クレジットシステム

「アメリカでさえ1979年のスリーマイル原発事故以来、
新規の原発建設が30年間凍結されてきた」
という主観的事実が原発爆発後の日本を何も変えなかったのは
個人が日々使用するクレジットシステムが
最大の客観的事実になってからだ。
それはちょうど100年前に決められたシナリオどおりだった。
ウッドロー・ウィルソンアメリカ合衆国大統領(Woodrow Wilson)が
<連邦準備制度理事会(FRB)条例=連邦準備制度>に調印したのは
ちょうど1世紀前の1913年である。
その連邦準備法によってアメリカのお金を発行する権利が
国際銀行カルテルに引き渡されたのである。
「準備」とは「預金準備」の意味であった。
その制度は世界恐慌にまで拡大したアメリカの金融バブル崩壊を
防止するどころか、連邦準備制度が明白な意図的な不作為によって
事態をより深刻化させたのである。
「私はもっとも不幸な人間です。
私はうっかりして私の国を滅亡させてしまいました。
大きな産業国家はその国自身のクレジットシステムによって
管理されています。
私たちのクレジットシステムは一点に集結しました。
したがって、国家の成長と私たちのすべての活動は
ほんのわずかな人たちの手の中にあります。
私たちは文明化した世界においての支配された政府
ほとんど完全に管理された最悪の統治された国家に陥ったのです。
もはや自由な意見による政府、信念による政府、大多数の投票
による政府はありません。
小さなグループの支配者によって拘束される政府と化しました。」
         ——————–ウィルソンアメリカ大統領
小さなグループの支配者は現在も<グランチ>の頂点にいる。