技術的に無知であればあるほど、構造に適用する安全係数は大きくなる。
建築産業では、最大6対1という安全係数を使うのに対して、
航空機では、安全性と軽量化が矛盾しないことが理解されているので、
2対1よりも小さな安全係数しか使わない。
安全係数が大きくなればなるほど、
冗長度が大きくなる一方で、
荷重を分散する自由度はより小さくなる。
われわれは、この自由度のより低い住居を
より金利のかかる不動産として所有するほうが
経済的だと思い込まされている。
(最新のエコ住宅もこの安全係数でデザインされている。)
地上のシステムとエコロジーは、1世紀以上も遅れている。