人間が想定できないことは
想定外である。
地球が存在しているのも
人間の想定外である。
まして人間が
エコロジーシステムを
デザインしていない以上、
エコロジーは想定外である。
あるいは偶然の産物である。
人間がデザインする組織が
誠実さを欠いているのは
想定内である。
超専門分化が包括性を欠いているのも
想定内である。
誠実さを欠いた超専門分化にとって
自然はつねに想定外である。
うぬぼれた連中は
想定外の偶然を隠蔽するか、
排除する教育を受けてきた。
人間の子孫を教育する
メタフィジックスのかけらもない
原子力エコロジーを信じてはいけない。