国家が税金で他国の国債(リバティ)を買うことで他国の戦費に加工されるよりは、特許制度というファイヤーウォールに穴を開ける<富の自由化>は無限に存在する。たとえば原理の発見。
原理の発見は、原理は無限に存在するという経験的な科学原理に基づいている。
すべての特許は人類のノウハウの一部にすぎないが、原理は個人が発見する宇宙のテクノロジーである。
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国家が税金で他国の国債(リバティ)を買うことで他国の戦費に加工されるよりは、特許制度というファイヤーウォールに穴を開ける<富の自由化>は無限に存在する。たとえば原理の発見。
原理の発見は、原理は無限に存在するという経験的な科学原理に基づいている。
すべての特許は人類のノウハウの一部にすぎないが、原理は個人が発見する宇宙のテクノロジーである。
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世界人口は増加しているのだから
過疎人口の危機を回避する根本的な解決策は
過剰人口の脅威を回避する根本的な解決策になるだろう。
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電子社会とは電子的になった社会であるが、社会的な電子のことは見落とされている。そもそも電子は単独では存在できない。
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特許制度の恩恵を受ける大企業や国家のもっとも怖れているは、特許権を取得した商品が他国の企業の発明によって陳腐化されるのではなく、ボーダレスなハッカーが特許による独占という分厚いファイヤーウォールを破壊するために、独創的な工業所有権(コピーライト)を個人所有する前にコピーレフト化して合法的に無料化する社会的行為である。
彼らの行為がけっして贈与でないのは、自らが起業して株主へ配当する機会を放棄するのではなく、そのプロセスを積極的に否定しているからである。
特許制度を超越または拒否できるのは共産主義圏と彼らだけである。
共産主義圏では資本主義のノウハウを自国の法律によって収奪できるが、ハッカーは資本主義のノウハウを法律的に無化できる。
つまり独創的なノウハウを公開する自由を獲得した最初の階級である。
この方法を最初に確立したのは、1944年ダイマクションハウスの第1プロトタイプをデザインしたバックミンスター・フラーである。
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2005年のハッカーによるP2P第2の通信革命は、大企業によるすべての有線・無線の通信回線の独占を陳腐化し、エフェメラリゼーションをさらに加速する。
プライムデザイナーは資本家とは限らない。このプライムデザインの漸進的変化は、産業構造全体に及ぶ。土地資本主義が金融資本主義によって陳腐化させられたと同時に、燃料電池車の開発が石油資本によってコントロールされているように、ハッカーはプライムデザインをコントロールできる歴史的段階にいる。
建築の場合と比較すれば明らかである。なぜなら、建築家はプライムデザインを決定できない。建築主が建築家の雇用や建築デザインを含めたすべての決定権を握っている(この決定権のみが耐震強度偽造の背景を説明できる)。
こうした伝統的な社会構造から比較すれば、ハッカーは資本を持たない新たな階級である。
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人為的に作られる法律や許認可制度は真の道具ではない。
それらは単なる権利保護を物理的に維持する記号体系である。
法律と慣習は、テクノロジーではない。
原理はテクノロジーである。
発明家は、テクノロジーという〈不可視〉の世界で、機能的性能を向上させるために投下される素材の一単位の体積または重量あたり、エネルギー単位あたり、そして一単位の労働時間および生産システムの維持管理に要する時間あたりに遂行される全体の仕事量と質を、絶えず増大していく。
この複雑な過程は、エフェメラリゼーション(短命化)と呼ばれている。
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動く自動車や飛行する航空機の構造計算でさえ、コンピュータによって短時間に計算できる時代において、建築の構造理論とモラルもまたほとんどが19世紀以前である。建築の構造理論では、構造物の自重をすべて大地に流さなければならないので、その大地は不動としなければ成立しない。つまり固体的で静止的なのである(大地の不動性はニュートン力学における等速度運動のように、建築システムが成立するための基本条件であった)。
パソコンによるシミュレーションではなく、ほとんどが申請図面との照合で審査される構造物の<耐震強度>の審査機構が大企業と法律家資本主義によって偽造される前から、宇宙ではあらゆるものは常に振動している。
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原子から細胞そして太陽系から銀河宇宙までのミクロ宇宙とマクロ宇宙のすべての中で、固体的建築システムだけが振動に怯えている。
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「郷に入っては郷に従う 」とは、新しい土地に来たら、その土地の風俗・習慣に従うのが処世の法のことである。その法の起源は律令制であり、地方行政における社会組織の最小単位であった。21世紀の農村と都市の対立は増大している。なぜならこの郷が、地方自治の要である単位として生き残っているからである。郷の構成員にも異なった郷の間にも互いに情報を共有するシステムがない。まして情報の公開と共有が望めない人口1万人以下の中三間地域は無数にある(それらは財政難を理由に段階的に合併され続けている。銀行の統廃合と同じように)。
征服するには領土を分断しなければならなかったが、21世紀の情報分断型として、新たな自由主義経済モデルが構築されようとしている。
そのアジェンダに<Think global,Act local. >が引用されるのは偶然ではない。
この命令形に潜む「征服するには分断する」回路を読み取らない限り、グローバリズムは加速するしかないだろう。市場の原理主義は、グローバリゼイションという最大規模の球状の「郷」を再構築するために処世の法ではなく経済学を装って考案され、政治的支配の限界を覆い隠した。
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