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ベクトル Archive
- 2008年5月15日
マインドから
技術は道具から、
道具はアイデアから、
アイデアは概念から、
概念はマインドから、
生まれる。
しかし、
なぜマインドを授けられたか
を考えるまえに
言葉は概念から作られている。
だから、
概念は科学をも欺くことができる。
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- 2008年5月12日
スローな水
水はもっとも温めにくく冷めにくい物質である。
宇宙全体から見ると液体としての水としての存在量は少ない。
淡水は雲から生成されるが、雲は森が生成している。
森はもっとも温めにくく冷めにくい有機体である。
地球の全水分量の1%以下の淡水が、
原油のように投機の対象になるのは時間の問題だ。
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- 2008年5月 7日
無為自然
問題がない人生をめざすほど非現実的な考えはないだろう。
その結果、われわれは問題を遮断しようとする
強い傾向を持つようになる。
(お金が問題を解決できるユニバーサルな唯一の解決手段だと
教育される。実際、日本人の100人に一人が、億万長者である)
自然は、宇宙の諸原理によってシントロピー的に問題を解決する。
その結果、自然は<無為自然>(do everything with nothing)に
到達している。
われわれは、努力とお金以外の問題解決方法を遮断してきたので、
自然を再生できるという人間のうぬぼれた努力から
けっして<無為自然>には到達できないだろう。
問題がない人生をめざして努力すればするほど、
エントロピーは増大しているからだ。
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- 2008年5月 4日
失業
失業者が5%を超えてはいけないシステムを
こしらえた人たちにはノーベル賞が与えられてきた。
最近、人間には見えない気体分子を炭素税ビジネスとして考案した
経済学者にもノーベル賞が与えられた。
宇宙に失業している分子や原子は一個もないエコロジーを発見した人に
ノーベル賞は与えられなかった。
宇宙の目的を理解することはノーベル賞の対象外である。
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- 2008年4月27日
津波
自分が希望する受験科目には膨大なエネルギーがいるので
誰でもより少なく学びたいと思っている。
学習塾はこのノウハウを持っている。
しかし、新しい経験をするたびに、人間はより少なく学ぶようには
デザインされていない。
両親の間違った愛情は、
10歳から11歳までの一度しかない知的爆発の時期に
こどもを学習塾のノウハウで訓練させることで、
もっとも重大なブレインダメージを与えているのである。
知的爆発とは、経験の秩序化のための最初の津波である。
時速500キロのソリトン波なのである。
線形波のような拡散しようとする作用に対して
それを集めようとする作用が生成し自身の形態を保つのだ。
この機能を学習塾に期待するよりも前に、
子どもは、生得的に、すなわち無料でレッスンを受けているのである。
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- 2008年4月26日
学習
ウラニウムが水素の応用ではないように、
学習に基礎と応用はない。
基礎と応用の区別を教えなければ、
自発的にはじめた学習は包括的になる。
実際には機能しない
多くの習慣を経験から発見するからだ。
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- 2008年4月22日
外部と内部、表と裏
思考できることはつねに外部からみた外側(表)に限定される。
われわれが宇宙(あるいは空間)と呼んでいる物理現象は
現実そのものであるが、内部からみた内側(裏)である。
天球儀は地球の外部から想像した宇宙の外観(表)である。
だから地球から見た星座の配置の鏡像になっている。
外部からみた外側情報は歴史的には神官航海士の
極秘のナビゲーション情報であった。
外部からみた外側(表)と内部からみた内側(裏)は
一つの表面の表裏だが、
この表面はいまのところ岩のように不透明に見える。 Y.K
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- 2008年4月21日
排他的
思考は限定的である。
思考する前にやってくる経験は、包括的である。
非経験的知識(たとえば講義やインターネット情報)に
依存して思考すると
排他的にしかならないことを意味している。
しかし、このことが深刻になったことがない。
排他的なほうが簡単だからだ。 Y.K
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- 2008年4月17日
効果的
米は家畜のために、トウモロコシは車のために、
そして労働は利子返済のために従事するすべての職業は、
富を略奪するシステムが生み出したバーチャル・リアリティである。
世界人口を劇的に減らすもっとも確実で間接的な方法は、
地球温暖化と連動した市場の原理に基づいて、
主要な穀物の価格を釣り上げる口実づくりだったのである。
それによって二酸化炭素の排出も減り、貴重な淡水も確保できる。
排出権を取引するMBA仕込みのうぬぼれた連中よりは
効果的なシナリオだ。 Y.K
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- 2008年4月13日
青田買い
栽培経験が豊富であればあるほど、青田の段階で収穫を予測できる。
すでに獲得した不可視の技術的ノウハウの膨大な目録を
利用できるグランチが優秀な理系の大学生と
卒業前に雇用契約を交わす(青田買い)のは、
あらゆる将来的なノウハウを独占するためである。
もちろん、グランチは大学とは異なった独自の評価基準で
学生を選ぶノウハウを持っている。 Y.K
