Home > 裏庭(背戸) Archive
裏庭(背戸) Archive
- 2009年5月27日
バイオトイレ
カナダ製のバイオトイレを購入した。
便座の形をした成形部分の底に、
ヒーターと攪拌機が付いただけのデザインだ。
落葉広葉樹の枯葉が調達できれば、
お金のかかる特殊な微生物は不要だ。
森に生息する豊富な微生物の働きに比べれば、
都市の下水施設は、
もっともエネルギーとお金のかかるテクノロジーである。
(排泄物を大量の水で溶かす習慣は、人間だけだ。)
動物にとって、森はメンテナンスフリーの巨大なバイオトイレである。
都市のビル群の屋上は、
サツマイモなどの菜園だけではなく、森にすべきである。
森は緑とは限らない。
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
- 2009年5月10日
ミツバチ
場所ごとにいろんな香りで満たされる
春の気配に魅入っていると、
突然、アトリエに日本ミツバチが帰ってきた。
空が曇って見えるほどの仲間を連れて、
別の場所から、また巣別れしてきたのだろう。
球状の空間のなかを飛び回る時は、
遠くの低い山から聞こえるエンジン・カッターの音を思わせる。
やがて、アトリエに続くの別の建物の壁と基礎との隙間の入り口に、
黒い固まりとなって、しばらくアメーバーのような謎のダンスをしていた。
受粉のために働く勤勉なミツバチはいない。
すばらしい季節を求めて移動したいだけだ。
その夜が、満月だと分かったとき、
久々に外で焚き火をしながら、お酒を飲んだ。
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
- 2009年4月29日
霜
早朝はストーブを全開にしている。
畑のまだ小さな雑草一面は、霜で覆われている。
空気と接触している物体の表面が冷やされることで、
空気中の水蒸気が氷の結晶になるには、
地表よりも水分を蓄えた雑草の若葉のほうが選ばれる。
晴れた夜の地表は主に赤外線を放射するので、地表は冷却される。
この放射冷却は、冷蔵庫の冷凍室のような
直接的な熱伝導による冷却効率の約3倍になる。
冷気は下降するが、
霜は、雨や雪のようには「降らない」。
霜は、大気圏外に向かって、大地が外向きにエネルギーを
放射することによって生じる。
霜を「しも=下」とイメージするかぎり、
「上・下」の概念で思考する世間から脱することができない。
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
- 2009年3月24日
偏西風
一晩中、窓ガラスに木々の小片が飛んでくるほどの
偏西風の嵐だった。
裏庭から絶えず聞こえる鳥たちのざわめき。
庭の鳥たちは、山脈の起伏に沿って風向きが激しく変わる
まだやわらかな新緑がない樹木の暗闇のなかを、
小刻みに動き回っていた。
動けば動くほど翼は小枝に衝突し、
きれいだった羽先は痛々しく傷つくだろう。
しかし、飛行機のように失速して墜落する鳥は存在しない。
彼らは飛んでいるときが一番安全だ。
早朝の電話で、都会のアトリエの庭先の椿の花は
この嵐でも落下しなかったことがわかった。
椿の花は、嵐ではなく、晴れた夕方に落下するように
温度差と湿度でデザインされているはずだ。
鳥は、環境の変化に対応した結果、
歩行や静止には弱くなることを選択し、
常緑広葉樹は、乾燥や温度変化には弱くなることを選択した。
人間は、うぬぼれから経済的政治的な変化に適応するだけで、
まだ環境の変化に対応していない。
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
- 2008年8月13日
岬
岬には沢があった。
沢は豊かな森に囲まれていた。
岬から延びる水平線を溶かす太陽に照射される前に
静かな入り江を見下ろしながら、
瞑想できる時間がある。
水平線は観察者がつくり出す無数の瞬間だ。
太陽はすべての瞬間を焼き尽くす。
現在の出来事は
過去からの反作用であり、
未来への結果である。
現在は、
絶えず書き換えられる過去と
掛けかけられる未来に
作用している。
太陽が入り江をもっと複雑にするための
波を絶やさないように。
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
- 2008年6月 1日
誕生日
小豆入り玄米を焚きながら、
暗くなる前に炭火を熾して、小魚を3匹ゆっくり焼く。
夕方庭を歩いただけなのに、
まだ草の香りが窓から流れてくる。
月夜の夜はせせらぎと蛙の声を聞いていよう。
池のそばで一斉に産卵する。
少し大きな字で一年に一回縦書きの手紙を書いている。
明日は母の誕生日だ。
母は僕を見ると
自分の父親の目の色が僕とそっくりなのを
想い出す。
やがて、月夜の明かりと間違えた
蛙が別々の窓から部屋に入ってくる。
ジョジョも春の晩は眠れない。
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2008年5月 2日
花見
山桜はやっと散ってしまった。
葉が出そろう前に花が咲くから
桜を開花から春が始まる貴重なシンボルとしてきた。
しかし、メタボリック的に見れば、
開花を支えるエネルギーは前年の秋までの光合成に依存している。
葉が出そろった後に花が咲くまでの過程に
低温な季節が介在しているだけである。
春の始まりを象徴させる桜の開花時期の社会的基準は
競技場の円形トラックでもっとも遅れて走るランナーを
先頭のランナーだと勘違いする
周期的なタイムラグから発生している。
自然のエネルギー会計収支には、
人間の経済活動の会計収支とは
異なった様々な周期的パターンがある。
この惑星のメタボリックデザインでは、
花見はいつでもどこでもできるのだ。
