人類はついにエコロジーに従わなければならない。
もしみんながそうしたら、宇宙になるだろう。
宇宙とは
最後の政治家が死んだ、
いまだかつて到達したことのないこの世だ。
月別アーカイブ: 2008年12月
偏向した脳
静止した画像であっても、
1秒間に60コマあれば、連続性を感じる。
この場合、静止した画像の視点が
移動しても静止していても構わない。
脳の残像機能があまりにも強力なので、
無意識的に見るという行為に対して、
絶対的な偏りを生じさせてしまう。
脳の連続性を生成する残像機能は、
非同時性を感じさせないように作用する。
実際、光の絶対的速度が測定されるまで、
光も他の現象も同時的だと思われていた。
世界同時不況の概念も
脳の残像機能を利用している。
だれも静止画像を取り出せないのだ。
洗脳論
間違って理解していないかぎり、
間違っているかもしれないことを
気にしないのは、
コミュニケーションの基本である。
だから、間違いをすり込むための
テクノロジーは存在する。
贈与経済学
1ドルは,
連邦準備制度(Federal Reserve System, FRS)に対する
1ドルの負債をあらわしている。
言い換えれば、連邦準備銀行は無から通貨を自由に創造し、
合衆国財務省から政府債権を購入する。
この債権を日本はアメリカ国債として購入する。
これは経済原理を排除した<国際こども銀行>だ。
しかし、こども銀行との違いは、金利を労働で返済し続けていることである。
この独占的な贈与システムは、驚くほど単純だが
バックミンスター・フラーの『クリティカル・パス』(白揚社1998)以上に
分析されたことはない。
自宅待機技術
個人が、
いかに不適切で、
未熟で、
基本的な資格に欠けているかだけを
問題にするのは
政治の変わらぬ態度だ。
政治的な改革は
時代遅れの
事実の装飾にすぎない。
真の危機は政治家を雇用しない。
細胞
テンセグリティはもっとも生命に近い
重さのないシステムに属している。
それゆえに、
われわれの細胞もテンセグリティから構成されている。
物質的
重さなしでは物質的に生きられない。
同時に特別な温度なしでも生きられない。
しかし、生命は重さにはなく、物質的ではない。
所得税
事業の利益ではなく、
個人の労働報酬に課税する資本主義が
経済的であったことはない。
宇宙のために存在することに脅えている
すべてのシステムは、非再生的である。
経済的
自分のために生きることは簡単だ。
誰でもしていることである。
しかし、他人のために生きることはもっと容易である。
なぜなら、誰でも強制されていることである。
それが資本主義である。
旅
動物が移動するのは到着するためでなく、繁殖するためである。
人間が旅をするのは、繁殖しすぎた結果である。
もっとも孤立した
巨大なバイオマスの終着駅に導かれようとしている。