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シナジェティクス(バックミンスター・フラー) Archive

  • 2010年3月 9日

知識

検索だけよりも
本を読むよりも
最初に会いに行く人が
もっとも知りたがっている人である。

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  • 2010年3月 8日

教えること

最高の授業には最高の教師と最高の生徒が必要だ
という前提から入学制度が維持されている。
彼らは入学試験の難易度を誇りにしている。

最高の教育は、子どもが子どもを教えるプロセスにある。
教師も教科書もそれほど重要ではない。
宇宙についてほとんど知らないと言う前提が
そのプロセスを生成する。

宇宙の統合性について知りたいという要求が
しばしばこどもに新しい言語を生成させる。

その場面に教師が立ち会うことはほとんど稀だ。
この自己教育の経験が彼らの子ども時代にすでに
欠乏しているからである。

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  • 2010年3月 7日

シナジェティクス・モデル

シナジェティクスモデルで再現できることは
人生でも起こるとは限らないが、
宇宙では起こっていることを理解したら、
こうして350万年間も
権力機構の身勝手な既製品の幻想に浸りながら
くすぶってはいられないだろう。

問題はそれをいつどのようにして理解するかだ。
少なくとも土地不動産を占有した学校ではないだろう。

シナジェティクスモデルの再現には
高価な実験設備は不要だ。
シナジェティクスの実験は自宅で十分だ。

シナジェティクスを学ぶ個人は対話のために裏庭に集まるだろう。
リモートデスクトップは最初の黒板のない裏庭だ。
この裏庭で原寸大のテンセグリティシェルターでさえ、
アセンブルできる。


参照
シナジェティクス研究所
シナジェティクス入門講座生募集2010年(第4期生)のお知らせ

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  • 2010年3月 3日

地球有限会社

地球有限会社は創立43億年である。
人類の株式会社という人工物の平均寿命は25年以下である。

すべての人類は生産過程に従事しなければならないとしても、
なぜ人々はその短命な人工物に競って
正規雇用されたがっているのだろうか。

その人たちが考える会社規模の危機意識では
地球有限会社には就職できないだろう。

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  • 2010年3月 2日

理解

原理は一見原理らしくない。
原理をより原理らしく理解するためには、
どうしてもそれに神の常識を混ぜる必要がある。

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  • 2010年2月22日

トポロジー

体中に湿疹ができた場合は、
腸の表面にも湿疹ができている可能性がある。
発生学的に腸は人体の表面である。

腸の表面積は、人体の表面では最大になっている。
腸は内臓ではない。
自分の顔色は腸の腸色である。

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  • 2010年2月21日

有限宇宙

遺伝子を組み換えなくても
すべての生命を構成する分子は
定期的に<掛け替え>られている。

交換可能な分子とエネルギーが有限だからだ。

交換を拒んで所有することは、
静止的な無限の宇宙観を生む。

例えば、<掛け替えのない地球>を信じて
環境問題を考えたい人たち。

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  • 2010年2月19日

応用

構造の劇的な軽量化と剛性化は、
工学デザインの段階にはなく
シナジー原理の応用にある。

しかし、シナジー原理の応用は訓練からは生まれない。
自然は訓練はしない。
自然は予測できないような飛躍によって
創造しているのである。
 
応用は発見から生まれる。

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  • 2010年2月18日

包括的インデックス

朝に思考し、昼にはモデリングし、
夕方には計算化か、図面化し、
晩には会議か、講義をする。
そして、
ある朝とても重要なインデックスを思い出す。

夢をみなくても、
情報は寝ているときに整理されている。

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  • 2010年2月 2日

目的論

自然は自然を模倣も表現もする必要がない。

シナジェティクスの使命は、
自然を表現することではない。
自然を発見することだ。

科学者ではない
国家に雇用された科学史の編集者たちは
人類の目的について沈黙してきた。

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  • 2010年1月20日

クロノファイル

本を読まないより知的なことは
本を書くことである。
もっと知的なことは
思考を記録することである。

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  • 2010年1月16日

一粒万倍

ミトコンドリアとの共生による
光と水と空気を使ったmore with lessは
ついに太陽系における一粒万倍方式を発明した。

人類は稲の遺伝子を操作できるが、
稲のシナジーの生産性(productivity)を
まだ複製できていない。

なぜか?
生物学が知的生産性(productivity)という概念で
植物を見ていないからだろう。

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  • 2010年1月11日

もう一つの電磁誘導

知的労働は頭だけでは達成できない。

手が思考の正確な機械であり、
腸が頭脳の効率に影響するように。

さらに、
高度な知的作用は、
磁界が変化すれば非接触でもコイルに電流が流れるように、
マインドに誘導される。

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  • 2010年1月 3日

非論理的思考

圧縮材は、長くなるとたわんで挫屈する傾向がある。
張力材は、長くなっても張力の限界は変わらない。

この事実を統合するとテンセグリティになる。
圧縮材をたわまない長さに分割し、
張力材を閉じたネットワークで使用すれば、
テンセグリティ球の直径は無限化する。

この非論理的飛躍を発見するまで、
構造とは何かは定義できなかった。

シナジェティクスは
構造とパターンに関する科学である。

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  • 2010年1月 1日

銀河新年

すべての銀河に新年はやってくる。
同時ではない新年がすべの銀河にやってくる。

宇宙では毎日どこかが新年だ。

  • 2009年12月30日

知的産業社会

金を稼ごうと思ったら、
金を使わなければならない。

知識を得ようと思ったら、
知識を使わなければならない。

知恵を得ようと思ったら、
経験を経なければならない。

つまり、
富は不可逆的だ。

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  • 2009年12月29日

more with less

より多くを生産するための方法は
仕事をより長く安く働かせることである。

ITは仕事をより短く高く働くようには機能しなかった。
仕事はまだ19世紀的にしか見られていない。

効果的により少なく働く自由こそ、テクノロジーの源泉だ。

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  • 2009年12月25日

運命

運命は天体の運行に支配されていると考えられたが、
現在では運勢は経済に支配されていると考えている。

科学者は星々やお金よりも
遺伝子がより現実的に有機体の生命を支配していると考えている。

しかし、人々の運命を
もっとも強く支配しているのは
言語である。

言語は自らを解放できない運命
を嘆いている。

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  • 2009年12月22日

生成文法

Think globally, act Locally.
は、そもそも命令形でつまらない。

命令形を容認しない場合の
上記のエコロジー主義者の傲慢さに対する書き換えには
構造の発明が必要だ。

Nothing can change locally without changing everything else.

二重否定は最終的に目的としている容認された文法にたどり着く。
自己のテクノロジーは命令形には無関心だ。
そして、エコロジーシステムに
目的語を伴わない命令形は存在しない。

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  • 2009年12月12日

秘訣

あらゆるケースに適用可能な人生の秘訣はないだろう。
しかし、自然の原理はあらゆるケースに適用できる。

自然は秘訣を必要としない。

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  • 2009年12月10日

ゼロの発見

久々にカレーとインドビールを注文した。

会計時に厨房から出てきたコックさんが
慣れない手つきで食事代の総計2880円を計算した後、
私が受け取ったおつりが同じ2880円だったので、
私は即座に「逆だよ」といった。

慌てた彼はすぐにレジのそばの電卓を手にした。
私はもっと驚いた。
その総計をゼロから引き算する意外な操作を見たからだ。
マイナス7120円。
その数字をおつりとして私に支払った。

インド人は純粋なゼロの概念の教育を受けている。
無はカレーのようにスパイシーだ。

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  • 2009年11月30日

独創性

「みんなと同じ事はしたくない」場合でさえ、
92種類の元素(モジュール)があれば十分だ。
人工的に作り出された超ウラン(原子番号93以降の元素)は、
すべて短命すぎる。

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  • 2009年11月27日

再生経路

Think global,Act local 
とは二酸化炭素排出権を認知させるために
還元主義者が考案した最後の政治的プロパガンダであったのだが、
人間の酸素吸入権と
そして植物の酸素排出権と炭素吸入権もでっち上げないと
経済モデルは対称的ではない。

排出と吸入はシステムの再生経路だ。

天然資源と元素は、すべての人間のためだけではなく
全生命との対称性を備えている。

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  • 2009年11月22日

張(tension)力

圧縮に対する反対称的な概念は、
張力ではなく引張りである。
物体のある平面において、
引っ張り合う応力が張力である。

張力の反対称的な概念は、
圧縮力である。

この引張りと引張り力と張力は、
未だ不統一だ。

堅くて重い物体が先に統一されてきた。

断面積ゼロの張力材(=万有引力)によって
互いに動的均衡を保っている太陽系という構造システムから、
われわれの惑星は圧縮力を受けている。

この見えない引力と重力を剪断するハサミは存在しない。
90°の回転によるプリセッション以外で。

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  • 2009年11月21日

電子マネー

シナジーとは、
金融資本主義によって乗っ取られた<相乗効果>ではない。

予測不可能な more with lessを
操作主義的に、
しかし、
非論理的に再現可能な
もっともプリミティブな物理現象だ。

たとえば、
目に見えない水素と酸素という気体を化学反応させ
目に見える<水>という液体に変換できる。
予測不可能なこの変換に対して、
これらの3つの異なった物質の相互の質量比は、
つねに整数になるという法則性を備えている。

これは明らかにM&A(合併と買収)によって
生まれた<相乗効果>ではないだろう。
<水>は、支配するために株式を買い取った結果の配当金ではない。

自然界に合併と買収は存在しない。
原子やイオンあるいは化合物間において、
電子の授受があるだけである。

これが自然界が発行する有限な<電子マネー>である。
利子はなくともmore with lessで十分だ。

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  • 2009年11月13日

テクノロジー

科学は兵器を生み出すが、
科学はテクノロジーを生み出していない。

テクノロジーはつねに発見されている。
バイオスフィアにとってのバンアレン帯のように。

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  • 2009年11月 6日

常温・常圧

蜘蛛の糸と同じ直径からなる繊維を、
鉄と炭素からそれぞれ構成した場合、
もっとも引張力の小さな繊維は、
蜘蛛が紡ぎ出す繊維ではなく鉄の繊維である。
炭素繊維は鉄の10倍である。
蜘蛛が自発的に撚った繊維は鉄の5倍となる。

この引張強度のもっとも高い炭素繊維(カーボンファイバー)を
機体の大部分に利用する軽量の旅客機に使用するには、
炭素を繊維状に成形してから炭素の含有量を高くするために、
特別な装置で300℃の高温・高圧状態にしなければならない。

常温・常圧でハイテク繊維工場を内部化(=内蔵化)した蜘蛛は、
引張力の再現において、もっとも省エネであり、
しかも二酸化炭素の排出量は、最小限であるばかりか、
化石燃料にいっさい依存していない。

蜘蛛から見れば、
常温・常圧でさえバイオスフィアが
準備してくれた偉大な空気膜のテクノロジーである。

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  • 2009年11月 5日

シナジェティクス・モジュール理論

小さいなことの積み重ねで予想外のことが起きるのは、
世界が有限な最小限のモジュールで形成可能だからだ。

小さなこととは、例えば、原子核を構成する核子である。
ただし、積み重ねる方法は物質ではない。

すべての核子はこれまで、球状粒子というアナロジーに支えられてきたが、
エネルギーに形態は存在しないという科学的な刷り込みによって、
だれもその形態を見た人はいなかったのである。

シナジェティクス・モジュールは、
バックミンスター・フラーの量子モジュールの発見から
現存するメタフィジックスを樹立してきた。
もはや科学的アナロジーを超えたのである。
類似に基づいて適用する認知過程はリアリティにとっては二次的である。


☆参照文献
「成長する正20面体」梶川泰司 1990 
日経サイエンス(サイエンティフィックアメリカン日本版)
『コズモグラフィー(シナジェティクス原論)』
(バックミンスター・フラー著 白揚社 2007)

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  • 2009年11月 1日

失業率

専門分化には、
仕事と職業を区別するから失業がある。

しかし、仕事はつねに豊富に存在する。
水素原子の失業率はゼロである。

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  • 2009年10月29日

短命化(エフェメラリゼーション)

平均寿命が延びて人口が加速度的に増加しても、
約3万日間に出会える人間は
3万人にはならないだろう。

たとえ、図書館の隣に住んだとしても、
3万冊の読書は不可能だ。

一生を健康的に長寿で生き抜くことができたなら、
賢者といわれるだろう。

包括的な芸術家のように、
理論と実践が統合されなければ、
とうてい達成できることではないだろう。

しかし、もっとも短命なのは、
芸術家・科学者(アーティスト・サイエンティスト)と革命家である。
彼らの選択的な短命化なくして
人類の長寿化は実現できなかっただろう。

