すべての利己的な考えは、ファラオにとって
そして後世の多くの人々にとってもそうであったように
再び生まれ変わりたいという願望を植えつける。
こうした利己的な願望が、
金融危機からの再生のシナリオを
でっち上げている。
土地資本主義が地主のために
そして金融資本主義が株主のために
生まれ変わることがあっても、
労働者のために生まれ変わることはありえない。
労働者が金持ちの手法の真似をしても、
仮想的な倫理観(例えば円天のような仮想的楽園)で
解決できることは何もない。
宇宙では、すべての化学元素は
再生的に機能している。
これは法律でもモラルでもなく
現実に存在するテクノロジーである。