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- 2008年4月12日
秘境資源
前人未踏の秘境には豊富な資源が眠っていることが分かっていた。
衛星から天然資源の鉱床がスキャニングできる。
中国政府はチベット山脈に全体に銅、亜鉛・鉛、鉄鉱石の豊富な鉱床を発見し、
2006年7月1日に名目上はそれらの運搬手段として
約2千キロの青海チベット鉄道を全通させている。
武力弾圧のための兵士と武器をチベットに輸送する際にも
この鉄道は利用される。
宗教心はまだ衛星からスキャニングできない。 Y.K
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- 2008年4月10日
プライム問題
サブプライム(信用度の低い人向けの住宅ローン)という言葉に
惑わされてはいけない。
資本主義のプライム(=最重要)問題は、
陸地の不動産の略奪的貸付などはどうでもいいのだ。
リスク回避を人の住んでいない極地の天然資源にしか求めない
21世紀のプライム問題は、
海底資源(inside)と他の天体の資源(outside)を
略奪するための覇権の獲得だ。 Y.K
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- 2008年4月 8日
忙したがり屋
たまに会話をすると
忙しいことを話題にする人は
忙しいことを目的にして生きていると考えていい。
その理由を社会心理学者のように、
考えるコトから逃走したいからだとしても
同情できないほど増えている。
考える時間を作るために、
雑草のように生えてくる雑用を仕事より
低く考えていたり、あるいは雑用を先にこなす人は
仕事自体に集中しているとは限らない。
学習とおなじように、
仕事の 99%は環境を整えることに費やされるからだ。
すべての雑草には名前があるように、
そして、
雑草が生えなければ収穫もないように、
雑用というカテゴリーは
未だ名付けられない無数の発見の宝庫である。
これから、地球温暖化による環境の劇的な変化の過程で、
ますます忙しいふりをする人も増えるだろう。
まして、時間がないことを自慢している人に
隣人のための自発的な時間は作れない。 Y.K
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- 2008年4月 7日
平均的な自然観
エコロジーのTV番組や啓蒙的なエコロジーの本には
しばしば「かけがえのない自然」という表現が使われてきた。
われわれの6兆個もの細胞でさえ無意識下で
短い周期で総入れ替えされているかぎり、
DNAは本質的に「掛け替えられる」ようにデザインされている。
(白血球は4,5日ですべて入れ替わり、心臓の細胞は4ヶ月、肝臓や胃、
肺等の内臓器官は約半年、筋肉の場合は、9ヶ月で新品に無償交換される。)
再生的自然とは、無限に掛け替えられるシステムの
まだ人間には未知の現実である。
唯一無二という希少性を起源とする自然観が
「掛け替えのない」自然という概念を伴ってきた。
かけかえられない状態が、物理的にも生物的にも
平衡状態を、つまり、変化のない死の状態を意味するならば、
再生的とは、交換と変換の無数の過程が
シナジー的な構造とパターンを生成する神秘を意味している。
しかし、エコロジーは神秘という言葉よりも遙かに残酷にちがいない。
われわれの言語はエコロジーを定義するには不完全すぎるから。 Y.K
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- 2008年4月 6日
味覚
覚えた言葉は再現できる。
覚えた映像は再現できる。
しかし、味覚が再現できないのは言葉や映像として記憶できないからだ。
そして、
毎日同じ経験を繰り返しても、
五感のなかでも味覚の記憶だけは取り出せない。
味覚は単独では存在できない。
嗅覚あるいは視覚や記憶などの影響をもっとも受けやすい。
王様に仕える料理人が、まだ幼い師弟達に
王様と同じ料理を毎日食べさせるのは
味覚が鈍感すぎるので、長い学習期間を必要としている。
目を閉じて、直接手で食べ物に触れて口に入れることは、
本当の味を深く知覚する最も簡単な方法である。
聞いたり見ながら同時的に生成される味覚は、
ほとんど刷り込みに近いが
手という触覚器官は味覚の増幅装置になっている。
箸やフォークなどの食べるために道具を使う習慣は、
人類の起源から経過した時間から見れば
まだ馴染んでいないのかもしれない。
味覚が鈍感な、つまり
味覚だけが非映像的であり、その記憶がつねに曖昧なのは、
母乳の記憶から遠ざけるためかもしれない。 Y.K
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- 2008年4月 4日
バックミンスター・フラーの『クリティカル・パス』
税金逃れの多国籍企業は、利己的な資本主義の縮図であり、政治的境界を解体させ世界がひとつになろうとするのを阻害する最後の要因としての国境を解体させる逆説的な二つの役割は、分散と統合を繰り返し、ますます弱々しい古典経済学で教育された個人の富を引き裂いている。
80年代に多国籍企業の首脳人は、ほぼバックミンスター・フラーの『クリティカル・パスーーー宇宙船地球号のデザインサイエンス革命』(白揚社 2007 新装版)を読破していた。
彼らの関心は国境を解体させるクリティカル・パス法であり、先進諸国を財政破綻させて「小さな政府」に変貌させることにあった。この先進国にアメリカ合衆国も含まれていたことになる。 Y.K
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- 2008年4月 3日
特権
巨大企業は、産業というゲームに勝つ側が常に〈最も裕福な者だけ〉であることを確実にするために、価格を吊り上げることで、大多数の人々が主に労働によって獲得する価値を簡単に変えことができる。〈人を欺いて生きる〉または〈人生の勝ち組〉とは異なる〈生活費を稼ぐこと〉という経済行為において、獲得された価値を気まぐれかつ一方的に変えることは、不可視の巨人にとっては大量殺戮兵器の製造技術に匹敵する戦略的な特権である。