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  • 2009年10月28日

自発的

「この仕事は絶対に負けない」という得意分野には、
特有な幻想が潜んでいる。
だれでも一度は「一を識って十を知る」ことに接近するために、
もっとも効果的な専門分化に憧れる。

しかし、自発的な方法の絶えざる探査で、
専門分化されることは不可能である。

「一を識って十を知る」専門分化のプロセスに
無関心になる経験と発見を積めば、
真の包括主義者の「一を識って十を観る」ことに
接近できるかもしれない。

つまり、知的環境の整備さえも
自発的にデザインできたなら、
それはもっとも包括的な方法のひとつだ。

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  • 2009年10月18日

ベルヌーイの定理

自然は扇風機のように

羽を使わないでも風を興せる。

風が吹くのは、
海水があって、

陸には植物が水分を保存しているからだ。

そして、太陽系を地球が公転しているからだ。


さらに台風やハリケーンは、

地球の自転(コリオリ力)を利用して回転し始める。

強い風は軸回転力から生まれる。

ダイソンの羽根のない扇風機(Air Multiplier)には、

風を興す内部に回転するある種のローターが内蔵され

リングのスリットから吹き出すことで、

リング状の表面に気圧差を生じさせている。

流速が上がれば圧力が下がるベルヌーイの定理にしたがって。

この気圧差が粘性の高い気体の流速にシナジー効果を与えている。

しかも、異なった空気の流れには
温度差(冷却)が生じているはずだ。

離陸直後のジェット機の主翼のように・・・

羽根のない扇風機は、矛盾した言葉である。
扇という言葉自体に羽が内蔵されているから。
扇風機は、純粋な <風の加速器>になったのである。
より少ない風でより多くの風を興せる
台風やハリケーンのメカニズムに接近したのである。


風はつねに軸回転によるプリセッションから生まれ、
ついに大気圏がバイオスフィアを制御するように、
空気は空気自体を制御できる。

お金のないアメリカは、

膨大なドルを印刷して世界中に
経済格差を生じさせても

世界を回転させ続けることはできなかった。

民主主義で偽装された経済原理には、

支点の消失によるレバレッジという圧縮材の機能の不全から
一挙に拡がる破綻の原理しか機能しないだろう。

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  • 2009年10月17日

変速ギアボックス

私が高校生の時、
変速ギア付きのドロップハンドルの自転車はまだ高価だった。
さらに、追加のパーツから15段変速の自転車に改造した時、
羨ましがる友人たちからF1と命名された。

しかし、ギアの合金の強度が不十分だったので、
変速時にチェーンからかかる衝撃によって
ギアの歯が変形し折れることがたびたびあった。

後輪のむき出しの歯を見れば、
使用する各ギアの頻度がすぐにわかる。
もっとも使用するギアは最小半径のトップギアであった。

思い描く速度に対応する十分な脚力があれば、
加速するには、3速で十分であった。
だれもが、15段変速のギアの大半は使っていない。

時速300キロで安全に走行可能なF1のギアは、僅か7速である。
ギア比からエンジンの回転数と出力(特にトルク)が想像できる。
(ちなみに、速度よりもトルクがより重要な大型トラクターでは
前進32速である。)

F1のセミオートマチック連続ギアボックスだけのコストは、
2000万円程度である。
高温にも耐えられるカーボンファイバー製のクラッチは200万円程度らしい。

より早く走行するための変速器の性能は
つねにより優れた合金にこそ期待できる。

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  • 2009年10月15日

動的平衡

有機体生命以外で、
もっとも単純な動的平衡状態を観察したければ、
テンセグリティモデルが一つあれば十分だ。

しかし、
圧縮力と張力という互いに非鏡像的で反対称的な流れは、
テンセグリティモデルの振動以上に観測することができない。

互いに非連続な圧縮材と連続した張力材と物理的な動的平衡は
シナジーの概念によってのみ説明できるだろう。

テンセグリティ構造の概念のアナロジーは、
テンセグリティの発見以前には存在しなかった。

実際、1911年ラザフォードは原子核を発見したが、
テンセグリティ構造の発見者ではなかった。
トムソンによる電子の発見(1897)から陽子・中性子の発見まで
原子核構造の概念形成に14年間の懐胎期間があるように、
原子核を発見から球状テンセグリティ構造の発見まで、
38年間の懐胎期間が存在する。

さらに、細胞がテンセグリティ構造であると認識されるまでには
球状テンセグリティ構造の発見から約半世紀を必要としている。

原子核構造と同じように、
球状テンセグリティ構造と細胞テンセグリティ構造は
電子顕微鏡という人間の視覚の拡張装置ではなく
概念によって、視覚化されてきたのである。

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  • 2009年10月14日

シナジェティクス・クッキング

すべてのクッキングは複雑な生化学反応を伴ったある種の操作主義だ。
シナジェティクス・クッキングは習得可能だ。

しかし、発見されたシナジェティクス・モデルは、
つねに美的な存在であるが、
美術館向きではないばかりか、
発見者の知的または美的センスにも依存しないだろう。

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  • 2009年10月13日

5つの嘘

最初の嘘は言葉からである。
2番目の嘘は習慣である。
3番目の嘘は政治である
4番目の嘘は宗教である。
5番目の嘘は、それらを支える概念である。

概念から形成できるもっともらしい真実は、
もっぱら学会という共同組合のメンバーである
科学者たちによって維持されている。

たとえば「宇宙からの帰還」という概念によって
見事に地球を宇宙から除外できる。

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  • 2009年10月 9日

教育

学んだことが一切有用でなくなる時、
自分の無知を発見し、
さらなる孤立感のなかで
思考できる方法が残っていれば、
それこそが最初の言語だ。

知恵を他人に求めるよりも
幸福な言語だ。

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  • 2009年10月 8日

コミュニティの利益

「国が負う多額の債務と、民間の多額の負債によって生じる利息は、
われわれ国民の懐から銀行と保険会社に引き渡されてきた。       
同時に、さらなる富は銀行家、不動産仲介業者、
そして手工業的建設業界への利益誘導のために、
政府が緻密に立案した<貨幣製造機>である助成金という名目で
蓄積されてきた。
その助成金は、個人とコミュニティの利益のために
蓄えられたものではなかった。 」1972 RBF


これは、『宇宙船地球号操縦マニュアル」を出版した10年後の
バックミンスタフラーの言葉である。

つねに単独者の想像力によって、
物質のマクロとミクロの構造を
見抜いてきた独自の経験から、
国家の擬似的な<経済構造>をもリアルに分析した
最初の包括的な思想家ではないだろうか。

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  • 2009年10月 6日

喧嘩ゴマ

偏西風は北半球で発生する左方向に軸回転する渦である。
台風は南太平洋上で発生する軸が移動する左回転の渦である。

この2つの異なった喧嘩ごまは、
気候が安定しているときは
たいてい2つの渦は日本列島上で衝突するが、
衝突によってこの回転速度が減速する過程で、
外部電源のいらない巨大掃除機は中心付近の湿気を吸引しながら
大量の雨を再び左回転方向に降らせる。

台風は可能な限り持続的で動的なメカニズムを自己形成するための
エネルギーを恒星と地球の自転運動から獲得していると同時に、
過剰なエネルギーを90°のプリセッション(=コリオリ力、転向力)で
地球表面に拡散する効果的な冷却方法とみなせるかもしれない。

しかし、冷却にはこれまで以上の喧嘩ゴマが必要だ。

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  • 2009年10月 4日

シナジェティクス

自分のことを最後に考えることは勇気がいる。
自分以外のすべてのことを考えるには経験がいる。

さらに、自分を含むすべてのことを考えるには
メタフィジックスを発見しなければならない。

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  • 2009年9月30日

静止的思考

飛行機などの移動体のなかで思考するときの
質と密度は、静止状態とはかなり異なっている。

テンセグリティ構造は現状維持する場合でさえ、つねに振動する。
分散機能に費やされるエネルギーが構造を強化しているのである。

テンセグリティ構造が静止するときは、構造の死を意味する。

われわれは、静止して思考する習慣がある。
机上とか教室などの空間では、すでにすべてが脆弱になっている。

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  • 2009年9月27日

素人

どんな科学者も最初は経験のない素人だった。
それを自覚しなくても専門家になれるが、
それでも本当の素人(layman)は両者を区別できる。

知識ではなく、もっとも原始的な思考方法に属するから。

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  • 2009年9月23日

スパーク

夜間電力が安いのは、
発電した電気エネルギーを経済的に貯蔵する技術がないからであるが、
バイオスフィアは蓄積した電荷を、
電極間に存在する気体の本来は電気を通さない絶縁性を
休みなく破壊してスパークさせる。
破壊に成功すると
放電に伴う光の色は、気体の種類や組成によって異なるが、
雷やオーロラのように放電中の気体には
発光現象が生まれる。

放電は、距離を隔てたエネルギー間の相互作用である。
固体、液体、気体に続く、物質の第4の状態である
プラズマ状態では導体となる。
宇宙空間のほとんどは完全に電離したプラズマ状態だ。

電磁気学的に貯蓄できない人生のチャンスに遭遇した時は、
個人が社会的、経済的、そして心理的な絶縁性を破壊できる時でもある。

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  • 2009年9月18日

より経済的

かつてのバブル時には、
すぐに金儲けできるアイデアが横行した。
いまのような深刻な不況時には、
より実用的で経済的なアイデアが尊重される。

どの段階もすぐに役に立たなくなる人間が、
つねに入れ替わっている。

化学元素とそれらの相互作用も、
もっとも実用的で経済的で形成されている。

しかし、もっとも理想的なアイデアで形成されている。
92種あれば、人間が望むものはなんでもできる。

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  • 2009年9月14日

断知

信じるために、より知ろうとすることは
信頼する行為ではない。

空腹を満たすために食べるのではなく
絶食によって、空腹感を消去できるのだから。

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  • 2009年9月 7日

紙幣

有り余るほど所有すれば、
その分だけ誰かの借金が増えていることを意味する。

植物には理解不能な富である。

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  • 2009年9月 3日

方法

人間は小さい存在だ。
だから、より小さい存在を探求してきた。
この1世紀間で原子を構成する素粒子の存在まで確認した。
それは、より大きくなる方法よりも、
すばらしい方法だった。

いまや太陽の有限性をも説明できる。

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  • 2009年9月 1日

情報化と経験化を越えて

情報化社会では、
経験したことだけで考えるのは危険だと教育される。
だから情報を共有(=情報化)してから考えようとする。
しかし、信じやすく騙されやすいこの方法こそがただの情報に過ぎない。

経験に基づいて思考する経験化社会では、
経験はほとんど共有できない。
経験は星の数ほどあり、
想像力を越えて経験相互の関係数は増大するばかりだから。

産業は、専門分化された経験のみを共有する経験化社会に属する。
科学は、経験を一般化する原理化社会に属する。

たとえば、浮力原理の発見よりも前に船はデザインされ、
準結晶は合成された後に
5角形を含む空間充填システムをもつ準結晶理論が形成され、
第3の炭素結合が超伝導・半導体の機能を形成する
原理の発見以前に、フラーレンが合成された。

つまり、科学は異なった人間の経験から
経験を越えたメタフィジクスにはじめて到達する。
この経路によって、経験相互の関係数は劇的に減少する。

原理以上に包括的に理解され共有できる最小限の情報はない。
原理は人間が情報化する前に、
非人格的にすでに宇宙で共有化されているのである。

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  • 2009年8月28日

専門分化

過去はぎこちなく改ざんされ、
現在は抜け目なく編集される。
未来は、より空想的にデザインされる。

いつになったら、現実的に思考できるのか。
作詞や作曲まで分業して。


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  • 2009年8月27日

自然の法則(natural law)

英語圏では、自然の法則(natural law )は、
自然界の法則および人間社会の法則を含む概念である。
「自然破壊」という場合も人間社会の法則を包含した「自然」を前提にしている。

つまり、法律家資本主義(Law Capitalism)も、
「自然の法則」という上位概念に基づいたイデオロギーである。
法律家(Lawyer)もまたその概念に基づいた主要な専門分化である。

これほどアジア的自然観と異なった自然(nature)の概念のもとで、
政治・経済が進行しているとはほとんどの人は想像していないに違いない。

自然界の法則を発見するのは、人間の生得的な能力の一つである。
しかし、明らかに原理(principle)の形成に人間は関与できない存在である。
自然法則(natural law)を形成する権限は、人間にはない。
そして、驚くことにこの概念を表す言葉は、英語圏には存在しない。

