原子炉の自重のすべては
大地に流れている。
重すぎる原子炉を支える構造は
自律的ではないから
津波の前に
M9で全体が沈下してしまった。
原子炉の周囲と下部に
閉じた配管ネットワークを
抱きかかえながら。
したがって、原子炉建屋屋上に電源を設置しても
問題は解決しない。
航空機の設計者のように
システムの総重量を知る
原子炉システムの設計者は
存在しない。
☆註
中部電力は4月20日、東京電力福島第1原発事故を受けて、国が求めている原発の緊急安全対策について、浜岡原発1〜5号機(御前崎市佐倉)の原子炉建屋屋上に、災害対策用発電機計9台を設置したことなどを明らかにした。(静岡新聞)