エッシャーをシナジェティクスの視点から分析している時、
エッシャー作品自体からエッシャーの気づいていない遠近法が発見された。
私は結晶学的な3つの操作「並進」「回転」「鏡像反転」を組み合わせた
「超遠近法」という概念と技法を一般化した。
『滝』や『物見の塔』などの作品に対して超遠近法の操作を行うことで,
不可能な構造を可能な構造へと転換することができる。
この発見は、美学理論においても
2次元でさえ3次元の特殊化された表裏のハイブリッドとして解析する
シナジェティクス理論の有効性を証明している。
参照
http://synergetics.jp/tensegrityblog/
ネクスト・エッシャー「超遠近法」について その1