ガソリンの販売価格に対する15%程度の税率の変動だけで、簡単に経済政策が混乱するほど血税に飢えた国家財政がバレてしまったが、巨人による石油(メタノールを含む)の販売価格操作は気まぐれそのものだ。石油資本は記録的な増収になっている。 Y.K
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- 2008年4月 3日
特権
巨大企業は、産業というゲームに勝つ側が常に〈最も裕福な者だけ〉であることを確実にするために、価格を吊り上げることで、大多数の人々が主に労働によって獲得する価値を簡単に変えことができる。〈人を欺いて生きる〉または〈人生の勝ち組〉とは異なる〈生活費を稼ぐこと〉という経済行為において、獲得された価値を気まぐれかつ一方的に変えることは、不可視の巨人にとっては大量殺戮兵器の製造技術に匹敵する戦略的な特権である。
ガソリンの販売価格に対する15%程度の税率の変動だけで、簡単に経済政策が混乱するほど血税に飢えた国家財政がバレてしまったが、巨人による石油(メタノールを含む)の販売価格操作は気まぐれそのものだ。石油資本は記録的な増収になっている。 Y.K
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- 2008年4月 2日
暫定的
暫定的ガソリン税を
徴収しないとこの惑星で生きていけないと信じている政治家を
選んだ人にも、束の間の幸福がやってきた。
そもそもガソリンがなくても
うまくやっていけるテクノロジーは複数存在する。
(人類は大気圏外の月や火星にガソリンで往復する訳ではない)
そのことは、すでに内燃機関の開発を放棄した
自動車会社が一番よく知っている。
エンジンの改善によって燃費が良くなっているのではなく、
車体の軽量化によって改善されているに過ぎない。
現在の自動車は、ハイブリッド車も含めて
暫定的エンジンを搭載している。
つまり、ガソリン以上に無駄な高額商品を買わされている。Y.K
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- 2008年3月27日
森
日本の農村部が過疎化しているという危機感は
あまりにも局所的産物だ。
非再生的な工業化の予測された過程に過ぎない。
自然は太陽からのエネルギーや重力、そして風を
もっとも経済的に運用しているから、
過疎化する森や過密化する葉は存在しない。
森は移動した結果だということに都市は無関心だ。 Y.K
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- 2008年3月24日
海底不動産
海洋法の国際会議を無視して海底鉱物資源の開発を進める
暫定的な合意に達したアメリカ、イギリス、フランス、ドイツを
日本の外務省は批判し、
このような計画は国連の援助の下で遂行すべきだと主張したが、
これらの四カ国には認められなかった。
国連機関に海底資源開発を監督させようとする要求は、先進国から拒否された。
これは1982年の話である。
全地球表面の4分の3を占める海底を独占したがるこれらの国家に加えて、
発展途上国の中国がある。
なぜなら、中国は安保理の常任理事国(P5)である。
人々は一戸建ての建てられない海底の不動産売買にはまったく無関心だ。Y.K
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- 2008年3月23日
非対称的
企業という抽象的な巨人によって社会へ還元される利益は、
事業で生産された商品、サービス、博物館、
そしてあまり利用されない公共施設として、
目に見える形で分配されるが、
株主への配当金は目に見えない形で配布される。
そして株価の非周期的な暴落で、
分配された配当金は、
より小さな無数の株主が一時的に所有した
不動産から回収される。
格差はつねに合法的かつ非対称的である。
消費によってこの非対称性を広く市民に認めさせるノウハウは、
十四世紀から約3世紀間かけて完成された。 Y.K
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- 2008年3月21日
妄想
科学と人間の発明の才によって、
労働および生産システムの維持管理に要する単位時間に対して、
より優れた性能を生み出す方法を絶えず実践し、
現実の宇宙的コストを常に減少させてきたにもかかわらず、
原油高によるすべての価格上昇は、
政治的手段で誘導する巨大企業の利己主義である。
有限なエネルギー資源を、威圧的にかつエコロジー的押しつける態度は、
捏造された妄想の特徴である。 Y.K
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- 2008年3月19日
人格
友人はあなたの成功を願っている。
両親はもっとそれを望んでいる。
そしてついに真の味方がこの世に4人もいれば幸福である。
味方を選ぶ上で、あなたが人格にしか興味がないならば、
この4人のなかにエコロジーはけっして含まれないだろう。
それでも自然は人間を成功させたがっている。 Y.K
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- 2008年3月16日
同時的な外部
そして
これまで自分の全体像(数学的には 720度の全方位から)を、
同時に外部から見てしまった人間はいない。
(鏡では画角やリアリティが不足している)
ほとんどの人間は自分の外部を驚くほど知らないで生きている。
同時的な外部を見るにはテクノロジーが必要だ。
人類がはじめて惑星地球を外部(=月面)から
ほぼ同時的に見たのは 1969年である。 Y.K
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- 2008年3月15日
家
日本の宇宙実験棟「きぼう」が、国際宇宙ステーションに取り付けられた時、
宇宙飛行士は「小さいけれど宇宙に日本の家ができることを知ってほしい。」
と言っていた。
基礎がないばかりか、排水装置もなく、
秒速5キロメートルで、大気圏外を周回するために、
放射線被曝から保護された分厚い壁の円筒状のシェルターを
「家」という概念で了解できないのは、
「家」としては不要な非公開の実験目的があるからだ。 Y.K
