日別アーカイブ: 2011年9月18日

(続)放射線障害

人々はすでに無気力だ。
そして国家の不誠実を隠すために
非暴力が民主主義だと信じ込まされている。
しかし、これまでの法律家資本主義は
紛れもなく
より暴力的になることで成功してきた。
多数の被曝難民を
半径80キロ以内の
猛毒性のプルトニウムによる深刻な汚染地帯に
意図的に閉じ込めた行為は
もっとも残忍な暴力である。
そこでは
生存者への被曝医療行為さえ放棄されている。

放射線障害

母から原爆の日に何度か聞かされた
証言からも言えることは、
急性の放射線障害の外傷を伴わない
無気力と脱力感、疲労感は
被曝による組織の損傷から生じる
明らかな初期症状である。
短期間に進行する
放射線障害の医学的知識は
核分裂の物理学よりも知られていない。