プルトニウム・ビジネスの副産物は
この非選択的な
プルトニウム・コミュニケーションにある。
着信を拒むことも
履歴を消し去ることも
拒絶する
完全無比のミュート・コミュニケーションは
世界のどこの自宅待避でも可能だ。
月別アーカイブ: 2011年4月
プルトニウム・コミュニケーション
プルトニウム(Pu 239)は放射性同位体であり
時間とともに電子・陽子・中性子を
放出して原子番号が変わる放射性崩壊によって
標準原子量を定めることができない。
なぜなら
プルトニウムは第2次世界大戦以後、
人類が日々生成している
最初の放射性元素だからである。
半減期の長さと危険性が完全に反比例する
新たな日本製人工元素は
やがて全人類の体内にくまなく分布するだろう。
想像力
恐怖は
つねに無知から生まれるが
プルトニウムの恐怖は
ゆっくりと死んでいくための
科学的な想像力を必要とする。
水と空気と食料
そして時間が被爆量を決定する。
そして
この想像力を
国家に期待する国民は滅びる。
被曝DNA
これから東日本には
日米共同の世界最大の
疑似医療施設が設立されるはずだ。
この医療データのなかの遺伝子情報には
被曝者に帰属する著作権がある 。
自然界にはない被曝DNAの関する著作権料で
無数の被爆者の治療費を賄う未来が
やってきたのである。
原爆傷害調査委員会(ABCC)=疑似医療施設
戦後直ちにヒロシマには
アメリカの管理下にある「原爆傷害調査委員会(ABCC)」が設置され、
被爆者の肉体と精神の障害に関する調査研究が行われる。
このABCCのボールド型の金属施設では
約数百人分以上の遺体や遺骨が集められ、
独自の医療実験に利用されただけではなく。
生き残った原爆1世、2世に対して無料健康診断が定期的に行われ
医療データが長期にわたって収集されてきた。
平時でのアメリカと日本共同による人体実験の始まりである。
これらの結果は、
放射性物質の代謝や人体内での動きの研究に利用され
戦場での放射性物質が兵士へ与える影響を予測できるようになったと同時に
放射性物質使用の武器開発に応用された。
中東戦争での劣化ウラン弾と
と次世代原発はその代表作である。
(その後、この疑似医療施設「原爆傷害調査委員会(ABCC)」の跡地には
広島現代美術館が建てられた。)
私が子どもの頃、仲間はみんな
「ABCC」のことを「ブタのケツ」と呼んでいた。
こどもの直観は的を得ている。
代理店
超国家企業という法律上の抽象的存在である
グランチは、
お金を完全に独占してきた。
同時にエネルギーも独占してきた。
彼らはついに
議会制民主主義で委託された
どのように人間の生命を
保護しながら育むのかという
基本的諸問題を
無視できるまでに成長できたのである。
電力会社は法人格をもった代理店にすぎない。
彼らの言動が統合性を持たないのは
グランチへの忠誠心の表れである。
大気
人間は呼吸するために空気を使う。
空気というわれわれの惑星の共有資源を
かなり浪費的な状態に
放置してきたにもかかわらず、
大気は、宇宙や太陽からの放射線を
さえぎる役割も果たしてきた。
大気に包まれたこの惑星に
自然が許した以上に
人間は放射線を入れてはいけない。
デザイナー
原子炉の設計者(デザイナー)は
バイオスフィアよりも
クライアントに
忠実だっただけである。
水
海には、この惑星に存在する水の総量の
96.5 パーセントが含まれている。
水はバイオスフィアの〈血液〉である。
地球の水は水面で絶えず蒸発して
雲となり、雨や雪として地球の全域に再分配される。
地球の水は、生態学的要素と地質学的要素を
組み合わせた生物圏のシステムを介して
すべてが絶えず再循環している。
地球の海は
原子炉の冷却のために
デザインされたのではない。
海洋汚染
人類のほとんどは海辺に住んでいる。
炉を冷却するために
原発も海辺に建造された。