決める力

誰が決めるのか

誠実に生きることは
本来、同じ問題だった。
人々は稼いで生きるために
権力に屈してしまうことに
風景のように馴染むので
これらは別々の問題に見えはじめた。
そして、
誰に決めて欲しいかに
すり替え
誰が誠実に見えるかで
問題を傍観し
人々は決める力を
あまりにも簡単に
代理人(=政治家)に与えてしまった。
真実を知り、
現実を決める力を
譲渡した夢想家たちには
もはや夢から覚める
エネルギーさえないのだ。