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- 2008年3月13日
メールファシズム
日々平均200通もの10代のメールファシズムによって
彼らは急速に想像力を喪失しつつある。
情報交換量を競わせるメモリーバンク・システムは学校そのものだ。
それゆえに、学校はますます局所的で閉じた場所になっている。
はやく携帯個人授業による自宅学習または
衛星インターネットによる移動学習に切り替えるべきだ。
(この革命を引き止めているのは、教師の終身雇用制度にちがいない)
どこかに帰属しながら自由を求める行為は、
理念を必要としないテクノロジーのユーザたちの特権だ。
なんという富の無駄使いだろう。 Y.K
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- 2008年3月10日
大気圏
大気圏には国境がない。
水や二酸化炭素でさえローカルには行動していない。
個人が大気圏内を「グローバルに考えローカルに行動する」と
うぬぼれた狡猾な人間になるだろう。
なぜなら、
「グローバルに考えローカルに行動する」のは、
この惑星を分断して支配するための
多国籍企業とその軍部(=グランチ)の廃れた方法である。 Y.K
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- 2008年3月 1日
留学
何をすべきか分からないので
研究テーマを探しに海外留学する時代があった。
このような経歴のたいてい裕福な教師に教わった学生が
同じコトを繰り返しているのはもっとも不幸である。
そのような留学とは、読んで字のごとく、
学習が留まることを意味する。 Y.K
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- 2008年2月29日
完全性(インテグリティ)2
微分と積分だけでは
物事を再現したことにはならない。
全体を包括する重さのないインテグリティ(integrity)が要求される。
緊急事態が発生すると
人々はインテグリティを考察するかわりに
専門家に依頼したがるが、
彼らはインテグリティの存在についてまったく教育されていない。Y.K
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- 2008年2月27日
不完全
われわれの感覚では瞬間的に宇宙全体を捉えられないことを
証明することは、20世紀物理学の役割の一つであった。
言い換えれば、観察された種々の遅延をつなぎあわせた結果は、
物理的にはつねに不完全であった。
同時に、この遅延は専門分化によってますます加速してきたのである。 Y.K
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- 2008年2月26日
グランチ
グランチはいまでも埋蔵地下資源の
地理学的情報(ノウ・ホエア)と技術情報(ノウ・ハウ) を独占し、
お金でお金を稼ぐゲーム以外の動機(ノウ・ホワイ)が
完全に欠如している経済社会を支配している。
そして、グランチは無数のグランチ志向の個人をつくり出してきた。
しかし、グランチが宇宙を発明したわけではないので、
惑星地球上で生きていくための動機が欠如しているのである。
彼らの決定的な弱点は再生的宇宙に適応できないことだ。
これが地球温暖化問題の核心である。 Y.K
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- 2008年2月25日
動機(ノウ・ホワイ)
学校で成績が良いと言われる人たちに
動機(ノウ・ホワイ)が欠如している場合が多いのは、
動機を持つと成績が上がらない教育システムに適応しているからだ。
これはもっとも簡単なことであるが、
こどもが動機を持たないで生きることは
生命システムに矛盾している。 Y.K
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- 2008年2月24日
不動産
〈住宅〉と〈分譲マンション〉の強制的な販売によって、
〈賃貸〉をほとんどやめてしまったのは、
資本主義が土地不動産を手っ取り早く放棄したためである。
搾取を目的とした定住を市民(主に移民)に強いる一方、
国籍を脱した〈企業〉は
世界中をより動的に展開・移動する能力を増強してきた。
これがサブプライムローン問題の核心である。 Y.K
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- 2008年2月18日
衛星インターネット
都市には重要な機能がある。
光ファイバーは都市の情報の加速と備蓄に利用されてきた。
地上の光ファイバーは
所詮、上下水道のような地表や地中を這う管である。
われわれはこの10年間、
意図的に通信テクノロジーを遅延させられてきた。
膨大なネット料金が無駄に徴収されたきた。
衛星インターネットによる無管こそは、
閉じた球状世界の住民のための
情報の加速と備蓄の無料化の第一歩である。 Y.K
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- 2008年2月15日
機能
科学者は宇宙を識るために、宇宙に出かける。
私が宇宙の一つの機能かどうかを識りたいならば、
自分を観察することから始めなくてもよい。
まして、宇宙に出かける必要もない。
私は環境や自分自身ではなく、宇宙に属しているからだ。
これはエコロジーではない。
もっとも原初的なメタフィジクスだ。 Y.K
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- 2008年2月11日
桃源郷
資本主義は何度もバージョンアップされてきた。
ほとんど何のリスクも負わない
史上初のシステムとして完成が間近だ。
そのシステム開発のコストは、
地球資源と地球システムの破綻と引き替えを前提にしていたが、
この最新システムのお陰でその前提が発覚しても
ちっとも動じていないようだ。
人間以外の存在が
何のリスクも負わないことは資本主義の桃源郷だ。
そこではあらゆる正義のための戦争が無料で観戦できる。 Y.K
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- 2008年2月 9日
