物質をエネルギーに換える方法を学んでも
その代価を払わないで
効果的な殺戮の道具にした歴史から、
そして
第二次世界大戦の後、
電力産業は原子力計画の資産全体を〈無料で引き継いだ〉歴史から、
そして
基本的な操業コストの絶え間ない削減と料金の絶え間ない値上げとを組み合わせて
莫大な利益を生んだ発電ビジネスから、
そして、
電力市場の独占のための原子力を利用した〈公益事業〉から
つまり
エネルギーをお金に換える巧妙な課金システムを運営する連中から、
そして、
将来的に化石燃料とウランが枯渇することがわかっていた連中の
超国家企業という巨人(グランチ)の非人格的な方法から
いったいどんな誠実さを期待できようか。
われわれはまだこの非人格的な方法に
ほとんど不慣れであるが
誠実さと絶縁した強欲な法律家資本主義は
すでに半世紀前に確立されている。
すべては、
原子力エネルギーの開発と同期していたのである。
参照
☆リンク
犬のしっぽ 2011年4月16日
“鉄腕アトム “:http://www.two-pictures.net/mtstatic/2011/04/post-1930.html