日別アーカイブ: 2006年11月13日

メタフィジクスと超訳

「形而上学」は、
『易経』の「形而上者謂之道、形而下者謂之器」
 (形よりして上なる者これを道と謂い、形よりして下なる者これを器と謂う)
に由来していて、
明治時代にこの概念を導入した際の頼りない、一種の超訳=メタ訳なのである。
こうした訳語は不思議とカタカナで語の本来の意味が復活する。  Y.K