月別アーカイブ: 2011年6月

国家

エコロジーの発見は世界を変えなかったが
核反応は国家を7日間で変えた。
国家のすべては虚偽であった。
虚偽は、
国家を衰亡ではなく
死滅させるだろう。

DNA

彼らは
互いに殺し合ったが
自ら一度もDNAを傷つけなかった。
直観が
直感とすり替えられ
蔑まされる時代を生き延びても
恐竜のように1億年以上も
この惑星には生存できないだろう。
(われわれはまだ400万年程度だ。)

直観

学校で被曝の危機を教育しないのは
教育の危機ではなく
未来へ生きることの危機でもなく、
あるいは
大気圏内で生まれて死ぬことの危機でもない。
ひたすら直観を
教育から、
そして科学から
除外した権力構造の廃れた真の姿なのだ。
と直観的に感じる。

ABCC

戦争がなかった
この半世紀間の平和は
この地獄を隠していただけだった。
ABCC(=Atomic Bomb Casualty Commission)を
検索してみれば
未来に続く地獄が見える。
(私は、子どもの頃、数人の仲間と共に
ABCCの研究棟に侵入して
ほとんどすべてのホルマリン漬け被曝胎児を何度も凝視して
何が起こったかを知った
最初の原爆2世の一人だと思う。)
現在の(財)放射線影響研究所は
ただの表看板だ。
放射性物質などの人体に与える
医学的調査だけで
この緊急事態のリスク回避にまったく無関心なのは
この地獄の正規代理人だからだ。
なぜなら、知っていて
再びなにが起こったかを調査するほど
主観的な非科学はない。

アブノックス

原子炉が不要なだけではない。
パイプと送電線、そして料金メータの
すべてが20世紀以後の最大の
アブノックスなのである。
宇宙のエネルギーは増えも減りもしないのだから
科学的に<エネルギーを消費>することは不可能である。
大気圏外宇宙を航行する惑星地球に
料金メータは不要である。

湯沸器

瞬間的にお湯を沸かして
また冷やす。
ただし、
大気圏が冷却した海水で。
効率の悪いデザインだけではなく
電気代は課金するが
地球に冷やし賃を払っていない
不作法なエントロピー族の時代遅れを
合法化する政治システムは
冷戦後最大の長期的熱戦の危機に陥っている。
■建造中の核爆発兼用型の湯沸器
 手前は格納容器の半球型の蓋
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