住居
住居(シェルター)にもっとも重要な生存のための
基本条件を求めていくと
体積、重量、コスト、耐久性が物理的に考慮される。
しかし、まだこれらの科学的な視点は受け入れられていない。
だから住宅産業は食品産業以上に表示偽装のテクノロジーとなる。 Y.K
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- 2008年2月 7日
代理人
「企業は物理的現象でも超物理的現象でもない。」1983 RBF
社会経済において、強力な個人間のみで合意され、
その個人によって人間の社会と何も知らないその構成員に
課される社会経済上の策略、
つまり法律記号言語で興じられるゲームにすぎない。
原油高と株価の下落に興じながらあくせく働く人々が、
人間ではない史上最大の目に見えない巨人の目的に
合意しているのだろうか。
アメリカ合衆国の大統領に誰が選出されようと
見えないこの巨人の代理人(マペット)にすぎない。 Y.K
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- 2008年2月 6日
ルール
個人にとって重要なことは
群れとしてのどんなルールも免除されることである。
宇宙は包括性において、
個人は特別な経験において、
この束縛から無限に逃れている。
これは宇宙にとって重要なルールである。
このルールなしでは
どんな原理も人間に発見されなかったから。 Y.K
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- 2008年2月 5日
短命な規範
自然の恵みは、
理想的にデザインされた
普遍的な原理の存在に導いてくれる。
かけがえのない自然という
局所的で短命な規範(=エントロピー)よりも
至る所で掛け替えられている自然は
シントロピーに満ちている。 Y.K
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- 2008年1月31日
静止宇宙観
宇宙の標準速度は、
シャトルでの宇宙旅行の速度より約5万倍も早い。
相対的に言えば、人類はほとんど静止した宇宙観しか持っていない。
地球温暖化のシナリオは、
高齢化した静止宇宙観の終焉としては
かなり動的であるが、
ガソリンも水も高価すぎるから、
エコロジーを口実に人類は初めて移動を控えている。 Y.K
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- 2008年1月29日
独創性と自然
「他との完璧なコミュニケーションは、
遅かれ早かれ、他者の、そして自分の創造の独創性を殺す」と
レヴィ=ストロースは言う。
これを他の事象で演繹することに無関心ではいられないだろう。
つまり、テンセグリティのプリセッショナルな外力分散が
構成要素間の完璧な相互作用(=ミュニケーション)から生じている以上、
遅かれ早かれテンセグリティの閉じたネットワークが
自らの構造の自律的な独創性を殺すことになる。
という奇妙な結論に達するだろう。
人間に創造の独創性があるとする世界観、
または人間性自体の観察から自然を(つまりシナジーを)、
学ぶことはできない。 Y.K
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- 2008年1月26日
コミュニケーション
思考すること自体で形成されているにちがいない。
音声や言語よりも迅速にかつ現実的に。
同様にシナジェティクスのモデル言語はより思考に接近できる。
つまり基本的なコミュニケーションが効果的に形成されている。
しかし、社会集団によって形成される
文化なしでコミュニケーションできないし、
その文化の恩恵を得ないで言語は形成できないという前提で
子どもたちはなかば強制的に学校へ行かされている。 Y.K
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- 2008年1月25日
創造性
こどもの創造力をのばす教育がますます重視されている。
しかし、人間が創造性について言及できるのは、
原理の利用において
予測できない独自な方法を発見した場合に限られる。
そしてその原理とは先験的宇宙に属する。
創造性は宇宙の統合性に対して先験的である。
こどもの「創造性を開発」する人々は、
先験的存在を無視しただだの詐欺師である。 Y.K
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- 2008年1月24日
環境主義者
人間はつねに環境の中心にいると思い込んでいる。
まるで電子で囲まれた原子核のように。
自分を取り巻く情況が環境と定義されているに過ぎない。
囲い込まれていることが観察できないにも関わらず。
環境だけから、本質的な全体条件を扱うことはできない。 Y.K
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- 2008年1月20日
短縮形
ES細胞は胚性幹細胞(Embryonic Stem cell)のことである。
われわれの言語は<短縮形>を好む。
ES細胞の発見は、
部分がすでに宇宙それ自体を<短縮した存在様式>を意味している。
人間は宇宙でもっとも複合的な存在様式かもしれない。
ES細胞の実証された機能から万能細胞とも呼ばれている。
人間は、
宇宙で最高度に短縮された
あるいは圧縮された万能有機体である。
しかし、解凍の仕方に問題があるので
宇宙での適正を図る最終審査が始まっている。 Y.K
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- 2008年1月19日
複合系
経験はけっして基本的ではない。
経験はつねに複合化された関係(complex)を形成している。
原理の発見がかならずしも
実験数値から一般化されていないのは、
概念的な一般化は本質的にこうした経験に基づいているが
実験数値からのみ導かれる
限定的な経験主義ではないからだろう。
「全体とは、部分の総和以上のなにかである」という
概念は20世紀の複雑系(complex system)の科学哲学を生んだが、
この複雑系は複合系と訳すべきである。