「自然」から膨大な富を少数が独占するためには法律が必要だ。
社会の法律と自然の法則を、つねに同じ法律(=law)という言葉で
互換性をもたせ、富の強奪のための権力を維持するもっとも効果的な方法は、
概念の牢獄化を維持し続けることである。
(政権交代などでは、この概念は破壊できないほど根深い)

言語の違いや文化の違いのまえに、
この単純な話が包括的な誠実さ(integrity)で理解できるように
われわれはデザインされているにちがいない。
自然の法則に基づいて。

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  • 2009年8月23日

地主と海主、そして空主

より広大な正方形の土地の4隅は
90度よりも大きい。
その境界線が直線なら、境界線は地中に存在する。

ところが地主はそれほど広大な土地を所有できなかったので
この矛盾から不利益は生じなかった。

しかし、海主はこの問題に対処している。

賢明な海主は、2点間距離ではなく、
地球の中心角で海域を所有するだろう。

海主とは、第2次世界大戦までの海軍である。
正確な測量技術を伴なったナビゲーションシステムがなければ、
敵の現在位置は特定できない。

現在の衛星からの測量もまた、地球の中心を原点とする
中心角がもっとも信頼できる。

空主は、海域と空域、そして地表域を閉じた表面として
階層的に統合している。
半径が異なるすべての同心の球状階層は中心角だけで管理できる。

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  • 2009年8月19日

馬力から太陽力へ

ヒトの脳の平均消費は最大40W程度である。
人体の消費エネルギー量は100W。
1馬力 = 735.5Wである。
馬は人間の体重の7倍程度だからである。

しかし、最新エコカーであるハイブリッドカーや電気自動車は、
まだ燃費で換算されている。
つまり、ガソリンリッターあたりの発電量で換算されている。
ガソリン1リッターのエネルギーは9.8kWであるが、
発電用のタービンのエネルギー変換率を30%程度で計算した場合である。
(宇宙飛行士が使う燃料電池ではじめて80%の効率になる。)

最新の電気自動車で1キロメートル走行するには125W必要である。
人体の消費エネルギー量と同程度である。

燃費の概念は電費に移行する。
電気自動車の電費は、
最新の太陽パネルの単位パネル(最大210W程度)あたりの発電量を
単位とすべきである。

つまり、馬力ではなく太陽力である。

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  • 2009年8月17日

情報の共有

本や食べ物や音楽、そして天気予報など
だだ知るだけの方法、
ただ食べるだけの場所、
ただ感じるだけの時間は、
ありふれている。

学校やレストラン、そして映画館や美術館は
思考にとっては危険な場所だ。

いつでもどこでも思考できるなら、
情報を共有してはいけない。

異なった経験をつなぐ関係は、
経験の数の自乗で増加するばかりか、
それゆえに、他者と共有できないから。

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  • 2009年8月16日

情報植民地

情報には重さがない。
実際に、いっぱいになったハードディスクは、
イニシャライズした状態と重さに変化はない。
情報はモノではない。

支配者にとって、他者の頭蓋の中に存在する抽象的で重さのない思考を
感じることができないことは脅威であった。
しかし、最近ロボットの研究によって、
脳の電気的状態から喜怒哀楽を認識する装置が開発されている。

つまり、大気圏外から人類すべての感情をほぼリアルタイムで
ファイリングされる段階になるだろう。

Googleの検索項目の統計以上に、
究極の軍事的なモリタリングの開発は進んでいる。

大国が軍事的かつ経済的に支配してきた手段そのものが
時代遅れになろうとしている。

モノを消費させるシステムは、
情報を消費させて支配するシステムを生み、
ついに同じコトを主体的に思考させるシステムを発明してきた。

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  • 2009年8月12日

流体地理学2

不動産には、土地資本主義によって安定した固体的価値が注入される。
そして、地球は、周期的に反撃する。
地震という動産でその幻想性を。

陸、海、空ともにバイオスフィアは、流体から構成されている。
大陸プレートも本質的な流体である。

日本列島は、複数のビッグウェイブが交差する絶好のサーフポイントだ。
しかし、1本の波には基本的には1人しか乗ってはいけない。

「太平洋プレート」「フィリピン海プレート」
「ユーラシアプレート」「北米プレート」の4枚のプレート上で
もっとも危険な波乗りをして連中が、
東海サーファーたちだ。

彼らをビーチで観戦する場所も危険だ。2

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  • 2009年8月 2日

ガイア・テンセグリティ

テンセグリティは、棒とひもだけから成り立っているだろうか。
だれが張力を与えたのかという意志は、物質でない。

温暖化も寒冷化もそれぞれのデータからは正しくみえる。
事実にこだわる科学者を信じてはいけない。
二酸化炭素をお金と交換するシステムに、意志を託してはいけない。

真実は事実を統合したものではないから。

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  • 2009年7月31日

自転

政治革命(social revolution)は、
たいてい古い考えをひっくり返そうとする意図を持っている。

ひっくり返すとは、半回転(180度)でしなかない。
政治革命は、真に回転し続ける自転運動には、保守的である。

なぜなら、指導者を必要としないからだ。

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  • 2009年7月29日

ボルボ・デザイン

ボルボという車名がある。
Volvoは軸回転を表している。車輪という機械革命の象徴としての自動車。
自動車に乗る人間は、はるかに長い距離を移動できる。

革命(revolve)とは、回転し続けることである。
そのためには、もっとも摩擦が少ない軸回転を選択すべきである。

電子や原子のように、
潤滑油を必要としない非接触のスピン状態が存在する。

自然は最良のボルボをデザインしている。

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  • 2009年7月25日

安全係数

技術的に無知であればあるほど、構造に適用する安全係数は大きくなる。

建築産業では、最大6対1という安全係数を使うのに対して、
航空機では、安全性と軽量化が矛盾しないことが理解されているので、
2対1よりも小さな安全係数しか使わない。

安全係数が大きくなればなるほど、
冗長度が大きくなる一方で、
荷重を分散する自由度はより小さくなる。

われわれは、この自由度のより低い住居を
より金利のかかる不動産として所有するほうが
経済的だと思い込まされている。
(最新のエコ住宅もこの安全係数でデザインされている。)

地上のシステムとエコロジーは、1世紀以上も遅れている。

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  • 2009年7月23日

ダイヤモンド・リング

日食のダイヤモンド・リングは、
月が大きすぎても、近すぎても形成されない。
あるいは、
太陽が小さすぎても、遠すぎても形成されない。

月までの距離は、地球の半径の約60倍である。
太陽までの距離は、地球の半径の約24000倍である。
黒い太陽には、地球から月までの距離の約400倍が必要だ。

軌道周期と比例の調節の希有なデザインを
日食グラスで確認しなくても、
森の近くの鳥たちや動物園の獣たちでさえ、
いちように畏れていた。

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  • 2009年7月22日

幻想システム

国家は、非物質的な幻想である。
金融システムも幻想である。

しかし、金融破綻しても不動産や生産設備など
現実に存在するものはなくならない。

多くの所有権が少数に独占され、
あるいは放棄または譲渡され、
新しい金融制度が出来るだけである。

技術・ノウハウだけが非物質的であり、
重さがない。
重さがない富を発見するのは自由だ。

だからこそ、
なぜその富を発見するのかという
ノウホワイ(=動機づけ)の破壊目的は
教育システムに組み込まれている。

教育システムも幻想である。
真の富の発見にライセンスは不要だ。

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  • 2009年7月20日

分けられないこと

対立する主要な政治権力機構の主目的と運営戦略と情況の把握、
そして高い確率で現実化される政治的傾向を理解すること。

お金vs富、そして産業と銀行と有価証券の特徴
および役割に関する経済学を理解すること。

教育制度だけではなく、科学と工学そして教育学の欠点を発見すること。

そして、
シナジェティクスを理解し、効果的に利用することとは別々のことではない。

これが、メタフィジクスの初期設定だ。

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  • 2009年7月16日

リダンダンシーの排除

あらゆる冗長(リダンダンシー)な構造物は、
それと対照的な冗長でないテンセグリティの潜在的な寿命に比べ、
構造自体を破壊しているのである。

構造の部分的な破壊が、より全体に加速的に作用しないようにするために、
テンセグリティの圧縮材は相互に非接触である。
そして、張力のネットワークは連続している。

付加的なリダンダンシーの排除は、
安全で軽量な構造には最優先すべきデザイン行為だ。

付加的な免震装置や耐震装置は、航空機や自動車には存在しない。

自身を破壊する振動を無視した最後の構造物は、
不動産として分類されつづけた建築物であった。

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  • 2009年7月14日

方法

間違った理由で新しいことを発見し、その新しさを証明できても、
なぜそれに出会ったかは、除外される。

除外しない方法について、
まっとうに話をすることができない。

バイオスフィア内の宇宙体験は、まだ言語化されていない。

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  • 2009年7月10日

サンプリング

エネルギーの変換過程という動的なパターンの意味を理解するために、
エコロジー(生態学)という概念が生まれたわけではない。

ダーウィンが持ち帰った目新しい動物たちが、
ロンドン近郊にある植物種では飼育できなかったからだ。
動物と植物の包括的な相互関係が、はじめて生物学の対象となった。

このサンプリングの手法は、
環境から自分を除外する単純なコラージュである。

初期の「何をサンプリングするか」よりも、
「自然をどんなにサンプリングしても、自然は模倣できない」
というメタフィジクスがエコロジーには不足しているのである。

エコロジーは到達すべき段階ではない。
月の引力を調整できないように。

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  • 2009年7月 9日

キノコ雲の外破と内破

真空管が破裂することを、内破(implosion)という。
内側に向かって爆発するという意味である。

この概念は、正しくない。
内破は、重力現象として見るべきである。

ヒロシマの原爆は、空中爆発(explosion)であったから
爆発と共に強大な球状空間が真空化され、
ついに、内部に強力な吸引力が発生した。

このもう一つの重力はやがて、上昇する螺旋運動を形成し、
キノコ雲の球体を形成した。

原爆はけっして都市を吹き飛ばす爆発力だけではない。
原爆の瞬間を表したヒロシマ原爆資料館の最新のCGのように、
爆発の放射(=圧縮力)のみに注目する原爆の物理学には、
内部への吸引力としての張力は不在である。

秩序を見分ける方法は、
もっとも大きなパターンの存在を発見すること以外にない。

そのパターンは、概念によってはじめて投影される。


kinoko_01.jpg
映像1
最初の原爆のニュースは、共同通信社の特派員による手書きのイラストだった。
キノコ雲の下には、巨大な螺旋状のトルネードが描かれている。

kinoko_02.jpg
映像2
アメリカ空軍が撮影した高度1万メートル上空からのキノコ雲。
キノコ雲よりもトルネードの方が黒いのは、爆発によって形成された放射性物質を吸い上げているからだ。このキノコ雲は排気と吸引の機能を持っている巨大な掃除機と考えられる。電気ではなく、原子力で作動した最初の掃除機だ。

多くの瓦礫と死体、そして元安川の水を大量に吸引した。
これが後の黒い雨となって落下した。
ヒロシマに川がなければ、もっと被爆者は少なかっただろう。

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  • 2009年7月 2日

レシピ

カレーのルーではなく、
カレー粉からカレーを最初に作ったのは、
小学3年生の時だ。
小さなカレー粉の缶に印刷されたレシピにある材料を切りそろえ、
必要な香辛料やオイルなどを同時に鍋で煮込んでいった。
レシピの手順をまったく無視しても、
味は同じと考えていた。

この合理化は見事に失敗した。
次の日、手順通りに従った結果とを比較する実験を思いついた。
その結果のあまりの違いから、レシピを尊重する習慣が生まれた。

レシピは秘法の集積かもしれない。
料理は見えない生化学反応の連続だ。

知識もまた同じである。
相互作用する順序やタイミングを無視すると、
かなりまずい結果になるだろう。
知識も複雑な生化学反応をする。

レシピ(recipe)とはreceiveであり、受け取ることである。

しかし、思考とは受け入れることではない以上、
思考のレシピは、存在しない。
思考の自発的な生化学反応は、個人の経験から生まれる。

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  • 2009年6月29日

情報

情報は経験から生まれる。
経験に基づいて選択された結果は信頼できる。
検索だけで収集された情報は、情報の欠乏をより増大する。

たとえば、甘酒を自分で作る場合は、麴黴を必要とするが
同じ材料で作る日本酒とでは製法が異なる。

インターネットにどぶろくの正しい製法は記載されていないが、
一方甘酒は、正しい製法が豊富に記載されている。
甘酒も麹による発酵であるが、アルコール発酵ではないからだ。
日本酒には酵母菌の作用が必要だ。

