情報修羅道

「2005年では、PCから利用する人が4000万人、携帯からのみ利用する人が3000万人、インターネットを利用しない人が5000万人、特に若年層においては、PCを入手するために必要な数万円が払えないために、携帯からのみ接続しているユーザーが多く、数百万人に達する」らしい。
これらが正しい統計だとすると、
「携帯のみを使う場合は、知らない人や知らない知識に出会う可能性がPCを使うときに比べると格段に少なく、若いときに5年以上のネット経験量の差がついてしまう。価値観がつくられる10代前半までのネット経験におおきな格差が生まれるのは問題だ。」という推論が専門家の間でなされる。

こうして価値観は情報量が形成するという情報修羅道が21世紀の常識になってくる。かつて100円マクドナルドハンバーガーが10代に定番化した理由は、10代前半までの小遣い範囲での外食経験におおきな格差を生じさせるためであった。この時期の食体験は一生を支配するという仮説理論は、先行した情報修羅道である。

人間は多様化が許されている。
価値を選択する以前のこどもにも。
しかし、これらは両親の価値観で決定されている。
ほとんどの30代を中心とした両親たちは情報修羅道という情報グローバリズムに餌付けされている。
PTA以上に強力なこれらの教育ロビーイストたちはPCで年収を増幅させた人たちである。  Y.K

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