大規模な宇宙の質量欠損問題 (missing mass problem) が
暗黒物質(ダークマター)の概念を形成した。
ダークエネルギーは
宇宙の質量及びエネルギーの約7割を占める。
この作業仮説上のエネルギーは
偶然にも、地球惑星の全表面積に対する海の占有率に等しい。
ダークマターが26.8%
すべての原子などを含むダークマターでない物質の占有率は
僅か4.9%程度なのである。
質量欠損(mass defect)の概念からは
宇宙の大半の質量を未だ説明できない。
defectとは欠点,欠陥を意味する。
質量欠損(mass defect)という思考言語に
すでに概念上の重要な欠損があるかもしれない。
シナジェティクスでは、defectではなく
崩壊や対消滅を意味するannihilationを使用する。
全体というデフォルトはけっして不足してはいないのである。
日別アーカイブ: 2013年10月28日
理論的洞察
シナジェティクス理論は
世界が如何にあるべきかという知識ではない。
シナジェティクス理論の形成過程は
思考の過程そのものである。
シナジェティクス理論とは、
洞察力の効果的な形式であり、全体を見ることなのである。
これまでの思考言語の牢獄から抜け出るためだけではなく
抜け出たときの世界の見方を表すためである。
言い換えれば、経験が洞察を生むのではなく
経験は洞察によって形成されるのである。
理論的洞察こそが、より有機的な全体を形成する。
そして、ついに洞察力のもっとも効果的な形式を超えた
<宇宙の原理>が発見されるのである。