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2008年4月19日
ミュート・コミュニケーション
沸かし湯ではない
奥出雲の静かな岩風呂の温泉に入るときは、
2,3人もいない客とかるい挨拶をする。
このとき、返事が返ってこない時は
間違いなく都会人だと思ってよい。
都会人の子どもは挨拶すること自体に驚いている様子である。
この一様な反応に年齢はあまり関係していない。
折角の休日を田舎で一時的に滞在する人は、
無意識的にコミュニケーションを
絶縁状態にしている可能性はあるにしても、
都会でジョギングですれ違う人が
軽く挨拶することもないからただの都会の習慣かもしれないが、
同じ天然のお湯の中でしばしの時を過ごすには
不自然な習慣である。
過密な通勤電車から身を守る
ミュート・コミュニケーションは天然温泉でも解除できないのか。Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年12月17日
純粋培養
甘酒は麹から簡単に作れる。
最近の温度計付きのシャトルシェフは省エネの発酵装置となる。
お粥に含まれるデンプン、タンパク質、脂肪などを
麹カビが分泌した酵素によって
短時間に低分子化した結果、
甘酒にはすべての必須アミノ酸、そして大量のブドウ糖、
ビタミンB1 、ビタミンB2、ビタミンB6、
パントテン酸(善玉コレステロールを増やす働きがある)
などが含まれることになる。
玄米から作る場合は、玄米の繊維が多少残るが、
噛んで飲む甘酒は実に美味しい(無農薬玄米の場合だけである)。
これらの成分は、驚くほどの即効性あるので
飲む医療点滴に等しい。
もうじき、麹の季節は終わろうとしている。
そろそろ麹自体を純粋培養する装置を作らなければならない。
麹は甘酒作りのなかでもっとも高価な道具だからだ。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年11月27日
限界集落
田舎の生活?何百万人もの人々がいるのに、完全な分断状態。
大地と大気は繋がっているにもかかわらず。
家族はみんな淀んだ都会に出かけてしまった。
しかも、農薬による汚染は止むことがない。
田舎も都会も限界集落の規模の問題だ。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年10月25日
カオスポイント
朝一番、森のそばを散歩するとき、
思い切りオナラをしてみよう。
鳥が羽ばたき小動物がざわめくのがわかる。
川のせせらぎを超えて向こう岸から反射音が聞こえるだろう。
まもなく400m先のバス停の老人がこちらを振り向く。
次に、たとえば新宿西口の信号待ちでで立ち止まったとき、
同じようにオナラをしてみよう。
だれにも聞こえないし、驚くことに臭わないことに気づくだろう。
都市空間は感覚器のカオスポイントを超えて
淀んでいるのだ。
それゆえにどんなに淀んでいるかはもはや測定できないのだ。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年10月20日
裏庭のエデンドーム
9年前、東京の実家の裏庭に制作した
緊急災害用の直径6.5mの超軽量ジオデシックドームを
グーグルマップで再確認してみた。
それは無対称な都市では真珠のように異質な光をまだ反射していた。
テフゼルを外面に、遮光の白色フィルムを内面に使用した
最初の2層のエデンドームの防水性と耐久性は
高温多湿の日本でも完全に証明された。
このことは友人のJ・ボールドウィンに伝えた。
(JBは『バックミンスター・フラーの世界』(梶川泰司訳 美術出版社 2004)
の著者であり、個人用の超軽量ジオデシックドームの歴史的な先駆者である。
イギリスのエデンドームは JBの第2世代ジオデシックドームであるエデンドームの
コンセプトから触発されている。
第3世代ジオデシックドームである高床式のオクテット・トラスの床を備えた、
本体総重量75キロテンセグリティ・ドームは、最近私の倉庫まで
分解移送されたが、懐胎期間を終えたわけではない。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年10月19日
保障期限
日本酒を飲みながら
古代のバイオエタノールに対応した私の身体は
秋の天の川に魅入る。
焚き火の輝きで流れ星は数えられない。
ここには夜が残っている。
人間はつねに二酸化炭素を排出する。
この気楽なデザインの保障期限はあとわずかである。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年9月29日
自然発酵
稲刈り前に台風による大雨がふると
稲の品種によっては、倒れた穂が地面に接してしまう。
そして条件が揃えば、稲は発芽したり、
自然酵母が付着して、発酵してお酒の臭いが漂う
田んぼになることがある。
その稲を食べた人が
アルコールを効果的に造ることを思いついたにちがいない。
お酒という概念が、最初の発見者によって発明されたかは
それほど重要でない。
同じ理由で、どぶろくは自然発酵によって簡単にできる。
6月の気候と温度は、放置するだけの自然どぶろくには最適である。
稲にはもともと乳酸菌と酵母が含まれる。
この乳酸菌の生成する乳酸が雑菌の発生を抑え、
麹の分解酵素により生成される糖を酵母菌が分解し
アルコールが生成されることは
自然の相互作用(プリセッション)である。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年9月22日
中毒患者
オンラインゲームによるインターネット中毒患者が
急増し、次々と急死している韓国のニュースを見た。
低速インターネットしかない
日本の田舎(農水省では中山間地と定義する平野部ではない傾斜地)では
