「ほあんいんぜんいんあほ」
校庭で遊ばされる
こどもたちは
クールな言語の発明家だ。
このみごとな左右対称性で
理不尽で硬直した
戦争言語を破棄しよう。
さもなくば、
その言語で殺されるから。
月別アーカイブ: 2011年4月
内部殺戮
いつものように、
まったくの利己主義と
報酬の保証に気を取られてしまっている間に、
経済の致命的な終焉よりも
はるかに大きな脅威となる
大気圏内の放射性物質の
日常的な展開と蓄積がはじまった。
人間を一度で殺した
最初の実験地ヒロシマよりも
放射物質の圧倒的な放出によって、
知らないうちに子どもを被ばくさせ
利己主義と報酬で
人間と未来をゆっくり殺していく
兵士のいない
内部殺戮がはじまった。
方位
太陽以外に
風は作れない。
バイオスフィア以外に
風向きは変えられない。
風とその方位は
つねに与えられてきた。
そして、
人間の遺伝子さえも。
魂
文部科学省も
教育委員会、
そして、教職員組合も
こどもたちへの
人体実験に賛同している。
プルトニウムも
この奴隷たちの魂を
変えることはできなかった。
自由被曝
地産地消で
体内被曝用の野菜は、
もっとも経済的に入手できる。
被曝の自由化を法律化し
プルトニウムをはじめ
各種の放射性物質による
最初の被曝実験国になった。
自然エネルギー
風、波、光、雨、
すべての自然エネルギーの源は
太陽の核融合炉からの
放射エネルギーの副産物である。
地球で放射性物質を
再生産する必要はまったくない。
(続)直観
もし、われわれが数世紀にわたる
彼らの抽象的な冷酷さを回避できたなら
彼らは最大の危機に陥るだろう。
直観
グランチは一つではない。
グランチは一カ所に同時に存在しているわけでもない。
彼らは不可視で抽象的で、まったく冷酷である。
その理由は、コングロマリットを運営する実務家たちに
利益の追求以外に悪意があるからではなく、
この巨体が人間ではなく、
企業のすべての行為が
数世紀前の国家に忠実な法律家たちが発明した制度によって
つねに巧妙に保護されているからである。
しかし、同時に人類は
あらゆる政治システムと企業の不合理と
その狂気までも直観できる意識を
発達させてきた。
電子工学・化学・冶金学・原子核物理学
そして天文学などの感覚からはほとんど情報収集できない
不可視の現実の全体を統合した知識が
この直観を加速度的に拡大してきたのである。
この直観に基づいて
つまり、意識の拡張とともに生存していく重要性に目覚めた人類は
いま急速に増大している。
この緊急事態を除いて、
ついに真実を直視する機会は
与えられないだろう。
(続)エネルギー奴隷
エネルギーからの自由を獲得する前に、
1日154兆ベクレルの
放射エネルギーに閉じ込められてしまった。
エネルギー奴隷
拡散する放射性物質にも
妥協することなく適応した結果、
ガイガーカウンター付き
携帯電話が必要となっている。
きっと
いつでもどこでも
どちらも鳴りっぱなしだろう。