ゼロ金利、残高ゼロ、ゼロ円生活
ガス欠、停電・・・・・
みんなゼロの使い方を間違っているようだ。
昼となく夜となく
<何もない状態>に怯えている。
ゼロという
無限を対象化した概念と記号化の革命で
数えられない無限観(=空)から人類を
解放した歴史が忘れ去られ、
誰かの富は誰かの借金だというゲームを
信じ込まされている。
富と借金を合計するとゼロになるという
<何もない状態>を作り出す経済学に。
月別アーカイブ: 2011年5月
大気圏外ガイガーカウンター
原子核崩壊や核分裂反応の発見のあとに
バンアレン帯が発見されたのは
衛星に搭載されていた
ガイガーカウンターの観測結果からだった。
人類は大気圏内でのみ
生命がもっとも安全に維持できる
自然の仕組みを理解したのは
1958年の冷戦の最中であった。
電気製品
本当の美しい電気製品とは
それを使いながらエネルギーを生み出す
全体の装置のことだ。
植物のように
エネルギーは買わないシステムを
まして売る必要もない方法を
想像したことがあっただろうか。
本当の見えない機能は
まだデザインされていない。
タイムラグ
子どもたちが
自発的な会話もない教室で
曖昧で散漫な学習に時間を費やし、
大人たちが
動機もないまま解決すべき優先課題を持たない
学問や教育に時間をかけすぎると、
どんな人間をも
怠惰で不確かな人生へと導かれる。
それは大多数から富を奪うために
非同時的に感じさせる
歴史的な企てなのだ。
そして、
情報を非同時的に管理され
ついに健康までも奪われている。
思考頻度
考えることが少なければ少ないほど
人間の自由は減少する。
自由の半減期は短命だ。
あまりにも局所的な
大気中の酸素を独占する方法は
永遠に再生的な植物の光合成によって
科学的に不可能だった。
地下資源の有限なウランに
無尽蔵なエネルギーを期待させたのは
エネルギーを政治的に独占するためだった。
(鉄腕アトムの世代は核物理学の全盛期である)
このすべての企てには各国の税金が使われた。
しかし、知れば知るほど短気な私は
自らの苛立ちに屈してしまいそうである。
廃炉
明るいときに見えないものが
暗闇では青白く見える。
廃炉は生き続ける。
科学者の裏切り
科学者は核分裂反応を発見し、
その生成物に名前を付けるが、
それを食べるなとは言ってくれない。
核分裂反応は
生命反応よりも
魅力的な幻想に満ちているのだろうか。
実験
自分のことばかり考えるとバカになる
人体実験は終わった。
次は、自分のことばかり考えると
被曝する人体実験がはじまった。
生産者も消費者も新しい実験が好きだ。
兵器産業(放射線医学も含む)は
歴史上最大規模の実験データを無料で入手している。
絶対時間
学校で間違ったことを教えられると
それを打ち消すには
5倍以上の学習時間が必要になる。
移転しない学校で被曝すると
それを打ち消すには
こどもの人生は短すぎる。