エコロジー(生態学)は最初の包括的学問である。
エコロジーは相互作用だ。岩と空気と水と微生物と葉緑素と、
海と氷と・・・月と太陽と・・・あなたと私の。
しかし、この10年間このエコロジーの定義から、
多くの科学者は、地球温暖化を仮説理論として排除してきたばかりである。
個人的な判断や周囲の少数の人々の感情だけに束縛されてきた結果、
宇宙の相互関係とは切り離された
別のシステムの構成員という繋がりを優先させる傾向が強く生き残っている。
エコロジーという概念が生まれて一世紀以上経過したが、
生物圏保護の概念が生まれてから、まだ半世紀も経過していない。
そして、われわれが生物圏に保護されている概念の理解は始まったばかりだ。
他と切り離された独立した事象や経験は存在しない
という論理的帰結がむしろ未知(unkonown)を含む結果となった。
われわれが観測しているのは地球そのものではなく、
われわれのエコロジーの定義に映し出された地球の姿だ。 Y.K