農業を重視しないイデオロギーは存続しないが、冷戦によって農業から純粋科学が後退した。イデオロギー強化のために、遺伝子工学とその操作によってより効果的に軍事的経済を維持できると考えている。天然ガスや油田の開発技術、穀物の増産技術などは、隠れた兵器産業である。両陣営がもっとも畏れているのは、自給率が高くて税金が収奪できなくなる市民菜園ダーチャ型自然農である。
農業でお金を稼ぐ必要がない場合、たとえば火星に長期間住む人類にとって、自然農的テクノロジーによってもっとも軽量で少ない労力と資源から効果的に食糧調達ができる。自然農は21世紀の純粋科学として認識されるだろう。 Y.K