酒税法は、インターネット情報に確実な欠乏を与えている。

そして、不況になると人々はますますお酒を飲む傾向がある。
酒税収入が国家の税収入の5%以上を確保できるのである。
歴史的に軍事費のほとんどは酒税で賄っている。

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  • 2009年6月26日

メタフィジクス

外的な観察情報からのみ生まれる発見がないように、
すべての発明は、人間の内的な独自の機能の
物理的な外的化プロセスに生まれている。

発明は物理的にしか達成できないが、
発見は超物理的にしか到達できないのは、
人間存在そのものが、
未知なるシナジーの集積にちがいない。

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  • 2009年6月22日

エコポイント

エコポイント制度は、
川や海には繋がっていない釣り堀のようだ。

エコポイントが企業のための
補助金という現金製造装置にしか見えない場所、
それが、エコロジーだ。

人間がエコロジーに重要な役割を持っているかどうかを
理解しようとする場合、
社会ではなく、宇宙を観察するだろう。

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  • 2009年6月19日

低炭素社会

宇宙の炭素の原子数は増えも減りもしない。

バイオスフィアでは、
有限な炭素が大気中の酸素と結合しすぎただけだから、
低炭素社会を主張するなら、
高酸素社会も同時に必要になるだろう。
炭素排出権があるなら、酸素消費権もあるだろう。

宇宙は、二大政党的なあれかこれかではなく、
つねに相補的だ。

参照
概念の牢獄
http://synergetics.jp/tensegrityblog/

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  • 2009年6月17日

原型

デザインを考える人間は大勢いるが、
プロトタイプ(原型)をデザインできると考えているかぎり、
原型を発見するのは、
例外なくたった一人だ。

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  • 2009年6月15日

構造デザイン

建築家も金属工学者、
そして分子生物学者も構造をデザインしたことはない。

構造をデザインするのは不可能であることを把握するのは、
シナジェティクス(思考の幾何学)である。

つまり、構造はつねに発見されてきた。
テンセグリティのように。

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  • 2009年6月14日

短命

複数の原理が相互に機能する状態は、
常に不可視だから、
形態デザインだけでは短命だ。

構造デザインこそ、
原理の変換に関するテクノロジーの
最良の実践だ。


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  • 2009年6月13日

ピンボケ写真

どんな写真も、ピンボケである。
自分が興味ある被写体以外は。

どの物体にも平等にピントがあう
理想的なレンズは、超望遠レンズであるが、
視野角がそれに伴って小さくなる欠点がある。

ジオデシック球の分割数(frequency)を
さらに極限化したものが球であるように、
レンズではなく、受光体(かつてはフィルム)
の解像度を無限にすれば、
ピンボケというレンズの特性は消滅するのである。
同時に、視野角は人間以上に拡張できる。

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  • 2009年6月10日

操作主義

光速度は電磁場の伝播速度を測定することである
ということが分かるまで、種々の方法論が存在する。

数学者レーマーが、木星の衛星が木星に隠れる周期と
木星までの距離から光速を計算できたのは、
木星から地球の観測者に光が到達する時間の差を想定したからだ。

物理学者フーコーが、天井から吊るした振り子の実験によって、
地球が自転していることを証明できたのは、
実験装置の振動面が回転することを発見したからだ。
このアイデアから、回転する鏡を用いて
地球上のみで光の速度を測定する装置をデザインした。

これらの操作主義的な方法論の共通点は、
方法のなかに証明したい原理がすでに機能していることである。

しかし、この方法は非日常的である。
おいしいおむすびの作り方が、
おいしいお米を生み出してはいないからだ。

操作主義的な方法自体には、しばしば自然(=シナジー)が含まれている。

人間は自然を甘受しすぎているので、
自然から逸脱するには、思考力が必要だ。

つまり、操作主義的な方法で、

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  • 2009年6月 8日

独創性

独創性は、言語の生成に関係する。
ならば、情報共有よりも、情報からの孤立が優先される。

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  • 2009年6月 6日

ノウハウ

アイデアをまとめるとか、
計画について考えるとか言っている時は、
アイデアや計画がない状態から逃走するための言い訳である。

本当のアイデアは、最初からまとまっているし、
それを実現する方法も一緒にやってくる。

まとまったアイデアをどう分解するかが計画(=日数)だ。
それが理解できれば、朝5時に必ず目が覚める。

これがノウハウだ。

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  • 2009年5月31日

アーティスト・サイエンティスト

シナジェティクス原理を造形作品にするということは、
キーパーを外してサッカーをやるようなものだ。
美についてのルールは無視できる。

それゆえに、自分で発見した原理のみに止めている。
宇宙のルールだけを観戦するために。

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  • 2009年5月28日

シナジェティクス教師

シナジェティクスに教育の目的があるとすれば、
「自然の原理から学ぶ方法を自分に教える」ことであろう。

シナジェティクス・モデルの隠れた機能である。

人格をもたない教師は宇宙には無数に存在する。


参照
デザインサイエンスとは何か
http://synergetics.jp/tensegrityblog/

  • 2009年5月26日

アンチ・節約エコロジー

どんなに贅沢しても、
現在の全地球上の産業エネルギー消費量を、
バイオスフィアに降り注ぐ太陽光エネルギーの
1%にさえ相当しないのだから、
エコロジーは、もったいないとか、節約しようだけでは不十分である。

より少ないエネルギーと物質、そして時間で、
今まで以上に効果的に機能しないかぎり、
擬似東洋的な、受容的態度では解決しない。

地球人のまだ過半数に十分な電気が行き渡たっていないのに、
夜間に電気を捨てるのは、資本主義圏も共産主義圏も同じである。
この夜間に捨てている電気を、地球の反対側の昼間の地域で
使える全地球的送電ネットワークは、
原子力発電所を陳腐化し、電気料金を引き下げる技術である。

一方、バイオスフィアは、
昼夜を問わず一秒間に100回、年間31億5000万回
稲妻を放電し、地球の磁場でバンアレン帯を維持している
メンテナンスフリーの超ハイテク電気製品である。

全地球人は、バイオスフィアのように、
もっと電気メータのない電気を使うべきである。

使い切れないほどのエネルギーが日々降り注いている。
節約するにはもったいないかぎりだ。

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  • 2009年5月20日

最良のクリティカル・パス

ジオデシック・ラインは最短距離であるが、
クリティカル・パスは最長経路である。
どんなことがあっても最悪の状態を回避する方法は、最長となる。

クリティカル・パスの管理者にはもっとも恐れられていることであるが、
最長経路を最短にするためには、
発明や発見によって、予め用意されたクリティカル・パス自体を
陳腐化または破壊しなければならない。

最短時間で最小のエネルギー・コスト・物質で解決する発明や発見は、
つねに最良のクリティカル・パス法である。

クリティカル・パスでない工程をいくら短縮しても、
プロジェクト全体を短縮できないが、
クリティカル・パス自体の工程を短縮すれば、
プロジェクト全体を短縮できる。

つまり、もっとも経験と想像力、そして独創性を
必要とする包括的思考自体は
クリティカル・パス法ほど論理的には形成できない。

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  • 2009年5月18日

知的欺瞞

金(ゴールド)も構造も、
92種の元素の一つか、その組合せである。

しかし、
人々が興味を抱くのは、金ではなく金融証券であり、
構造ではなく建築家である。

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  • 2009年5月17日

動くテンセグリティ

ナマコは肺を持たない。
そして心臓も血管系もない。
目・耳・鼻などの感覚器官はなにもない。

海底に堆積した有機物を食べて水質を浄化する
もっとも無駄のない存在形態である。

5本の放射神経の支配によって、
なまこの構造の強度と形態を変える結合組織は、
微小骨格が圧縮材となった<細胞外運動>を生成する
動く円筒テンセグリティである。

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  • 2009年5月16日

なまこ

ハワイでも、グアムのビーチでも
なまこは、海水を浄化するために養殖されている。

ある日、突然なまこが好きになった神秘的な理由について。

ナマコは手で触るだけで硬くなる。
次に強く手で揉んでいくとそのうち、腸が口から飛び出して、
ついに固い皮もすべてドロドロに溶けてしまう。
しかも、この液状化したなまこを放置すると
元のなまこに回復する。

さらに驚くことに、異なった2つの個体を液状化して、
一つの容器でよくかき混ぜて、
次に2つの容器に移して2等分しても、
各容器で独立した小さななまことして回復する。
(これはNHKの生物講座で偶然みた沖縄の科学者の実験方法だった。
形態形成場に関するこれ以上の操作主義的で明晰な実験があるだろうか。)
 
次に、新しく再組織されたこのなまこを、
3分割すると3個のなまこになるとしたら、
寿司屋の水槽の底で、静かに暮らしている棘皮動物を
これまでのように生食できなくなるかもしれない。

なまこにとって、なまこという外観は、部分の拡大された影である。

どの部分からも推測できない全体システムのふるまいは、
シナジーであるが、
全体から推測できない部分システムのふるまいは、
シナジーの鏡像ではない。

それは、反対称的シナジーである。
生命のシナジーは至る所で階層化されている。

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  • 2009年5月14日

自己教育

私はラジオの英語会話と『シナジェティクス』で英語を学んだ。

しかし、シナジェティクスを理解したのは、
『シナジェティクス』に接したからではなく、
シナジェティクス・モデルと接したからである。

シナジェティクスに試験や徒弟制度は存在しない。

いまのところ、原理の発見にキャンパスは不要だ。
きっと、宇宙の諸原理は、
世界の大学数よりも多いからだ。

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  • 2009年5月 4日

船長

理解できないと、興味が持てないばかりか、
コミュニケーションできない人間が増えている。

理解できなくても、
間違って理解していない限り、
コミュニケーションは標準化できる。

船長が船員の意見に疑問を抱いた場合、
船長が正しいことが理解されるまで、
船員のことを理解しないだろう。

しかし、船員が船長のことを間違って理解した場合、
その船は重大な危機に至る可能性がある。

コミュニケーションは、つねに汚染されてきた。
なぜなら、世界中のメディアに、
政治イデオロギーという民主主義を信奉する
偽の船長がつねに2人いるからである。

そして、教育も理解を偽装するようになった。
理解できなことを悪いことだと考えているかぎり。

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  • 2009年5月 1日

種族維持

工場が車を大量生産するように、
工場は自らを複製できる。

そして、ついに、新車を購入すれば、
毎年その車は自動的に
漸進的に変化した新車に生まれ変われば、
その工場も不要になる。

その方法には科学的根拠がある。

インフルエンザ(RNAウィルス核酸)もエイズ(HIV)も、
自らの遺伝情報を複製した後に、
再び正20面体の核シェルターに格納する。
この自己同型のためのモバイル・テクノロジーこそ、
do more with lessによる最大の生存方法である。

人類は、彼らの種族維持目的のエコロジーほどに
まだ宇宙に最適化していない。

われわれは、まだ血と涙を介在させ、
擬人化したエコロジー(たとえば、「地球に優しい」)という
感傷的な段階にいる。

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  • 2009年4月27日

種子

植物の種子の浮遊する機能や飛行する形態をみれば、
彼らがいかに移動したがっているが分かるだろう。

森は移動した結果である。


  • 2009年4月23日

分別智

分別がある人は、
自分を世に適応させるタイプと
世を自分に適合させるタイプとに分別できる。

常識は前者から、
進歩は後者のタイプがいなければ成功しない。

両者は、
自己と137億光年の宇宙のかかわりとは無関係だ、
という見方は、分別智ではない。

シナジェティクスが、
教育プログラムから除外されているのは
20世紀までの分別智にすぎない。

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  • 2009年4月22日

派遣の起源

派遣社員を派遣する会社でさえ、
歴史的には、
大英帝国が経営する東インド会社から「派遣」されてきた。
(経済学者マルサスや科学者ダーウィンは、
この最初の有限会社に雇用された。)

たとえば、
アメリカ合衆国は、最大の派遣会社である。
実際、社旗と国旗は、
同じロゴマーク(13本の赤と白の横縞のデザインで、
後の合衆国の星条旗)で統一されていた。
初代支店長は、ジョージ・ワシントンである。