インターネット中毒患者はあり得ないことだ。
この猛暑と残暑のなかでも、
景観事業と称して抜け目なく配給される補助金のために、
草刈機の2気筒エンジンの排気ガスと共に
発生する騒音と振動の虜になった
草刈り中毒患者のニュースが
海外に配信されるのは時間の問題だ。
稲の原種はアジアやオセアニアに自生していた雑草である。
元は熱帯原産であるから、
雑草の栽培(粘土団子)に稲の野生種を混ぜれば、
地表温度を低下させるもっとも効果的で
経済的な地球温暖化への防御システムとして
採用されるだろう。
砂漠化の科学的な防御方法にかかるコストを思えば、
雑草を繁殖させるコストが不要なのは幸運なことに違いない。
雑草を敵に回した石油系の末路は、減反であるが
雑草こそ増産すべきである。
都市と農村が一様に亜熱帯化して砂漠になろうとしているときに、
日本の里山の原風景が失われるなどどいったセンチメンタルな文化的議論は
小さな話である。
世界の植生からみれば、
雑草は日本列島が誇る希少性の高いバイオマスである。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年9月22日
代理人
鮎が群れをなして川底の苔を食べていた。
鱗は絶えず光っていた。
秋の川は一番澄んでいる。
収穫前の稲に農薬は控えられるからだ。
だれでも無駄にお金を使わない。
稲は本来的に水を浄化するが、農業は河川を汚染する。
きっと鮎だけではなく、稲でさえ収穫されるまで
農業と戦っていたに違いない。
自然農米を食べたことがない農民でも稲作ができるように
自己教育の経験がない教師(=代理人)が教育をするから
子どもは学校で直観的にシステムと戦っている。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年9月17日
キセワタ
台風の最中のちょっとした晴れ間に
裏庭で焚き火をした。
天の川のように煙が流れ、
河鹿のように夜鳥が鳴いている。
明日はきっと新しい友人が
キセワタを見に来るだろう。
裏庭の絶滅危惧種は、
この夏いつもよりも凛として咲いていた。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年9月15日
裏庭
都会のマンションの一室で
ペットが死んで数ヶ月間放置されると
厚い壁で隔たった隣人でさえ
ドアの隙間や換気口から漏れてくる異臭を感じるだろう。
私のアトリエのすぐ後ろに
そびえる1200m級の山脈に連なる裏山に棲む
熊や鳥やイノシシ、うさぎや狸、そして昆虫たちと
その他のすべてのいきものの数と体積は、
人間よりも大きい。
彼らは森の中で生まれ、自然死してきたが、
森の散策で異臭を感じたことはない。
森はいきるものたちの香りで満たされている。
都市全体は、
地表と地殻に潜む名前のない無数の昆虫や微生物たちを
短期間に死滅させて、
1千万人分の生活臭や腐敗臭が漂う
裏庭のない閉じた惑星として販売されている。
一瞬たりとも消臭剤や滅菌剤,
そして除草剤なくして、
この小さな惑星は管理できないのである。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年9月 8日
熊
オオカミを飼い慣らして犬にしたように、
オオカミは人間の赤ん坊を育てて、オオカミ人間にできる。
だが、お互いに変わり果てるのだ。
熊は人間を育てたりしない。
だからまだ森で生き延びている。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年9月 7日
夜空
天の川も見えるほどに、水蒸気は去っていた。
千キロも離れた台風によって雲の動きが反転して、
いつもになく、星がすばらしくきれいに輝いていた。
人工衛星よりも多く見える
流れ星に願いごとばかりしても
夜空もつまらないだろう。
夜となく昼となく降り注ぐ日々100トンの隕石は
私たちの脳には見えないだけだ。
夜がなくても星々は輝いている。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年8月26日
反対称性
都市は、滞在するにはよい場所であるが、
訪ねるにはのには寂しい場所である。
田舎は、訪ねるにはよい場所であるが、
滞在するのには寂しい場所である。
この反対称性は、都市と農村をけっして交流させない。
都市に人口が集まる理由でもある。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年8月18日
霧vsドライミスト
霧とドライミストとの違いは、その粒子の生成過程にある。
植物の蒸散効果によってもたらされる
気温低下機能の再現を目的にしたドライミストは、
水圧とノズルによって霧状に噴霧させると同時に
風による移送で空間の熱を拡散させるテクノロジーである。
一方、霧は暖かく湿った空気が冷たい空気と混ざって発生する。
暖かく湿った空気が水温の低い海や陸地に移動した場合、
温度差によって霧という水分子の粒子を
電気的に浮遊させる自然のテクノロジーである。
晴れた日の早朝には、山の谷に沿って湿った空気が上昇し、
露点に達したところで発生する霧が上昇しているのが見える。
露点とは水蒸気を含む空気を冷却したとき、凝結が始まる温度であるが、
露点をもたらすエネルギー源はもちろん太陽である。
霧は地表面から熱が放射され地面が冷える冷却によって発生するのであって、
霧が表面を冷却しているわけではない。
ドライミストは太陽光でつくられるバイオスフィアの霧とは
本質的に異なっている。
そして自然界に存在しない電気的ではない極微粒子の人体に対する影響力は
未知なままである。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年8月11日
動く共鳴箱
