モデル言語における構造化は
構造における言語化の発見の後にやってくる。
テンセグリティ構造における圧縮材も張力材のように
テンセグリティ構造を構成する反対称的な要素は、
構造を離れてそれ自体の自律性を持たない。
(ギリシア哲学者による静的固体的な幾何学のモデリングの体系化から
25世紀間を経過した後に、
動的な幾何学のモデリングの構造化から
テンセグリティの原理の発見が始まったのである。)
シナジェティクスモデルと
デザインサイエンスにおける原寸大のプロトタイプモデルとの
本質的な分離は不可能である。
シナジェティクスモデルも原寸大のプロトタイプモデルも
実際に自然の原理が機能している。
しかし、21世紀の建築家のほとんどはモデリングから
主要な構造的な機能をすっかり除外した形態モデルを
<建築モデル>と呼んでいる。