他国の新しい経済のただなかへ入り込んでいくための
もっとも効果的な手法として、
「派遣」が確立された。

「派遣」には、将来の開戦の正当性や大義を
強欲に主張できる法律家資本主義に変貌させるための、
「覇権」のシナリオがある。

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  • 2009年4月21日

思考方法

考える方法を知らないなら、何を考えても同じだ。
モデリングは、最良の思考方法である。

モデリング言語の翻訳だけは、
つねに経験というユーザ辞書に依存するから。

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  • 2009年4月20日

Know Why

重要なことを
親切に教えるのは難しい。

私が親切に教えるときは、
相手が興味をもっていないときだからだ。

Know Whyのない砂漠に水をまく虚しさは、
もっとも危険な偽善を生む。

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  • 2009年4月18日

ヒロシマ型モデリング

モデリングは知識にまさる。
しかし、モデリングを本のように
読破してはいけない。

モデリングは理解にまさる。
しかし、モデリングに
形態的な独創性を求めてはいけない。

モデリングは事物にまさる。
モデリングに
すぐに翻訳可能な概念を求めてはいけない。
自然に、ではなく、
自然から、記号は生成されるから。

こうして、原理は発見される。
無限に・・・・

最初のヒロシマ原爆もこのようにして
生成された最初のテクノロジーである。

ハイパーリンクによって意図的に
発見されたのである。

これは核物理学でも、幾何学でもない、
シナジェティクスである。

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  • 2009年4月17日

理解

自然とともに生きることはできたとしても、
自然を模倣するデザインも、
自然を翻訳する芸術も、
一本の美しい樹が
いくつの原理で統合されているかは知らない。

自然を擬人化しないで理解する唯一の方法は、
原理を発見することである。

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  • 2009年4月16日

操作主義

オートミールに牛乳をかけるだけでは、
おいしくない。
栄養価は変わらないけど、
無意識にかき混ぜるだろう。

単純なことは、経験から学ぶ。

言語の生成方法は、
画家が絵具の製造方法を知らないように、
数学の教科書には書かれない。

シナジェティクスは、
モデリングによって直観的に理解できる
最初の数学だ。

直観は、
オートミールのようにかき混ぜることによって、
そして、オートミールと違って、
はじめて分離できる。

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  • 2009年4月13日

アイデア

アイデア(Idea )は着想・思想・観念. 理想であるが、
見る(ideo)が語源である。

良いアイデアも悪いアイデアも
錯視(バグ)を生み出す脳の見るという感覚器官の
物の見方に関する偏向にすぎない。

原理はアイデアの集積からは到達できない。

数学的、科学的原理に関する発見は、
自分自身のことは
最後に考える習慣から生まれるのではなく、
自分を超越した存在を受け入れる
受容的メタフィジクスの一部だ。

目は、わずかしか見れない
というメタフィジクスが支えている。


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  • 2009年4月10日

シナジェティクス・モデリング

シナジェティクスは川に似ている。
源流から遠ざかるにつれて、
絶え間なく支流と合流し、
ついに古典幾何学(=堕落した平面幾何学)に合流する。

そして、
メタフィジクスはすっかり蒸発している。
そればかりか、フィジックスでさえ汚染されている。

たとえば、テンセグリティの張力をゴムひもで代用させて、
張力ではなく、斥力を失った工作的体験に甘んじた教育や、
ステンレスワイヤーで耐久性を装って
美的要素を所有するための芸術は、
互いに合流しやすいだろう。

原理を物質化するすべての過程から
モデリングを除外する行為は、源流から遠ざかる。
シナジェティクスは、
原理に対して遡上する思考の幾何学である。

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  • 2009年4月 8日

回遊モバイラー

シロナガスクジラはいまでも
どこで繁殖してどう移動しているのかよく分かっていない。
体重200トンもあるが、高速で移動できたので、
ディーゼルエンジンの高速捕鯨船が開発されるまで
人類による捕獲は困難であった。

しかし、体重200トンを支えるために、
1日4トン以上の獲物を補食しなければならない。
この惑星で太陽光エネルギーを直接的に変換するテクノロジーで
最も成功したバイオマス生物に依存することを選択した。

つまり、体長30mのシロナガスクジラは、
南極沖に生息する体長6cm、体重最大2グラムの
オキアミを補食することによって、
全海域に生息し、回遊することができる。

シロナガスクジラは、全海域の往復には
南極大陸がもっとも効果的な中心にあることを経験的に知っていた。

<Think global,Act local>ではなく
<Think global,Act global>でなければ、
彼らはかつての30万頭の群をこの惑星の全海域で維持できなかっただろう。
そして、このような命令形のプロパガンダで生存できるほど、
自然は単純ではなかったはずだ。

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  • 2009年3月25日

非物質的変換

科学がけっして開発しようとしない課題の一つに、
自分を外部からみる方法がある。

この美しい惑星で暮らす孤独は、
もっと気楽に、もっと悠々と生存できる方法を
知るためのよい機会となる。

それが都会や田舎の暮らしよりましだったなら、
自己のテクノロジーを獲得したことになる。

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  • 2009年3月 2日

反ブレインストーミング

ブレインストーミングは、
アイデアの枯渇に直面する効果的方法である。

モデリングとは、
陳腐な言語を頭から追い出す作業である。

モデリングのなかにすでに存在する
すばらしいパターンに出会う方法こそ、
シナジェティクス・モデリングである。
この新たなモデリング言語の習得に、
オリジナリティは不要だ。

シナジェティクスは、オリジナリティを否定するのではなく
ついにオリジナリティを超える段階に到達するための
自己規律に費やされるからだ。

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  • 2009年2月26日

メタフィジクス•カメラ

軍事衛星から望遠レンズで撮影される地球全土の高密度な映像は、
球状に連続され続けている。

しかし、人間は自分を外から見ることはできない。
また、外側のすべてを同時に見ることはできない。
言い換えれば、内部からと外部からの2種の720度の視野角は、
人間には非同時的にしか認識できない。
両眼は互いに接近しすぎているばかりか、
網膜が球面の一部にのみ形成されているからだ。

人間は、視野角がとても狭くデザインされている。
その初期設定を超えるための超広角レンズを使用しても、
180度以上の視野角を超えられない。
(個人の記録欲を満たすためのデジカメは、広角レンズが主流である。)
柱のない広大な礼拝堂空間をもつモスクが半球以上に建造されなかったのは、
このデフォルトの視野角にあるだろう。

内部からと外部からの2種の
完全な同時的な720度の球面の視野角を、
人間のデフォルトの視野角でも認識可能な平面に変換できれば、
主観的で客観的なすべての現在を記録することができる。

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  • 2009年2月 3日

思考言語 ( thinktionary) 再考

「モデルは、形態ではない。モデルは、観察した瞬間に
包括的思考への優れた思考言語(thinktionary)を生成する。」RBF 1983

知らないことは知ることの不可欠な要素である。
そこに試行錯誤が生まれるが、
われわれは、めったにこの能力を使わない習慣を学んでしまう。

「教育を装った権力システムは、本質的な包括的思考能力を
初歩的で一時的な主題へと故意に分断する。」からだ。

シナジェティクス・モデルは、純粋原理の具現化だけではなく、
その過程に潜む真の思考を導くための装置(Trimtab)でもある。

バックミンスター・フラーの遺作となった
『コズモグラフィー シナジェティクス原論』
バックミンスター・フラー著 梶川泰司訳(白揚社 2007)には、
50種を越えるシナジェティクス・モデルが紹介されている。

これらのモデル言語をマスターすれば、
包括的思考は言葉や映像、そして
教育システム(試験と学問への恐怖症)に依存しないだろう。

『コズモグラフィー』は、シナジェティクスへの入門書だけではなく
最も優れた自己教育のためのメタフィジクスである。

メタフィジクスは、
脳の働きによるブレインではない、
マインドを目覚めさせる。

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  • 2009年1月20日

思考

シナジェティクスで発見したことを
すっかり忘れてしまった時に、
なお残存するノウハウこそ、思考方法だ。

忘れることは、思考するための
操作主義的な純粋化である。

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  • 2009年1月12日

ケチな方法

収入の範囲で暮らすとは、
収入よりも支出を少なくして余裕を残すことではない。
自然はこんなケチな方法を採用しない。

自然のエネルギーは増えも減りもしないにもかかわらず、
惑星地球が生命で溢れているのは、
人間以外、物質的な富を備蓄しないからだ。

地球本体からと他の生命体から元素を
奪いすぎているにもかかわらず財政赤字とは、
グランチの奴隷どもの非科学的な概念である。

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  • 2009年1月 4日

百年に一回

自然は、
完全な真空や完全な球を拒むように
完全な平衡状態を退ける。
有限回の操作では決して、絶対零度には到達することができないように、
非平衡状態では、エネルギーのどん底など存在しないように
デザインされている。

しかし、金融資本主義は有限回の操作によって、
絶対的に見せかけた破綻に到達することができる。
百年に一回のこの人為的どん底には、非平衡状態の振動が存在しない。

なぜ百年に一回になったのか。
人間の平均寿命から
おきまりの大企業や銀行の借金の補填操作と
百年間におよぶその利子の返済期間が忘却できるからだ。

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  • 2009年1月 3日

科学的発見

偉大な科学的発見には三種ある。
自らの実験から類推した発見、
自らの概念から類推した発見、
複数の他者の偶然を編集した発見。

そして、
科学的発見が偉大かどうかが、物質化できるか(例えば、発明力によって)
で決まるならば、
有限な92種の化学元素の物質化(=原子数の整数化)の過程には、
無数の偉大な人格が介在するだろう。

人間の知性で原理が形成できなかった事実は、
最大の科学的発見である。
これは複数の他者の偶然を編集した発見に含まれる。

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  • 2008年12月27日

贈与経済学

1ドルは,
連邦準備制度(Federal Reserve System, FRS)に対する
1ドルの負債をあらわしている。
言い換えれば、連邦準備銀行は無から通貨を自由に創造し、
合衆国財務省から政府債権を購入する。
この債権を日本はアメリカ国債として購入する。
これは経済原理を排除した<国際こども銀行>だ。

しかし、こども銀行との違いは、金利を労働で返済し続けていることである。

この独占的な贈与システムは、驚くほど単純だが
バックミンスター・フラーの『クリティカル・パス』(白揚社1998)以上に
分析されたことはない。

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  • 2008年12月26日

自宅待機技術

個人が、
いかに不適切で、
未熟で、
基本的な資格に欠けているかだけを
問題にするのは
政治の変わらぬ態度だ。

政治的な改革は
時代遅れの
事実の装飾にすぎない。

真の危機は政治家を雇用しない。

  • 2008年12月22日

物質的

重さなしでは物質的に生きられない。
同時に特別な温度なしでも生きられない。
しかし、生命は重さにはなく、物質的ではない。

  • 2008年12月19日

経済的

自分のために生きることは簡単だ。
誰でもしていることである。

しかし、他人のために生きることはもっと容易である。
なぜなら、誰でも強制されていることである。
それが資本主義である。

  • 2008年12月18日

動物が移動するのは到着するためでなく、繁殖するためである。
人間が旅をするのは、繁殖しすぎた結果である。

もっとも孤立した
巨大なバイオマスの終着駅に導かれようとしている。

  • 2008年12月17日

自然

科学を学ぶには、自分で経験する以上の方法はない
自然を学ぶには、自分で原理を発見する以上の方法はない。
つまり、学校で学ぶことなど何もない。

  • 2008年12月14日

元素間主義

お金は必要だが、重要ではない。
しかし、テクノロジーがあれば、
お金は重要だが、必要ではなくなるだろう。

捨てられたパソコンやテレビや靴で、
そして廃棄される期限切れの食料(輸入量のほぼ過半数)で
生きていけるならば、
人類はすでに部分的に
真のテクノロジーを実現している。

化学元素には、
新品も中古もないのだから
結合状態の問題だ。

現実は世間にはなく、
元素間の見えない相互関係にある。

  • 2008年11月23日

収縮

経済は下降している。
人々は不幸になっている。

宇宙には下降も上昇も存在しない。
膨張するか収縮するか、
つまり心臓のように、
脈動しているのである。

宇宙の収縮は不可避のエネルギー現象である。
つまり、この惑星の経済的現象は未だ物理的現象に至っていない。


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  • 2008年11月17日

シナジー

人間は理解したことしか見えないように
デザインされている。

シナジーに遭遇する最善の方法は
自然を観察することではなく、
自らの経験を理解することである。

化学的反応のように理解には
絶えざる結合と解離の神秘がある。

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  • 2008年11月16日

宇宙エコロジー

エコロジー教育がすすむにつれて、
環境を破壊しないで快適な生活は
できないという考えが支配的になっている。

人間が宇宙の一部であるならば、
この教育は宇宙のエコロジーに反している。

人間は宇宙からテクノロジーを分離させるために、
宇宙の原理を物質化することができる最初の有機体である。

宇宙でもっともありふれた炭素から
その有機体が構成されている以上の
エコロジーがあるだろうか。

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  • 2008年11月14日

DO MORE WITH LESS 展 ザ・ノース・フェイス40周年

私は、最近もっとも軽量で柔軟な強度のあるテンセグリティ・シェルターの開発に成功した。
これは、デザインサイエンスを実践してきたことの集大成でもある。

バックミンスター・フラー以後のデザインサイエンスの歴史の中では、もっとも単純で実用的な初のテンセグリティ構造である。
実用的なテンセグリティとは、人類の住居(シェルター)のことである。

