「塵も積もれば山となる」
どんな微少な存在も質量をもっていて、やがて
目に見える鉛直荷重的存在となる場合があるので、
小事をおろそかにするなという戒めから
平凡な蓄財経験主義に堕落したモラルになる。
部分的な仕事を繰り返しても、
日々の蓄積に期待する大変化はやってこない。
個々の出来事の相互関係から全体像はつねに描かれない。
ある日突然、全体像の向上が感じられた時が、
分節化の始まりと考えられる。
ここには鉛直荷重だけで集積する単純な山はなく
出来事の相互関係という張力が介在する。
張力は距離にも断面積にも制限されない。
分節化という最初の統合化の兆しは、
イメージを伴う動詞に表れる。
「はじめにイメージありき」
全体は積もった絶対量ではなく、
質量のないイメージから始まるのである。 Y.K
イメージから
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