日別アーカイブ: 2007年12月21日

抽象

重視する時に、
重さを必要とする社会システムは「抽象的」である。
考察するには重さを感じさせる習慣は
まだ個人に生き残っている。

「抽象」とは変換不可能な静止した考察にちがいない。
だから経験的な意味を持たない。

考察は本来無重力である。
ものごとの極限が非物質的な存在(=抽象)に接近するのではなく、
変形可能な動詞の変遷にのみ関与することである。  Y.K