このプロトタイプを今月スパイラルで展示する予定である。
http://www.goldwin.co.jp/tnf/40th/

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  • 2008年10月23日

危機の生産

歴史的な経済的危機は偶然とでたらめさの結果である。
つまり、経済の主目的は危機を生産することである。

しかし、でたらめさと冗長度(リダンダンシー)を未然に回避した構造は
すべてテンセグリティシステムになる。

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  • 2008年10月 8日

モデル言語

詩とは、
今経験している重要なことを、
他の人が感じているよりも
少しだけ簡単に表現することである。

構造は詩に属する。
そして、
構造に関するシナジーは視覚化できる。
それがモデル言語である。

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  • 2008年10月 6日

思考

他者のマインドに潜む抽象的な思考を誰も見ることができない。
すべての視覚化された発明は、抽象的な思考を物質的に変換したものだ。

しかし、思考自体が発明されたことはない。

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  • 2008年9月27日

環境ビジネス

自分を除外して思考する宇宙は、存在しない。
なぜなら、「宇宙は自己を含むすべて」だから。

エコロジーが環境ビジネスに取り込まれたのは、
「環境とは自己を除くすべて」だから。

それゆえに、宇宙は宇宙ビジネスには取り込まれないだろう。
そして、エコロジーだけでエコロジー問題は解決できないだろう。

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  • 2008年9月25日

出発点

宇宙は、
シナジェティクな現象に関するあらゆる研究の出発点である。

つまり、宇宙は人間の思考の総和でもある。

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  • 2008年9月21日

思考

政治は抽象的な組織による
思考の代理システムである。
そして、異なったイデオロギー間の代理システムは
個人には選択不可能である。

しかし、考えることは集団ではなく、
個人に属する機能である。
どの抽象的な組織も擬似的にしか思考できない。
個人のみが思考できる。

それゆえに、科学的な発見や発明のほとんどは個人に属する。
たとえ国家がその事実を捏造したとしても。

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  • 2008年9月18日

非同時的

非同時的な宇宙は、
静止空間ではなく
時間の関係性に満ちている。

そのすべての関係性はジオデシックである。

だから、同時的なことばかり気にしていると
バーチャルな直線になってしまう。

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  • 2008年9月14日

目的論

すべての生命は、混沌を秩序に変換する
反エントロピー的システムに加担している。
無意識的にではなく、非意識的に。

人間は混沌を秩序に変換しないことも意識的に選択できる
最後のエントロピー的生命だ。

生物学はこの選択に関与したがらない。
目的論を除外してきたからだ。

科学者は意識的に除外するこの行為を、
まだ客観的と見なしている。

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  • 2008年9月 7日

柔軟な強度

「アイデアの結晶化」という思考法がある。
「最終的に考えを固める」こともこの思考法の変形である。

柔軟な強度は、結晶化にはない現象を扱う
もっとも新しい科学的概念であるが、
自然界ではすでに物質化されている。

たとえば、天然で最も硬い物質であるダイヤモンドよりも
構造的に強いフラーレンは、
もはやダイヤモンドよりも硬くはないのである。
(このダイヤモンドの硬さは、耐衝撃性に弱く、金槌で叩けば粉々に割れてしまう弱点がある。ダイヤモンドはもっとも振動しない固体だからである。)

ダイヤモンドにはないが、
フラーレンには存在する外力分散の機能こそが柔軟な強度を生成する。
あらゆる冗長な固体的な思考法は、
耐衝撃性に弱く、
本来的に思考自体の破壊を加速するだけである。
硬い固体には、構造にとっては無駄な物質が集積されている。

物質における柔軟な強度が、
引っ張り強度とその振動数以上に関係するのは
ノードの配置パターンである。
そのパターンは物質ではなくメタフィジクスに属する。

耐震強度を固体に求めるのは、経済的でも安全でもない。
真の強度はメタフィジクスにある。

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  • 2008年9月 5日

非素材革命

素材革命に依存しないシナジェティクス革命は存在する。

圧縮材の分割数を増加させると共に、
各張力材を構成する繊維が複数の繊維に分割される場合、
その繊維は、単位重量・単位断面積あたりの強度は数倍に増加する。

こうした富は、
個人資産にはほとんど含まれないノウハウとして、
この半世紀間グランチによって蓄積されてきた。

  • 2008年9月 4日

非対称的

諸関係はパターンに対して局所的である。
しかし、
パターンは諸関係に対して包括的である。

こうした非対称的な重さのないメタフィジクスは
シナジェティクスに属する。

  • 2008年8月29日

全方向性

宇宙的な座標点を固定しないで、
経験的に全方向性を備えていることが、
ナビゲーションのデフォルトである。

それゆえに
「環境とは自分以外のすべて」なのである。

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  • 2008年8月27日

地球水

工業化によって農村から都市に移住したように、
脱工業化によって大気圏外宇宙で生存するためには
他の生存形式を選択しなければならないと
いう前提をたやすく受け入れることはできない。

自然界に存在する同位体の各元素の純粋な整数的な原子量を
測定する場合、最初にそれらを分離しなければならなかった。
その結果、分布のパターンは整数比ではなかったのである。

水素と酸素を整数的に化合した水だけを日々の飲料水にすれば、
未知な微量元素の働きを完全に除外してしまうだろう。
微量元素の薬理的な働きはシナジーそのものである。

大気圏外宇宙では、地球水はもっとも高価な化合物の一つになるだろう。

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  • 2008年8月18日

粘土団子

多様な雑草などの種を100種類以上混ぜた粘土団子によって、
砂漠緑化を行うだけではない。
人間によって間違って緑化された大地を森に還すための
もっとも複雑な工程を
自動的に管理できる最小限のシステムとなっているのである。

エコロジー的な統計学は、福岡正信の粘土団子の機能に較べれば、
粗雑な道具すぎる。
自動車のエンジンを修理するときにドライバーの代わりに、
金槌で分解するようなものだ。

粘土団子はあらゆる偶然をプログラムしているだけでも、
バイオミミクリ(生物模倣)とは反対称的だ。
彼が科学者のように自然の可視的な形態だけを
模倣しなかったからだ。

100種の雑草のシナジーは、<ハイブリッドシナジー>ではない。
ハイブリッドカーにはつねに運転手が必要だ。

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  • 2008年8月17日

全方向性

何でも触れられるモノは、大地を移動させることができる。
たとえば、車や家具やパソコンそしてアルバムなど。

しかし、思考する自己は大地には置けない。
全方向的だからだ。

天測法は、海に浮かぶ船のみに観察者を置かない
最古の全方向的な思考のテクノロジーである。
自分を外から観察する最初のメタフィジクスである。

優れた航海術を習得する人たちが
球面三角法の起源となった天球儀に精通しているのも
立体幾何学が最古の体外離脱のサイエンスだったからである。
そして、彼らが体外離脱のヨガにも精通しているのは偶然ではない。

21世紀のITツールでさえ、
主に個人を大地に据え付ける手段として利用され続けている。
たとえば、衛星インターネットを
技術的ではなく政治的に拒んできた携帯産業など。

ハイテク機器が最新の全方向性能を備えているとは限らない。
個人を専門分化に引き止め、分断するための
もっとも効果的で経済的なツールなのだ。

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  • 2008年8月10日

知的奴隷

専門分化は知性をバラバラにすることに夢中になる。
学生はそのような知的操作に憧れるように教育される。

専門分野や専門学校そして、
大学院大学はより増加する傾向にある。

そして、バラバラな知性を再構成するための統合的な知性は、
20代にはほぼ破壊されている。

世界的な規模で専門分化がなぜ歴史的に形成されたかを分析する作業は、
分断され征服された知的奴隷にはとうてい期待できないだろう。

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  • 2008年7月28日

引力という張力

原子核に固体は存在しない。
核子間の核力が電磁気的反発力を超えた引力として作用し
原子核を安定化させている。
この引力による構造安定性が固体という概念を破壊する。

最も安定な原子核は、鉄の原子核である。
土壌中にもっとも豊富に含まれる金属原子である。
それゆえに、鉄と権力は融合しやすかったのである。
城壁はそれにつづく固体的建築様式である。

しかし、
あらゆる張力的な可能性は、物質の表面に賦与(デフォルト)されている。
圧縮力はつねにより高い張力の振動数である。

真の宇宙の構成要素は引力を受けるのである。

にもかかわらず、21世紀の個人は社会構造のなかで
つねにプレッシャーを受ける圧縮材としてのみ機能している。
彼らには挫屈という構造の不安定性が待っている。

  • 2008年7月26日

最初の詩

フィジカルにしか発明できない。
そして、
メタフィジカルにしか発見できない事態は、
シナジェティクスの諸原理を
物質に変換できる有利な条件である。

あるいは、
最初の詩が書ける環境にちがいない。

  • 2008年7月25日

経験

合金はもっともシナジー的な存在だ。
そして、経験もある種の合金だ。
しかし、経験自体に合金の希少性を求めてはいけない。

合金を構成する要素はつねにありふれているから、
われわれにはすべてが与えられている。

  • 2008年7月24日

概念

宇宙について考える場合、
宇宙から何かを取りだして思考する。
それが概念である。
この定義可能な概念は、
最初の宇宙の機能に関する部分集合となる。

宇宙から機能を取り出せるようにデザインされているが
宇宙そのものを取り出すことはできないのである。

ゆえに、エコロジーに全宇宙は含まれない。
このメタフィジクスでさえ部分集合である。

たとえば、二酸化炭素から取り出せる概念から
バイオスフィアの機能は僅かしか説明できない。

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  • 2008年7月23日

波乗り

理解できる明確なことからは、
波が自分の側を通過するときのような
触知できる相互作用をうける。

だから、その瞬間に波と同期して移動できるのだ。

そして優れたサーファーは
次のもっと大きな波を予測できる。

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  • 2008年7月21日

有限

宇宙は有限だ。
しかし、すべての構成要素の組み合わせは無限だ。

その結果、植物や動物、
そして雲は電気的存在になった。

それらの相互作用も無限である。
神秘の源は有限である。

  • 2008年7月19日

プライムデザイン

全体システムから始めると、
もはや無限という概念に触れることはないはずだ。

全体システムから始めると
水も空気も、エネルギーも食料も
不足したことはない。

なぜなら、有限だからである。
これは証明可能な宇宙のプライム・デザインだ。

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  • 2008年7月17日

生命維持

生命維持に必要な資源の総量は1960年代から計算可能だった。
アポロ宇宙船では、1人あたり毎日約25リットルと想定されていた。
乗員の飲料水は燃料電池で作られる水により賄われる。
さらに呼吸用の一日分の酸素約840グラムを
人間の排泄物に含まれる水の循環系から供給することは簡単だった。
総量=(水空気の循環装置の質量+1日に消費する食料×滞在日数)×宇宙船乗員数

宇宙船は太陽エネルギーで運行され、
水・酸素に関しては閉じた循環システムを利用した方が経済的に有利であった。

つまり、宇宙船を巨大化すればバイオスフィアになるだろう。
もっとも異なるのは大きくすればするほど
メンテナンスフリーになるテクノロジーだ。

人口増加の危機はフィジクスの不足ではなく
メタフィジクスの不足に過ぎない。

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  • 2008年7月15日

太陽系議定書

京都議定書はいったい誰が作成したのだろうか。
二酸化炭素の売り買いを、
安全で確実な方法の一つにした後のシナリオが、
二酸化炭素を排出しない原子力発電(核融合を含む装置化)の
全面的肯定論だったことからも推論できる。

宇宙で輝いている恒星のエネルギーは核融合によって
すでに十分に供給されている。
光と重力で生存できるようにデザインされた地球生命に
小さな太陽は不要だ。

唯一の放射エネルギー権は、
太陽系には太陽以外に与えられていない。
これはバイオスフィアの提案する揺るぎない太陽系議定書だ。
安全で確実な独自な方法に達するのに46億年も必要としたのだから。