バックミンスター・フラーのシナジェティクスは、
「複雑な現象を複雑なまま理解しようとする方法」ではなく
複合的な現象を複合的な経験から包括的に理解しようとする
操作主義的な方法である。
シナジェティクスは最初の複合系の科学哲学である。Y.K
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- 2008年1月18日
複雑系
複雑にできている物事を
決して単純化してはならないと考えている人は
シナジェティクスのことを「複雑系」と分類している。
自己組織化の一般化を自負する「複雑系の法則」が
もっとも単純なテンセグリティ構造の
リダンダンシーの自発的排除を
分析できているわけではない。
シナジーという単純な言葉で説明してばかりいると
自然に適応できないと感じる恐れは
世界権力構造という最大規模のリダンダンシー
の自己組織化を意図的に解読しないだろう。
つまり、バックミンスター・フラーの
『クリティカル・パス』は複雑系の対極にある。 Y.K
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- 2008年1月17日
宇宙寒冷化
地球温暖化で大気圏外に
放熱されなくなったエネルギーのことはだれも言わないが、
宇宙のどこかが冷やされている。
局所的宇宙の温暖化は、
局所的宇宙の寒冷化を引き起こしている。
地球エコロジーの危機は、
宇宙エコロジーを除外していることで加速する。 Y.K
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- 2008年1月16日
思考の請負
アメリカ先住民の〈神〉(Great Spirit)は、
擬人化した神ではない。
狩猟と耕作の権利は与えても土地の所有権は
決して与えないということは自明であった。
この先住民はかつての海の民だった。
常に変化する大洋において、
特定の海域を〈所有〉することが
現実的だと考える船乗りはいない。
先住民にとっては土地を所有できるのは
グレートスピリットだけだった。
アメリカ先住民は、自分たちがヨーロッパ人に
売ろうとしているのは釣りと狩りの許可証だけであり、
土地の所有権ではないと考えていた。
「船は海域とともに販売できない」事実を知りながら、
「家は土地とともに販売される」理解できない法律に適応するために、
しぶしぶその所有を試みたが、
多くの海賊の末裔たちは全盛時代の自惚れによって
すでに手遅れだった。
この海と陸の対立の基準は
今では「捏造された妄想」に変容したが、
法律に適応した人間から、
グレートスピリットは完全に消えてしまった。
他者の思考を請け負って意見を異にする人間を一掃する
モラル・マジョリティーは
環境の悪化とともに増加している。 Y.K
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- 2008年1月14日
ケチなエコロジー
ケチな行為をエコロジーで偽装する
もっともケチな企業と人間が増えている。
自然がもし
人間のようにケチなら
人類に石油資源の採掘権を無償で譲渡しなかったとは
思わないのかい?
自然がもし
人間が発見したエコロジー概念にそってふるまうなら、
現在の人類はとても存続できない。
などど自省して
今度はバイオからアルコールを搾取するのもいいけれど、
自然に優しくしながら奪ってばかりいると
「ただより怖いコトはない」のだ。
法律家資本主義に贈与はあっても、
恵みという概念が排除された時から。 Y.K
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- 2008年1月11日
第4次世界大戦
ライト兄弟による最初の飛行実験には、
航空機の国家免許は不要だった。
同じ理由で科学的発見に国家のライセンスは不要だ。
第一次世界大戦までは、
科学的発見を制御できるメタフィジクスの独占は
もっとも困難な領域であった。
冷戦構造が第3次世界大戦だとすれば、
自発性を除去できる教育ノウハウまでが
すでに独占されている現在は、
教養はあるが知性の欠如した人類が急増する傾向にある。
つまり、
戦場から死体が減少する第4次世界大戦は始まっている。 Y.K
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- 2008年1月10日
地獄と天国
情報の欠乏からエントロピーが生じる。
その究極で地獄という概念が生じた。
しかし、過剰な情報から
天国という概念が生じたわけではない。
地獄に対立した概念もまた
情報の欠乏した想像力から生まれる。
シントロピーは情報の欠乏や過剰からではなく
情報の統合から生まれる。
それは、情報を欠乏させることなく、
局所的情報を劇的に一般化させる原理の存在を
理解した瞬間に到来するメタフィジクスである。 Y.K
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- 2008年1月 9日
シナジー
物質を統合する関係は、本質的に不可視である。
たとえば、重力は不可視である。
それゆえに宇宙は神秘的である。
絶対的な神秘という宇宙の統合性は不可視である。
しかし、統合性のふるまいは
理解できるばかりか、
測定可能であり、
そして、
永遠に信頼できる。 Y.K
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- 2008年1月 7日
客観的
科学にとって、客観的とは、
意図的に開始することによって、
生起する主観的な刺激に対する反応を
経験的に秩序づける行為である。
意図は未だ
主観でも客観でもない。
言い換えれば、
あらゆる単独の実験は主観でも客観でもない。 Y.K
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- 2008年1月 6日
計算法
計算方は知ったかぶりの人間どうしの
虚勢を張ったゲームから考案された。
その結果、このゲームを独占するための利権を獲得した。
この張ったりの伝統は、
たとえば、円周率の桁数と計算速度の国家間の競争に引き継がれてきたが数学専門家には気づかれないように、
大学受験のための教育プログラムに巧妙に反映されている。
