貧乏人は金持ちに憧れている。
金持ちはより金持ちの真似をしたい。
金持ちになる欲望が
互いに似る方法を作り出している。
こうして格差社会には
退屈さの格差がなくなるのである。
月別アーカイブ: 2012年10月
続)火星探査
一つの隕石を理解しようとすると
未知なる太陽系全体に到達するように
生命がどこから来たのかを探査できるように
生命はデザインされている。
火星探査
地球外生命を最初に発見するのが
人類と考えるのは主観的だ。
地球外生命を発見するのが
火星外生命だとしたら。
続)群れについて
群れは教育の成果だが
真の教育はその群れを破壊する。
群れについて
利害関係を重視する人々は
自発的に仲間を探して群れを作る。
しかし、自分たち以外の群れへの無関心によって
彼らの利害は完全にコントロールされている。
利益について
価値生産において、
科学者は自分たちの発明による物理的な作用効果を予測できるが
経済学の専門家でないという理由だけで
資本主義には他のイデオロギーにはない
<てこの作用(=leverage)>を見いだせる特有な現象を
物理的実験によって独自に検証してこなかった。
(彼らは研究費が支給されなければ検証できない経済システムで
暮らしているが故に、環境条件そのものを科学の対象にできない。)
あたかも自分たちのものであるかのようにふるまうが
その機能は自然が生み出したのであり
<利益を稼いでいる>のは資本主義ではない。
92種の元素とその相互の結合システムを生み出したのは
資本主義や他のイデオロギー、そして科学者でもない。
価値の増大は自然の本質である。
多くの虚偽は資本主義によって生産される。
21世紀の<利益を稼ぐ>電子的方法は
この<虚偽の増大作用>をより加速することに利用されている。
シナジェティクス・モデリング
認識のプロセスとしてのシナジェティクス・モデリングが
けっして幾何学派のオブジェに堕落しないのは
美的な存在理由を優先させる思考を
シナジェティクスから排除しているからだ。
認識という客観的な包括性のために。
続)知恵袋
過去のどんな偉大な科学的発見も個人によってなされきた。
しかし、宇宙の諸原理を個人が発見しても
原理の発見者に<原理の発見権>という概念を
与えられないように法律化したのは、
その発見者以外でも原理を応用する知識の獲得競争に自由に参入できれば、
つまり<原理の発見権>を無視して原理の応用に関する<特許権>を
成立させて発明者を国家的に保護すれば、
ほぼ無限に<特許権>を頭脳的に生成できるからである。
権力構造(=グランチ)は、
第1次産業革命時にはすでにこの無限性を熟知していたと思われる。
21世紀でも法律資本主義が成功し続けいてるのは
この独占的な特許制度の威力である。
知恵袋
発見された知恵が
人間が生まれる前から
宇宙の知恵袋に入っていることを
科学的に証明することは困難である。
無数の原理が詰まった
先験的なその袋の存在理由は
つねに科学の対象ではない。
頭脳vs知恵
知識は頭脳的に生成できる。
知恵は真実からのみ生み出される。
あらゆる知恵は
先験的な知恵の存在を暗示している。
現在の知的産業教育は
知識を頭脳的に増大させているだけである。
知識は群れとしての人間を頭脳的に支配できるから。