月別アーカイブ: 2007年8月

敵の見方

地球温暖化は予測よりも何倍も早い。
天気予報以上に彼らの予測はつねに仮説である。

つまり、温暖化が3年前まで
仮説理論だと反論していた科学者たちが
予測しているからだ。

地球温暖化のもっとも困難な問題は、
人類が台風のように何度も経験していないことにある。
地球温暖化を30年前に最初に提案した科学者は
最初で最後の問題だとしていた。
それによって長く孤立していた。

2006年2月、ガイアは彼に見方した。
そして敵もモノの見方を変えている。 Y.K

独占的無知

無知なデザイナーほど危険なものはない。
無知なクライアントのほうがずっとましだ。
独占欲のために、
消費者にとって有利なデザインを買う可能性が残されている。

このアイデアは純粋に拡張できる。
株式会社が自らの利益追求のためにしか存続できないならば、
地球上で最大規模の株式会社にまで合併する可能性が残されている。
その会社は、自らの利益という無知から、
つまり地球の利益しか選択できないのだから。

自然はエコロジーによって
局所的な不完全な独占的支配を許さない。   Y.K

小さな太陽

普通にこだわらないと思っている人ほど、
かけがえのない人生を過ごしていると信じているだろう。

元素が絶えず生命によって入れ替わるプロセスは、
かけがえのない人生を楽しむよりも
かけかえられる人生を喜ぶ秘訣を暗示している。
元はと言えば、他の天体のエントロピー的廃棄物だ。

スティーヴン・オカザキ監督のドキュメンタリー「ヒロシマナガサキ」の
生き延びた証言者たちの現実は、この惑星内部の小さな近すぎる太陽によって
かけかえられた普通の人たちの人生だ。

イデオロギーが核を持つ根拠を肯定するかぎり、
元素が絶えず生命によって
自発的にかけかわるプロセスは否定されている。    Y.K

霧vsドライミスト

霧とドライミストとの違いは、その粒子の生成過程にある。
植物の蒸散効果によってもたらされる
気温低下機能の再現を目的にしたドライミストは、
水圧とノズルによって霧状に噴霧させると同時に
風による移送で空間の熱を拡散させるテクノロジーである。

一方、霧は暖かく湿った空気が冷たい空気と混ざって発生する。
暖かく湿った空気が水温の低い海や陸地に移動した場合、
温度差によって霧という水分子の粒子を
電気的に浮遊させる自然のテクノロジーである。

晴れた日の早朝には、山の谷に沿って湿った空気が上昇し、
露点に達したところで発生する霧が上昇しているのが見える。

露点とは水蒸気を含む空気を冷却したとき、凝結が始まる温度であるが、
露点をもたらすエネルギー源はもちろん太陽である。
霧は地表面から熱が放射され地面が冷える冷却によって発生するのであって、
霧が表面を冷却しているわけではない。

ドライミストは太陽光でつくられるバイオスフィアの霧とは
本質的に異なっている。
そして自然界に存在しない電気的ではない極微粒子の人体に対する影響力は
未知なままである。              Y.K

砂糖の支配

砂糖の摂取許容量は圧倒的に女性のほうが優位である。
有名ホテルが企画するケーキの食べ放題などで
列を成して並んでいるのは女性だけである。

女の色気は一般的にはホルモン調節によると考えられているが、
その大部分は実際は砂糖でつくられている。
玄米食の道場でこの現象は確認できる。
そこでは、砂糖の摂取(もっとも有害とされる白糖だけではなく、
砂糖の変形であるお酒など)をいっさい絶つからだ。
玄米食をはじめて3日目に、砂糖でつくられた色気は
最初の宿便の排泄と共に簡単に蒸発する。

つまり、砂糖はもっとも経済的な化粧品であり精神安定剤である。
砂糖を摂取しない真の色気をしらない女性は
世界中で共通したファーストフード文化の犠牲者である。

人々は政治よりも簡単に砂糖で支配されることは
グローバリズムによって科学的に考察されてきた。
21世紀の戦略的3Sとは、Sugar,Sex,Sports である。    Y.K

木陰

木陰は涼しい。
これは単純ではない自然のテクノロジーだ。

普通の建物や物体の陰よりも木陰は涼しい。
直射に晒された植物の葉自体の表面温度は
同じ条件の建物の表面温度よりも必ず低いからだ。

森にはヒートアイランド現象がない理由は簡単だ。
ヒートアイランドを解消するコストは、
森の再生コストよりもはるかに高かったから、地球は森で覆われていたのだ。

そして、電気を使うか使わないかではなく、水と空気だけで、
樹には無数の葉が毎年再生される自然のテクノロジーを学ばない限り、
富はつねに奪われている。    Y.K

仮説の役割

ダーウィンの適者生存説は東インド会社のグローバリズム
を推進するための科学的根拠であった。

この仮説は、やがて家族のために幸福になるという義務をつくりだし
ガイヤは合法的に破壊され続けてきた。

つまり、適者生存説はガイヤには当てはまらなかった。   Y.K

妥協

人間には年齢と共に妥協する傾向が生まれる。
しかし、49億年間も妥協しなかった有機生命体がある。

30年前に地球温暖化を見抜けなかった決定的な違いである。  Y.K

老後

銀行に金を預けて、株式投資に精通し、
老後は何もしないで食べていこうとする人が増えている。
でなければこんなに銀行と老人がいるはずがない。   Y.K

被爆データの公開

核兵器の爆発によって引き起こされる
人間の想像力を超えた悲惨さとその増殖する時系列的複雑さより、
核を持つべきだと考えている権力構造の理由は直線的な単純さから構成される。

1.武器のもっとも効果的な殺戮力が求められた結果である。

2.共産主義か資本主義のどちらかが勝利するまでは
廃絶はないという単純さによって、核兵器は配備されてきた。

3. したがって.核の廃絶は、核を上回る武器がデザインされる時か
敵の完全な殲滅によってにしか現実的には起こりえない。

4.そしてわれわれは強制的にどちらかのイデオロギーを選ばされているという
単純さによって、核兵器の製造を政治家に、
政治家はテクノロジーに対する無知ゆえに
軍隊に委任してきたという事実である。

5.核兵器の有機体生命の破壊の度合いを示す広島と長崎の被爆データを収集することは
核実験の延長上にあったので、長期にわたる学研究助成金は医学研究者に使われてきた。

(小学校の時に、私は何度もドーム型のABCCの内部見学をして、
数多くの奇形児のホルマリン漬けを観察した。
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/virtual/VirtualMuseum_j/visit/est/panel/A4/4103_2.htm)

そのころ調査診察ばかりで治療しない彼ら医療チームに対して、
子どもたちは、「 ABCCブタのケツ、丸めて固めてソーセージ・・・・」
などど歌って揶揄していた。

にもかかわらず、
原爆手帳の保持者数よりも原爆症の認定患者数が驚くほど少ない理由は、
原爆症の医学的な定義がこの半世紀に曖昧にされたまま
被爆データのみが収集されたからだ。

政治家は医学に対する無知ゆえに
認定の基準を医学専門家に委任してきたという事実である。
そして、医学研究者は助成金で研究を選ぶことで、
被爆のデータ公開のための裁判を起こさないだろう。

その結果、核兵器の製造技術と放射能対策のノウハウをすべてアメリカが管理しているのは、
核兵器はその製造技術は放射能対策の相補的なノウハウがあってはじめて
もっとも強力な武器になるからである。

それによって、効果的な大量殺戮後の占領地域の復興過程における自国の兵士の
被爆をもっとも少なくすることができる。     Y.K