常に振動し変形する建築は、受け容れられがたいと思われているが、
移動中の飛行機や自動車で居眠りをしたことのない人はいない。
主翼やサスペンションはつねに外力で振動し変形している。
物事をスケルトン(骨格)から考える始める人に
スケルトンのゆらぎが馴染まないのは、それが反固体的に思えるからである。
動く構造のもっとも大きなものは、宇宙である。
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常に振動し変形する建築は、受け容れられがたいと思われているが、
移動中の飛行機や自動車で居眠りをしたことのない人はいない。
主翼やサスペンションはつねに外力で振動し変形している。
物事をスケルトン(骨格)から考える始める人に
スケルトンのゆらぎが馴染まないのは、それが反固体的に思えるからである。
動く構造のもっとも大きなものは、宇宙である。
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世に出るのか
それとも
世を出るのか
それとも
宇宙に出て再び地球に帰るのか
あるいは、
宇宙に出て宇宙を開発するのか
そもそも宇宙に出たり入ったりはできない。
どちらにしても
「再生的宇宙」はすでに開発済みだ。
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シントロピーはエントロピーと対立する概念ではない。
シントロピーはエントロピーと反対称的なのである。
反対称性は良いと悪いから判断する条件反射的思考法から、
離脱しなければ理解できない概念である。
武器製造のエントロピーテクノロジーからシントロピーへの変換テクノロジーが生まれ、人類はいまやこの2つを選択できる段階にいる。
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酸素による燃焼を肯定するテクノロジーは、
たいていエントロピーを除外したエコロジーである。
ペレットストーブと植林でできることは、せいぜい対処療法程度である。
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永遠なる太陽神は、人間には不可視な、宇宙では有限な放射作用である。
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火の神は太陽である。
ところが、太陽は炎のテクノロジーに関与していない。
炎(酸素による燃焼作用)を介在させないにもかかわらず、
核融合反応という概念モデルには、「原子炉」や「核燃料」という
炎にまつわる不適切な化学概念が使用されている。
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引力や磁力。これらは非圧縮的である。
ところが反圧縮的ではない。
テンセグリティ構造に見られる圧縮力と張力の非鏡像的で相補的な関係は、
エコロジーの本質だ。
無数の相互作用は、非接触で発生する。
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しかし、その球状に膨らんだ網の中心では、意外にもベクトルの群れは空洞化しているのである。
ベクトルの流れと情報のネットワークとは常に非鏡像的であるが、明らかな動的な相補性がある。
情報の自由な流れとは、魚が流体に対して自由に遊泳できるという生得的な機能から必然的に生じるパターンである。
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ブラウン運動のように互いに衝突していた無数のベクトル群は、
情報の自由な流れに沿って、遂に閉じた連続する最短距離のジオデシックラインの弦としてネットワークを押し拡げようとする機能に転換される。
このことは、網にかかった大量の魚群の行動パターンに類似するだろう。
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あらゆる古典的ファイヤーウォールを横断しベクトルを発生させる階級が、
情報を蓄積しその流れを商品化する場合の概念モデルは存在していない。
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