月別アーカイブ: 2006年2月

予測 VS運命

未来を予測する主観的方法は、常に失敗しないように傍観することである。
未来を予測する客観的方法は、自ら行動し自分自身をいかに理解するかである。
どちらにも中途半端な人が運命占星学に聞き入っている。  Y.K

ブナの原生林から遠ざかるにつれて、熊たちは絶え間なく殺されている。大気圏外に放り出されるのは犬だけではない。熊たちは森や川を日々30キロ以上移動しなければ生きられない。私の祖母でさえ若き日々に4里(約16キロ)を歩いて生活した時代を懐かしんでいた。  Y.K

金を使わないようにする節約は、もっとも簡単な努力である。
安く量産することと、安く売ることが異なっているように、
金を持たずに済ますことは金を儲ける以上の価値がある。
そこには発見と発明が必要である。   Y.K

玄米食

玄米食(またはマクロビオテック)を3ヶ月続けて適度な運動をしている人は、活発で健康な子供のようにトイレでトイレットペーパーやウォシュレットをほとんど必要としない。なぜなら、すべての健康な動物の肛門は、トイレットペーパーを必要としないようにデザインされているからだ。たとえば、牛舎暮らしではなく、放牧された牛の脱糞行為を見るだけでも、生まれつき清潔好きであると感じる。
これは都会でも可能な森林再生法である。
同時に肛門の退化を図る目安でもある。
(ちなみに自衛隊では一回のトイレットペーパーの使用量は1m以内。軍隊は入口ではなく、出口から規律されている)。  Y.K

デザインサイエンス

デザインサイエンス的解決法は、誰でも素晴らしいと確信できる。しかし、この70年間生活水準をより高め、人類の労働を軽減しながら、なぜ人類に幸福をもたらさなかったのか。

物事は単純にしか理解できない。
人類がそれを有意義に利用するに至っていないからである。
いまのところ、人類の考え方を変えるよりは、原子核構造を変える方が簡単である。
しかし、それには知識と許可が必要なので、人々は普通の手製爆弾を好む。 Y.K

法律家資本主義

製造上のテクノロジーは、工場やラボでの試行錯誤の中でしか獲得できないものであり、工場を持たないで、サービス業中心の経済戦略ではこのテクノロジーを高度化していくことはできない。しかし、製造業は、サービス産業に比べて多大な生産設備を持たねばならないので、投資効率が悪い。
会計士上がりの経営者などには全く理解できないテクノロジー自体のサバイバル技術である。

アメリカが国内製造業を保護せず、国内消費市場を外国企業に気前良く開放し続けてた結果、現在の製造業の衰退と貿易赤字の増大を招いたのは、会計士や弁護士上がりの政治家に委任したからである。

国内製造業が衰退した後、国民と政府に借金をさせてまで消費させ、海外から商品を買い続けているのは国家ではなく国家を餌食にした世界権力機構である。世界権力機構を舞台裏で見えなくさせるのは弁護士の得意とする分野である。弁護士へ投資効率が最大になるのは法律家資本主義である。
第2次世界大戦後にアイゼンハワーに消費税を発明させたのも彼らである。  Y.K