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  • 2008年7月14日

反教師


異なるメタフィジクスを始めたり、
一定の原理を信じるように説き伏せることは望んでいない。
シナジェティクスは原理の存在を人々に啓蒙する立場を必要としない。

瞑想が教師を必要としないように、
光と重力、そして大気圏があれば、どこでも神秘に遭遇できる。

  • 2008年7月 9日

『クリティカル・パス』の予測

『クリティカル・パス』新装版--------宇宙船地球号のデザインサイエンス革命
バックミンスター・フラー著、梶川泰司訳 白揚社 2007
が重版になる。

初版は1998年であるが、昨年の新装版からすぐに重版になることは編集部でも予想できなかったらしい。これまでの10年分の半分が1年で売れたことになる。
著名人の書評に依存した出版マーケッティングのみで今回の現象を分析できないだろう。

その理由は、1981年にすでにバックミンスター・フラーは、現在の人類の危機を科学者や経済学者以上に正しく分析していたばかりか、その解決方法を予測したからではないだろうか。
新装版『クリティカル・パス』の帯にも引用されたフラーのもっとも基本的な視点は、どんな書評よりも短く明晰である。

「宇宙船地球号には、エネルギーの欠乏も危機も存在しない。
人類の無知だけが存在するのである」1981 R.B.F

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  • 2008年7月 8日

実在と過程

物理的な逸脱はつねに生成され知覚されるが
すべて非現実である。
たとえば、トウモロコシが高騰しすぎて、
石油のほうが安くなるが、石油が元の価格にはならない
社会経済状況は、知覚可能であるが非現実である。

原理群の存在が唯一の現実だ。
その存在を経験することは
絶対的な実在を知ることでもある。

しかし、確実に実在に到達する方法は
科学者も宗教者も誰も知らないが、
原理はつねに直観的に発見されてきた。

原理は証明される前に発見されてきた。
このプロセスに定理のような数学的証明は不要だ。


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  • 2008年7月 1日

無関係

静止した物事と
私と無関係な物事は
同じである。

これが静止宇宙観の思考法である。

もっとも単純な水素原子でさえ
私に対して一度も静止したことはない。

  • 2008年6月30日

レイマンの仕事

生きるためには考えることが必要だ。
しかし、考える仕事を求めれば、
すぐに失業するだろう。

考える職業はほとんどない。
専門家は考えるのではなく、
専門の知識と技術で生活しているにすぎない。

しかし、考えることはだれも止められない。
もし、本に書いてないことを考えたら
最初にすべきことは、
その道でもっとも優れた
信頼できる個人に会いに行くことだ。

これ以上の人間的な仕事はないだろう。
考えることは人間(=レイマン)を作る仕事だから。

  • 2008年6月27日

数学的自然

なぜエコロジーが存続できるのかは
絶対的神秘の一つだ。

しかし、重力定数が(僅かではあるが)、
つねに放射定数よりも大きいことに関係するだろう。
これを証明するシナジェティクス・モデルが存在する。
バックミンスター・フラーはこのモデルを
アインシュタイン・モジュール(E module)と呼んでいた。

アンモナイトの螺旋から対数を学ぶことができる。
しかし、E moduleの作成からシナジェティクスを学ぶことは
シナジェティクスと顕微鏡学からはじまった構造形態学との
違いを知ることでもある。

すべての数学的自然は視覚的に観察できない。
あるいは視覚的に観察するためのテクノロジーを発見していない。


参照
『コズモグラフィー』シナジェティクス原論
(バックミンスター・フラー著 梶川泰司訳 白揚社 2007)

  • 2008年6月22日

過程

出来事ではなく、過程であるために
記録ではなく神秘を呼び戻せば十分だ。

梅雨明けまで、
緩やかな谷間の温泉宿にしばらく滞在しながら
シナジェティクス理論を完成させなければならない。

晴れた午後には、川の側の木陰で
短くて深い眠りにつけるだろう。

  • 2008年6月20日

一般化

一般化された船はデザインできない。

船はカヌーになるか、漁船にするか、戦艦にするか
それぞれ目的別にデザインされる。

一般化されたモノをデザインすることはできない。
一般化できるのは原理だけである。

しかし、一般化したのは人間ではない。
人間は一般化された原理を持ち込むことしかできない。

  • 2008年6月18日

部分と全体

部分から全体は予測できないが、
全体が最初に与えられた場合どの部分の機能も予測できない。

シナジーのユーザであるかぎり、
なぜシナジーがつねに自然を包括しているかは理解できない。

  • 2008年6月14日

非固体的テンセグリティ

固体には数えられるという利点がある。

すべての生命は非固体的な構造、
つまりテンセグリティをもっているが
人体は数えられない存在形態の一つである。

個人は固体的な概念の集積だ。
ほとんど固人にされたままだ。

  • 2008年6月 8日

一般システム理論

「一部分か一部分に関係する何かを扱うこと」が不可能だと
理解できた頃に、海面上昇が起こりはじめた。

一般システム理論はエコロジーの概念よりも後に発見されている。
しかし、半世紀も前だ。

人類の一般システム理論の地球規模の体験学習に
タイムラグがありすぎるのは致命的だ。

人々がまだ19世紀の学校へ通っているからだ。

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  • 2008年6月 3日

数学的経験

パターンから独立した数字は無意味である。
構造とパターンの関係を発見する方法は数学的になる。

経験は秩序化できる
もっとも身近な数学的対象だ。

ある種の経験の一般化は自然を模倣しない。

  • 2008年5月30日

最後の実験

物理学はメタフィジクスに包括される。
宇宙はそのメタフィジクスを包括する。

それだけではない。
宇宙は自然に包括される。

それだけではない。
シナジーはその宇宙を包括し、さらに自然を包含する。

科学は1950年代の一般システム理論までシナジーを思考の対象にできなかった。
同時に、シナジーを超える存在を思考の対象外にした。

そして、この思考法が存続するかどうかはまだ実験中である。

このお金のかからない最後の実験を
専門家に委託してはいけない。

  • 2008年5月29日

シナジェティクス

物理学(フィジクス)を包括するシナジェティクスは
よりメタフィジクスである。

メタフィジクスは宗教と同じ理由で教育課程から除外された。

資本主義圏でも共産主義圏でも変わらない。

  • 2008年5月22日

デザイン

自然に再生以外のバージョンアップは存在しない。

各部分をそれ以外の部分から見た時の相互の関係を
デザインした結果、元素は92種で十分だったからだ。

これ以上に配慮されたテクノロジーがあるだろうか。

  • 2008年5月16日

自然資本主義

既製品を使えとバックミンスター・フラーは言った。

われわれの身体も92の元素という既製品でできている。
レゴと異なるのは、その構成部品が絶えず外部の既製品と
交換されていることだ。

テンセグリティ・シェルターのデザインが
既製品のアセンブルに成功すれば、
すべての構成部品は絶えず外部の既製品と
交換できるだろう。

これはもっとも効果的な自然資本主義である。


  • 2008年5月 8日

反対称性

科学者にとって、
宇宙が自然を包括し、
自然がシナジーを包括している。

しかし、バックミンスター・フラーにとって
自然は宇宙を包括し、
シナジーは自然を包括している。

私は、これほどの知性(ブレイン)とマインドの反対称性を知らない。

  • 2008年4月29日

自然を模倣する

シナジェティクスは自然に学ぶ。
そして、テンセグリティを発見した
しかし、「自然を模倣する」ことからではなかった。

自然の原理が、形態の観察から発見されるなら、
細胞がテンセグリティであることは、
19世紀までの顕微鏡の機能から発見できただろう。

生物学は20世紀の電子顕微鏡でもテンセグリティ構造を観察できなかった。
テンセグリティ原理を学習して
細胞を顕微鏡で見ると、細胞は実際テンセグリティとして観察できる。

生物学の構造の定義は1世紀以上も細胞壁にあった。
(たとえば人体は1兆個の小さな柔らかい壁の集積として定義された。
城壁が国家の閉じた領土を表すように。)

異なった現実は最小限の構造単位に対する概念の違いから発生する。
概念は観察できない。
「自然を模倣できる」のは形態のみである。

自然という一つの現実のほとんどは、未知である。
それゆえに、シナジェティクスは自然に学ぶ。  

  • 2008年4月28日

テンセグリティ

技術的に無知であればあるほど、適用する安全係数は大きくなる。
直径に関わらず、ジオデシック・ドームが経済的にデザインされることは稀である。

2x4材を使った合板ベニヤなどのドームハウスも
安価といわれる竹ドームにもアルミパイプドームにも
過剰な物質が使用されている。

もっと実験が必要だ。
つまりテンセグリティを学ばなければならない。
テンセグリティは理論でもオブジェでもない。
生き延びる道具だ。

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  • 2008年4月26日

学習

ウラニウムが水素の応用ではないように、
学習に基礎と応用はない。

基礎と応用の区別を教えなければ、
自発的にはじめた学習は包括的になる。

実際には機能しない
多くの習慣を経験から発見するからだ。

  • 2008年4月25日

ドメイン

子どもは積み木が好きだ。
子どもが好きなのは立方体という形態ではなく
それらの結合の方法である。

自然はもリンゴも卵も星も、そして子どもの頭蓋も
立方体以外にデザインした。
われわれの環境だけが立方体で満たされていることは
偶然ではないだろう。

月や火星計画で立方体の装置がほとんど採用されていないのは、
立方体が効率的になるような法律と社会は
大気圏外では効果的に機能しないからだ。

シナジェティクスに積み木という概念は存在しない。
空間は領域(ドメイン)に分割できる。
最小限のドメインを集積するとほとんどは立方体にはならない。
(つまり、立方体は最小限のドメインではない)
最小単位としてのドメインはすべて有限な種類の4面体モジュールとして
この半世紀間に発見されてきた。

4面体モジュールは子どもにとって、積み木よりもおもしろい現実にちがいない。

シナジェティクス・モジュールに関する唯一の日本語の書物は
『コズモグラフィー』シナジェティクス原論
バックミンスター・フラー著(白揚社 2007)である。

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  • 2008年4月15日

私の仕事

物理学は原子の内部の出来事を扱うが、化学は原子の外部の出来事を扱う。
化学は結合と解離に関する基本的な整数的な構造を扱う。

シナジェティクスは、
これらの相互関係および整数自体の構造化に関与する。

この仕事には走査顕微鏡も加速器も不要だ。
観察から学べることは僅かしない。
実際、原理の発見があった後に、だれでも観察することができる。 Y.K

  • 2008年1月23日


脳は睡眠中に異なった情報を休みなく整理しているように、
PCもスリープしながら黙々と
ハードディスクから項目を無差別にリストアップしている。

使われない関係性は増大するばかりだ。
ユーザは夢を語らなくなったばかりか、幻想さえも不要になった。

意識と無意識の間を外部に依存してはいけない。
外部をつくり出すまえに、星になってしまう。  Y.K

  • 2007年4月27日

社会vs宇宙


両親は、学校のランキングが社会で認められるための
最初のハードルであると考えている。
教師と学生がランキングで採用する以上、学校は最初の社会だ。
しかし彼らは「学校での成績がよいからといって、
社会で認められるとは限らない」ことは教育しない。

シナジェティクスを学ぶと、「社会で認められるからといって、
宇宙で認められるとは限らない」ことばかりだ。  Y.K

  • 2007年4月17日

デザインサイエンスの相補性


原理の発見はつねに単独でなされ、
発明も単独者に帰属する。
つまり、他者と同時性を共有することはできない。
その上で、<生活器>という特別な場合の問題解決者として生存すること。

メタフィジクスとフィジクスとが生の最初の相補性である。
波であり粒子である量子力学の前提よりも、まだ<光>がある。Y.K

  • 2007年4月12日

寝たふり


シナジェティクスがサイトに出現して10年目を向かえる。
http://www.rwgrayprojects.com/synergetics/synergetics.html
シナジェティクスを素晴らしいと感じられない人に不満を感じたことは一度もない。
しかし、シナジェティクスとは何かを知る前にシナジェティクスを直観的に素晴らしいと感じてから、人生が半分過ぎている人ほど怠惰な人生はないだろう。
私の場合、フラーの著作に始めて触れ、
25歳までの寝太郎の寝たふりの数年間の経験ほど不幸な時間はないのだ。  Y.K

  • 2007年4月 2日

対称的マインド


問題を解く能力ばかりが、脳じゃない。
問題を増やす能力も創造性だ。たとえば発見。

その両方を求めるのは対称的マインドだ。
動的な相補性はシナジェティクスに期待できる。  Y.K

  • 2007年3月26日

思考と睡眠


思考すると眠くなる。
私はシナジェティクス論文を書くと自然に『寝太郎』になる。
思考と睡眠は知を成す過程である。
睡眠には自動的な情報の整理作用がある。
そして、原理の発見によって脳はもっとも覚醒する。  Y.K

