日別アーカイブ: 2012年7月14日

経験について

学校では蓄積された知識から物事を考える習慣を訓練する。
優れた学習でさえ蓄積した知識にしたがった
より忠実な模倣にすぎないだろう。
模倣からやがて生き残るための優れた順応の方法が生まれる。
こうして学校で何ひとつ新しい発見が望まれないのは
概念の牢獄化がより強化される場所だからだ。
学ぶとは
過去の蓄積された概念と歴史に囚われることなく
もの自体を観ることである。
もの自体を観ることの知識は
その知識自体を否定する経験からのみ習得される。