グラフィックデザインであれ、プロダクトデザインであれ、
デザインを生業にしている人が、
実際にデザインサイエンスを作り出している人々に
少しでも有用なデザインを提供することはほとんどないだろう。
デザイン作業で使用される言語が違いすぎるのがその原因だ。
金儲けの手段か常識的な欲望を再現する記号のプログラムを
無意識に組む過程は、機械語に近い。
イデオロギーが違えば簡単に理解できるような形式にはなっていないことにデザイナーは無関心である。
デザインサイエンスのコンパイラは、常に宇宙の原理だ。
しかし、これが理解されるまでそう長くはかからないだろう。
少なくとも1927年から80年間は経過しているのだから。 Y.K
註:コンパイラ
人間がプログラミング言語で記述したソフトウェアの設計図を、
コンピュータが実行できる形式に変換するソフトウェア