100円を年率1.1%の複利で貯金した場合1000万円になるまで千年はかからないという理由で、100人の村の人口は、複利的な出生率1.1%(100人全員で必ず毎年1.1人生み続けた場合)でも千年以内で1000万人に増加する。日本の合計特殊出生率が最も高かった1971年の2.16から、2003年には先進諸国でもっとも低い4割減の1.29になったが、千年間で見れば別に人口は減少しないことになる。
この違いの原因はどこにあるのか。
短期的に人口が減少しているのは、医療サービスの向上から乳児死亡率が先進諸国でもっとも低いにもかかわらず、企業の人員整理よる合理化で自殺者総数が増加し、医療サービスの向上から超高齢化社会になった結果として老人死亡率が高くなってきただけである。
生まれた子供が、また子供を産むという概念が合計特殊出生率には除外されている。
複利のように出生率を定義し直すべきである。
しかし、人口64億の人類の人口動態統には古典的なネズミ算的複利計算でよいわけではない。
元金やネズミ算には死亡率、すなわち消失し変動する概念が最初からない。 Y.K
出生率 VS利子率
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