この決定には三つの目的があった。
(1)自由主義圏のビジネスをすべてグローバライゼーションに変換すること
(ミレニアムのローマクラブのミッションは
<Think global,Act local>であった)、
(2)工業生産力を用いた中国人の生活水準を合衆国で実証されたものよりも
より高い水準にまで引き上げる共産主義的な全計画を阻止することである、
そして
(3)インターネットによって共産圏に自由主義圏の情報とテクノロジーを
共有させることで統治する。
( IBMがパソコン事業を中国に売却した真の理由は、
インテルの驚異から逃れるという理由は表向きであり
記号のテクノロジー、特に特許制度を共産圏と共有することであった。)
情報は独占することによって支配できるが、情報は共有することで標準化される。
標準化によって、共産主義的な全計画を陳腐化する方法は
一種のハッキングによる統治である。
冷戦後の最大のポーカーゲームの幕が再び切って落された。
それは生産力ではなく、ノウハウの独占である。
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