専門分化した科学技術に関する方法や効果的な工程、
科学的な方程式や文献などは教育できる。
しかし、科学を形成している<実在(Reality)>について教育できない。
その<実在>を科学的に証明できないからである。
月別アーカイブ: 2013年7月
直観
何かになろうとする願望によって学習するかぎり
努力は報われるという信念によって行動するかぎり
競争と支配の世界が確実に築かれる。
何かになろうとする願望は
組み込まれた葛藤と重圧を生むが
興味に基づいた学習と行動は
真実に接近できる喜びを生む。
その喜びこそが直観の源なのである。
浮遊するテンセグリティ
テンセグリティモデルから
構造に関するまったく新しい概念を発見できる。
しかし、テンセグリティ原理を認識するためには、
すべての古い構造の概念を捨て去ることが必要になる。
基礎に依存して自重をすべて大地に
流し続けていることを疑わない
古い構造の固有な概念を。
浮力や揚力を利用する船舶や航空機が
移動するために基礎部分をまったく持たないように
大気圏を浮遊可能なテンセグリティ構造は
人々を移動させるために存在している。
テンセグリティを浮遊させないで地上に係留する時も
より軽量で自律的でなければ安全ではないだろう。
テンセグリティは
バイオスフィア自体も
太陽系を軸回転しながら浮遊し
断層ネットワークがつねに振動していることを
前提にしたテクノロジーとして発展する。
無次元(dimensionless)
何者にもならない努力をすれば
何もすることはない状態がやってくる。
生きることから遠ざける指導者たちが
もっとも怖れている無次元(dimensionless)だ。
無次元とは
微小で取るに足らない
それゆえに
あるがままの無限の領域なのだ。
シナジェティクス原理
宇宙にあまねく存在する
シナジェティクス原理を研究する人は
決してそれをモデル化することはできない。
——自己を除外している限り。
風鈴
午後の静かな日陰の縁側に
吊り下げられたテンセグリティの共鳴する音に耳を傾ける。
微風で僅かに回転しながら振動するだけで
テンション材と空気が擦れ
そしてアルミパイプと共鳴しているのだ。
振動と共鳴の違いを
再現できるテンセグリティは
優れた風鈴だ。
やがて、その内部に
蜘蛛がもう一つの巣(web)を巡らすだろう。
続)<絆>実験
怖いモノが見えなくなる
<絆>によって
この2年間に少なくとも
50万人が予定よりも早く死亡している。
<絆>によって
想像力までも被曝したのだろうか。
内部と外部からの被曝を回避するすべての方法と行動こそ
自己のテクノロジーである。
☆これらの2つの図から未来ではなく
現在を想像できなければ太陽系には生存できない。
続)信念(believe)
宇宙の現実は、100%非政治的に組織されている。
そこでは、人間の信念は99%無効になるにちがいない。
信念(believe)
言葉なき未知の相互作用に出会うために
精神が自発的に担う探査こそは
シナジェティクスに他ならない。
シナジェティクスモデルは
その探査の過程で必然的に発見される。
これは信念(believe)ではない、
あまりにも非政治的なリアリティである。
エージェントシステム
エネルギーに満ちた政治指導者に
信念に基づいた行動を求める。
信念に基づいた行動こそが偽善を生む
これまでのシステムをより組織する。
日々の条件反射的な思考による
ありもしない政治による代理安定志向こそは
無秩序が拡大する原因である。
このエージェントシステムが
暗黒時代の安定期のためだっとは気づかれない。