板間で寝っ転がって本を読んでいると
ヒグラシが部屋に飛んできて鳴き始めた。
何という音量だろう。
物悲しい秋の気配とはほど遠い。
あんな小さな空洞のお腹が共鳴箱になっているだけで
耳をつんざくような音響効果をもたらす原理を解明すれば、
最小で最軽量のラウドスピーカーができるだろう。
しかも低音から高音まで澄んだ音域を再現できる。
これらのモバイラー用の昆虫型共鳴箱は、透明であるばかりか
特定の振動板ではなく、直接に振動体の一部として共につねに機能している。
そして、彼らは樹木に対して点接触であり、
場合によれば飛行しながら音源を増幅できることを考えれば、
これまでの固体的据え置きスピーカーボックスとは本質的に異なっている。
ちなみにipod用としてロック音楽専用の
クマゼミ型スピーカーも開発されるだろう。
もちろん、電車内では使用禁止だ。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年8月 3日
クマゼミ
バイオマス運動が権力機構と対立するエコロジー運動であった例はない。
なぜなら、バイオマスエネルギーの利用は燃料電池のように
積極的に燃焼の化学から離脱し、
二酸化炭素を介在させないテクノロジーで、
地球の表面温度を低下させる方法ではないからだ。
バイオマスが地球温暖化に効果的だとしても、
使わない農地を森に返すほどの効果も期待できない。
化石燃料の矛盾を縮小させる
権力の下請け機能の部分を担っているだけである。
下草ばかりを刈って杉を植えすぎた里山を管理するほどなら
広葉樹の森に返すべきだ。
そして、あとは静かに待つことに耐えられないなら、
熊のいなくなった里山を捨てて、
クマゼミよりも鋭敏に、そして予測的に
もっと北に移住すべきだ。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年7月25日
表面積
フラットな耕作地の草の場合よりも森林の樹冠の凸凹によって、
大気圏への水蒸気の運搬能力は大きくなる。
森林の蒸発・蒸散の量を最大にするには、葉の数以外に、
凸凹の表面積が関与する。
山脈の深いシワの総面積を拡大することが
温暖化防止に直結している。
蒸発・蒸散によって、表面温度は奪われる。
草原や耕作地よりは、森の樹冠の凸凹は有効だ。
そして藻類が群生する海の表面積と温度にも同じことが言えるだろう。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年7月23日
天然水
ダイマクシオン・ハウスは、
上下水道がない無管デザインである。
水分を空気中から回収するために
温度差で冷却された金属面に
蒸気が凝結する作用を利用している。
除湿器の水を湧かしてコーヒーを飲む場合、
除湿器の電気エネルギー代は
ペットボトルを購入するよりもはるかに安価である。
1時間に6リットルも回収できる。
このところ霧雲のなかにいるのでその純度は保障できる。
ブナの森の近くの私のアトリエの空気からつくる
天然水は、さらに価値があるはずである。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年7月18日
五月晴れ
マクロコズムとミクロコズムを通底する宇宙論には
いくつかの重要な飛躍があった。
五月闇のなかで
私はやっと仕事を終えた。
天才の最後の遺稿に示された
構造と意味を完全に復元した。
五月晴れとは
本来、梅雨の晴れ間のことであった。
身も心も五月晴れだ。
こんな日はめったにない。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年7月10日
温泉
30分程度のドライブで下山すれば温泉がいくつかある
そんな山脈の真ん中に住んでいる。
この山脈ではニュースには取り上げられない程度の
地震がいつも小刻みに発生している。
地殻の構造プレートの運動エネルギーは
地殻に含まれる放射性元素の崩壊によって発生する
放射エネルギーが源泉である。
天然の温泉は、その小さな天然の原子炉の核分裂のメカニズムが発見されるまでは、
いわゆるマグマの<地熱>によって温められた地下水が
自然に湧出するもの考えられていた。
宇宙からよりも大地からの放射線量が多いのは、地球内部の元素崩壊による。
天然で湧き出てくる温泉以外の投機的なボーリングによる温泉開発は
お湯の排出によって河川や地表面の温暖化を加速しているばかりか、
地下に眠っていたメタンガス(二酸化炭素の24倍程度の温室効果)を
大気中に常時排出する場合がある。
京都議定書には温泉開発の禁止は含まれなかった。
温泉の地熱によって癒されることばかりを求めても
バイオスフィアにとって安全とは限らない。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年7月 4日
消えたミツバチ
アメリカの農場からミツバチが突然消えた。
携帯電話などから発せられる電磁波が
ミツバチの方向感覚を狂わし、
結果として巣から出たまま戻ることができなくなったといわれている。
ミツバチの他花受粉には、コストがかからなかったが
これからは農薬以上に高価な商品になるだろう。
そして日本では田んぼのカエルが激減している。
私が住んでいる穀倉地帯でも
昼となく夜となく続くカエルの合唱は急に途絶えている。
稲作にカエルは不可欠だ。
これらは偶然か、意図かは別として、
都会で毎日飲料水を買うように
やがて農業でも生きるためにミツバチやカエルを買うことは、
常識になるだろう。
このまま局所的な危機毎に、エコロジーを理解していくならば
もっとも高いコストを支払い続けなければならない。
エコロジーは産業社会にとって最大のブラックボックスだ。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年7月 1日
