われわれは350万年以上も前から宇宙空間である地球の大気圏内に生存している。人類が宇宙空間で宇宙遊泳する前からバイオスフィアは宇宙遊泳していた。それは天文学と航海術の関係から明らかである。われわれは2つの海を遊泳している。宇宙にいながらにして宇宙から帰還できない「存在」自体を「美しい眺め」と言っているように思われる。
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われわれは350万年以上も前から宇宙空間である地球の大気圏内に生存している。人類が宇宙空間で宇宙遊泳する前からバイオスフィアは宇宙遊泳していた。それは天文学と航海術の関係から明らかである。われわれは2つの海を遊泳している。宇宙にいながらにして宇宙から帰還できない「存在」自体を「美しい眺め」と言っているように思われる。
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ディスカバリーは地球の外側からより外側へ発射されて、地球にもっとも近い軌道上にいる以上、「地球に帰還」できない。飛行機が空港に着陸する毎に、「地球に帰還」とは誰も言わないように、ディスカバリーはもっとも高い高度をもっとも経済的に飛行している飛行機である。
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さらにすべての人間に十分な食料が分配されると情報は激しく分散し、再組織されるだろう。食べるために教育を必要としているならば、子どもを教育させる権限を学校に委任しなくなるだろう。すべての人間に十分な物質とエネルギーが分配されなくとも、叡智は黒板に書いたり書かれたりしていないことは直観的に理解できている。
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「 すべての人間に十分な物質とエネルギーが分配されると、政治家に兵器を製造する権限を委任しなくなるだろう。」バックミンスター・フラー 1962
彼はヒロシマを1952年イサムノグチと共に訪問した。
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国際宇宙ステーションに滞在中の野口聡一氏らスペースシャトル・ディスカバリーの乗組員が8月2日早朝(日本時間同日夜)、宇宙で地上からの質問に答える記者会見に臨んだ際に、彼は「無重力の生活に慣れて、地上の生活に戻れるか心配」と話し、2度の船外活動を振り返って「足下には筆舌しがたいほど美しい地球があり、頭上には漆黒の宇宙」という無視できない重要なメタフィジクスを述べた。NASAの厳しい訓練においても、この種の「暗黒時代のコスモロジー」、つまり無重力空間においてさえ「地球は下、宇宙は上」という方位に関する非科学的ビジョンは、宇宙体験として丁重に温存される。あるいはブッシュを支持する宗教的宇宙観が意図的に再現されている。
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不可視のテクノロジーとのコミュニケーションが決定的に不足している。不可視のテクノロジーとのコミュニケーション自体が、一つの不可視のテクノロジーである。メタフィジクスは語源的にフィジクスを越える包括的な科学である。
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