子供の時に
国を愛せないように教育された最初の世代は
それを民主主義として学んだ。
半世紀後、彼らは郵政民営化(日本版ビッグバン)を歓迎した。
そして、最初の被爆国の被曝が
除染産業と共にほぼ永久的に拡大したのは
敗戦国から自己愛という先験的な仕組みが
計画的に破壊されてきたからである。
1989年の冷戦終結、ソ連崩壊に始まる
<終わりのない戦後>を知らない世代でも
敗者は敗者を愛せないばかりか
互いに傷つけ裏切る無意識に見せかけた
張りぼての行動は見事に持続している。
1200兆円の個人貯蓄の効率的運用は
<終わりのない戦後>の終着駅である。
日別アーカイブ: 2013年8月15日
自己愛
自分を愛してばかりいると
人を愛することができなくなるのではなく
子供の時に人に愛されていないと
自分を愛することができない仕組みがある。
学校で学ぶことは
自己愛でさえほんの一瞬の<刷り込み=imprinting>によって
自己と他者との相互関係から生まれるという事実だけだ。