛行機である。

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  • 2005年8月 3日

暗黒時代のコスモロジー

国際宇宙ステーションに滞在中の野口聡一氏らスペースシャトル・ディスカバリーの乗組員が8月2日早朝(日本時間同日夜)、宇宙で地上からの質問に答える記者会見に臨んだ際に、彼は「無重力の生活に慣れて、地上の生活に戻れるか心配」と話し、2度の船外活動を振り返って「足下には筆舌しがたいほど美しい地球があり、頭上には漆黒の宇宙」という無視できない重要なメタフィジクスを述べた。NASAの厳しい訓練においても、この種の「暗黒時代のコスモロジー」、つまり無重力空間においてさえ「地球は下、宇宙は上」という方位に関する非科学的ビジョンは、宇宙体験として丁重に温存される。あるいはブッシュを支持する宗教的宇宙観が意図的に再現されている。

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  • 2005年8月 2日

不可視のテクノロジーとのコミュニケーション

不可視のテクノロジーとのコミュニケーションが決定的に不足している。不可視のテクノロジーとのコミュニケーション自体が、一つの不可視のテクノロジーである。メタフィジクスは語源的にフィジクスを越える包括的な科学である。

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  • 2005年7月31日

主観性と客観性

その結果、21世紀のよりエコロジカルな知性を自負する人間にとって、主観性と客観性はリバーシブルな衣装になりつつある。その衣装が自らの生命の存続に必須かどうかは、少数民族ほど本質的ではないことが環境にとって最大の危機である。

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  • 2005年7月29日

動物、岩石や植物とのコミュニケーション

しかし、今のインターネットに見られるハイパー言語による階層化では間に合わないに違いない。そもそもコミュニケーションの定義が狭すぎるからだ。動物や植物あるいは岩石とのコミュニケーションのアプローチを垣間見るだけで、社会性が希薄になるような現在のコミュニケーション段階からいつどのように移行できるだろうか。動物、岩石や植物とのコミュニケーションは、いまのところ主観性に委ねられている。あるいは宗教を除いて、過剰な擬人化として批判されている。動物、岩石や植物とのコミュニケーションなくして、少数民族に見られる薬学のシナジーの体系化は存在しなかったはずだ。

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  • 2005年7月21日

要塞的段階

ところが端末機という概念がイントラでは未だ生き残っている。端末とエンドユーザとは本質的に異なる。FTPやメールが送受信できないなどの制限付きのイントラは、球状グリッドのインターフェイスとして見た場合、情報に対する概念デザインが、要塞的段階にある。これがシステム管理以前の重大な機能不全を引き起こしている。なんという無駄使いだろう。1965年に生まれた相互リンクのテクノロジーは、電子的直接民主主義的コミュニケーションの最初の萌芽であるが、この手法をもっとも遠ざけたいのも行政システムである。あるいは教育システムである。終身雇用が解体されないように。

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  • 2005年7月 7日

ハイパーテキスト

教育であれ行政であれ21世紀のウェッブサービスに関しては、球状グリッド(=ネットワーク)なくしては存在できないし、経済的でもない。個人がPCを購入して手にする機能とグリッドとの新しい関係は、最近では「トラックバ ック」として馴染みがある。1965年にハイパーテキスト理論が誕生して40年が経過して、相互リンクのテクノロジーが短時間に日常化した。

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  • 2005年6月13日

支払い済みネットワーク

都市部のブロードバンド化のための投資は大企業が担ってきた。定額制とは一種の原価償却費である。一方、地域イントラとは、閉じた球状情報ネットワークの部分である。通常それは税金で構築されてきた。地域イントラとは本質的に支払い済みである。

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  • 2005年6月12日

球状情報ネットワ ークの基本設計

自動車や航空機の基本的な性能が政治家や行政担当者によってデザインされないように、21世紀の生活とビジネスのライフラインとなった球状情報ネットワークの基本設計を彼らに任せるべきではない。

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  • 2005年6月 9日

21世紀の専門家

20世紀の専門家は都市に住んでいた。都市がいち早くブロードバンド化したのは初期のIT専門家が都市にのみ住んでいたからである。21世紀のIT専門家はいまや世界中に分散している。テクノロジーは、特定の遠隔地(リモート)に専門家(アルチザン)を一時的に瞬時に集中させることもできる。

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  • 2005年6月 1日

情報ネットワークはライフライン

21世紀の生活とビジネスのライフラインのひとつに情報ネットワークがある。中山間地では都市部と違ってこの情報ネットワークの機能が経済格差を左右する。こうしたインフラの構築には国の補助金と地方自治体の膨大な予算が支払われてきた。つまり地域イントラネットとは我々の税金の変型物である。無数の道路や橋と同じように無料で通行できるべきだ。この場合重要なことは、個人が車を所有する前に道路を先に作る必要があったということである。その結果、許可をとったり、通行税を払う人など1人もいない。

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