つまり、前世紀から引き継がれた受験の準備方法のほとんどは、
経験から除外された知識を扱うようになっている。 Y.K
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- 2008年1月 4日
自己エコロジー
他人には分かりにくい知識を
わざわざ求める傾向は
専門分化そのものだ。
包括的な知識がこどもに理解できることから、
原理という包括的な知識は
単純なことに含まれていると考えてよい。
教育を受ければ受けるほど、
単純なことが回避されがちになるのは
一種の自己エコロジーの破壊である。 Y.K
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- 2008年1月 3日
KAZEからKAJIへ
宮古島の漁師が歓迎する
「PAI-KAJI」とは
「南の風」の意である。
(台風は左回転なので宮古島では北から吹いてくる)
KAJIの語源は風(KAZE)であり、舵・梶(KAJI)のことである。
風はついに所有できなかった。
それゆえに舵は操作主義的に物質化され、
見えない風と潮のために
ジグザグな試行錯誤のみを許されたが、
それらの流体に逆らって航行することができる。
危機に直面するほど政治家たちは舵をとりたがるが、
彼らは舵・梶(KAJI)をデザインしたり、
風(KAZE)の向き自体を変えたりはできない。 Y.K
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- 2008年1月 2日
仕事
仕事と生きるための方法(= 職業)は分離すべきである。
地球を救う、あるいは
地球を守るという義務感を装った
傲慢なエコロジー言語に惑わされるのは、
仕事が人間にとって
もっとも偉大な恩恵として考察されていないからだ。
すでに
最後のメタフィジクス革命から遠ざかっている。
仕事が個人の所有物になった時から
地球温暖化が始まったのだ。 Y.K
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- 2008年1月 1日
宇宙
宇宙の研究は、外部の天体観察から始まった。
天球儀は外部から星群を観察する神の視点を最初に再現した。
21世紀は、シナジェティクス現象の発見から入るべきだ。
たとえば、自動車が水で走れるのは、
水素がもっともありふれた元素だからだ。
必ずしも望遠鏡や顕微鏡を必要としないからではない。
宇宙はお金に依存していないばかりか、
思考にも依存していないからだ。
われわれの思考パターンは、コロニー的要塞型の集団性に束縛された結果、
断続的で固体的、そして同時的すぎる。
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- 2007年12月31日
風
風の吹いていない場所はつねに存在するが、
地球上で風が吹いていない時はない、
風はそれ自体が非同時的ネットワークである。
風は持続しないから、
だれも風を原子力のように所有できない。
これはすばらしいことだ。 Y.K
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- 2007年12月29日
樹上
アジア人は森で瞑想する。
しかし、砂漠で瞑想する民が
圧倒的な包括的な思考を身に付けた。
砂漠を離陸したシナジェティクスは、
森のない地変線の見える小麦畑で覆われた
北米大陸を通過して、
アジアの森の樹上に軟着陸するだろう。
海の民には見覚えがある風景だ。 Y.K
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- 2007年12月27日
特別な場合
専門化とはハイブリッド化することである。
無数の名詞はこのハイブリッド化された結果生まれた。
宇宙の統合化された機能、
つまり漸進的変化の過程に参加した有機体は
ついに動詞を発明した。
しかし、この永遠の過程では
すべての動詞でさえ、つねに特別な場合(special case)である。
すべてのデザインはハイブリッドである。
原理のみが特別な場合を超越している。
そう感じる有機体が存在しているのは、
神秘ではないだろうか。
つまり、私は「特別な場合」だけではないのである。 Y.K
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- 2007年12月25日
モバイル・シェルター
人間が生存できる温度範囲はせいぜい40度である。
服は最初のモバイル・シェルターである。
1921年、記録に残る最初のエベレスト遠征で使用された
登山服の重量は、現在の20倍程度もある。
登山服の軽量化と保温機能の開発は極地登山の最優先課題であった。
(標高8,000メートル以上の平均気温はマイナス40度以下で、
大気圧は地上の3分の1以下)
住宅を来るべき地球温暖化に対応させるためには
寒冷な場所に簡単に移動できなければならない。
日本の平均的住居の重量を千分の1以下にすれば、
極地用のモバイルシェルターに転用できる。
大気圏は生存可能な最初の宇宙空間である。
もっとも経済的な生存が可能なこの大気圏内でさえ、
テンセグリティ・ジオデシック構造以外では
分解移動に適応できないだろう。
(このモバイルシェルターで使用される
薄膜フィルムが機能する温度範囲は、
プラスマイナス 100度で、その耐久期間は30年以上) Y.K
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- 2007年12月24日
賢い消費者
エコロジー的消費、そんな概念は非科学的だ。
無知と不安から、ひたすら所有したいだけの
「賢い消費者」はつくられる。
物質もエネルギーも消費できないことが
発見されて1世紀以上も経過した。
1963年にバックミンスター・フラーは
エコロジーという言葉を一度も使わないで
『宇宙船地球号操縦マニュアル』を書いたのは、
エコロジーで自然を記述するには、
局所的なシントロピーしか扱えなかったからである。
森と砂漠と極地の資源を搾取する以外に
存続できないという人為的なデフォルトを固定したままの
資本主義は後に局所的エコロジーを容認し賛美したが、
このマニュアルは資本主義が扱わなかった