稲妻
遠くに聞こえる稲妻の音
激しい雨の後の曇り日での焚き火は、
すぐに消えて儚い。
近くに落ちる稲妻までは、あと2週間も待たなければならない。
それまでは、音楽を聴きながら
近くて遠い友人に短いメールをたくさん書こう。
年金問題に熱中しても
なかなか死ぬ理由は見つからないらしい。
せいぜい「100人の村」をみて生きる理由を傍観する
家族に電話しよう。
遠くに聞こえる稲妻の音をきかせよう。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年6月18日
本当のコスト
砂漠を覆っていた大気は、雲を生成する森を瞬時に覆うことができる。
しかし、大気が森を生成したのではない。
植物が大気を生成したのだから。
植物のこの気象機能は、植物をいくら観察しても分からなかった。
そして、森や砂漠だけを見ても分からなかった。
森を砂漠にするテクノロジーのコスト計算から、
砂漠を森にするテクノロジーのコスト計算は分からなかったが、
自然が気象に支払うエネルギーコストを
われわれの経済では支払うことができない。
そしてそれが本当のコストである。
本当のコストは、太陽系のエネルギー銀行が収支決算している。
惑星地球は、毎年太陽からの莫大な贈与のみで運営されている。
贈与で生きていながら、金利を考案し返済させ、
人類以外の生命と非生命が協働して地下エネルギー銀行に預金した富を、
他の生命と非生命の許しなく奪う生命は、
いまのところ人類だけである。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年6月17日
湿度変化のパターン
昨晩は、寝る前の湿度計は80%を越えていた。
しかし、早朝から晴れたお陰で、梅雨時期には
珍しく快晴になった。
中央中国山脈の森の中でさえ
梅雨前線が突然消えたと思うほど初夏めいて、
5月を凌ぐ最良の晴天日を思わせた。
ところが、お昼までに、湿度30%まで一気に乾燥してしてしまった。
この間、わずか3時間程度である。
前日の雨で、森の新緑にはかなりの水分があったが、
大気は、短時間に表面の水分をほとんど奪い去った。
その結果、乾燥の度合いは、
秋の乾燥時期を越える記録となった。
拡大している中国大陸の砂漠化の現実が
迫るほどの乾燥の加速度であった。
この加速度は、単に高気圧だけに原因があるのではない。
日本列島の南に迫る梅雨前線という低気圧が、
移動した水分をさらに吸引したのであろう。
雲の移動は、天気予報の衛星のアニメーションでわかるが、
<湿度>変化までは見えない。
地球温暖化による温度変化は、
緩慢に表れるので統計からしか判断できないが、
<湿度>の著しい変化のパターンは、直接感じることができる。
65億人の人体の約60〜70%は、地球表面に分布した水分なので、
森以上に奪われる存在である。
私の水分のように、せいぜい森と共に移動するしかない。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年6月 7日
やまぼうし
天気のいい日は、たいてい森の近くの、といっても裏庭の
大きなやまぼうしの木陰で野草茶を飲みながら
玄米おにぎりを食べる。 すると、
「僕はずっとここに来てから あの山脈の頂上に登りたいと思っている。でも明日にしよう」
とまた思ってしまうだろう。
夕方には、仕事は止めて、春ゼミや河鹿が鳴く河川敷の自然温泉で
身も心もせせらぎに調和させようか。
そういう生活が、千年後にもあるとは思えない。
有史以来海岸部にある都市だけで地球人口は増加している。
そういう生活も千年後にもあるとは思えない。
私の裏庭でも、いままで世界と矛盾する出来事は起こらなかったからだ。
ただ、すこし遅れてやってくるだけだ。 Y.K

- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年5月29日
新しい家族
私の家には猫がいる。
うう、うに、じょじょ
の3匹だ。
みんな捨て猫だった。
傷ついた野ウサギの子が2日ほど家にいたが、
すぐに死んでしまった。
この増え続ける家族が
畑で遊んでいる時に、いつもの2羽のカラスが
彼らを襲うときの鳴き声で
誰かは遠くからでも分かる。
彼らの役目は、カラスも含めて
新しい家族の発展に参加することだ。
先日もキセキレイを自慢げに口に加えて帰ってきたばかりだ。
この災難にあった鳥こそは、天気のいい午前中など、
庭先の至近距離で年老いた家族をわざわざ
からかっていた鳥である。
彼らほど、野生を学んでいるペットはいないだろう。
私だってこのごろは、散歩で集めた薪を誰よりも早く着火させ、
いつまでも焚火ができる。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年5月22日
カボチャ
天気の良い日の、夕暮れには、
私は焚き火をはじめたくなる。
焚き火でする、ダッチオーブンのカボチャの丸焼きは
最高のデザートである。
特にカボチャの皮でさえ甘くなる。
これを発見したときの喜びは忘れられない。
焚き火が止められない理由だ。
ただし50個食べなくては
最高のカボチャには出会わない。
これが、焚き火をしない時の理由である。
人を見る目よりも、カボチャを見る目のほうがはるかに難しい。
今の私は、「あいつはカボチャだ」などど、たやすく言えないのである。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年5月 1日
電磁誘導
千キロのドライブから帰ると、背戸の桜は散っていた。
春風がいっせいに新緑を誘い出し、
鳥たちもテリトリーを忘れて水浴びをしている。
緑の葉の香りが漂う満月の夜は、
めずらしく焚火を消そう。
それを合図に、森の獣たちも一緒に吠えはじめる。
夜風が吹くたびに、熾火が星々のように揺らぐ。
