樹は本当は数えられない
森の動く部分だ。
雲を構成する水分子のように。
月別アーカイブ: 2012年1月
森
人間の「樹を見て森を見ない」習慣は
森を見て樹を植えても
森にはならなかった経験から生まれた。
仕事
価値のある人間が少ないのは、
価値のある仕事で
成功する人間が少ないからではない。
ひたすら成功する人間を
目指しているからだ。
探査
真実が多数派に支持されることはない。
かといって、
真実が少数派から生まれるとは限らない。
真実は
つねに変化する宇宙のプロセスに
調和するための探査方法にある。
想像力
知識は読書に比例しないが、
想像力はその知識にも比例しない。
経験にさえも比例しない。
想像力が
読書よりも
知識よりも
経験よりも大切なのは
素心と同じように
学ぶ以前に与えられたものだから。
経済
21世紀の経済原理も、
富より大きな損失を無知な人
または自分がいない未来にまわすことだから
日本経済に想像力は不要だ。
素心
経験は初心から始まるが、
初心は素心から生まれる。
方法
新しいアイディアは
古いアイディアから逃れたときにやってくる。
つまり、逃れるためのアイデアが最初に必要だ。
続)絆の数
絆は手綱のように数えられる。
だから、すべての絆は
切断あるいは絶縁できる関係にある。
続)絆
その絆(きずな)は、
人を動かし、物事を処理するための
手綱(たづな)にすり替えられやすい。
実際、子どもたちを被曝させている国家が
最初に絆を求めている。
手綱の語源は靮(たづな=馬具)である。