冷戦が終焉とともに生じたロシアの経済的混乱で郊外での家庭菜園が見直され、平均的家族の年間に必要とする種々の野菜は、30坪程度の畑があれば栽培可能であるという市民菜園ダーチャがTVでレポートされたことがある(当時ロシア政府はこの事実を否定した)。
それを聞いて、私の両親がほとんど庭のない一戸建てを購入して山手に引っ越すまでの12年間、6人家族全員の野菜類は畑の収穫だけで十分賄えていたことを思い出した。市内にあったその畑は現在駐車場になり、地主の家族は、きっとその駐車場収入から食糧を購入しているにちがいない。 Y.K
アジア的自給自足1
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