「全体の富」の変換操作方法を示した。
無視すればするほど、
共有されることでしか存続できない叡智は、
無数の地雷のように埋もれている。
至る所を散策するだけでいいのだ。
その最新の変換操作方法は、
つまり、叡智の爆破方法は、
『クリティカル・パス』(宇宙船地球号のデザインサイエンス革命 )白揚社
にその詳細が記載されている。 Y.K
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- 2007年12月21日
抽象
重視する時に、
重さを必要とする社会システムは「抽象的」である。
考察するには重さを感じさせる習慣は
まだ個人に生き残っている。
「抽象」とは変換不可能な静止した考察にちがいない。
だから経験的な意味を持たない。
考察は本来無重力である。
ものごとの極限が非物質的な存在(=抽象)に接近するのではなく、
変形可能な動詞の変遷にのみ関与することである。 Y.K
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- 2007年12月20日
擬態
巨費を投じても技術的に不安定な原子力発電が
温暖化防止策としてもっとも有効ならば、
巨費を投じて、なぜ化石燃料にまったく依存しない
すでに技術的に完成された燃料電池を量産化しないのだろう。
1リットル150円を超えたガソリンの値上げで
原子力の話が出てきているのは偶然ではない。
温暖化に纏わるエネルギー危機は
もっとも単純で根深い危機の擬態である。 Y.K
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- 2007年12月18日
透明性
身体には4つのプライバシーがあると思われている。
聴覚的、触覚的、視覚的、嗅覚的に消失させる
建築空間はほとんど不透明な壁で構成されてきた。
社会は怖れと無知から
不透明な壁を固体的に形成してきたが、
敵からの防御という本来の目的を身体のプライバシーに
転換させてきたのである。
自然な仕切りは不透明な境界とは限らない。
他者とのコミュニケーションは
聴覚的、触覚的、視覚的、嗅覚的な共存を意味する。
愛情に溢れた共存は、
これまでの物理的かつモラル的な不透明性を排除するだろう。
透明性の確保は自己のテクノロジーそのものである。 Y.K
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- 2007年12月16日
検索ロボット
インターネットの検索ロボットは世界を周遊している。
世界中で勃発している戦争が
日常化されただだの殺人だという風景を
確認できるシステムではないことは
このロボットには知らされていないようだ。
検索を不眠不休の彼だけに任せていけない。Y.K
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- 2007年12月15日
非海賊的
全体に関わるのは圧縮材ではなく
張力材である。
ところが全体の概観を捉える行為を
習慣的に「骨格を為す」と言ったりする。
さらに「骨抜きにする」という戦略用語にもなっている。
われわれの概念はモデル言語よりも保守的である。
21世紀の海賊的指導者は
海や空の「上」にいて安心しているだろう。
この「上」という概念ですら
非海賊的な概念であることに気づくべきだが、・・・ Y.K
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- 2007年12月14日
非対称性
最近の洋服は体格に対して小さくなっている。
流行は非対称的なモードである。
社会学は、これまで原理の代わりに
人々が希求する非対称的で
極度の魅力的な存在様式を分類してきた。
しかし、現在の共産主義が資本主義を誘導する原因が
そのような高分割数的(High Frequency)な非対称性から生じていると
分析しているわけではない。
ハイブリッドカー、減農薬有機栽培米、オール電化住宅など
エネルギー、食料、シェルターは
もっとも非対称的で高価で極度の魅力を与え続けている。
非対称的な欲望で失わていくのは、宇宙の富である。 Y.K
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- 2007年12月12日
退屈なテーマ
私はほとんどデザイナーとは仕事をしない。
学生時代に数学が苦手という理由だけで、
数学と無関係な美的存在を再現しようとするからである。
私はたいていの数学者は理解できない.。
美的センスに欠けるという理由だけで、
美に無縁な数学的自然を想定し
探求しようとするからである。
いずれにしても、両者は文化系と理科系という
1世紀前のカテゴリーのなかで、
探求するには退屈すぎるテーマに気づいていないのだ。 Y.K
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- 2007年12月 9日
読書
私は滅多に読書はしない。
原理の発見に巡り会うチャンスがなくなるからだ。
そして滅多に実験はしない。
科学は何もかも実験からとは
信じていないからでもある。
もっとも神秘に出会うのはモデリングである。
モデリングは実験ではない。
自然を支配する言語の探求だ。
これ以上の読書は存在しない。 Y.K
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- 2007年12月 7日
道具
腕がある人は良い道具を持っている。
良い道具は腕だけではできない。
良いアイデアから生まれるだろう。
そして良いアイデアは環境から生まれるにちがいない。
環境はアイデアからは生まれない。
それらは腕や道具、
そしてアイデアよりも前に与えられているから。Y.K
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- 2007年11月20日
机の位置
日本人は、隠れてご飯を食べて
隠れて仕事をする習慣を強いられきた。
食事や仕事をする間は、会話してはいけなかった。
その名残として、日本人はたいてい壁に向かって仕事をする。
ところが、欧米人は、ドアに向かって仕事をする。
この違いは、机を部屋の壁にくっつけるか
部屋の真ん中に配置するかの問題だけではない。