  • 2007年3月19日

ルビの起源


ルビーは宝石の名前だ。
19世紀まで活字は宝石のように貴重な存在であった。
ルビ活字の大きさを宝石の名前(5.5ポイント・ルビ)で区別していた。

プリセッションを計画的偶然と訳したことがある。
そしてプリセッションをルビにした。
漢字のルビには内部と外部の相互作用がある。
この相互作用こそ、稀少元素のように貴重な存在になるだろう。  Y.K

  • 2007年3月17日

こどもオペレーション


あらゆる大人はかつて子どもであった。
子どものことは胎児も含めてよく分かっていないと聞いて驚く人がいる。
子どもを産んだからと言って、子どもが理解できるわけではないのと同じだ。
理解するためには、子どもから学ばなければならない。
子どもから学ぶには、子どもになるというオペレーションが必要だ。
この子どもオペレーションについては一部の天才たちが独占したままだ。
シナジェティクス入門講座はこの子どもオペレーションの実践でもある。
講座と同時平行して、わたしもこどもオペレーションによってある数学論文を書いている。いつでもどこでもこどもが効果的だ。  Y.K

  • 2007年2月 6日

奪うこと


恐ろしいことが毎日学校で起こっている。
さらに本当の破壊について気づいている人は稀である。  Y.K

「すべての子供は生まれながらの天才であるが、関連を示す可能性のある事柄について子供が直観的に感じる瞬間を <天才になれなかった鈍感な年長者たち>が残酷に無視するか、さもなくば愚鈍に対処することで天賦の才は即座に奪われてしまう。」バックミンスター・フラー 1983

  • 2007年1月19日

informからinmodelへ


in-formという言葉は 情報[知識]を与えることである。

プロダクトデザインでは、ひな型や鋳型を作ったり、または設計することや、模擬実験 (simulation) を行なう場合、modelという言葉で集約してきた。

そこで私は、人工物に最終的に自然の見えない機能を包含させるデザインサイエンスのデザイン行為に対して、in-model という新たな概念を作った。

情報(in-formation)はエントロピー的に増え続けるが、in-modelationは情報を劇的に減少させる作用がある。in-modelationは、情報をシントロピーに変換すると同時に、原理は、膨大な局所的情報を無化する。
in-modelationは、原理の統合作用が、人間の作り出すエントロピー的知識を与える関係から不変的な宇宙の相互関係に抱擁されていく関係を表す概念として同定したい。

in-formからin-modelへの移行は叡智(メタフィジクス)の問題だ。
さもなくば、銀河宇宙の反例は宇宙のエントロピー的瞬きに終わるだろう。  Y.K

  • 2007年1月11日

全方位ジオスコープ


現代のプラネタリウムのテクノロジーは、もちろん神の目を除外してきた。
地球を内部から見る観察者を想定すれば、
地表データと星座のデータを重ねて観察することができる。
プラネタリウムはいまや全方位ジオスコープに変換可能である。  Y.K

  • 2006年12月18日

確かな方法


個人的獲得物質を求めないで、ひたすら仕事に打ち込むこと、
その結果を誰にも求めないで生きる。
こうした日々を築いていくことは、
シナジェティクスを続ける確かな方法のように見える。  Y.K

  • 2006年12月10日

ハイブリッドの燃費


中国の自動車会社が、日本製のハイブリッド車を輸入し、すべての部品をコピーして、ハイブリッド車を再構成しても、 燃費は15%程度しか改善できなかったのは、
飛躍的な燃費向上のノウハウがハードではなくソフトに依存していたからだ。
実際、ハイブリッド車の開発費の過半数は、コンピュータソフトの開発費である。

朝6時に出発して、雨天の中を9時間かけてはじめて1日で約900キロを移動した。
時速130キロ走行を維持しなければ、この距離は移動できない。 休憩や給油で平均時速はすぐに100キロ以下になる。 スタッドレスタイヤを装着したハイブリッド車の高速走行で平均燃費20キロは驚きだ。
平均燃費を17キロ以下にするには、かなり無駄な加速を強いられる。
平均燃費20キロは、常時瞬間燃費などを注意深くモニタリングしながらの高速走行であり、この方法を意図的に排除したアクセルの一定の踏みっぱなしの平均燃費は、約10%以上も低下する。アクセルの踏みっぱなしよりも断続的な加速と慣性力で、モーターを頻繁に駆動させ、発電させながら運動エネルギーをコントロールするといったこれまでにない運転方法によって、高速での燃費向上させるプログラムはまだこのハイブリッド車にはインストールされていないことに気づいた。 コンピュータエイドドライビングのボタンが一つ欲しいものだ。
ハイブリッド車のラッシュアワーの低速走行時の燃費が格段に良いのは、こうした運転方法が別の理由で結果的に強制されるからである。  Y.K

  • 2006年12月 7日

シナジェティクス


シナジェティクスは幾何学ではない。

そして、シナジェティクスを時間を含む幾何学とする定義に甘んじている人たちが、少なくともシナジェティクスをアートに変換することが最大の副産物であるとでも思っている間に、プライムデザインは、バックミンスター・フラーの時代以上の可能性を備蓄している。
デザインサイエンスを遂行する懐胎期間は完全に終焉している。  Y.K

  • 2006年11月26日

数学者エッシャー


エッシャーは、構造とパターンによって
エレメントの外形線の自由度が決まることを直観的に理解していたが、
それを数学理論にするまで20年間の懐胎期間がある。

バックミンスター・フラーが
4Dハウスからジオデシック数学を構築するまでとほぼ同じである。

構造とパターンは幾何学よりも、岡潔のいう「情緒と創造」に関与していると感じる。
事実を観察することから始める客観的主義への依存度がほとんどないからである。
しかし、メタフィジクスの神髄に触れることから20年間の懐胎期間が始まる。

こうした激しい持続は、偉大な芸術家や科学者の特徴である。

http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0701/escher.html
http://synergetics.jp/gallery/
  • 2006年11月14日

シナジェティクス


では、分類学は、メタフィジクスなのかフィジクスなのか。
バックミンスター・フラーはシナジェティクスを分類するシステムを
シナジェティクスに包括している希有な超『自然学』学徒である。  Y.K

  • 2006年9月 3日

シナジー


バックミンスター・フラーは、その非実体的な想像上の経験を視覚化し、教えられる「もの」に変換したシナジェティクスを発見した。  Y.K

  • 2006年8月30日

美味しいシステム


美味しい料理をいくら食べてもその料理は作れないし、いい音楽をいくら聴いても演奏はうまくなれないということを知った時、すでにこどもではない。
これはシステムなのだ。
このシステムに死ぬまで気づかない人が99%いる。  Y.K

  • 2006年7月31日

シナリオ宇宙


シナリオにはそれを構成するプロットがある。プロットには全体でない前後の情報がある。
全体を対象化するには全体を示す全体ではない過程がなくてはならない。

過程は部分でもない。
過程は存在なのである。  Y.K

  • 2006年7月13日

角度


環境は、観察者を除外すれば存在しないが、
観察者を宇宙から除外しても角度は存在する。

角度は、大きさから独立した概念である。  Y.K

  • 2006年7月12日

全方位


環境は明らかに自分以外のこの720度問題なのである。
つまり、環境とは
すべての人類の置かれた環境が互いに異なっていることが問題なのである。
エコロジーは、この問題を除外しては存在しない。

「テトラマ」はつねに主体の位置(=観察者の居場所)に関わっている。
しかし例外的にバイオスフィアの中心に観察者が移動すると、すべての局所的「テトラマ」は、完全一致するだろう。
この極軸上の点は認識に著しい変化を引き起こすだろう。
バイオスフィアと大気圏外宇宙は720度で完全に一致している。
全方位とは、球状宇宙の720度である。

「テトラマ」は地球儀でもなければ、天球儀でもない。
すべての対象物が観察者からある距離に配置された宇宙の相互関係をパターンとして視覚化する装置である。

エコロジーが今までになくより多くの人類を宇宙意識へと誘導しているのは、無意識にこの720度が関与しているからだ。  Y.K

  • 2006年7月11日

「テトラマ」


超広角レンズの最大視野角は180度である。
レンズでは不可能であるがパノラマ(panorama)という図法から最大視野角は360度まで拡張できる。
しかし、自分を取り巻く全方位は360度であると信じられてきた定理は数学的に間違いである。パノラマ(panorama)はすべてを決して捉えない。
360度のパノラマはメルカトール図法の矛盾を引き継いだ不完全な球体認識である。

周囲の角度は720度である。
つまり、ひとつの頂点の周囲の角度は720度である。
これは(正)4面体の内角の総和に関係している。
人間の視野角では同時に720度を見ることはできない。
私はこの新しい視野に変換する図法を「テトラマ」(tetrama)と呼んでいる。
「テトラマ」によって自分を取り巻く全方位は720度で捉えられる。
異なった観察者が見るすべての「テトラマ」は互いに異なっている。
つまり、あらゆる「テトラマ」は局所的なのである。
私はこの本質的な問題を「テトラマ」問題と呼んでいる。  Y.K

  • 2006年6月 5日

流体地理学


サケの遡上が多かった年は木の年輪の幅が広くなる。
熊によって森の中に運ばれた窒素は遂に1ヘクタール当り120kgとなり、
造林業者が人為的に施肥する窒素肥料の量に匹敵するからだ。
樹木に含まれる窒素の中でサケからの窒素分の割合を同位元素別で調査した結果、
鮭の溯上の3年後に樹木中のサケの窒素の増加が認められ、
すべての森の樹木の窒素の30% 以上がサケからのものであるというレポートを読んだ。

流体地理学では熊はシナジェティクス的オペレーションでサケを森に加えたので
海の一部が樹木に化身したのである。
加えられたサケで未知でなる森の情報は明らかに生成されていることを意味している。
サケは森が雲という移動する淡水を生成するための媒介者である。
熊とサケはこの流体地理学を知らない。
サケと熊は異なったシナジェティクス的オペレーションを媒介する。

海と森の価値も知らないサケと熊の行動とは異なる人類だけが
シナジェティクス的オペレーションに<意識的に>参加することによって、
海と森の価値をはじめて理解できるのだ。  Y.K

  • 2006年6月 3日

シナジェティクス


元素の発見の歴史は、加速度的にあたらな元素が発見された根拠を科学的には偶然性に委ねたが、同時に、その神秘性はメタフィジクスに、その膨大なシステムの体系化はシナジェティクスに委ねられた。 そしてその産業化による経済性の恩恵(プリセッション)はデザインサイエンスに委ねられた。
1927年、それらをたった一人の無名の個人が構想していたという事実を受けいれなければ、バックミンスター・フラーの著作は世界中の本屋で瞑想精神世界に分類されたままだ。  Y.K

  • 2006年5月31日

シナジェティクス的オペレーション

 
どうにか偶然に見せかけて、
すべての人々に同じことをさせようとする社会を構築した。
それは、無言のうちになされた。
しかし、誰でも異なる観点を持つことを誰も止められないので、
そのシステムはうまくいっていない。
実際、異なる何かを見て、行動する誰かが、つねに存在する。
われわれの遺伝子は、われわれの意志を超えて、
偶然にも同一にならない不完全なシステムを採用しているからだ。

しかし、行動したとしても本当の価値を加えないかぎり、
必要としていない無数の出来事が生まれている。
本当(real)とは何か。
歴史的には royalが定める法律こそが真実(real)なのだ。
21世紀の虐殺者は、帰国すれは英雄である。
真実を反対称化する主体が真実(real)なのである。
必要としていない無数の出来事は、直轄植民地(royal colony) のなごりである。
専門家社会もコロニーのなごりである。

誰もが本当の価値を加えるコトを畏れている。
化学的結合や解離では、加えるコトはもっとも単純なシステム操作である。
正確には、既知となった価値を加えるのではなく、
加えるコトでそれまで未知であった情報が生成することを意味している。
価値があるコトは、情報を加えるコトから生まれる。
このシナジェティクス的オペレーションは、
価値があるモノを支配したroyalを陳腐化する<共有する新しいシステム>である。
これがもう一つの真実(real)なのである。

つまり、シナジェティクス的オペレーションは幾何学的な補助線ではないのである。
シナジェティクス的オペレーションはしばしばこどもの試行に、日々の遊びに頻繁に現れる。  Y.K

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