ストロンチウムで被曝した人間は
移動する最大サイズの
ホットパーティクルである。
日別アーカイブ: 2011年6月25日
非同時的な疎開
学校には
集団で同時的に通学してきた。
会社には
集団で同時的に通勤してきた。
しかし、
被曝した後に
個別に疎開させられるほど
不幸なことはない。
被曝疎開は
ゆっくり死んでいくひとびとを
非同時的に隠蔽するための
放射性物質の拡散方法になった。
軍事用語
<疎開>とは
軍事作戦における非戦闘員や産業を
敵の攻撃目標から免れさせることを
意味する軍事用語である。
核戦争と同レベルの
計画的内部被爆に誘導した
権力構造にかかわるすべての意志こそが
今世紀の核戦争なき<疎開>の起源である。
<疎開のすすめ>によって
概念の牢獄がより強化される前に
物理的に安全で平和な場所に
避難しなければならない。
人間は住む場所を
自分の意志で選ぶことができる。