資本主義は、お金持ちを真似た働きたくない大量の専門家を生み出した。
第2次世界大戦後、3世代目の人類は、
貯金、生命保険、年金、株式投資、オークション、ギャンブルなどに
膨大なエネルギーとマネーを投じている。
しかし、まれに見る大きなエネルギー事象が起こる事態にはまったく無力である。
なぜなら、より働かないためにお金に依存する特別な能力を、
同系交配によって突出させると、
通常とは異なる環境条件に対処する一般的能力を失っているからだ。
危機とは、お金だけでは問題が解決できない状態であるが、
過度の専門化は容易に危機と結びつく。
専門化主義は、オックスフォード大学とそれに続いたあらゆる教育機関の
組織化の前提条件である専門化のための
教育カテゴリーの創設という計画的な策略からはじまった。
専門化主義は伝統ある似非科学主義である。
結果的にわれわれは分断され、専門化主義を日常化している。
そして、物質も精神もことごとく征服されているとは思っていない。
専門化主義は、分断され与えられた権限以外は、
他の専門化主義に譲渡するシステムの一部にすぎない。 Y.K