20世紀の脱工業化によって
科学がテクノロジーを
テクノロジーが産業を
産業が経済を
そして、
経済が政治を
先導する時系列的な構造が再認識されてきた。
あらゆる政治的指導者は
重要な出来事の終わりのしっぽの方で
選ばれているにすぎなかったのである。
より長くより細くなるほど
左右により大きく揺れる<ロングテール>の
指導者だったのだ。
そのテールの長さと揺れは
けっして科学を先導できないばかりか
経済さえも先導できないのである。
個人の直観と経験のみが
つねに新たな科学的探究心を先導しているのである。