理由もない喜びに満たされる
この電磁誘導に逆らうことなど、
誰もできないだろう。
そして、この季節を虚ろにしか記憶できないのは
なんという疑い深い存在のなか。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年4月11日
単位
単位を貰えないことで学生が自殺したニュースを見た。
そもそも単位は宇宙に属する崇高なモジュールだ。
宇宙の単位は、知性そのものだ(たとえば、電子と陽子の質量比など)。
学ぶことと実践することを分離させ、ある時は分裂させ、それぞれ傍観することはもっとも知性を必要としない簡単な行為に属する。
こうした簡単な行為には、ほとんど宇宙と無関係な、つまり自己に関与しない締め切り日がある。
教師は、締め切り日がなくとも学習や仕事は可能であることを教育しなくてはならない。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年4月 7日
コミュニケーション
他人の理解が、常にうんざりするほど月並みと感じるときは、
宇宙の平均的元素から構成されている脳に蓄積される情報が
平均的に構成されているからではないだろうか。
うんざりと言う主観以外は。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年3月15日
苦労
苦労すると偉くなるという人がいる。
たとえば、私の両親。
だから、私も一応苦労してみた。
しかし実際は、苦労して苦労して、そして苦労して人々はバカになっていると認められないほどバカになっているのだ。
私は数学で苦労していないから
いまでも数学をしている。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年2月15日
擬自然化
人間を創り出した自然は自らを擬自然化するだろうか。
自然はシナジーである以上に擬自然化は、未だ言語化できないだろう。
<宇宙はテクノロジーである>といったバックミンスター・フラーは、
擬人化されない宇宙神を控え目に伝えたのだ。
それ故に、ハーケンの「自己組織化」よりも擬自然化に成功している。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2007年2月13日
擬人化
自然を翻訳できると考える人は擬人化するのが好きだ。
「自然にやさしく」とか、「傷つきやすい地球」とか、
よく考えると、企業の広告コピーばかりだ。
擬人化は宗教とビジネスの得意とするうぬぼれた翻訳だ。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2006年9月30日
犬格
自己プログラムする自律的なしっぽのようにふるまうことに期待して
制作中のプロトタイプのしっぽに、
私の散歩をうっかり頼んでしまったので最悪の組み合わせになっている。
しっぽは犬格(=人格に近いプログラム)があると思いこんでいる。
当分、しっぽが帰るまで犬のしっぽブログはお休みしなければならない。Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2006年7月 4日
獣医のペット化
野生動物はほとんど携帯電話が通じないエリアに住んでいると考えていい。
ペットショップのエリアマップは獣医のいるエリアマップと重なり、携帯電話の圏外エリアと一致するだろう。
獣医は野生と隔たって生きている。
野生を駆逐したところで都市の獣医の仕事は形成されている。
野生動物を治癒する獣医は、こうした環境からかけ離れた環境を選んで住むしかない。
傷ついた野生動物を携帯電話が通じるエリアで営業する動物病院に連れて行くことは時として、助かる野生動物を死に至らしめる。
ペット専門の獣医に、野ウサギや野鳥の治療法や回復するまでの一時的な飼育方法を期待することは野生動物にとってかなり危険な医療行為を助長させることになるからだ。
美容整形外科医に心臓手術を期待してはいけないように、
動物の医療には動物の種類ほどの専門性が必要だ。
都市部のペットショップのアフターケアのような動物医療に甘んじているプライドのかけらもない獣医たちに、野生動物の治療をけっして託してはいけない。
心ある獣医は、治療可能な動物の種類を看板に明記すべきである。
野ウサギの治療と猫の治療は月とスッポンである。
動物を愛する信頼すべきアドバイザーを求む。 Y.K
- Comments: 1
- TrackBack (Close): 0
- 2006年5月23日
日本ミツバチ
日本ミツバチが帰ってきた。
私がここの見晴らしの良いアトリエに引っ越した時の先住者は、
屋根裏のヤマネと出入り口の床下にいた大きな青大将とこのミツバチであった。
スズメバチの集団に続けざまに襲われて個体数が激減していくミツバチを無視できず、
昆虫網でスズメバチを捕獲してゴム草履の裏で叩き潰すのが
晴れた午前中の日課になっていた。
スズメバチに噛み殺された大量のミツバチと分解したスズメバチ死骸はアリが群がる前に
スズメバチの同僚がすぐに引き取っていくので、
巣箱の周辺はすぐに何もなかったような状態になる。
だからずっと見張っていなければ、ミツバチの悲劇は分からない。
ある日、スズメバチの集団は途絶えた。
私の攻撃ではなく、ミツバチがすっかりいなくなったからだ。
そのミツバチが木造の建物の西側の壁面の古い巣に2年ぶりに帰ってきた。
最近、炭火を興してお湯を沸かしているといつも顔の周りにやってくる。
日本ミツバチは新しい木で作った巣箱よりも、古い黒ずんだ木の巣箱を好む。
もっとも私がこしらえた巣箱ではなく、壁面の羽目板の隙間を利用した彼ら独自の巣だ。
この巣は、私のアトリエの入り口から3m離れた位置に面しているので苦労なく観察できる。
性質がおとなしく、攻撃はしないが、
