見るものは限られたものであり、
そこには新しい現実はない。
優れたシナジェティクスモデルには
思考によって
時間と空間が分断され
見るものとあるものとに分離された断片を
新たなモデル言語の生成によって
全体を回復させる機能が内在している。
シナジェティクスに時間が含まれるのは
時間と空間を統合するためである。
シナジェティクスは明らかに
これまでのスタティックな幾何学ではない。
見るものとあるものは
モデル言語の生成によって
はじめて結合(文節化=articulation)する。
認識とは
文節化による現実化(realization)である。