事実がリアルにみえるように
認識させる歴史が
歴史の教科書で記述できないのは
権力の歴史だからではなくその起源だからだ。
日別アーカイブ: 2011年2月18日
認識(realization)
認識(realization)とは
現実化すると同時に現金化(=換金)する行為である。
英語圏では
現実化と現金化は同じ言葉(realization)で統一されている。
つまり、この概念を言い換えると
現金化できないことは理解できないことである。
自分に理解できない子どもの構想や計画に
教育費を支払おうとしない両親の認識を支えているのは
この現金化と不可分な認識システムにある。
言葉によって
社会的理解とお金とを相互に作用させる制御機能が
お金自体に付加される。
これをデザインする側は
経済学者や言語学者を雇用するのではなく
最初に軍隊を所有している。