黒く長いフードを付けたマクロレンズを接近させると、羽音はすぐに激しくなり、
出入りの様子が変化する。
蜜は少しずつしか形成されないため、一つの巣箱から2年に1度しかハチミツをとれない。
巣別れの時期までにもちろん新しい巣箱を用意できたらいいが、
あのスズメバチのギャングとの抗争に私が積極的に参戦しなければ、
日本ミツバチの神経質で巣を放棄しやすい性質からすると、
敵が頻繁に巣を攻撃すればすぐに引っ越しをすることだろう。
低温でも活動性がある日本ミツバチは、豪雪地帯で外敵に襲われつづけても、
その富んだモバイル性によって生き残っている。
日本ミツバチ
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2006年5月11日
ゼンマイとワラビ
ゼンマイは下ごしらえにもっとも手間のかかる山菜である。
乾燥して保存食に適しているのは、栄養価も高く強壮、補血、利尿、血圧降下などの薬効も
長い経験から認められているからである。常食しても健康によい。
しかし、ワラビには発ガン物質がある。
(その強い毒性は、1983年にワラビから発ガン物質プタキロシドが分離され、
実験から牛の急性ワラビ中毒と同様の症状を起こすことで確認された。)
したがって、春の牧場ではワラビの除草剤が散布されている。
その薬害もかなり強いモノだ。
牧場でのワラビの除草は、牛の発ガンは防止できるが牧草には危険だ。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2006年5月 2日
住宅付属地
源流から遠ざかるにつれて、絶え間なく汚染されるにも関わらず、
自然農は源流域では浸透していない。
りんごやダイコンのような高濃度の農薬作物が主流である。
農薬汚染は源流からすでに深刻である。
なぜ農薬が生産され、使用されるかについて
考えたり実際に生産者に聞き取り調査などをしてきたが、
最近農薬は化学からではなく、
減収に対する強迫が作りだ出すことに気づいた。
自然農による農作物が一般的に高価なのは、
少量生産という市場経済ではなく、
生産者が巧みに減収に対する強迫を消費者にまで伝えたからである。
(実際は自然農の生産性は低下しない。
むしろ農薬や手間などの省力化によって生産性は向上する傾向にあるが、
一部の似非自然農業者は依然として意図的に
手間をかけた高級食材としての商品開発に熱中するだろう)。
一方、自給自足が都市近郊の「住宅付属地」に採用され発展するためには、
経営状況の悪化により現金収入がたたれようとも、
菜園で「とりあえずは安全に食べていくことができる」という強い不安と恐怖を必要とする。
自然農はこうした人間の不安と恐怖の克服から始まる。
その不安と恐怖の99%は
「自然農はこの楽園を一切損ね壊すことのない栽培農だ。
耕さず、肥料農薬を用いず、草や虫を敵としないところに
われわれの生命体は約束されている。」
という直観を深く疑っているのが原因である。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2006年3月20日
過疎vs過密
脳の機能が意識をつくるという心理学の最近の発見によって、
「興奮するからアドレナリンが増加するのではなく、
アドレナリンが増加するから興奮する」ということが証明された。
ならば、「過疎だから寂しいのではなく、
寂しいからより過疎」になったのである。
過疎は行政機能や生活の利便性の低下からますます過疎になるのではなく、
もともと寂しい村の人間関係が子供たちを都市に向かわせたのである。
では都市はなぜ過密なのか。
寂しいからより寄り添うようになったのである。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2006年3月 9日
フキノトウ
冬眠から目覚めた熊は最初にフキノトウを食べる。
フキノトウは春のことしか考えられないデザインをしている。
寒さに耐えるように、ツボミを何重にも苞が取り巻いている。
だから一斉に生えるのだ。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2006年3月 6日
帰農 VS 帰工
退職後は、帰農によって、自分の食べ物や身の回りのものを自分で作れる生活を人間の原点にできると考えるならば、
帰工によっても、自分の家や自動車、そしてパソコンを自分で作れる生活を人間の原点にできるはずだ。
農業はもっとも長い歴史をもつテクノロジーである。 Y.K
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2005年9月27日
偏光
「記号−意味」化されすぎたエコロジーは、「広告」と「戦争」に通底している。
映画から俳優が消えたように、戦争ニュースから死体が消える。(これは、死体から石鹸を製造するより残酷な編集行為である。フォトショップは映画産業よりは軍事技術の副産物である。)
e・食・住.org
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2005年9月26日
「未知」と「宇宙」
自然科学において、情報は意味を考慮に入れない符号として扱われる。例えば、存在しない物は数えられないという概念を打ち破ったのが、ゼロの発見である。
「宇宙(Universe)」には、この既知なる符号のすべてが含まれる。
一方、東洋のメタフィジクスにおいては、意味を考慮に入れない符号さえも存在しない領域は「無(Nothing)」として扱われてきた。「未知(Unknown)」とはこの「無」を含むすべてである(一方、コミュニケーション世界における「未知」とは、「記号−意味」化された情報の不在だけを扱っているのである)。
