アメリカの農場からミツバチが突然消えた。
携帯電話などから発せられる電磁波が
ミツバチの方向感覚を狂わし、
結果として巣から出たまま戻ることができなくなったといわれている。
ミツバチの他花受粉には、コストがかからなかったが
これからは農薬以上に高価な商品になるだろう。
そして日本では田んぼのカエルが激減している。
私が住んでいる穀倉地帯でも
昼となく夜となく続くカエルの合唱は急に途絶えている。
稲作にカエルは不可欠だ。
これらは偶然か、意図かは別として、
都会で毎日飲料水を買うように
やがて農業でも生きるためにミツバチやカエルを買うことは、
常識になるだろう。
このまま局所的な危機毎に、エコロジーを理解していくならば
もっとも高いコストを支払い続けなければならない。
エコロジーは産業社会にとって最大のブラックボックスだ。 Y.K