焚き火

私は秋には外出しない。

裏庭の小枝を集めて焚き火をたいて、三度の食事を作る。
そして、満月の夜は、椎の木の葉の茂みで、明かりを消して酒を酌む。
私の小さな裏庭の紅葉は、境界もなく中国山脈の森に繋がっている。
そろそろ、獣たちもわたしの茶室に近づいてくる。

これ以上のエコロジーを望んではいけない。
何もしないエコロジーを誰もデザインできないのだから。  Y.K

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