21世紀のもっとも新しい「自然(Nature)」の定義では、この「未知」と「宇宙」を含む。この「自然」という概念の劇的な変容は、ことごとく科学的原理の発見=既知なる符号間の新たな相互関係によってもたらされたものである。
e・食・住.org
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2005年9月22日
未知と既知のテスト
ホワイトボックステストとは、システム内部の構造を理解した上でそれら一つ一つが意図した通りに動作しているかを確認するプログラムのテスト方法とされている。
このテスト法の定義に従えば、地球温暖化は、
世界権力構造による化石埋蔵資源の数世紀間の燃焼実験による
完全なブラックボックステストである。
一方、エコロジー運動の人々が熱心に推奨する方法はホワイトボックステストではない。
e・食・住.org
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2005年9月21日
非対称性
しかし、植林によって自然林を再生させて
二酸化炭素を減少させ酸素を増加させても、
地球温暖化は防止できないのは非対称的である。
つまり、非鏡像的だ。むしろ隠れた相補性が多すぎる。
ブラックボックスとホワイトボックスの入れ子なのだ。
e・食・住.org
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2005年9月 6日
巨大なラジエーター
巨大台風、ハリケーン、竜巻は、巨大な掃除機や扇風機として捉えるべきではないだろう。
海面の上昇温度を上層圏まで吸い上げて冷却する熱力学的な装置である。
一種のラジエーターのような働きがある。
いわば、大森林が自然火災によって自らを消失させ、
森の極相林の平衡状態を破壊するシステムをも自己制御する仕組みに似ているだろう。
http://weather.asahi.com/gms/index.html
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/
e・食・住.org
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2005年9月 5日
ケミカル・アブストラクト
「ケミカル・アブストラクト」に登録された物質はインターネットで閲覧可能だ。
今のところ、他の天体に求めることなく、92種の元素の組み合わせで十分である。ただし一日100トンもの地球に落下する隕石に含まれる元素を含む。
※注「ケミカル・アブストラクト」(ChemicalAbstracts)とは、「化学の各分野をカバーし、関連分野の文献も検索できる、現在、世界最大・最高の化学の報知的抄録誌」
e・食・住.org
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2005年8月25日
2つのドア
入口と出口である。
都会のマンションには、入口しかないが、
中山間地ではもう一つの出口がある。
それらは背戸(せど)と言われる。
背戸は、70年代の造語である里山と同義である。
ナロードバンドしかない360万世帯には
この背戸から、広大な裏庭が続く。
この裏庭は、落ち葉と雨水以外に何も生産しない場所だが、
他のどの裏庭にも続いている、
バイオスフィアのブロードバンドである。
e・食・住.org
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2005年8月22日
環境デザイン(2)
e・食・住.org
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2005年8月22日
環境デザイン(1)
日々消費する(正確には化学的な酸化作用)酸素量は問題にされない。
気体酸素は有限な資源だ。他の天体では製造されていない。
植物がない場所には、酸素もないという大気圏の生成の歴史は
バイオスフィアにいる限り、認識しにくい。
e・食・住.org
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2005年8月13日
緑のエコロジー
e・食・住.org
- Comments: 0
- TrackBack (Close): 0
- 2005年8月 9日
エコロジーと非電化
霧の帯電して浮遊する現象は、重要なバイオスフィアの電気的な作用である。(個人的には有機的である。霧と雷が発生する蕎麦畑から、秋には蕎麦のなかでも極上の恵みとなる。蕎麦の実は4面体である。)これらの現象の源は太陽である。太陽がエネルギーを放射し続けているかぎり、山脈の気象には決まったパターンがある。このパターンから、衛星情報よりも局所的情報はより正確に予測できる。バイオスフィアは、「非電化」とは言い難いほど、大規模に電化された、しかし送電線、または端末機や電源コードのない有機体である。バイオスフィアは、電磁気学的相互作用の集積である。この非工業製品に関する太陽系システムによる保証期限中に限り、すべての部品の交換サービスは無償で受けられる。かけがえのないエコロジーではなく、無限にかけかえられているエコロジーこそが再生的宇宙の惑星地球バージョンである。
e・食・住.org
- Comments: 1
- TrackBack (Close): 0
- 2005年8月 8日
シームレスな流体
ロシアや中国大陸から移動してくる雲は、ロシアや中国大陸の森林が、そしてバイオスフィアの「一つの陸と一つの大洋」がつくり出していシームレスな絶えることのない流体である。
http://weather.asahi.com/gms/asia.html
e・食・住.org
- Comments: 1
- TrackBack (Close): 0
Home > 裏庭(背戸) Archive