月別アーカイブ: 2006年3月

過疎vs過密

脳の機能が意識をつくるという心理学の最近の発見によって、
「興奮するからアドレナリンが増加するのではなく、
アドレナリンが増加するから興奮する」ということが証明された。
ならば、「過疎だから寂しいのではなく、
寂しいからより過疎」になったのである。
過疎は行政機能や生活の利便性の低下からますます過疎になるのではなく、
もともと寂しい村の人間関係が子供たちを都市に向かわせたのである。
では都市はなぜ過密なのか。
寂しいからより寄り添うようになったのである。  Y.K

無為

私は朝5時前に起きる。
そうすれば、一日に3つの異なった時間が出来る。
 
最初の2つは、考えて仕事をする時間と考えなくてもいい仕事をする時間だ。
3番目は、それらを忘れるための無為な時間。
20歳代は1番目の時間形成には2番目の仕事以外は支えられなかったが、
この頃3番目の時間が1番目の時間を作り出す関係にやっと気が付いたからである。
この場合、必要な仕事で生きていないこと自体を考えるのは、考えて仕事をする時間に属する。

しかし、これを持続できる人は1500万人に一人以下の割合である。
あらゆる職業(なくても誰も困らない職業も含めて)は有限であるが、
必要な仕事はまだ無数に存在している理由を説明するかぎり、
この割合はけっしてデタラメではないのである。  Y.K

辺境

一見して過疎には何の希望もない。
しかし一つの希望もないということはあり得ない。
より地理的な辺境に接近できるのは、
絶滅危惧種は過疎化でもっとも少ないお金で保護され、 
ネット社会でますます希少価値が発生することを意味する。

BSE問題で、イギリスはこの方法による自然保護の先進国になった。  Y.K

ブログ

ある人はブログを好む、なぜならばそれがなければ怠惰だから。
ある人はブログを憎む、なぜならばそれを書いたのは自分だから。
そして、どちらでもない人がブログを読んでいる。
これは素晴らしい関係だ。  Y.K